問い「既婚の姉が既婚者と不倫の末家出しました。」
http://hasunoha.jp/questions/504

【ご質問内容】

10年前に5年程お付き合いした後結婚した姉夫婦ですが、初めは子供も欲しいと考えていたようですが、姉が働くようになり、子供は要らないと言い出し、喧嘩も絶えませんでした。
義兄は、私からしたら全く厳しいとは思えず、私の母や私とも関係は良好でした。旅行に連れて行ったり、姉の趣味も自由にさせていたりと、口煩い様子ではありませんでした。
しかし、姉は数年前から結婚後すぐに就職した会社内で一つ年上の既婚男性と付き合っていたようです。
私も母も気づかず、不倫が義兄にバレ、一度は別れると約束した後また続いていることが義兄に発覚し、大喧嘩になり、家出しました。
私も母も不倫の件は姉が居なくなってから義兄に聞きました。
会社にはいるようですが、何処に住んでいるのかもわかりません。会社に出向こうと思いましたが姉の事を考えると他の人の目もあるため出来ません。
連日姉に連絡をしていますが出ません。母も私も義兄が不憫で仕方が無く、申し訳ない思いでいっぱいです。
相手の男性が姉と一緒になるとは到底思えず、姉はどうやら貯金も使い果たしているようです。
姉に何と伝えれば目を覚ましてくれのか、また離婚するならば、このまま義兄を縛り付けない為にはきっちり清算させないといけないと思っていますので、何か手立ては無いものかと毎日悩んでいます。
母も私も限界に来ています。このまま私達は、縁が切れてしまうのでしょうか。悲しくて仕方がありません。この悲しみはどうしたら姉に伝わるのでしょうか。教えて下さい。

【拙回答】

「許さないこと」も時に大切な愛情表現の一つ

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。

「許さないこと」も時に大切な愛情表現の一つであるかと存じております。

まず、不倫は立派な悪業(悪い行為)です。このことは、下記の問いにおいても扱わせて頂いております。

問い「配偶者の浮気について悩む友達に…」
http://blog.livedoor.jp/hasunoha_kawaguchi/archives/1002964052.html

『・・仏教では悪い行為をしてしまっても慚愧することにより、心から懺悔して悔い改めることが大切なこととなります。二度と同じ過ちはせずに、善い行い(戒律を守ることと積極的な他を利するための行いとしての利他行・慈悲行)に努め励むことで、今までとこれからの悪業を撃ち滅ぼしていくことが望まれることになります。問題はどこまで寛容になるべきかということでありますが・・』

義兄様も寛容に(恐らくこれまでに何度か・・)お許しになられていたことでしょうが・・結局、お姉様は出て行かれてしまわれたとのことにて、懺悔して悔い改めることができなかったようですね・・義兄様のつらいお気持ち誠に察するところでございます。

世の中には、好きな人のすることであれば、何でも許してあげる、認めてあげる、信じてあげるということもございますが、それが悪い行為であるならば話は全く別となります。むしろ、悪い行為を諌めて、反省させて、悔い改めさせる、償いをさせることこそが、真なる愛情のあり方となります。

ここは一度、厳しく突き放しておいて、猛省を促す意味でも、きっちりと離婚、賠償へと向けた落とし前も付けさせるべきでしょう。もちろん、一方だけの話を鵜呑みにするのではなくて、お姉様にも言い分が当然にあるかとも存じますので、しかるべく調停の場でも双方の主張をしっかりと鑑みた上で判断していくことも必要であるかとは存じます。

ただ、厳しく突き放すにしても、何処にも行き場が無くなって、それこそ自殺するまで追い込む必要もございません。一つのけじめ(離婚)が付けば、最終的に帰る場所として迎えることもいずれかの場面でタイミング良く伝えておくことも必要であるかとは存じます。

善処を祈念申し上げます。

川口英俊 合掌

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http://hasunoha.jp/

これまで拙生が回答させて頂きました内容は下記にてまとめて閲覧して頂くことができます。
http://hasunoha.jp/users/16