hasunoha 川口英俊

「Hasunoha」お坊さんがこたえるQ&Aサービス http://hasunoha.jp/ 川口英俊回答のまとめ集

水子供養について

問い「頑張ろうと思うのに気持ちがついてこない」

問い「頑張ろうと思うのに気持ちがついてこない」

【ご質問内容】

先日はお忙しい中ご回答いただきありがとうございます。

前のご回答にもあったようにあの子達の為にも頑張らなくてはと思うのですが、なかなか気持ちがついて来ずただただ日々を何となく過ごしてしまっています。

ここのところ体調がいまいちすぐれないので余計かもしれません。

甘えているだけなのかもしれませんが、何かアドバイスいただけばと思います。

同じような質問ばかりで申し訳ありません。

【拙回答】

旅にでも…

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。

拙夫婦にも同じような似た経験がございます・・

半年ぐらいはつらい気持ちを抱えて、本当に落ち込み、ふと思い出しては涙しておりました・・

やっと少し落ち着いた頃に旅に出ました。

何気ない旅でしたが、気づきが色々とありました。

旅先で願掛けの護摩を定期的に修しておられる無人のお寺(というよりも小さな庵でしたが・・)がございまして、ふと、子宝祈願と書いて不動尊に奉納したことも思い出します・・

自分がお坊さんでもそんなものです。

また、少し落ち着かれましたら夫婦水入らずにて心身ともに癒せる旅でも。

私のところは、お寺だけに、毎月、地蔵尊と共に水子さんたちのご供養は勤めており、その際に私たちの水子さんもご供養を続けております。

ton様も毎月とまではいかなくても、一年に一度、地蔵盆の日だけでも構いませんので、菩提寺さんや近くのお地蔵さん、お寺さんででも水子ご供養をして頂けましたら有り難くには存じます。

無理に頑張ろうとされることはありません。しかし、いつまでも嘆き悲しまれてしまっていても実は宜しくありません。親御さんのあまりの嘆き悲しみは、水子さんが賽の河原で苦患を受ける種となると「賽の河原地蔵和讃」にもございます。

しっかりと年一回でも構いませんので、追善ご供養にお勤めを頂きまして、お地蔵様に水子さんのことを、どうぞお任せになられて下さいませ。

きっとご供養により良いお導きも頂けることになるでしょう。私も未熟ながらにも毎月全ての水子さんたちのより良い赴きへと向けて地蔵尊にご供養致しまして、お願いさせて頂いております。ton様の水子さんにもお地蔵様のお慈悲によるお導きを賜れますように。

どうか夫婦仲睦まじく、お互いに支え合って、助け合って、人生の困難を乗り越えていかれて、お幸せにお過ごし下さいませ。

子宝を授かれますようにと祈念申し上げます。

川口英俊 合掌

問い「四人目妊娠」

問い「四人目妊娠」

【ご質問内容】

私は既婚者で現在、三人の子供がいます。 
一番上は5歳の女の子。 
二番目は3歳の男の子。 
三番目は今日1歳になったばかりの男の子です。 
仕事は一年間の産休.育休から先月復帰いたしました。 
仕事もこれからだと言うときに、四人目を妊娠している事がわかりました。 
妊娠検査薬の陽性反応を見たとき、正直仕事どうしようと思ってしまいました。 
嬉しいはずなのに、なんだか素直に喜べなくて… 
夫は、四人目を養う経済力はないし、三番目はまだ小さいのでたいへんだ… 
何かを犠牲にしないと四人目は無理だ 
と言います。 
私は今の仕事が好きなので、続けたいと思っています。ただ回りの方々は育休から復帰してまた妊娠かよと思うでしょう。 
そんな中で働く根性はありません。 
四人目を授かったのに中絶を考えることはお腹の赤ちゃんに申し訳なくて…… 
中絶後、赤ちゃんがちゃんとまたこの世に誕生できるよう(輪廻)、供養しようと思います。 
他に親として何ができるでしょうか。

