◇サブタイトル
土曜ワイド劇場 温泉 (秘) 大作戦-第9作(2010年)「美人女将とパパラッチ!? 早春の気仙沼を巡る連続殺人!盗撮に秘められた驚愕の真実!! 究極のカキとフカヒレ三昧!」
◇出演者
森口瑤子、東幹久、高樹マリア、村田雄浩、野際陽子、いしのようこ、斉藤陽一郎、阪田マサノブ、永田耕一、瀧澤明弘、かんのひとみ、柳沢慎吾、森次晃嗣、徳井優、市毛良枝、宇津井香織、石井あす香、やない由紀、中村翼、羽柴誠、荒野哲朗、岸端正浩、コビヤマ洋一、山上賢治、戸田南、ワンチャオ、柊紅子、窪田吾朗、夏映子、宮原瞬、ぷぅさん、菅原友美、關根圭謄、桶渡佐百合、鈴木都重子、平坂政隆
◇キャスト
◇ゲスト
その他 | ||
宮原瞬 | ぷぅさん | 菅原友美 |
關根圭謄 | 桶渡佐百合 | 鈴木都重子 |
平坂政隆 | 気仙沼市のみなさん 気仙沼プラザホテルのみなさん 芸優 |
◇あらすじ
温泉宿再生のエキスパートたちが、依頼先の経営立て直しとそこに絡む殺人事件に挑む人気シリーズ「温泉秘大作戦」の第9弾。
旅館コンサルタント業界のカリスマにして城ノ内コンサルティング社長の城ノ内愛子(野際陽子)を司令塔に、ファイナンシャルプランナーの資格をもつ旅館経営のスペシャリスト、星野さつき(森口瑤子)をはじめ、創作料理を得意とする料理担当の島慎之介(東幹久)、温泉のスペシャリストであり、元刑事の経験を生かす敏腕リサーチャー、岩田幸平(村田雄浩)、館内装飾やおもてなしを担当する森田梢(高樹マリア)ら、“温泉宿の仕掛け人”たちの活躍を描く。
今回の依頼主は、宮城県気仙沼の海岸に立つ「気仙沼プラザホテル」のオーナー、田部琴子(市毛良枝)。全室オーシャンビューを誇る大規模ホテルの「気仙沼プラザホテル」は、時代の流れで団体客が減り経営の転換期を迎えていた。
現地入りしたさつき、慎之介、梢の3人は、まずホテル周辺をチェック。立派な外観を眺め、気合いを新たにするさつきたち。少し離れた場所では、カメラマン風の男がホテルの外観を撮影していた。その何気ない姿に、気を取られるさつき…。
ホテルでは、女将の田部琴子と支配人の高橋哲也(阪田マサノブ)、そしてさつきの銀行時代の後輩、阿部ゆかり(いしのようこ)が、さつきたちを出迎えてくれる。ゆかりは今、長年にわたってホテルに魚を卸している仲買人の父、竜作(森次晃嗣)の仕事を手伝っているのだ。久しぶりの再会を喜ぶ中、さつきたちはさっそく、それぞれの持ち場で実態調査を開始。すると、従業員たちはお客様をもてなす喜びを知らず、帳簿にも多くの無駄があることが判明する。まずは意識改革から始めようと確認し合うさつきたち。ところが、その矢先、ゆかりの父、竜作が殺害されるという事件が発生。良質な魚を卸してくれていた竜作の死は、ホテルにとって大きな痛手だ。ゆかりは父の死に動揺しながらも、仲買人の正式免許を継ぐのに必要な3カ月間、ホテルに迷惑をかけることを懸命に詫びる。その姿に、心を痛めるさつき。
現状報告を聞いた城之内は、すぐに岩田を招集。気仙沼にデベロッパーや大手観光グループが進出を目論んでいないかどうか、さらには事件についても調べるよう指示を出す。
さつきは琴子とともに、警察へ遺体を引き取りにいくゆかりに付き添う。そこで、さつきはゆかりの弟、徹(斉藤陽一郎)に会うが、徹はゆかりと何事か言い争うと、あいさつもせずその場を去っていってしまった。
琴子によれば、徹は子どものころから竜作にあこがれ、跡を継ぐ気でいた。しかし、竜作の目利きの才は、東京での夢をあきらめて帰郷したゆかりに受け継がれているという。仲買の免許は、一人しか継ぐことができない。遺された姉弟が衝突する皮肉に、複雑な思いを抱きながらホテルに戻る琴子とさつき。
二人がロビーに到着すると、そこには警察が待ち受けていた。竜作の殺害現場で発見されたかんざしが、琴子の物であるとして、警察は琴子を連行。相次ぐ衝撃に、従業員の間には一気に動揺が広がっていく…。