問い「幸せとは」
http://hasunoha.jp/questions/1039

【ご質問内容】

幸せの価値観は人それぞれですが、
よく言われるのが、 満足度を高めるや、豊かになる、誰かの役に立つなどだと思います。
私も満たされた生活こそ幸せだと感じますが、
満たされる=必要とされる、没頭できる、会話をしてくれる人がいる、等々だと思っています。
しかし、それが『幸せ』なのですか?
『幸せ』って何ですか?
そのために『どんな生き方』をすればよいですか?

【拙回答】

真なる目覚めへと向けて

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。

「幸せ」に関しましては、最近では下記の問いにお答えさせて頂きました。

問い「幸せとは」
http://blog.livedoor.jp/hasunoha_kawaguchi/archives/1019837645.html

確かにおっしゃられていますように「幸せ」の価値観は人それぞれです。また、世俗的には、満足すること、欲望を満たすことが「幸せ」というものになるでしょうが、仏教における「幸せ」とは、欲望を満たすような世俗的な意味合いでの「幸せ」ではなく、「涅槃・悟りの境地」という「究極的な幸せ」を目指すものとなります。まさに、目覚め様のお名前のように、真理に目覚めることが求められることになります。

世俗的な満足や幸せは、いつまでも続くようなものではありません。必ず壊れてしまい苦しみとなるものでしかありません。「壊苦」(えく)でありますが、苦しみの本質には、「行苦」というものが控えていることを理解することが大切なことになります。「一切行苦」に関しましては、下記の問いにてもお答えさせて頂いております。

問い「生きることについて」
http://blog.livedoor.jp/hasunoha_kawaguchi/archives/1017172785.html

『・・「行苦」とは、この世には永久永遠なるモノ・コトのあり得ない世界、無実体(無自性・無自相)の世界でありながら、実体視(執着)してしまうことで、無常であること、様々な移ろい行く現象が苦しみとなってしまっているということでございます。・・』

では、次に、その究極的な幸せへと向けて、どのような生き方をすれば良いのかということですが、仏教的なお答えと致しましては、七仏通誡偈「諸悪莫作 衆善奉行 自浄其意 是諸仏教」の内容がそのことを端的に表しております。要は、悪業を成さず、善業に努め励み、心を浄らかにすることです。もちろん、このことは簡単なようで実践が非常に難しいのでございますが・・

とにかく、真なる目覚め、究極の幸せへと向けて共に頑張って参りましょう。

川口英俊 合掌

「Hasunoha」お坊さんがこたえるQ&Aサービス
http://hasunoha.jp/

これまで拙生が回答させて頂きました内容は下記にてまとめて閲覧して頂くことができます。
http://hasunoha.jp/users/16