hasunoha 川口英俊

「Hasunoha」お坊さんがこたえるQ&Aサービス http://hasunoha.jp/ 川口英俊回答のまとめ集

2014年05月

問い「自分らしくあるべきか自分を殺すべきか」

問い「自分らしくあるべきか自分を殺すべきか」
http://hasunoha.jp/questions/515

【ご質問内容】

45歳男性。未婚。父母同居。恋愛経験わずか。腹を割って話せる親友がいないので、この場を借りてお話し致します。宜しくお願い致します。

仕事を含めた人生の過ごし方への助言をお願いする事になりますが私は気が弱く、同僚の陰口にも弱く、会社・上司からの期待にも弱いです。その為、自分のペースで1人でこつこつとできる仕事ばかりをしてきました。最高の環境だったのに、会社都合での退職、陰口・期待に負けての退職があり、無職の悲壮感に絶えられずに、集団でテンポよく仕事を進める仕事につくこともありましたが、こういう時に限り、
精神的に体調を崩し早い時は2週間程度で退職してしまいます。

正直、周りを考えてないわがままなのでしょう。一度しんどくても頑張ろうとしましたが、鬱病を発症しました。今年1月も似た理由で軽度の鬱病になりました。

幸い父母は元気ですから、精神的病気になっても助けてくれますが、いつかは父母は亡くなります。そんな時に病気になったら私は死ぬしかないでしょう。そうなりたくないですし、1人でも生活しなければいけませんから、掛け持ちしてでも1人でこつこつ作業の仕事をしたいですが、なかなか募集がなく、チャンスをつかめないでいます。

このこつこつ作業の仕事は社会保険の加入がないなど待遇がよろしくないですから将来を考えたら、精神的に調子を崩しても我慢して集団で進める仕事について安定を求めるのか、45の男が悩むことではないのですが、私が今すぐやるべきことは何かを教えていただきたいのです。
宜しくお願い致します。
人生にマイナスになるので、もう鬱病は発症したくないです。
仕事云々よりも、この迷いやすい自分を戒めるための精神鍛錬をするべきでしょうか。

1人でこつこつできる仕事をしながら、貧しくともそれなりの生活をしたいと切に願ってますが、経済的不安定に負けてしまうのでは?とか、そもそもこの願いは社会人らしからぬ勝手なわがままなのかと悩んでおります。

今、無職の悲壮感に絶えられずに会社・仕事の中身をよく確かめないまま、個人の意思を言いにくいチームワークが非常に問われる会社に入社して3週間程度ですが、もう精神的に調子を崩しかけております。

【拙回答】

「不増不減」

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。

丹下様のお答えの内容は般若心経の中にございます「不増不減」のことを隠喩して、ご回答をなされておられるのではないかと拝察致しております。

「・・是諸法空相 不生不滅 不垢不浄 不増不減・・」・・

この世の諸存在のありよう、モノ・コトのありようは、空相であり・・「空」とは、「実体として成立していない」ということを示しますが、何も無いということではありません。確かに諸存在も、モノ・コトも成立しています。成立していますが、それらは「縁」に依りて起こっているという「縁起」のありようであり、「縁」次第で変わりゆく無常なるものであるということとなります。

私たちが問題としているのは、実体として成立していないモノ・コトに対して、それらがあたかも実体として成立しているかの如くにとらわれ(執着)を起こして迷い苦しんでしまっていることであります。

ありのままに生きたい様の場合は、不安や恐怖、孤独や悲壮、嫌悪、絶望などのネガティブな感情へのとらわれ(執着)でございます。

ありのままに生きたい様は何も産まれた瞬間からずっとそれらのネガティブな感情に苛まれてしまわれていたわけではないでしょう。やはり、そのような感情となってしまうための因(原因)や縁(条件)が色々とあって生じてきているだけに過ぎないのであります。ですので、その因・縁を変えていこうと努力していくことで、当然にネガティブな感情も変えること、無くすこともできるはずであります。

ネガティブな感情は、実体的な成立では無いのだから永久永遠に続くものではない、明けない夜は無い、抜けないトンネルは無い、善き因・縁次第でいくらでも変えていける、と少し前向きに捉えて頂いて、ネガティブな感情にとらわれて(執着)しまわれているお気持ちをまずは和らげて頂けましたらと存じております。

