hasunoha 川口英俊

「Hasunoha」お坊さんがこたえるQ&Aサービス http://hasunoha.jp/ 川口英俊回答のまとめ集

2015年10月

問い「共通のお経」

問い「共通のお経」
http://hasunoha.jp/questions/2116

【ご質問内容】

こんにちは。いつもhasunohaを読ませて頂いております。

質問です。先日知人の親族の葬儀がいくつな重なりお通夜に参列してふと思いました。

宗派問わず統一されたお経ってありますか?
元々はお釈迦様が仏教を広めたのでしょうから仏教経みたいな…

よろしくお願いします

【拙回答】

「仏教聖典」

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。

いつもhasunohaをご愛読頂いておりまして、誠にありがとうございます。

「宗派問わず統一されたお経ってありますか?」・・実は、そのような趣旨において編纂されている仏教聖典というものがございます。

仏教伝道協会・「仏教聖典」について
http://www.bdk.or.jp/buddhism/index.html

「仏教聖典」とは・・

お釈迦さまとして知られる仏教の開祖、ブッダ(仏陀=目覚めた人の意)が説いた真実の教えを集めた「お経」の中から、教えの大切な要素とたとえ話を選び、それらを日常のやさしいことばにかえて表現したものです。

「ブッダの開いた教えがわかりやすい言葉で、世界中の誰にも心通うように」との思いで「仏教聖典」は作られました。

・・

「仏教聖典」は、どこかの大きなホテルに宿泊された際にでも、鏡台の引き出しの中に聖書と共に置かれていることもございますし、また、仏教伝道協会さんにおいて販売もされているようですから、宜しければお買い求め下さいませ。

http://www.bdk.or.jp/buddhism/book01.html

さて、お釈迦様の残されたお教えが様々に仏典として現在に伝わっております。「八万四千の法門」と言われますように、それだけ方便(その人それぞれの苦しみ、迷いに対して的確に応じて説かれた)として仏教をお説きになられた次第でございます。

その方便において最も基本となるものが、「四聖諦」という、苦諦・集諦・滅諦・道諦の四つの聖なる真理でございます。

私たちには、代表的に四苦八苦(生老病死・愛別離苦・怨憎会苦・求不得苦・五蘊盛苦)する中にありますが、それらの苦しみには、その苦しみの結果へと至らしめている因縁(原因と条件)があり、苦しんでしまっているのであって、その苦しみをもたらす因縁(原因と条件)を何とかすることができれば、必ず苦しみを無くすことができるとして、そのための方法(仏道)を善巧方便を駆使なさられて釈尊は仏教をお説きになられたのでございます。

ですので、全てのお経の内容も、それは「四聖諦」を基本原理として説かれているものであるとして、補足として少しくご理解を頂けましたら有り難くに存じます。

川口英俊 合掌

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これまで拙生が回答させて頂きました内容は下記にてまとめて閲覧して頂くことができます。
http://hasunoha.jp/users/16

問い「信じられるようになりたいです」

問い「信じられるようになりたいです」
http://hasunoha.jp/questions/2187

【ご質問内容】

はじめまして。よろしくお願いいたします。
私はこれまで、病気を抱えながら働いてきました。仏教の話に限らず、誰かと生きる意味などの話ができればと思います。
そのような集会はお寺などで行われていないでしょうか。

それから、お経をあげる意味とは何でしょうか。
今私が苦しんでいるのは、供養されていない霊の憑依があるからだという人もいます。
お経をあげることで、供養されるそうですが、私がお経をあげると、先祖が喜んでくれるのですか?

私は以前、お経をあげたり、瞑想したりしていましたが、本当に効果があるのかと思ってしまい(不遜な考えですが)、やめてしまいました。

しかし、このままだと、何かむなしい感じがしております。信じられるようになりたいです。そんな疑問から、このページを訪れました。
どうぞ、よろしくお願いいたします。

【拙回答】

信じるかどうかは・・
「誰かと生きる意味などの話ができればと思います 」・・

まず、「生きる意味」に関しましては、また是非、このhasunohaへでも気軽にご質問下さいませ。

拙生もこれまでに下記の各問いにてお答えさせて頂いております。

生きる意味について
http://blog.livedoor.jp/hasunoha_kawaguchi/archives/cat_318924.html

「お経をあげる意味とは何でしょうか」・・

お経をあげる意味とは、丹下覚元様や釈心誓様と同様に、釈尊の教え、仏教をしっかりと学んで、そして修していくためであると存じております。意味も分からずに読むというのではいけないものとなります。できるだけ現代語訳や論書なども頼りとして、その内容を理解して実践へと役立てていくべきこととなります。そして、その実践が正しく、より善いものとなりましたら、ご先祖様方も安心して喜んで頂けることになるのではないかと存じております。

