天国へ行くための136の方法

どこにでもいる天鳳七段(天鳳プレーヤ名:橋本千光年)が麻雀やマンガについて考えます
ラーメン修行のため、あまり更新しません

なぜ彼らはチームプレーに徹しないのか? 〜来賀ワールドの住人たち〜

チームワークの意味
(『ONE OUTS』第15巻)

先日行われた「第一回麻雀プロ団体日本一決定戦」は、日本プロ麻雀連盟の優勝で幕を閉じました。通常の個人戦とは異なる、麻雀界はじまって以来の本格的なチーム戦は、各プロ団体を背負う選手の真剣味が画面を通して伝わり、見応えがありました。選手のインタビューや観戦記にも、チームに対する思いがあふれています。

「ゴールは目立つ。でも一人では戦えない。絶対的に信頼できる仲間だからこそ、いつかパスが来るのを信じて前線で待ち続けられるのだ」(最高位戦・平賀聡彦プロ)

「自分+アルファの力がとても大事じゃないかと思ったね。自分だけで戦っていたら気持ちが切れてしまいそうなところでも踏ん張れたり……。この大会に出たいと思っていても出られない仲間のこともあるし」(RMU・河野高志プロ)

そんな折、ふと週刊漫画ゴラクを手に取ったところ、『天牌』ではあいもかわらずチームワークのかけらもない闘牌が繰り広げられていました。一体、こいつらはなにをやっているのか。もうこれ以上黙っていられない。そんな思いから、今回の記事を書くに至りました。

そもそも、天牌雀士たちのチームワーク無視は、昨日今日はじまった話ではありません。


VS時代小説家(『天牌外伝』第3巻)

『天牌』のスピンオフ作品でありながら、どっちが本編かわからなくなるほど続いている『天牌外伝』の第3巻で、主人公の黒沢さんは、ギャンブル狂いの時代小説家と2対2のコンビ麻雀を打つことになります。

師匠の新満さんとコンビを組んで対戦する黒沢さんですが、2人は、味方のよっちんですら疑問を抱くような打ち筋をみせます。

よっちんの疑問
(『天牌外伝』第3巻)

しかし、まるで協力する気配をみせない黒沢チームが、時代小説家チームを圧倒します。

コンビ打ちなぞしてねえ

そして、この一言。

もっと気をつけないといけねえのは…

相手を気遣うあまりに

そ、そうかなあ、と多少の違和感をおぼえはしたものの、熱心なファンにとっては、おれたちの兄貴・黒沢さんのいうことは絶対です。一歩引いた読者にとっても、しょせん肝臓が半分イカれた雀ゴロとボケ老人のやること、と見過ごすことができました。かかっている金額もたったの2億円です。


渋谷決戦(『天牌』第35〜48巻)

天牌世界の裏社会の二大勢力である波城組と黒流会が、麻雀で雌雄を決するために行われたのがこの渋谷決戦です。

10億の勝負
(『天牌』第35巻)

開戦から2連勝を飾った波城組のよっちん(伊藤)がトップ目に立つ3回戦のオーラス、点数状況は以下でした。

波城組伊藤38200
北岡1300
黒流会三國34200
八角26300

味方の北岡からのロンの声に、誰もが、よっちんの振りトップの逃げ切りを確信しますが、

よっちん失墜
(『天牌』第36巻)

なんと、北岡の手牌は、ドラの7zが暗刻のメンホンイーペーコーの倍満!
この振込みで、よっちんは3着まで順位を落とします。

トップ・ラスのプラマイゼロから、3着・ラスの1億5千万の損失を組に負わせておいて、北岡はこのドヤ顔。

思っちゃわない?

波城組の幹部・中釜さんからの叱責もどこ吹く風です。

お前誰と勝負してんだ

しかし、この後、ツキを失ってボロ負けしたよっちんは代打ちを引退、北岡にも光明がさすことはなく、波城組は10億の負債を抱えることになります。


第二次天狗決戦(『天牌』第52〜61巻)

その後行われた、新宿の賭博利権と10億を賭けた波城組VS華僑グループの勝負。
波城組リードのまま、絶対的な強さを誇る波城組の代打ち・津神の親番のオーラスが流局し、勝利します。

これには実況担当の波城組のチンピラたちもニッコニコ。

ニッコニコ
(『天牌』第61巻)

と思いきや……

テンパイ

まさかのテンパイ宣言!

これには温厚な中釜さんもブチキレます。北岡のときといい、身勝手な部下に振り回される中間管理職の悲哀が身につまされる人も多いのではないでしょうか。

お前気ィ狂ったのか!