また、「不生不滅」に関する下記拙回答も参照して下さいませ。

問い「生きること、死ぬこと、どっちが辛いのか」
http://blog.livedoor.jp/hasunoha_kawaguchi/archives/1002992500.html

川口英俊 合掌

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これまで拙生が回答させて頂きました内容は下記にてまとめて閲覧して頂くことができます。
http://hasunoha.jp/users/16

問い「生きづらいです。」

問い「生きづらいです。」
http://hasunoha.jp/questions/514

【ご質問内容】

ネガティブな感情を吐き出さずに自分の中でどのように処理をしてよいのかわかりません。

友人にSNSや文章などに残したり、書いたりしないほうがよいと言われ、自分で処理をしないと周りが迷惑だと言われました。

普通の人はどのように解決していってるのでしょうか?今まで沢山吐き出し過ぎて自分で処理をする方法がわからないです。

【拙回答】

是非、hasunohaで吐き出して下さいませ

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。

ネガティブな感情に苛まれてしまわれて、生きづらさをお感じてのお苦しみご様子・・誠にお辛いことでございます・・

ネガティブな感情には、例えば、不安感や孤独感、嫌悪感や劣等感、あるいは、失望感や絶望感、空疎感などのいずれか、または複数の感情も混ざり合ったりしながらにて苦しまれておいでであるのかと思われます。

そのネガティブな感情が一体どのようなものかを表すことにより、より詳しく、具体的に分かりますと少しは対策や対応の方法もあるのではないかとは考えております。

ただ、第三者に対して、その感情を表す、示すにしても、やはり、心の病などに理解があって、解決へ向けての能力も持っている専門家でないと適切な答えは出てこないのではないかと思われます。

闇雲に第三者へ向けてSNSやメール、ブログなどでそのネガティブな感情を吐き出しても、理解が無い相手であると心無い答えや反応が帰ってくるだけで、余計にしんどくなってしまうのではないかと存じます・・

そこで、まずはネガティブな感情を吐露する相手をしっかりと見極められて、当然に医師やカウンセラー、あるいはご信頼を頂けて私たち僧侶などへと出されて、そして、具体的な解決へと向けてのアドバイス等にて善処にあたられるのが良いのではないかと存じております。

心のことと身体のことを一概に同一視はできませんが、例えば食べ物でも、食べるだけ食べて排泄物が出せないと、とんでもないことになるのは想像できるかと存じます。あるいは何でもかんでもを溜め込み過ぎて許容量を超えてしまうと、やがて一気に大爆発を起こしてしまい、最後に心が完全に壊れてしまいかねません。

もしか致しますと都度都度に出すことだけでも結構スッキリしていくこともあるかもしれません。ただ、その出す際の相手方のことは考えないといけないでしょう。hasunohaでは、えーそんなことまで吐き出すの・・というドン引きしそうになるご質問も結構ございます。そこが匿名でもご質問できるという利点ではないかと存じます。私たちは受けとめさせて頂いてご回答させて頂きます。もし宜しければ、またhasunohaで吐き出して下さいませ。一同、いつでもお待ち致しております。

川口英俊 合掌

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http://hasunoha.jp/users/16

問い「気持ちの保ち方」

問い「気持ちの保ち方」
http://hasunoha.jp/questions/510

【ご質問内容】

以前にも毎日のお勤めという事でお世話になりました。その節はありがとうございました。

あれから、毎日の生活ペースは父が亡くなる前に戻りつつあります。母の悲しみの表し方も私の受容範囲です。
でも・・・何故か私の心が 日を追うごとに不安定になるのです。

母の前や、妹、私の子どもには決して涙も感情も見せないようにしています。
でも・・・1人の時や、例えば仕事中に父の亡くなる前の日付の書類を見るだけで、涙が溢れてきます。

父とは複雑な関係だったので、余計にあれこれ考えてしまいます。
もっと話がしたかった・・・・・とか、私に言いたいことはない?とか
今どこにいるの? あちらの世界って本当にあるの?とか

誰にも言えないんです。私が頑張らなきゃいけないとついつい思ってしまうから。
泣き言・・・・・言えないんです。
私はどう気持ちを整えていけばいいでしょうか?