現代語訳としましては、「よくわかるお経の本」由木義文氏・講談社など、まずはいかがでしょうか。

また、様々な論書につきましては、下記サイトをご参照下さいませ。

「金剛居士の根本道場」・おすすめ仏教書のコーナー
http://kongoukoji.fc2web.com/

「今私が苦しんでいるのは、供養されていない霊の憑依があるからだという人もいます」・・

まあ、それは無いとお考え下さい。気にすることもありません。

一応、霊に関するこれまでの拙回答も少しくご参照下さいませ。

霊感・憑依等について
http://blog.livedoor.jp/hasunoha_kawaguchi/archives/cat_319683.html

「信じられるようになりたいです」・・

信じるかどうかは、ご自身がしっかりと納得した上で受け入れられるかどうかが大切なこととなります。納得できるまで、是非、hasunohaもご活用下さいませ。

川口英俊 合掌

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問い「成仏できるか」

問い「成仏できるか」
http://hasunoha.jp/questions/2080

【ご質問内容】

高校二年生です。
先日私の友達が自死しました。
鬱病で最後まで苦しみ抜いての死だと思います。

助けてやれなかった自分が情けなく、胸が痛く、後悔の念でいっぱいです。
彼女がちゃんと成仏して、幸せになれることを祈っています。

そこで、亡くなった人はどうなるのか調べていると、自死した人は成仏できずにずっとこの世で苦しむという記述が多く見られました。

大好きな友達が苦しみ抜いてやっと楽になれるかと思いきや、亡くなっても苦しんでいるかと思えば耐えられません。

本当に彼女は成仏できないのでしょうか。
私にできることはないのでしょうか。
どうか回答よろしくお願いします。

【拙回答】

御供養について

この度のお友達の自死・・誠におつらいことでございます・・

私たちにはできることとできないことがあり、時にどうしょうもできないことがございます・・どうかあまりご自身をお責めになられませんようにお願い申し上げます。

「本当に彼女は成仏できないのでしょうか。」・・成仏できるかどうかは、そのための因縁(原因と条件)次第となります。因縁次第において成仏は可能なこととなります。ですので決して成仏できないというわけではないのだとご理解して下さいませ。

「私にできることはないのでしょうか。」・・ ございます。それが御供養となります。御供養は、亡くなられた方の成仏のための善き因縁へと向けた僅かながらにでも助けとすることができます。

「彼女がちゃんと成仏して、幸せになれることを祈っています。」・・誠にこの真摯で慈愛なる純粋なお気持ちこそが御供養において大切なことであると存じております。

お墓参りや読経・回向、あるいは布施・寄付、善徳行などの追善、色々な御供養のカタチがございますが、何よりも、その真摯で純粋な祈りのお気持ちを向けられることが最も大きな力になるのではないかと存じます。

それも、もちろん毎日でなくて構いませんし、義務でもありませんし、負担になってもいけません。ふとした時に、その純粋な祈りを友達へと向けてあげて下さい。それだけでも成仏へと向けた助けとすることができるのではないかと存じております。

また、色々と難しいことも書いてございますが、以下の自殺や死後についての各問いへの拙回答も少しくご参考にして頂けましたらと存じます。

「自殺・自死について」
http://goo.gl/3ZbZUr

「死後について」
http://goo.gl/ejLMq3

拙生もそのお友達の成仏のための善き因縁へと向けた祈りをここにて表させて頂きます。どうか御仏のお慈悲のご加護のもと、お安らかでありますように。確かなるご仏道のご成就へと向けた歩みがありますように。

川口英俊 合掌

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問い「自殺したらどこにいきますか」

問い「自殺したらどこにいきますか」
http://hasunoha.jp/questions/2031

【ご質問内容】

こんにちは。

自殺しようか悩んでいるものです。
辛くて辛くてたまりません。
でも自殺してもなにも終わらないのですか?
仏様は罰としてわたしを地獄に送るのですか?
死後の世界が怖くてたまりません。
死んだおばあちゃんのところにはいけないのですか?

