hasunoha 川口英俊

「Hasunoha」お坊さんがこたえるQ&Aサービス http://hasunoha.jp/ 川口英俊回答のまとめ集

2014年01月

問い「自分を大切にして欲しい時。どういった言葉を掛けたらよいか。」

問い「自分を大切にして欲しい時。どういった言葉を掛けたらよいか。」
http://hasunoha.jp/questions/378

【ご質問内容】

こんにちは、いつもお世話になっております。

私が、優れていると考えている人が、自分で自分の事を「干物女」と称しております。
自分で自分を評価して、劣等感に浸ってしまったり、めんどくさいめんどくさいと、自分を適当に扱ったりと…
私の近くに、そういう人がおります。
女性でありますし、もっと自分を大事にして欲しいと思うのです。

何かこう、もう少し自分を誇りに思ってほしい、大切に思ってほしいと思うわけですが、私はどうも気が利かないようで、なんと声を掛けたらよいのかわかりません。
どう声を掛けたらよいのでしょうか?

なにか、気の利いた一言を。
何か心温まるような一言が言えたらよいのですが…

【拙回答】

忘れないでください。あなたは自分が思うよりもずっと美しい。

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。

自分自身のことを卑下し過ぎることは、卑下慢、あるいは卑慢と申しまして煩悩となります。

もちろん、逆に自分自身を過信し過ぎるのは、高慢・過慢として煩悩となります。

どちらも悪い煩悩であるため、宜しくはありません。仏教的にはどちらにも偏りすぎないように調える必要がございます。

自分のことは自分で評価するとマイナスなものとなってしまう傾向の一つの参考として、例えば、自分の顔に対してのことについて、下記のCM広告を少し観て頂きますと分かりますように、自分の思っている(思いこんでいる)ような顔付きと人から見た際における顔付き、雰囲気とで、これほどに違いがあるのかと驚きます。

「ダヴ リアルビューティー スケッチ」
http://www.youtube.com/watch?v=E8-XKIY5gRo

この場合のように、顔のみならず、自分のことを色々と低く見積もって評価してしまって、実際に様々に本当の力を発揮できていないところも結構あるのではないかと存じております。

そのため、他人からの正直な評価は、一つの判断する上で大切なものとなります。

ですから、覚誉浄順様もおっしゃるように、ゆーり様が正直にその方の優れているところ、素晴らしいと思うところを誉めてあげる、また、一人だけではなくて、他にも同じように考えている仲間と共に、何気ないときにでも同調して伝えるということで、自分が思っているよりか、優れていることに気付かせてあげて、自信を持ってもらえるように目覚めさせてあげてみて下さい。誉めて、覚めさせる。おぉーこれは覚誉さんのお名前そのままでもありますね(笑)

まあ、なかなか気付いてもらうのに口頭では難しいこともありますので、上記のCM広告の内容を一度観てもらえたら少しでも理解してもらえるかもしれません。手紙かメールででも、「あなたは自分で思っているよりも素晴らしいステキな人です。このアドレスの動画を観て頂けたら少しでも分かって頂けると思いますよ。」と一言付けて頂いて。どうでしょうかね。。

川口英俊 合掌

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これまで拙生が回答させて頂きました内容は下記にてまとめて閲覧して頂くことができます。
http://hasunoha.jp/users/16

問い「愛して欲しいと願う事」

問い「愛して欲しいと願う事」
http://hasunoha.jp/questions/376

【ご質問内容】

先日彼女との事を相談させて頂きました。

ここではもう一つ相談をさせて頂きたいと思います。

なぜ、今の彼女とは上手くいってないのか。根本的な問題は何かと考えた時に僕は「愛されてる」と感じないから不安になったり、イライラするのだとわかりました。
僕にとってそれは連絡の頻度だったり、会いたいと言われる事です。
しかし相手は連絡は別に取らなくても平気、今は忙しいからそんなに会えない。
だから僕は愛されてないと感じ、相手も愛してないんじゃないか?と不信感が拭い切れません。

でも、それは僕が頼んでしてもらう事でもないと思うのです。僕は嫌な奴なので、頼んだからしたんだろ?とめんどくさい考えになってしまいます。

もしかしたら彼女なりに好きでいてくれて、表現をしないだけなのかもしれませんが、伝えてもらえないと僕はわかりません。伝えてるのかもしれませんが、僕にはわからないのです...