【拙回答】

中絶は反対としか…

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。

避妊はされておられませんでしたか…誠に悔やまれます…

仏教に携わらせて頂いております一愚拙ではございますが、中絶につきましては、正直なところお勧めができません。仏教的な観点からもお勧めすることができません…

しかし・・色々と勘案すべき事情もあるかとは存じますので、反対が絶対に正しいとも申せません。

ただ、どうにもならない因縁(原因と条件)により、亡くなってしまう「いのち」であれば、やむを得ないものではございますが、どうにかなる因縁によって生きられる「いのち」であるならば、どうにか生かされて頂きたいとは存じます。

とにかく、どちらを決断されたとしても、後悔はなさられずに、功徳を少しなりにも積めれるような行いも、どうかお努めなさられて下さいませ。

また、中絶なさられても、どうか水子御供養は、懇ろに宜しくお願い申し上げます。

ご家族皆様のお幸せを心から祈念申し上げます。

川口英俊 合掌

問い「二度の人工中絶」

問い「二度の人工中絶」

【ご質問内容】

私は二度、人工中絶をしました。 
長文になります。申し訳ございません。

一度目は23歳の時。 
妊娠報告に彼のお家に挨拶に行った時に、彼のお父さんから「赤ちゃんはお金がないと産まれてこない。産めるか産めないかもう一度考えてから来なさい」と言われました。結婚してもこの家族とは暮らしていけないと思いました。 
授かった命と考えましたが、一人で育てる自信がなく中絶を選んでしまいました。

二度目は28歳の時。 
別れる直前に妊娠が分かりました。 
別れる1年ほど前に、看護の道を進みたいと彼から相談を受け、1年の約束で受験勉強を応援しました。1年後、結果は不合格。その頃、私は昇格。 
彼は「〇〇は正社員だし、昇格できる力があるし。俺はバイトだし、看護学校も落ちるし。」と言うようになりました。「アルバイトが嫌なら、正社員の試験受けたら?」とアドバイスをしましたが「〇〇と違うから。やりたいこともわからないし。でも〇〇といつか結婚したい。」と言っていました。 
正直、家族を持つなら支えて欲しいと思っていた私なので、重荷に感じてしまうようになりました。私の誕生日当日に彼はプロポーズしようとしているとこに気付き、私は先に別れを告げました。 
また罪を重ねる自分に自問自答していましたが、彼と相談し中絶を選択してしまいました。

二人とも付き合っている時は結婚も視野に入れてお付き合いしてるということもあり、避妊はほぼしていませんでした。 
私の考えが浅はかで赤ちゃんを、自分の手で二度も殺めてしまう結果になったことに変わりはありません。 
水子供養も考えましたが、それをすると、どこかで自分の中で終わったことにしてしまいそうなので、していません。

現在妊娠32週です。夫は別の方です。中絶したことは夫にも話せていません。 
今、切迫早産で入院中です。低地胎盤、逆子ということもあり帝王切開の確率が高い状態です。 
帝王切開でも構いませんが、元気で健康な赤ちゃんが無事に産まれてくれたらそれだけで十分なのですが、正直それすらできるか不安の毎日です。 
こうなったのも私が二度も中絶してしまったからだと責めてしまいます。 
だからと言って誰かに相談できることではなく、辛いです。 
どうしたらよいのでしょうか。 
自分勝手な悩みだとは重々承知です。 
よろしくお願いします。

【拙回答】

母の日に寄せて

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。

中絶は、誠にお辛いことでございました。

そして、今は新しい命を授かられまして、あと少し、いよいよご対面。楽しみですね。ご安産を祈念申し上げます。心身ともにできる限りリラックス。あれこれと悩まずに。過去にとらわれずに。

でも、中絶したお子は、紛れもなく、なっちゃん様のお子。

水子供養は、また少し落ち着かれてからで構いませんので、なさられて頂けましたらと存じます。

「供養」は、字の如く、「供(とも)に養う」、一緒に、悟り、仏様の世界へと向けての善き功徳、あるいは智慧を養うということになります。

どうか善きお導きがありますようにと、水子さんのご供養も宜しくお願い申し上げます。

不安なことは、中絶とは関係ないと思って下さい。貴女のお子たちは、何より貴女の幸せを願っていると思います。

今日は母の日ですね。カーネーションの代わりに、貴女のお子たちからの言葉と思って下さい。

「良いお母さんになって下さいね。」

ご安産、そしてお子様の健やかなご成長、ご家族皆様のお幸せを心から祈念申し上げます。

川口英俊 合掌

問い「現在妊娠中です。」

問い「現在妊娠中です。」

【ご質問内容】

初めまして。私は現在妊娠中です。 
約2ヶ月後には出産を控えています。

そんな私ですが一昨年の10月末。 
中絶手術を受けました。 
その頃妊娠3ヶ月。初めての妊娠で相手は今の旦那です。(当時は彼氏)