教えて下さい。

【拙回答】

死後のこと

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。

誠におつらいお気持ちをお抱えのご様子・・

宜しければ、またその内容につきまして、できる限りで構いませんのでhasunohaへとご相談して頂けましたら有り難くに存じます。

自殺・死後のことにつきましては、これまでにも下記の各問いにお答えをさせて頂いております。

「自殺・自死について」
http://goo.gl/3ZbZUr

「死後について」
http://goo.gl/ejLMq3

「自殺してもなにも終わらないのですか?」・・仏教では常住論と断滅論の両方を否定し、また、実体論も否定することとなります。そのため、死んで、それで全てが終わり、無になるとは考えません。もちろん、五蘊(色・受・想・行・識)の作用の一つとしての色・肉体は、働き・作用を失うため、現に今生きている状態と同じとは言えません。また、肉体に影響の受ける他の作用も無くなる、あるいは弱くなりますが、肉体を失ってしまっても心相続上で他の作用を微細に保つことや、更にその心相続が肉体を持つ潜勢力(可能性)を維持し、やがて五蘊の働きをまた備えることができる場合も当然にありうることになります。しかし、「盲亀浮木」の譬えのように、まさに人身受け難しであり、例えば、再び、この地球上にて人間としての肉体を得られて、今のように生きられるとなると・・正直、奇跡に近いような確率となります。本当に頂いてある今の命をしっかりと大切にして頂きたいものであると存じております。

「仏様は罰としてわたしを地獄に送るのですか?」・・仏様が罰として悪い赴きへと赴かせるのではなくて、あくまでも己の行い(業・カルマ)が己の行き先を決めていくことになります。仏様とのご縁と共に善き行いを積めれることとなれば、それで善き赴きも望めることになりますが、ただ、仏様とのご縁というものは、善き赴きへと向けた原因や条件の一つになる場合がありうるということで、それだけが決して絶対の原因・条件というわけではありません。最も大切となるのは、あくまでも己の行いのありよう次第となります。

制限字数の関係上、ここまでにて。とにかく、これからのより良き行い次第では、必ずより良い結果も望めることとなります。どうか自殺は思い留まって頂きたいと存じております。

川口英俊 合掌

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http://hasunoha.jp/users/16

問い「自殺未遂」

問い「自殺未遂」
http://hasunoha.jp/questions/1999

【ご質問内容】

最近、読んだ仏教の本の中で悪徳政治家や悪徳業者、犯罪者(特に殺人犯)は地獄ヘ落ちると書いてありました。 本には書いてなかったのですが、よく自殺者も地獄へ落ちると聞きます。

そこで質問なのですが、自殺未遂をした事がある人は、どういう位置づけになっているのですか?
自殺未遂者の死後はどうなるのですか。未遂者はたまたま運良く死に至らなかっただけだと思いますが、自殺を決行した罪はたとえ自然死しても消えることはないのですか?

やはり殺人未遂と同じくらい罪な事になって地獄行きや生まれ代わる時に何らかの支障が出るのでしょうか?

2度もやってしまいました
※あくまで天国や地獄が存在する前提での話です。

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail.php;_ylt=A7dP5XLVuAtWHAoAiLOV_PN7?page=2&qid=1367098398&pos=1&ccode=ofv

【拙回答】

自殺・自殺企図・自殺未遂につきまして

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。

二度も自殺未遂されてしまわれたとのこと・・誠におつらいことでございます・・

自殺を企図してしまうほどの悩み苦しみ・・どうか和らぎ、癒されますように、三度目の無いことを心から祈念申し上げます。

自殺につきましては、これまでにも下記の各問いに回答させて頂いております。

「自殺・自死について」
http://blog.livedoor.jp/hasunoha_kawaguchi/archives/cat_319870.html

「・・死後の赴きにおいて、もっとも影響を与えることになるのは、何よりも己自身の行い(業・カルマ)となります。その業が、煩悩や無明(根本的無知)によっての悪業に比重が重くあってしまえば、やはり、その果報(向かう先、輪廻)は厳しいものにならざるを得ないと考えることになります。・・」

「悪徳政治家や悪徳業者、犯罪者(特に殺人犯)は地獄ヘ落ちると書いてありました。」・・世間の道徳的規準と仏教的な因果応報における善悪の基準とでは、一致しないこともございますが、勧善懲悪を勧めるという点では大差がないものであるかと存じております。

ただ、悪い行いをしてしまっても、心から慚愧して懺悔し、しっかりと善い行いに努め励み、善い業・カルマの因縁(原因と条件)次第においては、より良い死後の赴きへと参れることができることとなります。