ですが、伝えて欲しいと何度もした結果が別れ話に繋がるのでもうしたくもありません。またその話?と相手を不快にもさせたくありません。いや、不快にする事が別れに繋がるので怖いんだと思います。

八方塞がりなのはわかりますが、何かアドバイスがあったらよろしくお願いします。

PS
一度別れることになった時、完全に僕に対する向こうの気持ちは0に近くなったと思います。今どうなのか聞く事すら出来ません。

【拙回答】

「愛」という漢字は・・

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。

「愛」という漢字は、「心」を「受」けると書きます。

相手の心を受け止めて、相手も自分の心を受け止める、この心の受け止め合いが、まさに「愛し合う」ということになります。

もちろん、この愛も、どちらかの一方通行だけの偏った愛では、お付き合いもなかなかうまくいかないことになりかねないものとなってしまいます。

前回の問いにては、「思い合い、支え合い、助け合い、支え合いのバランス関係」の重要性を述べさせて頂きました。

やはり、このバランス関係を保つためにも、お互いの心の受け止め合い、つまり愛し合いが大切となります。

もちろん、愛情のカタチ、表し方は人それぞれにあって、あえて口に出して表現しない、行動で示さないというものもあるかとは存じます。

そのため、一方的に、自分は愛されていない、相手は自分を愛していないと決め付けるのではなくて、この度は、お互いの適切な距離感を図りつつ、相手の負担やストレスとならない度合い、間合いを突き詰めて、それから、上手に自分のペースにも合わせてもらえるようにコミュニケーションを取っていくのが良いのではないだろうかと存じております。そのあたりの駆け引きは、もちろんわざとらしくなると、相手に嫌がられてしまうでしょうから、少し自分が忍耐すべきは忍耐しつつ、相手に合わせて少しずつ少しずつに自分の求める愛情のペースに相手にも慣れてもらえるようにしていくのが望ましいかとは思います。

とにかく、あまり焦らないことです。急いては事を仕損じてしまいます。

前回にも引用致しましたが、「がんばってみるよ やれるだけ がんばってみてよ 少しだけ なんだかんだ言っても つまりは 単純に 君のこと 好きなのさ」(作詞・作曲 山崎まさよし氏)で参りましょう。

あ、そうだ、せっかくなので、「思い合い、支え合い、助け合い、分かち合い」を「思い愛、支え愛、助け愛、分かち愛」としておきましょうかね。。

川口英俊 合掌

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問い「仏教とは死後の幸せを求めるものですか?」

問い「仏教とは死後の幸せを求めるものですか?」
http://hasunoha.jp/questions/375

【ご質問内容】

それとも、生きている時の幸せを求めるものですか?

また、宗派によって違うのでしょうか?

先祖供養をしたり、生きている人の煩悩を消すようにしたり、

両面を見ることがあります。占いをしているところもあるし

宗派によっても随分違うのでしょうか?

色々な宗派のお坊様にご意見を賜りたいです。

【拙回答】

「利益」(りやく)にあずかるために

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。

仏教とは、確かに「幸せ」を求めるための教えでございますが、その「幸せ」は、私たちの欲望を満たすような世俗的な意味合いでの「幸せ」ではございません。仏教における「幸せ」は、「涅槃・悟り」の境地というもので、世俗的な幸せとは次元の異なるものでございます。生死を超えての「幸せ」が誠に大切となります。

どんなに欲を出して求めても求めても得れないという苦しみを「求不得苦」と申しますが、簡単には、主体である自分にも客体である対象にも実体が無い「空」・「無自性」なるものであるため、捉えようがない、つかめないものでしかないのですが、そのことを理解できずに、モノ・コトを実体視してとらわれて執着を起こして、様々に迷い苦しむこととなり、本来的に得れないものをいくら求めても求めても仕方が無い、意味が無いことを理解できずに求めてしまい苦しむということでございます。

もちろん、「空」・「無自性」とは言っても、何もないわけではありません。私も対象のモノももちろん確かに存在はしています。しかし、そのありようは「縁起」により成り立っているものでしかないのだと説明することとなります。

この「空と縁起」の考え方はひとまずここではこれ以上述べませんが、例えば、現世利益や来世利益とよく言う場合の「利益」(りやく)とは、仏法・仏道を修し実践することでの善利による福徳・恩恵にあずかることであり、善い行いという原因・条件(縁)によっての善い結果におけることを申します。