最初は彼氏(旦那)に産もうと言われ、無知で馬鹿な私はその言葉を間に受け2人で産めるんだと思っていました。 
しかし現実はそう甘くなく中絶をしました。 
それからは後ろ向きな思いと前向きな思いが交差する様になりました。

そして、もうすぐ1年が経とうかという去年の9月末。2度目の妊娠が発覚しました。

今回の妊娠は前回の妊娠と違い、トントン拍子に話が進みました。 
そんな中私は元々決めていた、亡くなった子の供養に1年が経った2日後に相手(旦那)と私の両親でお寺に供養に行きました。 
水子供養のお札と安産祈願のお札を書き、お焚き上げをして貰い 
赤ちゃん用のお菓子、相手(旦那)が買ってきたお花、私の買った小さなブーケをお供えして手を合わせました。

その時に私は 
''身勝手なのは分かってるけど、どうかこの子を連れて行かないで'' 
と、あの子を殺したのにも関わらずそんな最低な事を思ってしまいました。

今回の妊娠が前回と違いスムーズに話が進み、妊娠も順調に進む中で罪悪感と幸福感を感じました。

''あの子の時はこんなにスムーズにいかなかったのに、'' 
''あの子を殺した癖にお腹の子を産もうとしてるなんて''

妊娠が進むに連れて段々と動いているのが分かる様になり更に幸せを感じる様になりました。 
ですが、それで良いのかとふとした瞬間に良く思います。

手術をしてから月末には必ずお花や、その月に見合った物をお供えしています。 
1月ならお年玉だと称して赤ちゃん用のおせんべい。3月なら桃の花。 
今は少し早いですが、小さな鯉のぼりを飾っています。

それくらいしか出来ない上にあの子を殺した最低でダメな母親が、約2ヶ月後にお腹の子を産み、本当に母親になって許されるのでしょうか。

水子霊はとても純粋なものだと聞きましたが、あの子は私を本当は恨んでいるのでしょうか?

どうしてあの子は私を選んでくれたのでしょうか? 
そしてお腹のこの子はどうして私を母に選んでくれたのでしょうか?

長くなりましたが、ご回答頂けると幸いです。

【拙回答】

その子はあの子です。

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。

優しいあの子は、きっとまた二人のところへと戻ってきてくれたのでしょう。

有り難し。

ご安産、お子様の健やかなご成長を祈念申し上げます。

どうかお二人、仲睦まじく、優しいお子に愛情を精一杯に注いであげて下さいませ。

川口英俊 合掌

問い「流産」

問い「流産」

【ご質問内容】

先週流産をし、流産手術をしたばかりで毎日のように落ち込み泣いてばかりの日々が続いている状態です。

流産の宣告を受ける前の晩と手術当日に不思議な体験をしました。 
前の晩に、目が覚めてトイレに行って部屋に戻ったらなんか部屋がお昼の様な明るい光が部屋全体に差し込んでいて、モチロン電気ついてない。夫のイタズラかと思ったけれど、夫は隣の部屋でイビキかいて寝てるし。何が暖かいというか安心感というか怖いっていう感情は一切なくてどうなってるのか分からなくて夫を起こそうと思ったけれど、目の前に女の子の赤ちゃんが外の空の方へハイハイして途中、立ち止まって私の顔を見てニコッと笑ってまた外の方へハイハイして消えて行くのをみました。そして検診の日に赤ちゃんが中で亡くなっていました。