【拙回答】

海はなぜ青いのか・・

青い海様

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。

青い海・・海はなぜ青いのか・・当たり前と思っていることでも、調べてみると、なるほどそうだったのかと始めて知ることも多くございます。

http://ja.wikipedia.org/wiki/水の青

人は必ずや死にます・・この事を頭では理解できていて、それが当たり前だと思っていても、いざ身近な者、愛する者、あるいは自らの死の現実に直面してみて、ようやくに始めて知ることもあるかと存じます・・

死の意味を改めて知ること・・つらく、悲しく、苦しい、死の現実・・釈尊は、この思うようにならないこの世における私たちの苦しみの現実をまずはしっかりと捉えなさいとして「苦諦」をお説きになられました。

生・老・病・死、愛別離苦・怨憎会苦・求不得苦・五蘊盛苦・・

特にこれまでも「愛別離苦」につきましては下記の各問いにても扱わせて頂いております。
http://blog.livedoor.jp/hasunoha_kawaguchi/tag/愛別離苦

時間がまだまだどうしても掛かることかとは存じますが、浦上様もおっしゃられているように、悲しみを無理して我慢せずに一つ一つ出されていくことで、感情を整理されていかれることと、ゆっくりとでもお父様の死の現実を受け入れながら、その苦しみとも真正面から向き合って頂きつつ、釈尊のお説きになられた苦しみを滅するための方法論への関心を起こして頂けましたら有り難くに存じております。

前回にお答えをさせて頂きました毎日のお勤めももちろん大切なことですが、そのお勤めの本質である仏法、その中でも、お悟りを開かれました釈尊が最初に説かれた教え(初転法輪)である「四聖諦」という真理について、まずは是非ともこの機会にお考えを賜われましたらと存じております。そして、徐々に日々のお勤めの内容、弘法大師様の教え、または、真言密教の教えについても学ばれていかれましたらと存じます。

善処を祈念申し上げます。

川口英俊 合掌

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http://hasunoha.jp/users/16

問い「主人の浪費 私の怒り」

問い「主人の浪費 私の怒り」
http://hasunoha.jp/questions/509

【ご質問内容】

初めて相談をさせて頂くうりょと申します。 
主人の浪費に対して湧いてくる自分の怒りにどう対処すればよいか悩んでおります。

昨年主人が転職をし、収入が2/3に減りました。
月に五万円前後の赤字となりますが、収入減は覚悟しておりましたし、希望の職種への転職だったので
主人を応援し、私も仕事を増やせるよう勉強をしております。  

そんな中で主人は毎月お小遣いとは別に二万円~三万円程
浪費をします。(お小遣いは月三万円です)

元々主人はお金の管理は苦手で、前職で稼いでいた時にはもっと浪費してしまう事もありました。

その度私は怒ったり不安になったりしたのですが、家計が赤字の今浪費を繰り返されると絶望感で一杯になります。

怖いのは怒りが頂点に達すると、主人に手をあげてしまい殺してしまいそうになる事です。

私は子どもの頃から「死にたい」気持ちがあり、不妊治療中の不安定な時に二度自殺未遂を起こしました。

その頃、怒りで主人の首を絞め危なかったこともあります。 
刃が自分に向かうか主人に向かうかの違いだと思います。

カウンセリングに通い続け、自分の悪癖に気づいて来ております。

●極端な二極化の考え方をしてしまう。(例・自分が死ぬか主人が死ぬか。私が居なければ主人は好き勝手に生きられる。)
●心配事や怒りが常に頭から離れず、疲労してしまう。
(自律神経過緊張になり倒れて起きられなくなった。)

主人に対する怒りも「溜め込まず・期待し過ぎず・まあいいか」
の精神でやり過ごせる時も増えてきました。

でも、毎月同じことを繰り返されると怒りの衝動が抑えられなくなる瞬間があります。

お小遣いの渡し方を日割りや一週間単位、主人に一任する、など工夫しましたが効果はありませんでした。
このまま行くと貯金がなくなることも伝えてあります。

主人も「ごめんね」と悪いと思っているようですがコントロール出来ないようです。
私が主人を変えることが出来ないのも分かっています。

この様な状況で私が早まったことをしない為に、怒りや不安を手放すにはどうしたら良いのでしょうか。
新しい仕事を頑張っている主人を応援する気持ちも萎んできます。

自分の仕事に集中する、カウンセリング、ヨガ、呼吸法、気分転換などしておりますが怒りのコントロールが効かない瞬間が怖いです。

【拙回答】

「中道」の実践について

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。

うりょ様・・誠に極端なお考え(笑)・・いやいや笑い事では済まされない深刻なお悩み・・

激しい怒りというのは、仏教用語で「瞋恚」(しんに)と申しますが、特に煩悩の三毒の一つで、貪欲(むさぼること)と愚痴(愚かさ、無知・無明)と同様にしっかりと対治していくことが望まれます。