「よく自殺者も地獄へ落ちると聞きます。」・・自殺したからといってそれが悪い業・カルマとなるかどうかは、ケースバイケースとなるのではないかと存じます。一つ言えますのは、無明(根本的な無知)・煩悩による自殺であるならば、やはり悪い業・カルマとなるため、十分に気を付ける必要があるのではないだろうかと存じております。

次に、自殺企図、未遂の場合についてですが、行為と動機の問題につきましては、下記の問いにて詳しく扱わせて頂いておりますのでご参照下さいませ。

問い「心を込めた行動とは? 」
http://blog.livedoor.jp/hasunoha_kawaguchi/archives/1005257984.html

とにかく、これからの良き因縁次第では、必ず良き結果も望めることとなります。どうか自殺は思い留まって頂きたいと存じております。

川口英俊 合掌

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問い「お坊さんて楽でいいですか?」

問い「お坊さんて楽でいいですか?」
http://hasunoha.jp/questions/2039

【ご質問内容】

人々はブラック国家のブラック企業で阿鼻叫喚の地獄なわけですけど、お寺はある意味極楽ですよね?

【拙回答】

涅槃、悟りを得られたら、もちろん極楽となります。

涅槃、悟りを得られたら、もちろん極楽となりますでしょうが、それまではあまり変わりません・・拙生も、まだまだ無明(根本的な無知)・煩悩によっての迷い苦しみの中におります・・

何とか涅槃・悟りへと至れますように、しっかりと仏道の歩みに努めて参りたいものでございます。是非共に頑張ってこの苦海を乗り越えていきましょう。

川口英俊 合掌

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http://hasunoha.jp/users/16

問い「餓鬼とはどういう生き物なのですか?」

問い「餓鬼とはどういう生き物なのですか?」
http://hasunoha.jp/questions/2016

【ご質問内容】

わたしは、統合失調症という心の病気を抱えています。
毎日のように、いろいろな男の人と女の人の声や顔が聴こえて見えたりします。すごく不便です。
心療内科の先生は、「統合失調症は脳の病気です」っておっしゃいました。
わたしは、納得はしたのですが、医学以外のことも調べてみようと思って、「霊障」関係の本やサイトを調べました。
結果は、なんだかわからなかったので、仏教のお言葉に救いを求めたいと願うようになりました。
hasunohaを知る前に、ある仏教のサイトを見たのですが、そのサイトに、「霊障」は「餓鬼がしていること」っていうお言葉がありました。
わたしは、そのサイトに書かれていた餓鬼についての内容を読んだのは読んだのですが、みなさまのお話を聴きたいって思ったので、ご質問いたします。
よろしくお願いします。

【拙回答】

「霊障」へと向かうよりかは・・

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。

「統合失調症は脳の病気です」・・

拙生は医者ではありませんので、専門的なことは正直分かりませんし、あまり無責任なことも述べれませんが、原因の探索が「霊障」へと向かうよりかは・・ということについて述べさせて頂きたいと存じます。

仏教では、あらゆるモノ・コトには、必ず、その結果へと至るための因縁(原因と条件)があると説明致します。

「因縁無くして、結果無し」(小泉元総理みたいな言い方ですが・・)でございます。

ですので、ルル様が統合失調症にて苦しまれていることにも、もちろんその因縁が必ずあるはずです。

問題は、その因縁について、超常現象的なこと、神秘主義的なこと、証明・エビデンスの無いことで考えてしまうのは、あまり宜しいことではないのではないかと存じております。

そのお医者さんは、確かに「脳の病気」とおっしゃいましたが、それはあくまでも直接的原因となっていることではないかとお察し申し上げます。

では、その脳の問題はどうして生じたのか、ということにも、当然にその因縁があるはずです。それを少し探られてみられることをお考え頂けましたらと存じております。それが、完全にもはやどうにもならない、例えば遺伝的な根本問題や脳器質的な問題であるならば、治療が難しいことになるでしょうが、そうでなければ改善の余地は十分にあり得ることとなります。

複雑な脳の働きについてのことは専門外ですが、脳神経回路の働きや免疫的な働き、ホルモン・分泌についての働き、また、メチレーション機能に関しての働きなど、何らかの脳神経物質についての阻害要因が、統合失調症という症状をもたらせてしまっている可能性がございます。

それが食べ物や外部要因等による影響や、あるいは遺伝子変異(スニッブ)によりメチル化経路(遺伝子発現の調節、タンパク質の機能調節、RNA代謝など)における異常が影響している可能性など、色々と考えることがまだまだございます。