手術当日。 
麻酔が効く前に私の足元に同じ女の子がいた。 
麻酔が効き夢を見た。真っ白な雲の上にいた夢。気持ち良い感覚だった。でも、その夢には続きがあって 
何処からか子供の声で【助けてママ】【助けてママ】と聞こえてきた。次第にそのセリフは【痛い】【痛い】と泣きながら言っている声。姿は見えなかった。その時も怖い感覚はなくて、心配とか悲しいとかの感覚。次第に目が覚めてると、実際処置中に目が覚めたから痛かったんだけど自分で【痛い!】と何度も叫びながら号泣してた。処置が終わって、回復する為に1時間程その場に居た時も、足元に女の子がいて涙を少し流しながらニコッと笑って消えていった。

そんな不思議な体験をしました。お腹の赤ちゃんがお別れを言いにきたのでしょうか?まだ体調も精神的にも戻ってないので水子供養はしていませんが元気になったら行こうとは思います。

私は今年、大厄なのでそのせいで流産をしたのかと思っていまいます。また、前厄の去年には胆石の為に、胆嚢摘出手術も受け、来年後厄なので次は何が起こるのかと怖い気持ちもあります。日々不安と悲しみ、など不の気持ちしか持てませんどしたら良いのでしょうか

【拙回答】

バイバイーまたねー

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。

流産・・誠におつらいことでございます・・

ご夫婦でしっかりと支え合い、助け合って、どうか乗り越えられますことを。

拙妻に見られると怒られてしまう可能性がありますが・・

実は・・拙妻も同じような体験をしており、人事ではないと思い、回答させて頂いております。

私たちの子は、夢の中で、港で、船に乗り、手を振ってバイバイと、さよならを告げ、拙妻も、バイバイと手を大きく振っていたそうです・・そして、「またねー」、「一年後にー」とお互いに言い合っていたそうです。

流産が確定してから手術までの三日間、本当に辛かったです。でも、まだお腹にその子はいるのだと、三人で色々と楽しく過ごしました。たった僅かな間でしたけど、確かにその子は私たちの子。

拙妻は、もちろん、悲しく辛い中でしたが、夢の中でのお別れができて良かったと、少しずつですが受け入れることができていたようでした。

手術のつらさ・・横でずっとおりましたので、よくわかります・・

とにかく、まずは何より静養です。心身共に無理なされずに、少し休まれて下さい。

私たちも小旅行に行きました。

そして、少し落ち着かれてからで構いませんので、水子供養もどうか宜しくお願い致します。その子も、きっと地蔵菩薩様にお守りして頂けるかと存じます。そして、また、良かったら私たちのところに来てねと。

ご夫婦、どうか仲睦まじくに。

川口英俊 合掌

問い「生後27日の娘を亡くしました」

問い「生後27日の娘を亡くしました」
http://hasunoha.jp/questions/1421

【ご質問内容】

5月の25日に、娘が亡くなりました。
7月に四十九日を行います。
日蓮宗のお墓に入ります。

私は、娘のお骨の一部を手元に置こうか悩んでいます。
彼女の死は受け入れています、しかしさみしく思い、分骨を考え
ています。
しかしそれが、彼女にとって良いのか解りません。

私の思いは、彼女に早く生まれ変わってほしいと願っています。
どのような形でもいいのでもう一度逢いたいです。

そもそも人は亡くなったら、どのような道を進むのでしょうか。
この年になってお聞きするのはお恥ずかしいのですが、どうかお答えください。

【拙回答】

水子さん

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。

もう四十九日忌は終わられた頃ではないかとお察し申し上げます。

拙生にも流産した子の経験がございますが、その時には本当に苦しみ、悩みました。

その子の父であると共に、僧侶として、その子をしっかりと送ってあげなければ・・水子地蔵尊前における法要の読経では声が震えてしまい、不覚にも涙が止まりませんでした・・

それから夫婦共に立ち直るのに五ヶ月ぐらいは掛かりましたでしょうか・・次の子(長男)の妊娠により、正直、「あぁ、あの子が帰ってきてくれたのかも」と夫婦共に喜んで、色々な不安もありましたが、何とか乗り越えて、無事に産まれてきてくれました。