法要の際における回向文の中でも「現世安穏」・「後生善処」という言葉が出て参りますが、善因善果の理を理解し、善い行いを実践することでの善い報いにより、この生である現世にて安穏無事に安心に過ごすことができ(釋理薫様のおっしゃられている「平気で生きる」とも同じでございます)、この生を終えた後、来世でも、その善き報いにより、善き赴きがありますようにという内容を扱ってございます。

仏教における「利益」(りやく)にあずかるためには、悪い行いをなさずに善い行いを実践することが、とにかく大切になるかと存じております。もちろん、なかなか私たち凡夫にとりましては難しいことではございますが、しっかりと仏道を進む中にて努力して参りたいものでございます。

川口英俊 合掌

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問い「婚約中ですが、不安です」

問い「婚約中ですが、不安です」
http://hasunoha.jp/questions/374

【ご質問内容】

毎日が幸せいっぱいかと思っていましたが、不安になってしまいます。
結婚資金は貯められるのかな?
この人と一緒に生きていけるのかな?
自分自身、真面目すぎるので、一種のマリッジブルーなのかもしれません。
もっとポジティブに楽しく乗り切るためのアドバイスをお願いします。

【拙回答】

「祝婚歌」

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。

結婚直前では、結婚後に生活環境の急激な変化を迎えるため、色々とあれこれと不安に思うことがあるかとは存じます。

変化の伴うことは、やはりどうなるか分からないところもありますから、どうしても不安になりますよね。

問い「周りの友人が羨ましくてたまりません。」( http://hasunoha.jp/questions/290 )のご質問者も「幸せなはずなのに、不安です。」とおっしゃっておられました。

そうですね・・一人で悩まずに、その不安な気持ちを婚約者とも共有して解決することも必要かとは存じます。婚約者に少しずつでも正直に話してみてはいかがでしょうか。。

それと、あまりあれこれと真面目に考えすぎず、少しはゆとりも持って取り組むことが良いでしょう。

二人のうちどちらかが
ふざけているほうがいい
ずっこけているほうがいい

お二人の幸せを願って。。

祝婚歌・吉野弘氏

二人が睦まじくいるためには
愚かでいるほうがいい
立派すぎないほうがいい
立派すぎることは
長持ちしないことだと
気付いているほうがいい

完璧をめざさないほうがいい
完璧なんて不自然なことだと
うそぶいているほうがいい
二人のうちどちらかが
ふざけているほうがいい
ずっこけているほうがいい

互いに非難することがあっても
非難できる資格が自分にあったかどうか
あとで疑わしくなるほうがいい

正しいことを言うときは
少しひかえめにするほうがいい
正しいことを言うときは
相手を傷つけやすいものだと
気付いているほうがいい

立派でありたいとか
正しくありたいとかいう
無理な緊張には
色目を使わず
ゆったりゆたかに
光を浴びているほうがいい

健康で風にふかれながら
生きているなつかしさに
ふと胸が熱くなる
そんな日があってもいい

そして
なぜ胸が熱くなるのか
黙っていても
二人にはわかるのであってほしい

川口英俊 合掌

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hasunoha紹介記事

困った時はWEBに聞け!スタートアップ企業が大注目している旬な国内Q&Aサービスをご紹介
(2014.01.28)

http://liginc.co.jp/web/service/other-service/68945

悩んだらお坊さんに聞く~hasunoha〜

あなた自身や家族、友人がより良い人生を歩んでいくための生きる知恵(アドバイス)をQ&Aの形でお坊さんに回答していただくサービス。
お坊さん×ネットという異色な図式が成り立っており、かなり興味深いっす。。ガチっすね。