そして、仏教では煩悩や無明(根本的無知)を対治していくために「中道」を歩むことが必要となります。

「中道」に関しましては、下記の各問いにて扱わせて頂いております。
http://blog.livedoor.jp/hasunoha_kawaguchi/tag/中道

『・・例えば、琴の弦は強く絞めすぎると、やがて弦が切れてしまって音が出せなくなってしまいます。かといって、絞めるのが弱すぎると弦はゆるんでしまって音が出なくなってしまいます。強くもなく、弱くもない、中くらいに締めたところで琴の弦は丁度良い音が出ます・・』

誠に極端なことでは、益の無いことになってしまいます。程良い塩梅でのバランスのとれた生き方を調えることでより良くに過ごして参りたいものでございます。ご主人様の浪費癖を治すのも、やはり収支のバランスをしっかり調えてが大切となりますよね。もしも、うりょ様の激しい怒りの主原因であるご主人様の浪費癖がどうしても改善しないようでしたら、成年後見制度、あるいは地域福祉権利擁護事業・日常生活自立支援事業を利用なさられて、金銭管理を委ねられてみることもご一考下さい。

更に「中道」とは、具体的に「八正道」( http://ja.wikipedia.org/wiki/八正道 )の実践となりますが、このことにつきましては少し下記問いにても扱わせて頂いております。

問い「慢の煩悩でしょうか」
http://blog.livedoor.jp/hasunoha_kawaguchi/archives/1003347178.html

但し、この「中道」・「八正道」の実践のためには、仏教の学びとしての聞思修の三慧、戒定慧の三学によって、その実践を確立させていくことが大切になると存じております。

是非、この機会からでも、仏教の学びを本格的に始めて頂けましたら、誠に有り難くに存じております。

善処を祈念申し上げます。

川口英俊 合掌

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http://hasunoha.jp/users/16

問い「上手く笑えない。」

問い「上手く笑えない。」
http://hasunoha.jp/questions/505

【ご質問内容】

人から目が怖いと言われます。
目が悪いせいもあって、じーっと見ているのが睨んでいるように見えるらしいのです。(眼鏡をかけています)
人と接するのが苦手で、人が怖いという気持ちが目に出てしまうのかもしれません。
近所の人にもこわいと言われるし、会社でもそうです。言われるとますます目線をどうしたらいいのか分からなくなります。

暴力をふるう父親と、それにおびえて泣きわめいている母親のもとで育ち、小さい頃から家にいても外にいても常に不安で、心の底からおだやかな気持ちで日常を生きてこれず、不安と怒りが基本的な性格として常にあるような感じがします。いつも人前で笑うことができません。

親を許し、親を愛し、自分を愛し、人を愛せる心を持って、もっと穏やかに、優しく生きていけたらどんなに幸せかと思います。そういう気持ちになれたら目つきも変わり、笑って暮らすことができるのでしょうか。

どうしたらいいのか。いつもつらいです。

【拙回答】

笑顔は幸せを呼ぶ善き因・縁

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。

父親による「モラルハラスメント」により、深い心の傷をお抱えのままで過ごされておられますこと・・長年、本当に誠につらく苦しい中を過ごされてこられたのですね・・どこかでしっかりと癒しによる悪い感情の清算ができれば良かったのでしょうが・・どうかhasunohaが少しの癒やしへと向けたきっかけとなりましたら、有り難いことでございます。

下記の問いにて同じように悩まれておられる方のご質問にお答えさせて頂いておりますが、一つは、一旦、心に鬱積して溜まっている感情を包み隠さずに出し切ってしまうことでございます。医師・カウンセラー、または更にhasunohaででももちろん構いません。そして、鬱積している負の心の感情を一つ一つ整理して清算していくことをお勧めさせて頂きます。

問い「悪い関係のまま亡くなった家族に対し、心の整理をつけるには」
http://blog.livedoor.jp/hasunoha_kawaguchi/archives/1002973133.html