毎月二十四日には定例の水子供養と共にその子のご供養も続けておりますが、例え、帰ってきてくれたのではないにしても、きっと御仏様、菩薩様方のお導きにより、善き仏縁を得られて、善き赴きにあるのではないだろうかと存じております。

亡くなられた方は、最短で三週間後から最長でも七週間(四十九日間)までの中で次の行き先が決まることになると言われております。

もちろん、日蓮宗さんであれば、霊山浄土への往詣によって、釈尊の下で悟り・涅槃を目指すことになるのが最良となりますでしょうし、もしも、授戒・引導を受けられてはいるものの、あるいは例え、授戒・引導もなく、追善供養もないとして賽の河原で迷ってしまってしまわれている水子さんがおられたとしても、その時は地蔵菩薩様がきっとお導きなさられることになるのではないかと存じます。

また、もしもまだ人として生まれる因縁が残っていたり、御仏様、菩薩様方の下でご修行に励まれてはいても、もう少し人間道で頑張って修行してきなさいとなりましたら、この世に戻ってこられる、生まれ変わられることもあるのではないだろうかと存じております。

そういたしますと、もう一度、生まれ変わったその子と逢えることだってあるかもしれません。

もしかしましたら、次の子がそうかもしれませんし、また他の子がそうかもしれません。そういう気持ちとなることができれば、例え他の子であっても、もしかしたら・・と思うと、どこか皆への気遣い、優しさ、親切な気持ちにも繋がることとなれば、それはそれで尊く有り難いことになるのではないかと存じております。

川口英俊 合掌

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http://hasunoha.jp/

これまで拙生が回答させて頂きました内容は下記にてまとめて閲覧して頂くことができます。
http://hasunoha.jp/users/16

問い「水子供養についてお願いします」

問い「水子供養についてお願いします」
http://hasunoha.jp/questions/1336

【ご質問内容】

過去に中絶経験があります。
忘れた事はありませんが、特に供養はしてきませんでした。
息子の手も離れ、最近お付き合いする男性が出来たのですが、その方に先日、
水子供養はちゃんとしているのか?
会わなかった二週間の間に俺は三回死にかけた。
と、言われました。
かなりショックだったのですが、本当に私の過去の罪のせいでその方に災いが起こってしまったのでしょうか?
また、私にではなくなぜ彼に?
どうしたらいいのでしょうか。

【拙回答】

水子供養について

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。

まず、水子さんにつきましては、地蔵菩薩様のお導き、ご加護により、次の赴きへと参られているとお考え下さいませ。

拙寺では、毎月24日の地蔵菩薩様の御縁日には、地蔵菩薩様のご供養と共に、水子さんのご供養もお勤めさせて頂いておりますし、地蔵菩薩様をお祀りされておられる他のお寺さんでもなされているところも多いのではないかと存じます。

また、8月24日の地蔵盆では、お寺だけではなく、村のお地蔵さんにおいてもご供養が行われているのではないかと存じます。

水子供養の場合、もちろん、特定の水子さんをご供養致すこともございますが、地蔵菩薩様に全ての水子さんたちへの助けをお願い致すお勤めをすることとなります。

ですので、みさと様の水子様のご供養も拙寺や他のお寺さんのご供養の中において当然に含まれているとお考え頂けましたらと存じますし、例えご供養されておられないとしても、どうかこの点、ご安心を賜れましたらと存じます。

そして、その水子さんが何か災いをもたらすというようなことは、まずあり得ないと思って頂いて構わないかと存じます。もちろん、その男性の方におけることも関係ないとお考えを頂けましたらと存じます。

まあ、それでも、もし少しでも気になさられるようであれば、これを機縁として、水子供養を頂けるとなりましたら、それはそれで有り難いことになるのではないかと存じます。一度、水子供養をなさられることで、みさと様のお気持ちにおいても善い一つの心の整理、けじめになるのではないかと存じております。

また、水子供養のことに関しましては、これまでにも下記の各問いでも扱わせて頂いておりますので、是非、お時間のあるときにでもご参照下さいませ。

「水子供養について」
http://blog.livedoor.jp/hasunoha_kawaguchi/archives/cat_323269.html

みさと様のお幸せを祈念申し上げます。

川口英俊 合掌

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これまで拙生が回答させて頂きました内容は下記にてまとめて閲覧して頂くことができます。
http://hasunoha.jp/users/16