激昂する中釜さんを、意味はよくわかりませんがとにかくすごい自信ありげなセリフで黙らせ、津神は親番を続行。

お前らの終幕は俺の始まりに過ぎない

ここから津神の大連荘がはじまるのかと思いきや、あっさり逆転負けします。

ば…バカな

この後、組を追われた津神がツキの坂道を転げ落ち、ホームレスまで落ちぶれたのも、すべからく道理というほかありません。

ピカピカぴかりんじゃんけんポン♪
(『天牌』第76巻)


新宿頂上決戦(『天牌』第84巻〜)

そして、現在、週刊漫画ゴラクで進行中の遼VS華僑グループが新宿の覇権を争う新宿頂上決戦。

トータルトップ者を出したチームが勝つという条件の3回勝負のうち、2回戦を終えて、点数状況は以下になります。

遼チーム影村+20.2
津神-4.2
王チーム松本+50.2
-66.2

このまま松本さんがトータルトップを維持できれば、王側の勝利です。

ところが、3回戦の東1局1本場、ダンラスの荘は、敵チームの遼(影村)から出たメンホンのアガリ牌をまさかの見逃し。

荘_見逃し1
(週刊漫画ゴラク 2016年9月30日号 No.2531)

そして、山越しで味方チームの松本さんからハネ満を直撃します。

荘_見逃し2
(週刊漫画ゴラク 2016年10月7日号 No.2532)

お前らさあ……

荘_見逃し3

お前ら、もういい加減にしろよ!


真のチームワークとは

このように、味方を背中から狙い撃つような天牌雀士たちの闘牌には、一切チームワークを見出すことはできませんでした。

しかし、一方で、次のような意見もあります。

作者である甲斐谷忍先生が野球版『アカギ』と呼ぶ、実質的に麻雀マンガといっても過言ではない『ONE OUTS』によれば、

それはまったくの幻想だ

それが真のチームワークじゃねーーのかな
(『ONE OUTS』第15巻)

電脳化技術が発達した未来社会を舞台に、テロや暗殺等の犯罪に立ち向かう公安9課の活躍を描いたアニメ『攻殻機動隊』によれば、

荒巻課長1

荒巻課長2
(『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』第5話)

つまり、一見、スタンドプレーにしかみえない天牌雀士たちの闘牌は、その実、真のチームワークに根ざしたものだったのです。

さて、スタンドプレーに走った人間のその後はというと、

北岡
10億の負債を負わせて波城組を脱退 → 新宿のチンピラと手を組んで、京都の雀荘を地上げ → イチゴ農家に

津神
10億の負債を負わせて波城組を破門 → ホームレス → 新宿のチンピラに拾われ、その子分に

前例にならえば、荘さんも新宿頂上決戦後は、現在は敵として対戦している新宿のチンピラ(遼)と手を組んで、タケノコ農家でもはじめそうな気がしないでもありません(その前に津神に撃たれそうですが)。

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麻雀の市場規模データを更新しました⑤ 〜BLEACH完結記念編〜

…嘘………だろ…
(『BLEACH』第20巻)


『BLEACH』は終わっちゃったけど、私はブログを続けるよ!

今年の『レジャー白書』が出版されたので、改めて、麻雀の市場規模データを更新しました。
雀荘数については、『警察白書』の「第2章 生活安全の確保と犯罪捜査活動」を参照しています(2015年のデータについては「平成27年における風俗環境の現状と風俗関係事犯の取締り状況等について」を参照)。


1.麻雀の市場規模データを更新しました

2.いつから錯覚していたのか?

3.世界はどう在るべきか?

4.それでも歩み続けられるか?



1.麻雀の市場規模データを更新しました

今年の『レジャー白書』によれば、2015年のデータは以下でした。

  • 麻雀ゲーム料・雀荘数・参加人口の推移
        
麻雀ゲーム料     
雀荘数     
参加人口

比較

※2009年から、調査手法が訪問留置法からインターネット調査に変わっています。
 2009年に参加人口が急増したわけではありません


データピーク時前年
(2014年)
現在
(2015年)
麻雀ゲーム料3,590億円(1985年)510億円520億円
雀荘数36,173軒(1978年)※10,376軒9,626軒
参加人口※2,140万人(1982年)870万人600万人
年間平均費用35,700円(1986年)5,700円6,600円

麻雀フェスタさんの記事によると、この数値には、実際には廃業しているが廃業届を
 出していないので営業扱いにされている店舗も含まれているため、実際の店舗数は
 5000~6000軒
ではないかということでした。

※麻雀の参加人口が正式に記載されるようになったのは『レジャー白書 1983』から
 なので(それ以前に「1979年の麻雀の参加人口は1620万人」という記載あり)、
 1981年以前に参加人口のピークがあった可能性があります。


( ゚д゚) ・・・

(つд⊂)ゴシゴシ

(;゚д゚) ・・・

(つд⊂)ゴシゴシゴシ

データピーク時前年
(2014年)
現在
(2015年)
参加人口※2,140万人(1982年)870万人600万人
(▲270万人)
  _, ._
(;゚ Д゚) …!?