http://hasunoha.jp/

問い「身内の裏切り」

問い「身内の裏切り」
http://hasunoha.jp/questions/371

【ご質問内容】

祖父が認知症になり近くにいた妹が頻繁に祖父の家に行ってくれていました。
私も子供たちを連れて行ってましたが、妹は自分が祖父の家に一番行っている、面倒みているんだと意識が強く遠方にいる兄を長男だけど何もしないと批判的でした。
私も祖父の家にそんなに遠くはないので行ってました。
以前から妹の行動が怪しく祖父の家にいく度交通費と言って数千円お金をもらっていたようです、交通費もそこまでかからないのでは?と思ったし 私の考えはお金をもらうなんてありえませんでした
他にも妹は祖父から買い物を受けてお釣りを返さなかったり私の中で許せないものがあり、妹に聞くとヒステリックになり全く話し合いにはならず、金銭的に大変なんだ姉ちゃんに言われる筋合いはない!と怒鳴られまともには会話出来なくなるほどでした
私も白黒つけたい性格なのと、祖父は今までお世話になったし私の母親、祖父にとっては娘は精神病で早くに亡くなり父親も浮気や借金私が小さい頃に離婚しており、祖父が苦労してきたのは見てきたので、これ以上苦労をかけたくないのです
本題はここからですが、祖父が認知症が酷くなり、詐欺にあい詐欺した会社を兄が問い詰めたら認め謝罪してもらい今までの契約のお金を返金するということになり祖父の通帳が必用になり、発覚したのですが、妹が祖父の認知症を利用し、印鑑や暗証番号などを変え総額1900万を騙しとってました
1500万は同じ銀行に通帳を作り祖父にはなんて言って騙しかは分かりませんがそこに送金していました、残り400万はちょこちょこ下ろして使ってたみたいです。
銀行に警察にいきましたが、身内の問題は刑事で扱えない、罪にはならない、民事で戦うしかないと言われました。
祖父は全く覚えていないし、認知症になる前の祖父ならあり得ません
祖父の大切な財産を利用した妹が許せません。
妹は父親くらいの年の方と結婚していて、その方の仕事がうまくいかす金銭的に厳しいのは耳に挟んだ事はありましたが、まさかそんな事をするなんてショックです。
兄は弁護士つけて返還請求すると言ってました。
妹とは全く連絡が取れません。
額が大きいだけに現実離れしすぎてショックで悪い夢をみてる様で
妹がこんな恐ろしい事をするなんて悲しいしお世話になった祖父にそんな仕打ちをするなんて許せません
どうかアドバイス頂けたら有り難いです

【拙回答】

本当の愛情とは・・

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。

身内の問題は刑事で扱えない・・民事不介入の原則・・確かに民事的紛争の解決は、なるべく当事者間で解決を図り、公権力の介入は極力避けるという不文律がございます。これは、過度な警察権力乱用防止のためということもございますが、法的根拠としての刑事罰に問われるべき刑事法関連に定めある犯罪の疑いがあれば、警察は事件化する余地ももちろんあるかと存じます。最近でも配偶者暴力(DV)防止法やストーカー規制法など、これまで私的紛争であったことも、刑事事件として扱われるようになったのも、刑事事件として扱うべき法的根拠ができたからでございます。

しかし、今回の場合は・・確かに窃盗罪、詐欺罪として罪に問える可能性もありますが、刑法第244条により、刑事罰は免除されることになります・・正直、解決の効力には役立たない可能性があり、やはり、民事として、不当利得返還請求、不法行為による損害賠償請求するなどしての解決を目指すことになるかとは存じます。

また、祖父様には、成年後見制度を利用して、法定後見を付けられることも必要かもしれません・・いずれ相続の問題も絡んでくることになるでしょうし・・もちろん更に詳しくには、お兄様のように弁護士にご相談なさられるのが宜しいかとは存じます。また、一度、さくらんぼ様もお兄様に全てを任せるのではなくて、法テラスや紛争解決センターをご利用なされてご相談してみて下さい。

さて・・身内の愛憎につきましては、問い「父親と良い関係が築けません」( http://hasunoha.jp/questions/198 )・問い「兄との関係」( http://hasunoha.jp/questions/80 )にても扱わせて頂きました。

あまり、家族だから、身内だからと甘くみて、悪いことを許していては、本人はもとより何の為にもなりません。悪いことは悪いこととして、しっかりと咎めて、反省させて、二度と同じ過ちをさせないようにする、罪を償わせる、原状回復させるということも大切な愛情となるのではないかと存じております。仏教的にも、その者が悪因悪果により苦しみ続けることがないためにもでございます。本当の愛情とは何かにつきまして少しこの機会にお考えを賜れましたら幸いに存じております。

川口英俊 合掌

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これまで拙生が回答させて頂きました内容は下記にてまとめて閲覧して頂くことができます。
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問い「人が信じられない。自分で自分を追い込んでしまう。」