問い「大切な命を失いました。」

問い「大切な命を失いました。」
http://hasunoha.jp/questions/849

【ご質問内容】

わたしは今年の3月死産を経験しました。7ヶ月に入ったばかりで男の子でした。とても二人目が欲しくて欲しくてやっとできた子でした。

しかしあるとき息子は生きるのをやめました。毎日が真っ暗で生きるのがやっとです。自死も考えました。

時がたち、仕事を始めました。主人と娘に支えられなんとか過ごしてます。

一番苦しいのはほかの妊婦をみるのが辛く憎しみまで湧いてきます。みんな死産すればいい、不幸になれ!って思うのです。なんで他の人はちゃんと産めてわたしは死産したの?なぜ息子はしんでしまったの?と毎日思い、答えが見つかりません。

いつまで暗闇の地面を這いつくばり、他人を憎み、他人の不幸をほくそ笑む私でいるのでしょうか。
家族以外の人を信用できないし、関わりたくないです。
けど、わたしはこんな自分が本当に嫌いです。本当のわたしとは違う。

毎日毎日涙を流し息子のことを考えます。

わたしはこれからどう生きていけばいいのでしょうか。

わかり辛い文ですみません。ご回答をお願いします。

【拙回答】

水子供養

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。

この度は、誠につらく苦しい心の内を正直に明かして頂きまして、誠にありがとうございます。

人間、不幸に陥りますと、全てが不幸になれば良いのにと思ってしまうものでもございます。お恥ずかしいことながら、正直、拙生もそう思ってしまう時期がございました。

しかし、それは逆も言えるのではないかとは存じます。幸せに満ちると、皆もどうか幸せになれますようにと思えることになるのではないかと存じております。

もちろん、仏教が目指すのは後者となりますが、その幸せも世俗的な幸せではなくて、真理の悟りによる幸せとなります。

「こんな自分が本当に嫌い、本当のわたしとはちがう」とおっしゃられておりますように、醜い自分に対して自己嫌悪に陥られて、そのことに慚愧なされておられます。まず、それが変わるための大切な第一歩となります。息子さんのことを御供養して頂きながら、あれこれと後ろばかりを振り返らずに、少しずつでも前を向いて頂けましたら有り難くに存じております

水子供養につきましては、これまでにも下記の各問いにてお答えさせて頂いております。是非、御供養のご参照にして下さいませ。

http://blog.livedoor.jp/hasunoha_kawaguchi/archives/cat_323269.html

『・・この世は縁によりて成り立っている縁起なる世界・・縁が調わなければ難しいことはいくらでもございます・・その子は僅か数日の命だったかもしれませんが、確かに二人の子どもとしてこの世に現れてくれたことは紛れもない事実です。それは何か大切なことを気づかせに来てくれたのだとお考え下さいませ。もちろんまだまだ難しいことかもしれませんが、拙生はやがてそのように思うことができ、有り難くに感謝致して、水子ご供養を申し上げて、乗り越えていくことができました。その気づきはもちろんそれぞれで異なるでしょうが、真摯に「いのち」と向き合うことによって得るものは、それぞれ大きいのではないかと存じております。・・』

川口英俊 合掌

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http://hasunoha.jp/

これまで拙生が回答させて頂きました内容は下記にてまとめて閲覧して頂くことができます。
http://hasunoha.jp/users/16

問い「どうか少しでも何かアドバイスを頂ければ幸いです。」

問い「どうか少しでも何かアドバイスを頂ければ幸いです。」
http://hasunoha.jp/questions/834

【ご質問内容】

お世話になります。
「中絶からの立ち直り方」と「水子供養の方法」についてアドバイスを頂ければと思い、御質問させて頂きます。
私は6年程前に中絶を行ってしました。
その頃、供養も行ってはおりましたが、平均そのお寺で供養するのは3年程で供養を終わらす方が多いと聞いたので、私も命日に1年に1度足を運んだきり3回行いその後放置しておりました。

