問い「取り憑かれている人」
http://hasunoha.jp/questions/126

【ご質問内容】

幼少の頃、テレビ番組で怖い話をやっていたときの1シーンでこのようなことを見て覚えています。

詳細は忘れたのですが、身の周りで幽霊をみたり奇妙な現象が起こって困っている人が歩いていると、お坊さんがその人を見て、あなた大丈夫ですか? と取り憑かれているものが見えるような感じで話かけ、お祓いか供養のようなものをして、その人は奇妙な現象や幽霊を見なくなったみたいな。

この話は投稿者からの話。

この話に限らず、お坊さんには見えないものが見えるてきに描写された奇妙な話というのは見たり聞いたりするものです。

実際こういうことはあるのでしょうか?

【拙回答】

「憑依」や「霊感」に関連すること

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えとなります。

これまで、「憑依」や「霊感」に関連することは、下段参照の各問いの回答にても扱わせて頂いております。

丹下覚元様のご回答と同様に、本当の問題は結局のところ、それぞれが抱えてしまっている迷い・苦しみ(無明・煩悩・悪業)の心が生み出してしまっているものであると考えております。

とにかく、「霊感」や「憑依」やらと言ったことについては、人の不安、恐れ、弱みにつけ込んでの「破壊的カルト」の問題が常につきまとってくるものでもあり、実に気を付けなければならないと存じております。

基本的に、「霊感」や「憑依」について、拙生は「無記なる問題」として扱うべきであるとの立場ですが、たまに拙寺においてのご相談でも「偶然にしてはあまりにも・・」、「状況的にやはり疑わざるを得ない・・」と言った感じにて頑なに信じていらっしゃってどうにもならないといった場合がございます。

この場合、まずはその不安や悩み、恐れなどを取り除く上での、一つの方便として、もちろん古来より伝わる正式なお祓いや祈祷の修法などにて、その信じておられることを否定はせずに、一度受け入れた上にてご対応を致してから、聞き入れて頂けるような状態となったことを確認して、ようやくに本質的な解決方法についてのアドバイスを行うということをさせて頂いたこともあり、いきなり「霊感」や「憑依」を安易に否定して対応してはいけないと思ったことがあります。

ある意味での「プラセボ効果」を図ることで、それで心の安心・安定に繋がり、すぐに解決したり、本質的な解決へ向けた段階へとスムーズに到れたりとなる場合もあるかと存じております。

ただ、それが「破壊的カルト」にあたるようなことが無いように、また、「破壊的カルト」に騙されることがないように、常に慎重に見極めていくことが求められると存じております。

「霊感ってあるのでしょうか?」
http://hasunoha.jp/questions/68

「妻との信仰のすれ違い」
http://hasunoha.jp/questions/67

「信仰と不安」
http://hasunoha.jp/questions/84

「見えない力がはたらく」
http://hasunoha.jp/questions/100

川口英俊 合掌

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これまで拙生が回答させて頂きました内容は下記にてまとめて閲覧して頂くことができます。
http://hasunoha.jp/users/16