過日、原講師に案内をして頂いて、「茶」の世界にかかわるテ−マの美術展を2か所鑑賞してきました。 最初の美術館では 楽家15代+1代の(16代)と言うべきでしょうか、作品が時代を追って展示されていました。茶道とは縁の遠い所にいる作陶生活を続けた来た私には、茶についての曰くは良く分かりませんでしたが、時代を追って、伝統を受け継ぎつつ、自らの個性を見失わない作品を生み出している伝承者の強い意識には感動させられました。 また、 作品達と、それぞれ伝承者が、その時代、時代の経済力、科学力を取り入れながら茶の世界に、高い美意識を持ち込みながら発展 継承させてきている事にも驚きを感じました。初代の時代背景にある社会と 受け継い行く伝承者の時代背景には、おのずと差があり、ただ伝統を守ることに汲々としていては、この世界に見捨てられてしまうはずです。しかし、楽家代々の伝承者は 各時代の文化 経済 政治の全てを見続けながら「楽」自体の発展継承をし続ける事を成し遂げている事は脅威的で、文化の持つ圧倒的な強さを感じつつ、創作活動は社会の構成が変化し、その影響を受けるにしても、知的生産を伝承できる分野の一つなのだと教えてもらったようです。
 他の1か所の感想は、改めて書かせていただきます。