2009年02月

作る 造る 創る・・・25  習作展に寄せて

 今回は「対立物」から離れ、来る3月6日から開かれる私達のサ−クルの習作展について書かせていただきます。 
 サ−クルにとって何回目になるか分かりませんが、この会場で開かれるのは最後とのことです。とにかく、このサ−クルの習作展は来館者の多いので有名です。その理由の第一は、会員さんが沢山のお友達を誘ってくださること、また会場裏の控え室でのお茶等を飲みながらの歓談等が、人気の原因の一つかもしれません。
 しかし、なんといっても、展示される皆さんの作品の個性の豊かさが最大の理由でしょう。始めたばかりで1,2点しか作品がない初心者でもその作品の良さがわかっていただけるように工夫されて飾られますし、ベテランの方も、初心者の作品の中にある個性を良く見抜いて丁寧に鑑賞してくれます。これはこのサ−クルの伝統的な風習で、素晴らしい資産です。
 次に、この企画に殆どの会員さんが、受付や来館者への接待、Etcお互いに良く助け合って実行していることも会場内のム−ドを明るいものにして、来館者の方々の気持ちが和むような雰囲気であることでしょう。
 1回切り、お役目で会場に足を運んで知らん顔という会員さんはよほどの事情がない限り殆ど無いことも、会員さん同士の気持ちの共通点をより強くしてゆくようです。
 聞くところによると、もし次回やるとして会場の大きさ等の条件で色々難しいことが多いようです。そんな意味で今回の習作展は皆さんにとってとっても大きな意味を持つと思います。暇があれば会場に足を運ぶ、また其れが楽しいといういつも以上の会になるよう是非、ご協力下さる様お願いします。最後に、原先生の昼夜を分かたない努力を皆さんで思いを馳せてくだされば、自分の不注意事故で皆さんに十分なお手伝いも出来なかった、当講師としては嬉しい限りです。

作る 造る 創る・・・24 対極−対立物

 作り続ける。焼き物作りの世界に入ったときはこれは何のことも無く、「上手く出来ないな-」「こうすると上手く行く」「もっと早く作れればいいのに」くらいの気持ちで、たまに、自分の考えで作って見ると案外良く見えたりしたものです。この頃はとても楽しい時代でした。しかし、同じ仕事であることに「こんなことばかりやっていていいのかな-」と感じ始めたのが不運か、いつも目の色を変えて作り、他人の凄い技術を見て落ち込んだり、突然ひらめいた気分で作り「ヤッタ−」と喜んで翌日にはそのひどさにガッカリしたり、こんな日々を何年も続けているうちに、気がつくとわれながら昔の全てに亘っての到り無さだらけの作品と、今の自分の作品との歴然とした差に気が付きます。「量」が自分を変えていてくれたのです。一人で喜び、一人で自信を持ち、他人の冷静な目には気が付きません。だって、確かに人が変わったように別の、そしてたまに「いい作品ですね」等言われるわけですから。ところがこんな製作態度を続けていると、間違いなく行き場の無い袋小路に入って行くのですね。その前えに聳えているのは前回書いた「対極」という壁です。対極は「自分の過去の製作の対立物」として姿を見せ始めるようです。次回に・・・

作る 造る 創る・・・23  対極?

評判の良くない「量から質え」、まだ書き足りないうちですが、自分の中の変化が激しくなりついに、今までの作品に耐えられなくなってきたことを期に角度を変えて現状を書いてみようと思いはじめました。と言って新しい物が出来たわけでもありません。
 物を作るというのは、生活のため以外には強制されませんが、際限の無い挑戦です。幾ら創ってもこれで良いが無いのです。歴史に名を残す大家もおなじように見えるものを作っていながら、時とともにハッキリと変化を見せてくれますし、その人の一生の変化がハッキリと見て取れるのは皆さんもお分かりでしょう。これ自体は、理由があることを証明できるはずですが、本文とは無関係ですので別として、私は今頃になって物事に「対極」のあることに着付き始めました。「始めの対極に終わり」があり「上達の対極に停滞」があり 「希望の対極に絶望」がありETCと・・・。この対極は避けて通れない道でもあったようです。「上手になったねの対極に進歩してないね」もある様です。問題は「対極」これを感じられるか、感じられないかが、自分の現状発見や、スタ−ト時点の鍵の一つのように思いはじめています。長くならないうちに、次回、「対立物」に・・
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