どうにかその要因が分かれば、きっと改善、根治の可能性もかなり高くなるのではないかと存じております。

「霊障」についてよりも、もう少し医学的・生体的な働きに関することについてお調べを賜れましたらと存じます。

善処を祈念申し上げます。

川口英俊 合掌

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問い「人に為に生きる僧侶となるには」

問い「人に為に生きる僧侶となるには」
http://hasunoha.jp/questions/2012

【ご質問内容】

こんにちは。私の実家は江戸時代より続く寺です。小さい頃より家を継ぐのが楽しみで、僧侶になることに今は迷いはありません。現在は大学生活を楽しんでいますが、卒業後は家を継ぐ予定です。僧侶になったからには人の為に生き、悩み苦しむ人の為に身を削る覚悟でいます。その為には辛苦をいとわないつもりです。

ただ、その様な僧侶となるためには今何をすべきか、勉強をしておくべきか、最近の寺に求められていることは何なのかといったことが自分の中で不明確になりつつあります。

現役の僧侶の皆様、人の為に生きる僧侶となるために今何をし、勉強しておくべきか。そして、今の寺(僧侶)に求められていることは何かご教示頂けないでしょうか。よろしくお願い致します。

【拙回答】

「自利利他」

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。

素晴らしいお志、尊く、有り難くに存じます。

ただ、「人の為、人の為」と、あまり気負われなくても構わないのではないかとは存じます。

拙生も若いころは、何とか仏教を活かして世の為に、人の為にと、福祉活動、地域社会活動、まちづくり活動、ボランティア・奉仕活動に躍起になっていた頃がございます。

拙プロフィール「これまでの主な活動歴」の項・参照
http://www.hide.vc/profile.html

かなり並行して色々な取り組みに頑張っていました。

しかし・・ある時、ふと壁にぶつかり、一旦、全ての対外活動を休止しました・・

その要因は、簡単に申しますと、「世の為、人の為」ということではなくて、「輪廻に迷い苦しんでいる全ての有情、衆生の為」へと向けて、まずはもっとこの凡俗なる未熟者における自己修養の必要性を実感したというところでございます。

これから仏教を学び進められていかれる中で、仏教には二つの真理として、世俗諦と勝義諦の二諦ということについても学ばれることになるでしょう。

この二諦においては、菩提心(悟りを目指す決意)としての「世俗菩提心」と「勝義菩提心」というものもございます。その後者の菩提心を起こす必要性に迫られるに至ったという感じでございます。

とにかくまずは、己の迷い苦しみ、無明・煩悩を対治することについて取り組まないと、他の者たちの迷い苦しみ、無明・煩悩を対治することも難しいこととなります。そうでなければ、効くかどうかわからないような薬を、他で無責任に試すようなものとなります。確実にその薬が効くという確信を得れる自分をまず確立させることが大切になるのではないかと存じております。そうすれば、自ずと他を利益していけるようになっていくのではないかと存じております。(自利利他)

hasunohaへの参加、お待ち申し上げます。

発菩提心

すべての有情を救済しようという願いによって
仏陀・仏法・僧伽に
悟りの真髄に至るまで
私は帰依いたします

智慧と慈悲を持って精進し
すべての有情を利益するために
私は仏陀の御前に
完全なる菩提心を生起いたします

この虚空が存在する限り
有情が存在する限り
私も存在し続けて
有情の苦しみを滅することができますように

川口英俊 合掌

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問い「安保」

問い「安保」
http://hasunoha.jp/questions/2021

【ご質問内容】

お坊さんの皆様は安部総理が掲げる安保法案に
ついてどう思いますか?
率直な意見が聴きたいです。

【拙回答】

仏教の果たすべき役割へと向けて

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。

反戦、非戦について、この八月に「仏教と戦争」と題しての拙論にて、安保法制にも関連したことを扱わせて頂いておりますので、少しくご参照して頂けましたらと存じます。

「仏教と戦争 ~ 戦後70年と仏教 ~」
http://goo.gl/FYCqa5

この度の安保法制に関しましては、やはり、集団的自衛権の行使、その範囲について、もっと時間をかけて国民的な論議を深めた上にて、その結果を踏まえて、 まず、憲法改正をしてから、集団的自衛権の行使、その範囲を憲法上でも認めることとなって、それから安全保障関連法の整備に取り組むべきであったのではな いだろうかと存じております。