問い「人が信じられない。自分で自分を追い込んでしまう。」
http://hasunoha.jp/questions/369

【ご質問内容】

私は今、両親と下に弟と祖母と暮らしているのですが
過去に祖母が家族に対しての文句やすごくきつい毒舌などを
言っていたりした事が今だに自分の中ですごく深い傷になっているみたいで今はもう弱ってて、嫌味や毒舌を言うわけでもないのに
今だに私たちがいなくなるとなにか言っているのでは?とか
祖母のささいな事でさえわざとにやっているのではと敏感になったりして自分を追い込んで苦しめてしまいます。

家族に考えすぎと言われたり
自分でも自覚していてなんとか考えを変えようとするのですが
やっぱり信じきれていないせいか
本人が目の前にいるとまた同じ事の繰り返しになり
結局また自分の首を絞めるような事になってます。

その当時に祖母が文句を言ったり毒舌を言ったり
していたのにもちゃんと理由があったと最近になって判明して
その時の事はおばあちゃんも苦しかったからだったんだと
そこで私が納得して思いやりをもって理解してあげればいいと分かっているのにやっぱり祖母に対しては今だに信じきれずにいます。

私が中学の頃不登校になった時も味方になってくれたりしたのも
祖母だったのでもうちょっと私が器を広く持てばいいのかもしれないですがでもなかなか難しく疑いの気持ちが、日に日にひどくなる一方です。

元々、他人に「もしかして嫌われているのではないか?」
「悪口言われてるかもしれない」と周りを気にしすぎたり
自意識過剰な所や被害妄想がひどい所もあり
自分でありもしないような事まで考えて
実は取り越し苦労だったなんてこともあるくらい。

結局こうなったのは
自分のせいだから変えていかなければと思っているのですが
なかなかうまくいかなくて。

それと今はずっと家の中にいる事が多いので
何かやりたいと思った物をみつけても
周りの人たちを気にしすぎるあまりに
前に踏み出せないままです。

長くなってしまいましたが
今の私の心の中の苦しみを全部書いたつもりです。

どうすればこの苦しみから解放されるのでしょうか?

こんなどうしようもない私でも変わっていけるのでしょうか?

【拙回答】

「お釈迦様と悪口男」

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。

字数の制限上、下記引用のみですが、ご参照までにて失礼申し上げます。

「お釈迦様と悪口男」 出典:変わりたいあなたへの33のものがたり

あるところに、お釈迦様が多くの人たちから尊敬される姿を見て、ひがんでいる男がいました。

「どうして、あんな男がみんなの尊敬を集めるのだ。いまいましい」

男はそう言いながら、お釈迦様をギャフンと言わせるための作戦を練っていました。

ある日、その男は、お釈迦様が毎日、同じ道のりを散歩に出かけていることを知りました。

そこで、男は散歩のルートで待ち伏せして、群集の中で口汚くお釈迦様をののしってやることにしました。

「お釈迦の野郎、きっと、おれに悪口を言われたら、汚い言葉で言い返してくるだろう。その様子を人々が見たら、あいつの人気なんて、アッという間に崩れるに違いない」

そして、その日が来ました。

男は、お釈迦様の前に立ちはだかって、ひどい言葉を投げかけます。

お釈迦様は、ただ黙って、その男の言葉を聞いておられました。

弟子たちはくやしい気持ちで、「あんなひどいことを言わせておいていいのですか?」とお釈迦様にたずねました。

それでも、お釈迦様は一言も言い返すことなく、黙ってその男の悪態を聞いていました。

男は、一方的にお釈迦様の悪口を言い続けて疲れたのか、しばらく後、その場にへたりこんでしまいました。

どんな悪口を言っても、お釈迦様は一言も言い返さないので、なんだか虚しくなってしまったのです。

その様子を見て、お釈迦様は、静かにその男にたずねました。

「もし他人に贈り物をしようとして、その相手が受け取らなかった時、その贈り物は一体誰のものだろうか」

こう聞かれた男は、突っぱねるように言いました。

「そりゃ、言うまでもない。相手が受け取らなかったら贈ろうとした者のものだろう。わかりきったことを聞くな」

男はそう答えてからすぐに、「あっ」と気づきました。

お釈迦様は静かにこう続けられました。

「そうだよ。今、あなたは私のことをひどくののしった。でも、私はそのののしりを少しも受け取らなかった。だから、あなたが言ったことはすべて、あなたが受け取ることになるんだよ」