『・・過去のとらわれに今現在を過ごす自分のありようをしっかりと見つめていくことで、少しずつ、過去のことは、過去のこととして、そのとらわれを外していくことが必要となります。そして、過去のとらわれから離れた新しい自分を日々作り出していってほしいと切に存じます。・・』

過去にとらわれた自分と上手に決別することで、どうかこれからの縁を笑顔にてより良くに紡いでいって頂けましたらと存じております。誠に笑顔は幸せを呼ぶ善き因(原因)・縁(条件)となりますでしょう。

『・・喩え怒り憎しむべき者であろうとも慈悲の心を向けるようにと御仏は諭されておられます。もちろん、今は無理で有り得ないことかもしれませんが、最終的にお父様のことを許せる自分となった時、そのお心は御仏のお心に適うものとなり、きっと迷い苦しみから離れることができるようになるのではないかと存じております。・・』

素敵な笑顔を想像してますよ (^_^) ニコニコ

川口英俊 合掌

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http://hasunoha.jp/users/16

問い「成功出来ない理由」

問い「成功出来ない理由」
http://hasunoha.jp/questions/506

【ご質問内容】

世界一愛される大道芸人になるという夢を抱き、日々努力をしています。
ですが、知り合いの大道芸人さんたちのように、ブログやFacebookなどでファンの方からコメントをたくさんもらえるような人になかなかなっていきません。

単純に活動回数が少ないからかもしれませんが、良く、家族を大切に出来ないと成功しない、というような話を聞きます。
私は家族を捨てて家出してます。
家を出るまでに、大好きだった母親には精一杯出来る限りの親孝行をしたつもりで、後悔はありません。
ですが、身勝手だった父親は今でもキライです。

人から
『嫌ってもいいけど感謝はしないとね』
と言われました。

父親がとにかく大嫌いで、感謝なんて出来そうにありません。

それなら、代わりにこの世に生を受けたことに感謝してみよう、って考えたんですが、それも無理でした。

幼い頃から学生時代ずっといじめられ続けた私は、常に
“私なんて消えてなくなればいい”
と思いながら生きて来ました。
自殺願望みたいなものです。
だから、生を与えてくれたことやここまで育ててくれたことになんて感謝出来ないし、いっそ生んでくれなきゃ良かったとすら思います。

ずっとずっといじめられっ子で何一つ頑張れなかった私が、大道芸の夢だけは諦めずに頑張ろう、って、思えているんです。
何もかもを怖がって1歩も踏み出せなかった私が、夢のために留学も経験しました。
きっと死ぬまでやり続けるんだろうなと思えるほど、大好きな仕事です。
足かせになる全てのものを取り除きたい。

父親への確執があるうちは成功出来ないんでしょうか?
また、私はどうするべきなんでしょうか?

【拙回答】

成功への因・縁を調えること

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。

まず、成功とは何か・・これは各々の価値観においても様々に異なるものとなるため、「これが成功です」とは一概に言えないものですが、関連して、少し「幸せ」について扱っている以下の内容をまず少しご参照下さい。

問い「生きる目的が見つからず、就職するのが憂鬱です」
http://blog.livedoor.jp/hasunoha_kawaguchi/archives/1003004333.html

『・・この人生での良い報い、良い結果を求めたいのであれば、やはり、そのための因・縁(条件)が必要となります。何もその因・縁を積まずにして、どこかから良い報い、幸せが勝手にやってくるわけはありません。種も発芽するには、水や光や養分やと発芽のための因・縁が必要であり、種だけで水や光や養分などの因・縁無しで発芽という結果が生じるものではありません。幸せという芽を出すためには、それなりの因・縁が必要であり、仏教では、それこそが「善い行い」となる次第でございます。・・』

モコ様にとっては、「世界一愛される大道芸人になる」ということが、その成功、幸せとなるのでしょうが、そのためには当然に様々な原因や条件(縁)が必要となります。未だ成功に至っていないというのは、その因・縁が十分に調っていないからであります。

その調っていない一つの原因として、父親への確執があるとの考えのようですが、それが成功の足枷になっているかどうかと言いますと、拙生はあまり影響としては微小ではないかとは存じます。

もちろん、父親からモコ様の活動への理解が得られていないことで、普通であれば受けれるような援助・支援が全く受けれずに、十分な活動ができていないということがあるならば、それは原因の一つとして考えても構わないかとは存じます。