もう既に成立してしまっておりますので、もはや何ともですが・・拙生の見解としてですが、民主的正当な手続きをしっかりと踏まえたとは言えない今回の安保関連法整備のやり方には、正直なところ少し不満を持っております。

一有権者、一納税者としましても、政治・社会の動向に対して、しっかりと関心を持って、特に選挙行動により、政治に対して意思表示をしていくことが大切に なるのではないかと存じております。ねこ様も選挙権を得られましたら、是非、意識高く、政治に対して確かな意思表示をして頂けましたらと存じます。

また、「仏教と政治」につきましては、以前に下記においても少し拙見解を述べさせて頂いておりますので、ご参考下さいませ。

「仏教と政治」について・・
http://goo.gl/omqkAj

以下、法句経129・130偈(中村元氏訳参照)・・

「すべての者は暴力におびえ、すべての者は死をおそれる。己が身をひきくらべて、殺してはならぬ、殺さしめてはならぬ」

「すべての者は暴力におびえる。すべての(生きもの)にとって生命は愛しい。己が身にひきくらべて、殺してはならぬ。殺さしめてはならぬ。」

争い、暴力、殺し合い、奪い合いによる苦しみをこの世から無くすためにも、その原因である無明(根本的無知)・煩悩の対治を目指す仏教の果たすべき役割へと向けて、微力なりにも拙生もお役に立てれるように、しっかりと努めて参りたいものでございます。

川口英俊 合掌

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問い「十三佛真言について」

問い「十三佛真言について」
http://hasunoha.jp/questions/1842

【ご質問内容】

真言宗で唱えられる十三佛真言は、他宗派の信者が唱えても差支えないのでしょうか。

曹洞宗の経典を見たところ、真言宗の

発菩提心真言 おん ぼうじしったぼだはだやみ 
三摩耶戒 おん さんまやさとばん
光明真言 おん あぼきゃべいろしゃのう まかぼだらまにはんどまじんばらはらばりたや うん

上記3点の真言が~陀羅尼という別の呼称で掲載されておりました。

曹洞宗でも仏壇や墓石に向かって十三佛真言をお唱えてしても構わないのでしょうか。

【拙回答】

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。

基本的に真言や陀羅尼というものは、宗派はあまり関係なく、適宜必要に応じて用いられて唱えられるものではないかと存じております。(但し、浄土真宗さんは例外になるかもしれません。)

拙生も朝の梵鐘勤行の中においては、十三仏真言をお唱えさせて頂いておりますし、各中陰法要・回忌法要においては、十三仏供養として、塔婆に梵字で真言を書かせて頂くこと、法要にて真言を唱えさせて頂くこともございます。

真言は、呪やマントラと言われますように、少し神秘的な呪文として、密教的要素が強くあるものと思われてしまうこともございますが、サンスクリット語(梵語)を原典とするものとして、その意味内容もある程度訳出することができるものとなっております。

その内容は、如来・菩薩様の叡智や加持力を讃えて救済を冀うもの、ただ、お名前を尊くお呼びさせて頂いて帰依を深めるためのものなど、それぞれに意味内容がございます。

ある意味では、南無釈迦牟尼仏、南無阿弥陀仏とお唱えすることと同様に、仏様への帰依信心を表すことに近いものがございます。

仏壇や墓石に向かって十三佛真言をお唱えすることについてですが、ご仏壇が曹洞宗の場合でしたら、ご本尊様はお釈迦様となりますので、やはり、ご仏壇のご本尊様へと向けましては、「ナウマク・サウマンダ・ボダナン・バク」とお釈迦様のご真言を唱えられるのが良いのではないかとは存じます。お墓でも十三仏供養としてならば各真言をお唱えするのも良いでしょうが、基本的には、お釈迦様のご真言で良いのではないかと存じます。

ただ、「ナウマク・サウマンダ・ボダナン・バク」には、「帰依します。三千大千世界の諸仏とお釈迦様に。」となりますように、「サウマンダ・ボダナン」で、諸仏の中に全ての仏様(と菩薩様も)が含まれることになり、それだけで他の真言もカバーされてしまうと言えば、そうなってしまうのではありますが・・

また、二年半前となり拙い内容ではございますが、十三仏について扱わせて頂きました拙考がございますので、もし宜しければご参考にして頂けましたらと存じます。

「十三仏 追善供養を司る如来・菩薩たち」
http://oujyouin.com/13butu.html

川口英俊 合掌

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