そして当たり前ですが、年々、その自分のした罪の重さに、周りの友達が出産や子育てをしていく中で改めて取り返しのつかないことをした、親としての生きていく価値のなさ、この命の重さを年々理解し苦しくて苦しくて耐えきることができません。体が鉛のように重く、全身の硬直、手の震え、口から我が子の手が出てくるのではないかと思うほどの気持ちの悪さ、息苦しさ、怖さに押しつぶされだんだんと気力がなくなってまいりました。本当に闇の底にいるため、この世の人との差を感じまるで別世界で生きている気がしません。

安産祈願で有名な近所のお寺(中絶当初と同じところ)に再び足を運んでみましたが、夫婦仲良く妊婦姿、また子連れの家族の幸せそうなの中恥ずかしくく、また子供も違う所の方が喜ぶこではないか?水子さんが仲良くみんなで過ごせるお寺さんの方が良いのではないか?と思いもう一箇所別のお寺で供養を行っていただいてしまいました。
ところが「オンカカカビサンマエイソワカ」と唱えれば良いとお教え頂いたのですが、我が家は浄土真宗なのに何か違和感を感じる、先祖と違うところに行ってしまうのではないか…また我が子の霊は2箇所で供養もしてもらいさ迷っているのではないか…再びただただ罪を重ねているだけの自分に苦しく…また浄土真宗は三回忌すぎているし過去帳にも記載することができない…今後一体どうすれば良いのだろうか…

我が子の命の分までと精一杯人一倍生きなければと保育を勉強し試験を受けたりと、人の何十倍何百倍は努力して生きていこうと思い頑張ってきましたが、人間の体はやはり正直でもう気力がありません。死んでも償うことのできない罪を前にどのように前に進めばよいのか、立ち直り方がわかりません。自業自得ですが立ち直ることができません。

長々と本当に申し訳ございません。
またお忙しいところ申し訳ございませんが、お手隙の際にご回答頂ければ幸いにございます。
よろしくお願い致します。

【拙回答】

水子供養について

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。

六年もおつらい日々を過ごされてこられましたこと、誠に心中をお察し申し上げます。

まずはこれまで真剣に、真摯にその水子さんの「いのち」と向き合われて、その水子さんへと想いを寄せてこられましたこと、本当に有り難いことではないだろうかと存じております。

さつき様の懇ろなる御供養によりて、既に阿弥陀如来様のお導き、または、地蔵菩薩様のお導き、どちらのお導きであっても、水子さんにとっては有り難く尊いご仏縁であることに変わりはございません。どうかもう水子さんのことは仏様にお任せになられて、嘆き悲しみ苦しむことから少しでも離れて、ご安心を賜われましたらと存じております。

嘆き悲しみ苦しむことは、水子さんにとって好ましくないということにつきましては、「地蔵和讃」において述べられております。このことにつきましては下記の拙回答をご参照下さいませ。

問い「娘の死、その後」
http://blog.livedoor.jp/hasunoha_kawaguchi/archives/1002966939.html

その地蔵和讃より「・・今日より後は我をこそ、冥土の親と思うべし、幼き者を御衣の、袖やたもとに抱き入れて、哀れみたまうぞ有難や、いまだ歩まぬ嬰児も、錫杖の柄に取り付かせ、忍辱慈悲の御肌に、泣く幼子も抱き上げて、なでさすりては地蔵尊、熱き恵みの御涙、袈裟や衣にしたりつつ、助けたまうぞ有難や・・」

とにかく、これ以上、あまりご自身を責め続けられず、また無理に頑張ろうともなさられずに、是非、前を向いて、幸せになって頂けましたらと存じております。

きっとまた前を向くことで、善きご縁も色々とあり、その中では新たな「いのち」を授けられることもございますでしょう。その時は、是非、水子さんにしてあげられらなかったことを二人分、目いっぱいに愛情を持ってしてあげて下さいませ。