あれっ、おっかしいなあ。去年、麻雀人口は劇的に増えたはずじゃなかったの?


2.いつから錯覚していたのか?

一体いつから―鏡花水月を遣っていないと錯覚していた?
(『BLEACH』第45巻)

『レジャー白書』は、約3000人のサンプルから、15〜79歳人口約1億人に対する推計を行っています。クロスチェックできるような同種の統計データが存在しないため、特に単年の結果には、サンプルの偏りによる統計誤差の可能性が絶えずつきまといます。ただし、その場合、ここ数年の各種レジャー産業の参加人口・市場規模は減少傾向にあるため、2015年の減少よりもむしろ2014年の増加の方が統計誤差の疑いが強くなります。

したがって、昨年から錯覚していたという可能性もありますが、2014年の参加人口の増加と2015年の参加人口の減少の理由を『レジャー白書』のデータをもとに簡単に考察してみます。

  • 各種ゲーム・ギャンブルの参加人口/市場規模
レジャー201020112012201320142015
麻雀1,240960760650870600(万人)
640560580560510520(億円)
囲碁610380400280310250(万人)
将棋1,200830850670850530(万人)
ゲーム
センター
3,0001,9101,8601,5401,9201,480(万人)
4,7604,6604,6004,4304,2404,050(億円)
家庭用
ゲーム
4,2903,3403,0802,5302,6802,170(万人)
5,3205,0204,8704,4303,9903,480(億円)
オンライン
ゲーム
1,1601,1401,6401,500(万人)
2,3704,6707,0608,420※9,3109,630(億円)
パチンコ1,6701,2601,1109701,1501,070(万人)
259,830254,890256,720250,050245,040232,290(億円)
中央競馬1,130930960840890790(万人)
24,28022,94023,94024,05024,94025,830(億円)
データ201020112012201320142015
総実労働時間
(正社員)
199619842011199719982009(時間)
総実労働時間
(労働者全体)
179817881808179217881784(時間)
余暇時間
ゆとり感指数
-2.8-1.6-2.2-3.6-2.0-2.1
消費支出318,211308,524314,229318,707318,650315,428(円)
余暇支出
ゆとり感指数
-9.1-7.3-5.1-2.6-3.0-2.2

昨年の記事とは、2014年のオンラインゲームの市場規模の数値が異なりますが、
 今年の『レジャー白書』で当該の数値が変更されていたため、こちらも変更して
 います。


余暇時間

2015年は、労働者全体の労働時間は減少していますが、正社員の労働時間は3年ぶりに2,000時間を超えました。労働者の約3/4を占める正社員とパートタイマーのギャップが拡大しています。
余暇時間が「増えた」とする人の割合から「減った」とする人の割合を引いた「時間的なゆとり感指数」は、前年よりわずかに低下しました。

余暇支出

実収入から税金や社会保険料等を差し引いた可処分所得は3年連続のマイナスとなっており、消費支出も2年続けてマイナスとなっています。
しかし、余暇支出が「増えた」とする人の割合から「減った」とする人の割合を引いた「支出面でのゆとり感指数」は、前年より上昇しました。

「労働時間の増加により余暇時間が減少し、その結果として、各種レジャーの参加人口が減少した」と説明できれば簡単ですが、労働時間の増減とレジャー人口の増減はあまり一致していません。レジャー人口の増減の理由をわかりやすく説明できるような指標はなさそうです。

個々のレジャーに目を向けると、オンラインゲームを除いて、唯一、ここ数年市場規模を維持している中央競馬SUGEEE!!!!、って感じですね。本場は減少、場外は横這いですが、売り上げの65%以上を占めるネット発売が伸び続けているとのことです。
昨年11月の改正競馬法の施行で、海外の主要レースの馬券もネット発売されるようになったため、今年はさらなる増収が見込まれます。「与党自民党でも「競馬推進議員連盟」(会長・橋本聖子参院議員)が積極的に法改正を後押しした」といった記事をみると、圧力団体というものの強さについて考えさせられます。

  • 麻雀の年代別参加人口(万人)
全年代10代20代30代40代50代60代70代
20091,35087258193157199458
20101,24087193201182172404
201196087168145109137313
20127603611913112188116150
201365038103928810013692
201487038116125104102196189
20156003670708751102184
前年比-270-2-46-55-17-51-94-5
※年代別参加率と各年10月1日現在人口から年代別参加人口を推計

年代別参加人口をみても、もともと参加人口が少ない10代(15〜19歳)と、70代を除く全年代で、麻雀人口は大きく減っています。

  • 麻雀の参加者に占める50代以上の比率
1997200720142015
29.6%43.8%55.9%56.2%

そして、麻雀参加者のシニア化は今年もさらに進みました。

もぅダメ。もぅマヂ無理。



3.世界はどう在るべきか?