・・ここまで。

川口英俊 合掌

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http://hasunoha.jp/users/16

問い「いけないことなのでしょうか…」

問い「いけないことなのでしょうか…」
http://hasunoha.jp/questions/370

【ご質問内容】

 こんばんは。
さっそくですが、
本題に入らせていただきます。

いつも一緒に行動している子の惚気話にイライラします。

惚気話が始まるとちょっとは反応しますが
その場から逃げたり、
話が深くなる前に話題を変えたりして乗り越えています。

話を聞くのが嫌なのはその子だけで
他の子の話を聞くのはそんなに苦痛ではありません。

でも、時間が経つと、
逃げたり話題を変えたりしたことについて、
悪かったかなあと自己嫌悪をしてしまいます…

でもその子の話に、うそでも
よかったねー、いいなーとは
言いたくありません。

人の幸せな話を聞いてイライラしてしまう、
ということはいけないことなのでしょうか。

どうすれば人の幸せな話を自分のことのように喜んで聞けるのでしょうか…。

拙い文章ですみません。
よろしくお願いいたします。

【拙回答】

「四無量心」

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。

ご質問の内容から、その特定の方だけの惚気話に対して嫌悪感を抱かれてしまわれますこと、それはもしかして「嫉妬」も少しはあるのでしょうかね・・違っていたらごめんなさい。。

以前に、「嫉妬」との関連にて下記問いの拙回答にて「随喜」という内容を扱わせて頂きました。

問い「人の成功を喜べません」
http://hasunoha.jp/questions/184

「随喜」とは、「・・他の者の善徳行や慈悲・利他行について、喜びの心を起こして、その功徳に随うこと・・」でございます。

この度の相手の行為(惚気話)の場合は、善徳行や慈悲・利他行とまでは言えませんので、この「随喜」の説明には当てはまらないかもしれませんが、「人の幸せ」に共に喜びの心を起こして、自分も幸せな気持ちになることができれば、「嫉妬」や「怒り」という悪い煩悩を抑えることができるため、誠に推奨されるものとなります。

実は、これが「四無量心」としてある「慈・悲・喜・捨」の「喜」のことでございまして、私たちが仏道を修する上にて保つことが望まれる境地の一つでございます。

と言えども、私たち凡夫が「四無量心」を常に保つことは難しいものであり、そのためには訓練することが必要となります。その方法として、「四無量心の瞑想法」を実践して、心に馴染ませることも一つかとは存じます。

仏教における瞑想(禅定)には、大まかに分けて「止」と「観」の実践がございますが、「四無量心の瞑想法」は「止」の方に分類されます。

代表的なものとしましては、上座部仏教における慈悲の瞑想として用いられているものが有名であるかとは存じますが、pinky様は宮城県とのことにて、もしも興味がございましたら、このhasunohaにも登録されておられます天野和公様( http://hasunoha.jp/users/183 )のもとへと事前にお確かめの上、お伺いなさられて、詳しくこのことを聞いて頂いても良いのではないかだろうかと存じております。天野和公様、その際には何卒どうか宜しくお願い申し上げます。

川口英俊 合掌

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http://hasunoha.jp/users/16

問い「自分が好きになれません、嫌いです、どうすればいいでしょうか。」

問い「自分が好きになれません、嫌いです、どうすればいいでしょうか。」
http://hasunoha.jp/questions/372

【ご質問内容】

昔からですが、自分の容姿であったり、学力であったり、
自分のことが好きになれません。
最近も、悩み事があるとすぐ塞ぎ込んでしまうし、
他人にイライラをぶつけてしまったりします。
そういうことをしている自分が嫌いです。でも直そうと思ってもすぐそうなってしまいます。

どうやったらそういった自分が治りますか。
どうしたら自分を好きになれますか。

教えてください。

【拙回答】

「比べる」・「慚愧」について

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。

私たちは、社会に出ていけばいくほどに、他との関わりの中で様々なことを経験していくこととなります。ゆず様もまだまだこれからですが、その中では、自己と他を色々と比べることを通じて、自分の立ち位置・立場など知り得たことにおいて、自己嫌悪に陥ることが皆しばしばあるのではないかと存じます。