とにかく確執云々よりも、実際にその世界で成功されている方がそれまでに一体どのような因・縁を調えて精進努力してこられたかを詳細に見極められて、その因・縁をご自身でも一つ一つ調えていかれることをお勧めさせて頂きたいと存じております。その一つに、もしも家族のことや父親とのことなどもあるならば、やはり素直に改善させることもお考えを頂けましたらと存じております。

ご成功を祈念申し上げます。

川口英俊 合掌

「Hasunoha」お坊さんがこたえるQ&Aサービス
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これまで拙生が回答させて頂きました内容は下記にてまとめて閲覧して頂くことができます。
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アメーバニュース記事

その悩み、お坊さんに聞いてみよう。自分の存在意義からおすすめアプリまで相談できる「hasunoha(ハスノハ)」が人生に役立ちそう(2014年05月26日

http://news.ameba.jp/20140526-374/

人間やってると大なり小なり、悩みはつきもの。
 友だちに愚痴って吐き出したり、酒の酔いに身も心も任せて気持ちを切り替えるのもいいですが、こんなサイトがあるんです。
 「hasunoha(ハスノハ)」は仏教の教えをもとに、現役のお坊さん達が悩みに回答してくれるウェブサービス。

 全国のユーザーから寄せられる悩みは「生きる意味」といった壮大なスケールのものから、「転職か我慢か」「興味と情熱が長続きしません」といった心当たりがある人もいそうな質問まで多種多様です。

 驚いたのは一つの質問に対して、どのお坊さんも丁寧すぎるほど真摯な回答をしていること。
 先述した「転職か我慢か」という悩みに対しても、予想外のスーダラ節の引用からはじまり、自分を客観視することの大切さを教えてくれる見事な流れ。
 どうしてもアカンかったら転職も一つの道としながらも、安易な逃避にならないようにと活を入れる回答は普段の生活ではなかなか得られません。

 回答もお坊さんによって個性があり、一つの悩みに対して色んな見方で教えを説いてくれるのが面白く、またためになります。
 また、こりゃためになった!という回答には「いいね」ならぬ、「有り難し」というアクションが用意されています。

 見応えがあるのでつい読みふけってしまいますが、中には「お坊さんのおすすめアプリを教えてください」なんてユニークなものも。
 色んなアプリが挙がってましたが、「年齢早見プラス」が人気の模様。やはり仕事上、便利なんでしょうね。

年齢早見プラス
価格:100円
カテゴリ:仕事効率化

 「hasunoha(ハスノハ)」は会員登録さえすれば、お坊さんに質問をすることができます。
 サイトはもちろんスマホでも利用可能ですよ。

 お寺やお坊さんと言うと日常から少し遠い存在のように感じますが、日本にはコンビニの1.7倍もお寺があるそうなんです。
 遠いようで実は身近な存在であるお坊さんに、日頃の悩みをそっと投げかけてみてはいかがでしょうか。

⇒ hasunoha[ハスノハ] http://hasunoha.jp/

問い「既婚の姉が既婚者と不倫の末家出しました。」

問い「既婚の姉が既婚者と不倫の末家出しました。」
http://hasunoha.jp/questions/504

【ご質問内容】

10年前に5年程お付き合いした後結婚した姉夫婦ですが、初めは子供も欲しいと考えていたようですが、姉が働くようになり、子供は要らないと言い出し、喧嘩も絶えませんでした。
義兄は、私からしたら全く厳しいとは思えず、私の母や私とも関係は良好でした。旅行に連れて行ったり、姉の趣味も自由にさせていたりと、口煩い様子ではありませんでした。
しかし、姉は数年前から結婚後すぐに就職した会社内で一つ年上の既婚男性と付き合っていたようです。
私も母も気づかず、不倫が義兄にバレ、一度は別れると約束した後また続いていることが義兄に発覚し、大喧嘩になり、家出しました。
私も母も不倫の件は姉が居なくなってから義兄に聞きました。
会社にはいるようですが、何処に住んでいるのかもわかりません。会社に出向こうと思いましたが姉の事を考えると他の人の目もあるため出来ません。
連日姉に連絡をしていますが出ません。母も私も義兄が不憫で仕方が無く、申し訳ない思いでいっぱいです。
相手の男性が姉と一緒になるとは到底思えず、姉はどうやら貯金も使い果たしているようです。
姉に何と伝えれば目を覚ましてくれのか、また離婚するならば、このまま義兄を縛り付けない為にはきっちり清算させないといけないと思っていますので、何か手立ては無いものかと毎日悩んでいます。
母も私も限界に来ています。このまま私達は、縁が切れてしまうのでしょうか。悲しくて仕方がありません。この悲しみはどうしたら姉に伝わるのでしょうか。教えて下さい。