勝者とは常に世界がどういうものかでは無く―
(『BLEACH』第48巻)

麻雀にとっての好材料に目を向けると、中央競馬を躍進させたインターネットの利用が、リアル麻雀にも導入されました。


リアル麻雀ランキング「麻雀の頂」

麻雀の頂

先月末、リアル麻雀プレイヤーのランキングを可能にするシステム「麻雀の頂」の誕生が、ニッカンアミューズメントの麻雀ニュースによって報じられました。

リアル麻雀ランキング

 麻雀において、誰が一番強いのかというのは、長年の疑問であり、かつ証明できないものだった。オンライン麻雀ではレーティング、段位、称号など、さまざまな呼称でプレーヤーの順位を付けている。だが、リアル麻雀では大会、リーグ戦などは行われるものの、順位付けも一時的なもの。だれもが同じ指標のもとで強さを示されるものがなかった。これを具現化しようというのがランキングシステム「麻雀の頂」だ。

 この取り組みの鍵となるのが、最新の全自動卓だ。卓メーカーの大洋技研の最新機を用いることで店舗、順位、点数をデータ管理することができるようになる。
また、最新卓でなくても店舗スタッフが入力することで、順位のみであれば反映させられる。年内で参加が見込まれるのは約1万人。各自、店舗で配られるデータカードを持つことで、自身の成績を登録できる。また、ランキングサイトを見れば、どの店にどんな実力のプレーヤーがいるかがわかるというわけだ。

リアル麻雀ランキングが成功した暁には、オンライン麻雀ランキングとの連結も視野に入れている。“真の強者”が明らかになった時、日本の麻雀界が経験したことがない大きな力が動きだす。

昨年の記事で、こうしたリアル麻雀ランキングのことを、リアルとネットを連動させるための仕組みとして書きました。しかし、今のところは、ネット麻雀ファンをリアル麻雀に取り込むまでには至らず、もとからフリー雀荘に通っていたファンがよりハマる仕組みのように思えます。本格的にネットと連動するのは、「オンライン麻雀ランキングとの連結」を待ってからになりそうです。


AbemaTV 麻雀チャンネル

今年の4月から、藤田社長のサイバーエージェント社とテレビ朝日が運営するインターネットテレビ「AbemaTV」がはじまりました。30近いチャンネルのうちのひとつである麻雀チャンネルでは、24時間無料で麻雀番組を放送しています。

AbemaTV視聴数ランキング

上に示したのは、先週9月13日(火)のAbemaTV視聴数ランキングです。
ぼくらの「カードキャプターさくら」が8位にランクインしている点もみのがせませんが、「第一回麻雀プロ団体日本一決定戦」が2位を占めています。これ以外の日をみても、麻雀番組がかなりの視聴数を集め、ランキングの上位に食い込んでいます。7月に行われた、高須院長やホリエモンが出場した「坊主麻雀〈第二弾〉」は、日曜深夜の放送ということもあり、なんと110万もの視聴数を集めましたほえ~!


『咲 -Saki-』実写化

「咲-Saki-」実写化プロジェクト

昨年の記事には、次のような予想を書いていました。

ドラマ版『アカギ』やNMB48の麻雀バラエティによって、若年層の麻雀ファンが増加する(かもしれない)

が、ダメっ…!

10代と20代を合わせた麻雀人口(正確には15〜29歳の麻雀人口)は、昨年の154万人から106万人に減っているので、この予想はまったくの的外れに終わりました。しかし、今年の12月から来年にかけて、『咲 -Saki-』の実写化が予定されています。

アカギがダメでも、咲さんならっ…! 咲さんならやってくれるはずっ…!


4.それでも歩み続けられるか?

だから人はその歩みに―
(週刊少年ジャンプ 2016年9月5日号 No.38)

今年の『レジャー白書』のテーマは、「少子化時代のキッズレジャー」といういかにも麻雀とは縁が薄そうなものでした。ここでいう「キッズ」とは、5〜14歳の子供を指します。レジャー白書の調査対象は15〜79歳なので、このデータにより、従来フォローされていなかった層がある程度補完されることになります。麻雀の参加者は年々シニア化が進んでいるので、対極にある80歳以上の実態も気になるところです。

データの一部を引用すると、

  • 各種ゲームの子供の参加率・親からみた期待率
レジャー5〜14歳の参加率親からみた
期待率
全体(参加人口)男子女子
家庭用
ゲーム
51.2%(536万人)57.8%43.6%13.1%
ゲーム
センター
41.5%(447万人)43.1%39.7%8.1%
オンライン
ゲーム
17.5%(179万人)22.1%12.3%4.2%
将棋14.9%(153万人)21.6%7.3%13.8%
囲碁3.1%(34万人)4.4%1.7%6.0%
麻雀0.8%(8万人)1.5%0.0%0.8%

