問い「不登校、学校に行くということ 」
http://hasunoha.jp/questions/416

【ご質問内容】

私は今、1ヶ月学校に行けていません。
いじめがあるなど明確な理由があるわけではありません。
学校へ行く意味を少し見失いました。
病院では適応障害と自律神経失調症との診断でした。心配してくれる友達や家族への申し訳なさもありそろそろ学校に行こうと思っているのですが、朝になると怖くなっていけません。
久しぶりの学校、周りの視線、、いろいろありますが頑張りたいです。背中を押していただけませんか??(>_<)

【拙回答】

「中道」

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。

学校へ行く意味を少し見失われて不登校になってしまわれて、適応障害と自律神経失調症との診断もおありとのことにて、医師や家族、先生、友だち、何よりもご自身の調子と相談しながらにて少しずつ復帰を目指されていかれましたらと存じております。

拙生は、「不登校」とは逆に「絶対登校」となり、実は小中高の12年間、無遅刻・無欠席・無早退でございました。中高では野球部のクラブ活動もしながらにて、我ながらよく頑張れたものだと思いましたものの、その無理なクソ真面目さが災いしてか、その後、胃潰瘍となって体調を崩したり、大学入試に失敗したり、大学生活も中途半端になったりと、やはり反動が参りました・・

仏教を学ぶようになって、何事も無理なくバランス良くが大切であると改めて思っている次第でございます。

仏教的な難しい言葉で言いますと「中道」となるのですが、とにかく無理できないならば無理しないことです。当たり前のことですが・・

例えば、琴の弦は強く絞めすぎると、やがて弦が切れてしまって音が出せなくなってしまいます。かといって、絞めるのが弱すぎると弦はゆるんでしまって音が出なくなってしまいます。強くもなく、弱くもない、中くらいに締めたところで琴の弦は丁度良い音が出ます。このように、加減をしっかりと推し図りつつに、無理せずにご自身のペースで取り組んで頂けたらと存じます。

また、どうしても他と色々と比べてしまうことで、自分を卑下したり、自己嫌悪に陥ったり、無理に自分を追い込んだりしてしまうかもしれませんが、「比べる」ことは意味が無いとだけ、今はとりあえず思って頂けましたらと存じます。「比べる」ことに関しましては、これまで過去問答にていくつか扱わせて頂いております。やや難しい内容もございますが、宜しければ参考にして頂けましたらと存じております。

あと余談ながら・・日本全国に色々な居場所づくりについて取り組んでおられて、前回の都知事選挙にも出馬された連続起業家の家入一真氏のご著書を読まれましても何か得るところがあるかもと存じますので、ご興味がございましたら是非に。

川口英俊 合掌

「Hasunoha」お坊さんがこたえるQ&Aサービス
http://hasunoha.jp/

これまで拙生が回答させて頂きました内容は下記にてまとめて閲覧して頂くことができます。
http://hasunoha.jp/users/16