【拙回答】

「許さないこと」も時に大切な愛情表現の一つ

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。

「許さないこと」も時に大切な愛情表現の一つであるかと存じております。

まず、不倫は立派な悪業(悪い行為)です。このことは、下記の問いにおいても扱わせて頂いております。

問い「配偶者の浮気について悩む友達に…」
http://blog.livedoor.jp/hasunoha_kawaguchi/archives/1002964052.html

『・・仏教では悪い行為をしてしまっても慚愧することにより、心から懺悔して悔い改めることが大切なこととなります。二度と同じ過ちはせずに、善い行い(戒律を守ることと積極的な他を利するための行いとしての利他行・慈悲行)に努め励むことで、今までとこれからの悪業を撃ち滅ぼしていくことが望まれることになります。問題はどこまで寛容になるべきかということでありますが・・』

義兄様も寛容に(恐らくこれまでに何度か・・)お許しになられていたことでしょうが・・結局、お姉様は出て行かれてしまわれたとのことにて、懺悔して悔い改めることができなかったようですね・・義兄様のつらいお気持ち誠に察するところでございます。

世の中には、好きな人のすることであれば、何でも許してあげる、認めてあげる、信じてあげるということもございますが、それが悪い行為であるならば話は全く別となります。むしろ、悪い行為を諌めて、反省させて、悔い改めさせる、償いをさせることこそが、真なる愛情のあり方となります。

ここは一度、厳しく突き放しておいて、猛省を促す意味でも、きっちりと離婚、賠償へと向けた落とし前も付けさせるべきでしょう。もちろん、一方だけの話を鵜呑みにするのではなくて、お姉様にも言い分が当然にあるかとも存じますので、しかるべく調停の場でも双方の主張をしっかりと鑑みた上で判断していくことも必要であるかとは存じます。

ただ、厳しく突き放すにしても、何処にも行き場が無くなって、それこそ自殺するまで追い込む必要もございません。一つのけじめ(離婚)が付けば、最終的に帰る場所として迎えることもいずれかの場面でタイミング良く伝えておくことも必要であるかとは存じます。

善処を祈念申し上げます。

川口英俊 合掌

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http://hasunoha.jp/

これまで拙生が回答させて頂きました内容は下記にてまとめて閲覧して頂くことができます。
http://hasunoha.jp/users/16

問い「人とのコミュニケーションについて」

問い「人とのコミュニケーションについて」
http://hasunoha.jp/questions/502

【ご質問内容】

はじめまして、私は4歳の子供をもつ主婦です。さっそく悩みですが、意気揚々と我が子が幼稚園に入園するのを楽しみにしてめでたく新生活を迎えたのはいいのですが、人を露骨に嫌な態度で見る人がいてお迎えとかせっかく楽しい心持ちだったのに今は行くのがなんだか気が重いです。
最初はその方には小さい子どもがもう一人いてしんどいんやろなって感じでしたが、ある時
挨拶ってありますよね?私は当たり前にするのが礼儀だと皆と同じようにしてたんですが、最初に明らかに嫌な態度で避けてた態度したんでなんや?あの嫌な態度!ってその人の背中に向け睨んでしまったんです。 その人がどう思おうと知るか!そっちが人の事知りもせんのにそういう態度して、小さくなるおもったら間違いやで?って気持ちで突破的に私もこういう態度とったんですが、間違ってたでしょうか?
人を見て態度変える行為するのは気持ち悪いですが、最近挨拶とか気持ちよくできません。それができる環境にいたいし、子どもに集中したいし自分のやることに集中したいだけなんですが、周り見て気楽にコミュニケーションできないと肌で感じています。
親同士とかの関係も子供の交遊にも影響したり、親同士の会話でいじめが起こる可能性もある嫌な雰囲気や世間になってきているじゃないですか? 子供は楽しく今は通っていますが、親の私は何もしてないけど、何かしら苦痛です。どうしたらもっと気楽にいられますか?嫌な態度や雰囲気の人でも挨拶はしてましたが、相手が望まないなら徹底的に無視して挨拶しなくてもいいんでしょうか?
私はなんかそれをしたら気持ち悪いですが。