全然期待されてねえ。

ただし、この調査は子供本人ではなく同居する大人を対象にアンケート調査しているので、子供たちが大人には知られずにこっそり麻雀をやっている可能性はあります。
なお、今年の参加人口(15〜79歳)に、このキッズ(5〜14歳)の参加人口を加えると、将棋 683万人、麻雀 608万人、囲碁 284万人となり、麻雀と将棋の参加人口は逆転することになります。

このように親からはまったく期待されていない麻雀ですが、子供に対するギャンブル教育の必要性を訴える意見もあります。


チンチロリン・ハイボール

(前略)我が国日本はイギリスと並んで世界にも稀にみるギャンブル大国でありながら、あまりにもギャンブルの「リスク」に関する基礎教育が不足しています。昨今、スポーツ選手の賭博問題で大騒動となっていますが、実はギャンブルに対する基本的な教育が不足しているのはスポーツ選手だけの話ではなく、我々日本人全体の問題です。

 我が国では、義務教育期間中に酒やタバコに関するリスク教育が行われるよう文科省の定める学習指導要領に指定されていますが、一方でそれらと同様に「大人になってからリスクをキッチリ理解しながら嗜むべきもの」とされている賭博に関しては、一切のリスク教育が為されていないんですね。
一方で、世に出れば合法、非合法に関わらず賭博性を持つ遊びというのもの溢れているワケで、昨年発生したプロ野球選手、そして今回発生したバドミントン選手に例を見るまでもなく、当然のように「賭博との付き合い方」を間違えてしまう人間がそこに発生するワケです。

ギャンブルリスクには、以下の2種類があります。

(1)「ギャンブル依存症や反社会的勢力との接触」という社会的なリスク
(2)「確率をもとにした期待値への不理解」というギャンブルの本質にかかわるリスク

上に示した記事では、その両方に対する教育の必要性が述べられていますが、文部科学省が検討に着手する等、現実味があるのは(1)の方です。
しかし、(2)の期待値計算は、人生のさまざまな局面で必要となるものであり、麻雀をはじめとする不完全情報ゲームを通じたギャンブル教育も(1)に劣らず重要です。

大切なお子さんがFXで有り金全部溶かして「ぬ」と「ね」の区別がつかなくなったりしないように、全国の親御さんには、家族で卓を囲むなど、幼少期からのギャンブル教育をぜひともオススメしたいところです。

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第3次麻雀ブームは本当に起きるのか⑤ まとめ

ブームの待ちに乗り遅れるな!
(『牌賊!オカルティ』第4巻)

5.まとめ


(1) これまでのまとめ

(2) 「ブーム」をどう考えるか

(3) 囲碁ブームを考える

(4) ポーカーブームを考える

(5) 第3次麻雀ブームは本当に起きるのか



(1) これまでのまとめ


麻雀?
(『咲 -Saki-』第1巻)

今年の4月にニッカンスポーツ・コムに掲載された記事「麻雀ブーム再来なるか ネットでファン拡大」とプラスα(緑色の部分)を検証した結果を表にまとめると以下になります。

ポイント結果評価
1ネットで
ファン拡大
麻雀の参加人口は前年より220万人増加。
リアル麻雀は衰退し、ネット麻雀への移行が進む。
若年層だけでなく、シニア層のネット麻雀人口も
増えている。カジノ型デイサービス等、リアル麻雀の
機会も増加中。
2新たな
ファン獲得
インテリ層の麻雀愛好家として注目を集める
藤田・勝間・津田の3氏は大活躍!
ドラマ版『アカギ』やNMB48麻雀番組で、今後、
若い麻雀ファンを獲得できるか?
3 リアルと
ネットの
連動
麻雀バル「ジャンナビア」は、リアルイベントにも
利用されているが、「麻雀+飲食店」は増えることは
なさそう。
「ネットで予選、リアルで決勝」形式の麻雀大会は
ごく少人数しかリアルでは打たない。
高額賞金の大会が注目を集めてはいる。
4世界的な
人気
欧米の麻雀団体関係者によれば、近年、麻雀人気は
高まっている。
世界的には中国式ルールが主流。
日本人選手の世界進出にはルールの違いがネック。

この記事は「麻雀ブーム再来のためのビジネスモデルを模索する」という視点で書かれていますが、ネット麻雀と比較して収益性が高いリアル麻雀人口の増加要因はあまり多くありませんでした。先月、クレディセゾンが優勝した麻雀企業対抗戦や、健康麻雀は収益性が低いそうですがシニア層の活発化くらいです。



(2) 「ブーム」をどう考えるか

第2次麻雀ブーム
(『煌々たる雀星 小島武夫伝』)

『レジャー白書』によれば、1970年代からはじまった第2次麻雀ブームのころ、麻雀の参加人口は2,140万人(1982年)でした。当時の人口は1億1870万人ですから、麻雀人口は総人口の18%。国民の5人に1人が麻雀を打っていました。
一方、現在は人口1億2700万人のうち麻雀人口は870万人。総人口の7%です。