「比べる」ことにつきましては、最近では下記問答にて扱わせて頂いております。

問い「周りの友人が羨ましくてたまりません。」
http://hasunoha.jp/questions/290

「・・私たちは色々と他と比べては、優れている、劣っている、上だ、下だ、高い、低い、長い、短い・・と一喜一憂する中にとらわれて、もっと現実における大切なことを顧みれずに過ごして迷い苦しむこととなってしまっております。・・」「・・周り云々よりも、とにかく現実における自分のやるべきこと、やらなければならないことを、いかに見据えて、頑張って困難を乗り越えていけるかどうかです。・・」

自分は自分です、他の誰でもありませんし、他の誰かになることもできません。問題は、自分がどう変わっていくべきか、変わるためには何をしなければならないか、です。容姿も学力もある程度は精進努力次第で何とかなるものです。ただ、何ともならないものは何ともならないのです。求めだすと人間の欲にはキリがありませんので、そのあたりを見極めることも大切です。

あと、イライラしたり、自己嫌悪したりする自分を何とか直したいと思われていますこと、これは大切なことでございます。これまで下記のように、幾つかの問答にても出て参りましたが、仏教におきましては、「慚(ざん)・愧(き)」による反省や悔悟を通じて、善い行いに精進していくことが望まれることとなります。

http://hasunoha.jp/questions?tag=慚愧

「慚愧」できることは誠に大切なことです。

自分を極端にまで好きになる(逆に極端に嫌いになる)ことはあまり好ましくありません。自分は自分だと認めてニュートラルに肯定してあげた上にて、そこから現実の問題、直したいところといかに向き合っていくべきかを考えて頂ければ良いのではないかとは存じております。

川口英俊 合掌

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問い「今の彼女」

問い「今の彼女」
http://hasunoha.jp/questions/368

【ご質問内容】

僕は今の彼女に嫌われる事が怖くて自分を押し殺してしまいます。これを言ったら嫌われるかもしれないと考え、言いたい事が言えず、自分がボロボロになっていきます。

嫌われる事の覚悟がしたいのですが、どのようにしたらいいでしょうか?

今までの恋愛は相手が離れていかないという確信があったので言いたい事をはっきりと言う事が出来ました。

よろしくお願い致します。

【拙回答】

つまりは 単純に 君のこと 好きなのさ

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。

嫌われたくないお気持ち、誠に分かります。

しかし、少々のことで嫌われてしまうようであるならば、この先うまくいくことは非常に難しくなってしまうのではないかとは存じております。

結婚も考えての真剣な交際とするならば尚更となります。

そうであるならば、あまり無理に自分を押し殺そうとはせずに、自分を偽らずに相手に示していくことも、やはり必要になるのではないかとは存じます。

これから先も彼女を人生のパートナーとして、共に歩んでいきたいのであれば、お互いの思い合い、支え合い、助け合い、分かち合いが大切となります。

時にはお互いの欠点も認め合って、そして、一方の足りない部分、不得手なところを相手が補い合うということも必要になるかと思います。

お互い、男女の違いはもちろん、力、考え方、性格、価値観も違う者同士です。育ってきた環境ももちろん違います。多少のすれ違いは当然に仕方ありません・・あっ・・これは、SMAPの「セロリ」だ。。

「がんばってみるよ やれるだけ がんばってみてよ 少しだけ なんだかんだ言っても つまりは 単純に 君のこと 好きなのさ~」(作詞・作曲 山崎まさよし氏)

ですよね。単純に好きなのですよね。

だからこそ離れていかれるのもより怖いはずです。。

しかし、これからも二人がうまくいくためには、お互いに成長し合っていける、お互いにプラスとなる付き合いへと向けて、ようちゃん様も自分の言いたいこと、欠点も含めてさらけ出すことで、相手にもそれを受け止めてもらって、そして、ダメ、直してと言われたことは、素直に直す努力も怠らずに、また、相手に対しても同じようにダメなところはダメと言える、そんな間柄で互いに成長していければ良いのではないだろうかと存じております。

とにかく、これからのお付き合いの上におきまして、思い合い、支え合い、助け合い、支え合いのバランス関係を少しでも心掛けて頂けましたら幸いに存じます。お幸せを祈念申し上げます。

川口英俊 合掌

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