【拙回答】

包容力・慈悲力を養う良い機会

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。

世の中には様々な性格や境涯を抱えた人間同士が色々な場面で暮らしており、当然に社会における人間関係の中で、どうしても馬の合わない人も出て参ります。皆と仲良く過ごせればもちろんそれで良いでしょうが、なかなか難しいことでございます。

下記の拙回答のように、人間関係においては適当力・鈍感力も問われてくるかと存じます。

問い「転職か我慢か悩んでます」
http://blog.livedoor.jp/hasunoha_kawaguchi/archives/1003293425.html

「・・人間関係については、とにかく相手についてよく知ることです。相手を知ることにより、うまく対応していけるように工夫することもできるのではないかと存じております。また、皆と仲良くしなければとも思わないことです。様々に異なる人間の集まり、それは無理です。そこはある意味で適当力・鈍感力も問われます。無理なものは無理と割り切ることも必要でございます。・・」

ただ、その中でも気をつけなければならないこともございます。

拙生が心の病を色々と抱えた方たちが通所する施設の社会福祉法人の運営に携わらせて頂いた経験から、ようやくに理解が少しずつできたことに、対人のコミュニケーションにおいて、ご本人の努力や頑張りではどうにもならないことがある場合もございます。

例えば、パーソナリティ・気分・不安・適応・広汎性発達障がいなどの心の病を抱えておられる場合でございます。

どうしてこんなことをするのだろうか、なぜそんなに態度が悪いのかと時に疑問に思うこともあるでしょうが、そこは寛容さ、寛大さで相手を受け入れてあげることも大切な場合がございます。もちろん、見極めが難しいこともございますが、余程の悪意でもって危害を加えて来ない限りは、包容力を養う、仏教的には慈悲力を養うことができる良い機会が与えられたと思って、是非、取り組んで頂けましたらと存じております。

また、「障がい」に関する基本的な拙見解は下記回答をご参照下さい。

問い「女なのか、男なのか。」
http://blog.livedoor.jp/hasunoha_kawaguchi/archives/1003003944.html

善処を祈念申し上げます。

川口英俊 合掌

「Hasunoha」お坊さんがこたえるQ&Aサービス
http://hasunoha.jp/

これまで拙生が回答させて頂きました内容は下記にてまとめて閲覧して頂くことができます。
http://hasunoha.jp/users/16

Hasunoha・回答数300に寄せて

回答数が第二の節目と捉えておりました300回答となりました。改めまして、継続してご回答させて頂けておりますこと、誠にありがとうございます。

さて、100回答からこの間におきましては、特に中観帰謬論証派の思想哲学を意識しながら、拙回答まとめのブログにおけるタグ・クラウドでも最も多い単語 となっております「空と縁起」の理法を用いらせて頂くことと、具体的な拙経験もできるだけ用いた上での回答を心掛けさせて頂いて参りました。

回答はできるだけ多くを目指して参りましたが、対応しきれずに見送ってしまったご質問も出てきてしまいまして、大変に申し訳なくに存じております。

今後は、引き続いて中観帰謬論証派の思想哲学を意識しながら、回答締切期限(一ヶ月間)に迫っておりますご質問から随時に回答を継続させて頂くことで、何とか解決へと向けた選択肢の一つをお示しできましたらと考えております。

浅学菲才の未熟者であるがゆえに、これまでも、またこれからも多々ご迷惑をお掛け致すことかとは存じますが、どうかご叱咤、ご批正を賜れますように何卒、宜しくお願い申し上げます。

「hasunoha」拙回答まとめ集
http://blog.livedoor.jp/hasunoha_kawaguchi/

これまで拙生が回答させて頂きました内容は下記にてもまとめて閲覧して頂くことができます。
http://hasunoha.jp/users/16

2014.5.21「hasunoha」初オフ会参加
http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/52163137.html

東日本大震災を機縁として立ち上がりました「hasunoha」に参画できましたこと、誠に感謝致しております。微力ながらにも一つ一つ少しずつでもお役に立てれる善行・功徳となりましたら、亡くなられました皆様への追善供養として回向申し上げたくに存じております。合掌
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