データ ピーク時前年
(2013年)
現在
(2014年)
麻雀ゲーム料 3,590億円(1985年) 560億円510億円
雀荘数 36,173軒(1978年) 10,882軒※10,376軒
参加人口 ※2,140万人(1982年)650万人870万人
年間平均費用 35,700円(1986年) 4,800円5,700円

麻雀フェスタさんの記事によると、この数字には廃業届を出していない店舗も
 含まれているため、実際の店舗数は5000~6000軒ではないかということでした。
※麻雀の参加人口が正式に記載されるようになったのは『レジャー白書 1983』
 からなので(それ以前に、「1979年の麻雀の参加人口は1620万人」という
 記載あり)、1981年以前に参加人口のピークがあった可能性があります。


  • 麻雀の年代別参加人口(万人)
全年代10代20代30代40代50代60代70代
20091,35087258193157199458
20101,24087193201182172404
201196087168145109137313
20127603611913112188116150
201365038103928810013692
201487038116125104102196189
前年比+2200+13+33+16+2+60+97
※年代別参加率と各年10月1日現在人口から年代別参加人口を推計

麻雀人口が、現在の870万人から今後再び2000万人にまで盛り返すとは考えにくいので、そういう意味では、麻雀ブームの再来はありません。それでは、なにをもってブームと考えればいいのでしょう。

参考として、いずれも2000年代初頭に起こった、日本の囲碁ブームとアメリカのポーカーブームをみてみましょう。



(3) 囲碁ブームを考える

囲碁界の未来
(『ヒカルの碁』第17巻)

日本中に囲碁ブームを引き起こした少年マンガ『ヒカルの碁』は、1998年12月から2003年7月まで週刊少年ジャンプで連載され、2001年10月から2003年3月までアニメが放映されていました。
ちなみに、囲碁ブームは、1980年代の中国や韓国でも起きています。もちろんというか、そのときはマンガがきっかけではなく、中国の陳祖徳や、韓国の曺薫鉉李昌鎬のようなスター選手の活躍がきっかけでした。

囲碁ブームの例として、1998年に開催された「第1回全日本こども囲碁大会」(現在の名称は「ジュニア本因坊戦」)は参加者が600人しかいませんでしたが、第4回(2001)の参加者は2400人を数え、第5回(2002)は3500人、第6回(2003)では6200人に達しています(日本経済新聞の記事を参照)。
読売新聞のこの記事によると、「(2000年に開催された)第3、4回大会あたりから「ヒカルの碁」効果があったことを実感として受け止められました」ということなので、囲碁ブームは、2000年から連載終了の翌年の2004年までとしておきます。

  • 囲碁ブーム(2000〜2004)以降の参加人口(単位:万人)
        
麻雀     
囲碁     
将棋

各種ゲーム参加人口

※2009年から、調査手法が訪問留置法からインターネット調査に変わっています。
 2009年に参加人口が急増したわけではありません


上のグラフだと、囲碁ブームといってもたいしたことないようにみえますが、『レジャー白書』の調査対象は15~79才です。ブームによって囲碁人口が爆発的に増加した小中学生は15才以下なので、『レジャー白書』のデータからはほぼ除外されています。
15才以上にかぎっても、2000〜2004年の間に、麻雀は約400万人、将棋は約300万人と大きく参加人口を減らしたのに対し、囲碁はわずか10万人の減少にとどまり、参加人口を維持していました。

ここから、若年層(15~29才)のデータを抜き出すと、サンプル数が少ないので乱高下が激しいですが、ブームの影響がよりわかりやすくみてとれます。増加規模としては数十万人程度ですが、マスコミにもよく取り上げられ、マンガをきっかけに囲碁を始めたプロ棋士を何人も生み出しました。

  • 若年層(15~29才)の参加人口(単位:万人)
        
麻雀     
囲碁     
将棋

若年層ゲーム参加人口

※年代別参加率と各年10月1日現在人口から年代別参加人口を推計
※2009年から、調査手法が訪問留置法からインターネット調査に変わっています。
 2009年に参加人口が急増したわけではありません


1998年の『ヒカルの碁』連載開始から2014年までに16年が経過し、現在の20代はほぼヒカ碁世代といえますが、若年層の参加人口はぱっとしません。囲碁ブームは完全に収束した感があります。

  • 麻雀・囲碁・将棋の潜在需要
レジャー参加人口参加希望人口潜在需要
麻雀(2014)870万人1000万人130万人
囲碁(2014)310万人590万人280万人
将棋(2014)850万人870万人20万人
※参加希望率と各年10月1日現在人口から参加希望人口を推計

