問い「運気の悪い人生」
http://hasunoha.jp/questions/443

イジメ、ひいき、裏切り、DV、理解してもらえない神経症の被害…
これでもかというくらいの苦しみ、孤独、神経症との闘いで何度も生きることを断念しようと思ってきました。

前世で何か悪いことでもしたんでしょうか?
因果応報と言われるたびに自責の念で苦しんでます。

【拙回答】

「因縁果の理」について

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。

「因果応報」と言いますと、世間では印象的に何か悪いイメージを想起させてしまうことがあるのは、少し否めないことであるかとは存じます。

そこで、「因果応報」ではなくて、「因縁果の理」として理解して頂くのが良いのではないかと存じております。

この世における事象の結果には、必ずやその原因や条件(縁)がございます。

原因や条件なしに、いきなり何かが生起していく、変化していくということはあり得ません。

このことは、例えば、eutrka様がお生まれになられたのも、突然何もないところから、何ら原因や条件もなしにて生まれてきたわけではないことをお考え頂けましたらと存じております。生まれるためには、当然に無数の原因や条件があったはずでございます。

そして、今現在、eutrka様がお苦しみのことにも、もちろん必ずその原因や条件があるはずです。何も原因や条件もないのに苦しむようなことはあり得ないからでございます。

そこで、それらの原因や条件を今一度しっかりと検証することで、それらの原因や条件を変えることに努力することによって、これから改善、善処の余地は幾らでも大いにあるのではないかと存じております。

特に私たちの生・老・病・死、あるいは、愛別離苦・怨憎会苦・求不得苦・五蘊盛苦などの苦しみへの対処方法として、お釈迦様は、「因縁果の理」から、聖なる4つの真理である「四聖諦」をお説きになられました。このことは下記問いにても扱わせて頂いております。

問い「これからどうすべきか。助言をください。」
http://hasunoha.jp/questions/457

是非、eutrka様には、これからの仏教の学びを機縁として、どのように具体的に因縁果をより良くに調えていくべきかをお考え賜われましたらと存じております。

また、仏教では運命・宿命・決定論は極端論となり、「中道」に反するとして退けることとなります。このことにつきましては、下記問いの拙回答も参考として頂けましたらと存じます。

問い「運命には逆らえないのでしょうか?」
http://hasunoha.jp/questions/243

問い「生きていく意味」
http://hasunoha.jp/questions/93

川口英俊 合掌

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これまで拙生が回答させて頂きました内容は下記にてまとめて閲覧して頂くことができます。
http://hasunoha.jp/users/16