さつき様のお幸せを祈念申し上げます。

川口英俊 合掌

「Hasunoha」お坊さんがこたえるQ&Aサービス
http://hasunoha.jp/

これまで拙生が回答させて頂きました内容は下記にてまとめて閲覧して頂くことができます。
http://hasunoha.jp/users/16

問い「生まれてこなかった子が、護ってくれることはあるのでしょうか。」

問い「生まれてこなかった子が、護ってくれることはあるのでしょうか。」
http://hasunoha.jp/questions/671

【ご質問内容】

夢を見ました。

墓石が端に積み上げられた、墓場だったと思われる場所を、掘り返しています。
やがて中からきれいな棺桶が出てきて、中から巫女装束のぬいぐるみが出てきます。
彼女はとても綺麗で可愛くて、てとてと歩いて、私のそばに来て言いました。
「ずっと一緒にいるよ。」

嫌な気配も気持ちもしませんでした。
むしろ、ポカポカと、優しい空気に包まれていました。

普段あまり夢を見ないので、その夢のことは強く印象に残っていました。

しばらく経って、もしかしてあのぬいぐるみは、
私の子供だったのではないか、と思ったのです。

私は16年前に、恋人との間に子供ができました。
が、恋人が元彼と浮気をしていた為にどちらの子供かわからず、
「私の子供なら絶対に堕ろすな」という私の制止を振り切って、
彼女は堕胎してしまったのです。

私はその時、母親にも、元彼にも、名前を貸した友達にも、望まれなかったこの子供を、
せめて私の子供だったと思おうと、紬、という名前をつけて、時々思い出していました。

占い師さんに聞いてみたところ、
彼女は「私がいろんな人に護られているから大丈夫だよ」と伝えたかったという事、
人形だったのはその方がいいから、というちょっと曖昧な理由でしたが…。

もし私の子供だったなら、ちゃんとした墓のない棺桶から出てきたことも、
体がなく人形だったことも、私のそばにいることも、
全てつながるような気がするのです。

私は、子供を見殺しにしました。
そんな私を、子供が護ってくれるなんて、あるんでしょうか。

でも、護られている気がするんですよね。
車道の真ん中で倒れて意識を失った時も、気づいたら道端に居たりして。

今は、あの子だったらいいな、と思っています。

【拙回答】

水子様

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。

この度は誠につらい経験をなされましたね・・

「紬」・「つむぎ」さん、誠に良いお名前を付けられましたね。紬は繭から紡(つむ)いだ糸から作られます。正確には詳しく調べないとわかりませんが、「つむい」だものであるから、「つむぎ」ということが語源ではないかと思われます。「紡ぐ」というのは繋がりのことでもあります。まさに、まことさんとその水子様との繋がりを思います。

夢は夢として、良いものであろうが、悪いものであろうが、あまり気になさられることもないかとは存じております。

問い「不思議な夢を見ました」
http://blog.livedoor.jp/hasunoha_kawaguchi/archives/1005313381.html

「・・良い夢であろうが、悪い夢であろうが、あまり囚われないことが大切であり、いずれにしても良い夢を見てもあまり慢心を起こさないこと、悪い夢を見ても、変に落ち込む必要もなく、菩提心と空性理解の滋養、あるいは慈悲・利他心の滋養へと繋げることが肝要であるのではないかと存じております。・・」

いずれに致しましても、これからも水子様の御供養をお続け頂けましたら有り難くに存じております。

水子供養につきましては、下記各問いの拙回答もご参照頂けましたらと存じます。
http://blog.livedoor.jp/hasunoha_kawaguchi/archives/cat_323269.html

「・・この世は縁によりて成り立っている縁起なる世界・・縁が調わなければ難しいことはいくらでもございます・・その子は僅か数日の命だったかもしれませんが、確かに二人の子どもとしてこの世に現れてくれたことは紛れもない事実です。それは何か大切なことを気づかせに来てくれたのだとお考え下さいませ。もちろんまだまだ難しいことかもしれませんが、拙生はやがてそのように思うことができ、有り難くに感謝致して、水子ご供養を申し上げて、乗り越えていくことができました。その気づきはもちろんそれぞれで異なるでしょうが、真摯に「いのち」と向き合うことによって得るものは、それぞれ大きいのではないかと存じております。・・」

川口英俊 合掌

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http://hasunoha.jp/

これまで拙生が回答させて頂きました内容は下記にてまとめて閲覧して頂くことができます。
http://hasunoha.jp/users/16
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