参加希望人口から参加人口を差し引いた潜在需要をみてみると、麻雀・囲碁・将棋の中では、囲碁が一番高くなっています。この潜在需要の高さこそ囲碁ブームの余波だと考えたくなりますが、ブーム以前から囲碁の潜在需要は200〜300万人いたので、この点でもあまり影響はなさそうです。
『レジャー白書 2010』によれば、麻雀・囲碁・将棋の潜在需要のほとんどは未経験者ということでした。つまり、囲碁は「やってみたいが手が出せない」人が多いレジャーということになります。ルールの複雑さや対局者の不在のせいなんでしょうか。そういう意味では、ブームが起こりやすいレジャーであったといえなくもありません。

また、『レジャー白書 2010』によれば、麻雀・囲碁・将棋の休眠人口は以下になります(将棋のみ今年のレジャー白書にも記載あり)。

  • 麻雀・囲碁・将棋の休眠人口
レジャー参加人口経験人口休眠人口
麻雀(2009)1350万人4120万人2770万人
囲碁(2009)640万人2200万人1560万人
将棋(2009)1270万人4440万人3170万人
将棋(2014)850万人3560万人2710万人
※経験率・休眠率と各年10月1日現在人口から経験人口・休眠人口を推計



(4) ポーカーブームを考える

Chris-Moneymaker-wins-WSOP

アメリカでは、2003年に、参加費86ドル(1万円)のオンライン予選から参加した当時27才のクリス・マネーメーカーが、ポーカーの世界大会であるWSOPメインイベントで優勝し、賞金250万ドル(2億9千万円)を獲得したことでポーカーブームが起こりました。その結果、WSOPは、2003年の参加人数839人から、6000人をコンスタントに超える規模にまで成長しました。
つい先日、ジョー・マッキーンの優勝で幕を閉じた今年のWSOPも、6420人が参加しています。

  • ポーカーブーム(2003〜2006)以降のWSOP参加人数(単位:人)
WSOP参加人数

ポーカーブームは、2006年10月に施行された「違法インターネット賭博執行法(UIGEA)」によって、多くのオンラインポーカーサイトが国外に去ったことで終焉したとされています。

ポーカーブームの再来はあるのかといえば、オンラインポーカーの情報サイト「USPOKER.com」「第2次ポーカーブームが起きない10の理由」という記事が掲載されていました。この記事によれば、

  1. ポーカープロ志望者が、より稼げる別のオンラインゲームに流れている
  2. エンジョイ勢も、YouTubeやTwitter、Twitchに流れている
  3. 現在のポーカープロは、アマチュアでは歯が立たないほど強く――
  4. アマチュアがゲームを楽しめないほど容赦がない
  5. 世界中にポーカーが普及し、新たな市場が存在しない
  6. 無法状態ゆえに成長したオンラインポーカーのグローバルな市場が、国や州の規制によって引き裂かれようとしている
  7. オンラインポーカーは、あまりにも多くのプレイヤーを食い物にしすぎたし――
  8. 多くの州にカジノができたことで、手軽さという利点を失いつつある
  9. ポーカーブームは、マネーメーカーの優勝だけでなく、いくつもの要因(プレイヤーの手札を写すホール・カメラの出現、映画『ラウンダーズ』のカルト的人気、ポーカーファンによるインターネット・コミュニティの発達、オンラインポーカーの勃興、ESPNによるWSOPの初放映等)が重なって起きたものであり、再現できない
  10. ポーカーにはもはや新鮮味がない

この記事からは、「ポーカーのギャンブル性に惹かれていたプレイヤーたちが、スキルゲームだと悟った」ことが、ポーカーブームの再来がない理由のひとつであることが読み取れます。

それでも、ブームの結果として、参加費1万ドルを払ってWSOPに参加する6000人を超えるシリアスプレイヤーが残り、WSOPのスピンアウト大会も世界中で行われるようになっています。



(5) 第3次麻雀ブームは本当に起きるのか

囲碁ブームとポーカーブーム、そして第2次麻雀ブームも、テレビや雑誌といったメディアによって、それまで興味がなかった層に一気に火がつくという流れでした。
ところで、囲碁ブームを引き起こした大ヒット少年マンガと、ポーカーブームを引き起こした世界的な大会という要素は麻雀にもありました。



『哲也―雀聖と呼ばれた男』

阿佐田は荒らしまくっていた
(『哲也―雀聖と呼ばれた男』第1巻)

『ヒカルの碁』と同時期の1997年7月から2004年12月には、週刊少年マガジンで、麻雀マンガ『哲也―雀聖と呼ばれた男』が連載されていました。

  • 若年層(15~29才)の参加人口(単位:万人)
        
麻雀     
囲碁     
将棋

若年層ゲーム参加人口

当時のマガジンは、ジャンプの発行部数を追い越す下克上を成し遂げていました(マガジンが発行部数首位だったのは、1997年11月〜2002年7月)。そして、『哲也』は8年間の長期にわたって連載され、アニメ化され、講談社漫画賞も受賞したほどの作品です。しかし、『ヒカルの碁』によって、全国の小中学生が囲碁大会に押し寄せたのとは異なり、『哲也』によって、全国の中高生がイカサマ麻雀で米兵から金銭を巻き上げるような現象は起こりませんでした。

『哲也』をきっかけに麻雀を始めた人もそれなりにいると思いますが、中高生は周りに興味をもった友人がいないと打てないので、やってみたいけどできなかった人も多かったかもしれません。当時、ネット麻雀としては「東風荘」が存在し、2003年には『哲也』と提携した「哲也@東風荘」も作られています(今月末でサービス終了)。しかし、連載中は携帯用アプリもなく、中高生には敷居が高かったのではないでしょうか。『哲也』連載時に、現在ほどネット麻雀環境が充実していれば、若年層の麻雀人口ももっと増えていたかもしれません。



ワールドシリーズオブ麻雀(WSOM)

WSOM

来月マカオで開催される最大賞金総額7000万円(最大優勝賞金3500万円)の世界麻雀大会「ワールドシリーズオブ麻雀(WSOM)」は、日本でも注目を集めています。
以前の記事で紹介したジャンナビだけでなく、天鳳や麻雀ウォッチでも代表選手を派遣することが決定し、日本人選手は現時点で約30人に上るようです。
大会の模様はテレビ放映もされますし、日本人選手が優勝すれば、ポーカーブームのようなことが起きないともかぎりません。

ルールに目を向けると、ワールドシリーズオブ麻雀が採用している44の手役は、日本のものとほとんど同じですが、リーチやドラはありません。また、出アガリでも他家3人が点棒を払うが、点数が高い場合は、振り込んでいない2選手は25点まで払い、放銃者が残りの点数を払うというのはややこしい気がします。
WSOPでは最後は上位2名の一騎打ちになりますが、麻雀大会の決勝では常に「目無し問題」がつきまといます。ワールドシリーズオブ麻雀の最終決戦は、得点持ち越しなしの1荘(連荘なしの16局)で行われるのであまり関係なさそうですが、終盤のトップ争いに水をさされることで、観客の興が削がれる展開になる可能性はあります。



『耕せば豊潤、荒らせば砂漠!』

耕せば豊潤、荒らせば砂漠!
(『牌賊!オカルティ』第6巻)

結論としては、今のところ、爆発的に麻雀人口が増加する要素は見当たりません。

ネット麻雀人口が増えているといっても、パズドラやモンストに匹敵するような人気は見込めませんし、企業対抗麻雀が一般のサラリーマンにまで波及するとは思えず、ワールドシリーズオブ麻雀での優勝を目の当たりにして、麻雀ファンがこぞってWSOMルールに腕を磨くような未来はちょっと想像できません。以前の記事に書いたように、麻雀には時間かかりすぎ問題があって、実働世代はリアル麻雀には参加しにくいんですよね。

それでも、現在は、いつでもネット麻雀を気軽にプレイでき、都市部ではフリー雀荘でリアル麻雀が楽しめ、時には国際的な試合も含む麻雀番組を月に何本も鑑賞できる環境が整っています。福地誠先生が『麻雀 10倍勝てるテクニック』(241ページ)に書いていた言葉を借りれば、「最高の時代」ということになります。

 博打時代が終わって、その香りだけ残っている現代は、麻雀を楽しむという点では最高の時代かもしれません。ネット麻雀みたいな純粋なゲームとして楽しむ道もありますし、博打の残り香をかぐことも可能です。

とはいえ、収益性の低いネット麻雀はいつサービスを終了するかわかりませんし、雀荘も年々減る一方なので、いつまでこの時代が続くかはわかりません。日刊スポーツの記事がいいたかったのも、ブーム云々より、麻雀界の継続的な発展のためにどうすればいいのか、ということだと思いますし、業界関係者だけでなくぼくらのような麻雀ファンも考えていかないといけないことなんじゃないかと思います。

最後に、潜在需要と休眠人口のデータをもう一度載せると、

  • 麻雀・囲碁・将棋の潜在需要
レジャー参加人口参加希望人口潜在需要
麻雀(2014)870万人1000万人130万人
囲碁(2014)310万人590万人280万人
将棋(2014)850万人870万人20万人

  • 麻雀・囲碁・将棋の休眠人口
レジャー参加人口経験人口休眠人口
麻雀(2009)1350万人4120万人2770万人
囲碁(2009)640万人2200万人1560万人
将棋(2009)1270万人4440万人3170万人
将棋(2014)850万人3560万人2710万人


今年のレジャー白書には休眠率上位30種目しか載っていないので、2014年の麻雀の休眠人口は(30位のサッカーの)2570万人より少ないことしかわかりません。
しかし、こうした数字をみると、隠れた麻雀ファンをなんとか掘り起こせないものかと思ってしまいますね。

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