hasunoha 川口英俊

「Hasunoha」お坊さんがこたえるQ&Aサービス http://hasunoha.jp/ 川口英俊回答のまとめ集

誹謗中傷について

問い「嫌なこと 忘れたい事」

問い「嫌なこと 忘れたい事」
http://hasunoha.jp/questions/456

【ご質問内容】

嫌な事や忘れたい事をスパっと忘れて生きて生きたいです。
ネットで見た誹謗中傷や現実で言われた嫌な事を忘れたいです
ですが自分の性分なのかいつまでも引きずってしまいます・・・
一番最悪なのが楽しい時間一番リラックスできる時間にパッとフラッシュバックしてしまう事です、わかりづらいので例題を挙げさせてもらうと
仕事が終わり食事やお風呂を済ませ寝る前に買った本を少しづつ読むのが僕の日課であり日の安らぎ、そして一番楽しい時間です。
ですがこの時間帯に思い出したくも無い記憶がフラッシュバックしてしまい読書が思うように楽しめないんです。
早く忘れて楽しい時間を取り戻したい
そして何より些細な事に悩まされて悔しいです。
気持ちを切り替えられる方法や忘れられるほう方があるなら教えてください。
初めて利用させてもらいます もし使い方や質問の仕方に間違いや不愉快な思いをさせるようなことがあるなら申し訳ありません ご指摘お願いします

【拙回答】

過去へのとらわれの対処法

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。

過去の嫌な事や忘れたい事にとらわれて苦しむこと・・拙生にももちろんございます。しかし、仏教を学び進めていくうちに、少しずつ改善されて参りました。特には、過去、現在ということのありようをしっかりと理解することで、過去を踏まえての今があるのは確かですが、それよりも今の瞬間瞬間の心の状態をより善くに調えていくことが大切であるということに気づくことで、過去へのとらわれを少しずつ離していくことができるようになって参りました。

問い「現在の一瞬だけを強く生きるコツ」
http://hasunoha.jp/questions/308

『・・既に過ぎ去った「過去」は、もう過ぎ去ったものですから、既に「現在」にはありません。もちろん、「過去」を思い浮かべて、あたかも「有る」ように錯覚してしまいますが、思い浮かべているのは、あくまでも「現在」の自分です。・・』

ただ過去は過ぎ去って無いとは言っても、今現在の自分に繋がっていることなので、全く関係ないとも実は言えません。過去の出来事は、良くも悪くも今の自分へと繋がっている原因や条件となっているものと言えます。

『・・むろん、過去がなければ、今の自分はあり得ません。更に今の自分が無ければ、未来の自分も可能性としては有り得ないことになります。過去と現在の自分は明らかに繋がっている、また、現在の自分は未来の自分とも繋がっていくものと言えるので、異なってはいないのだけれども、もちろん同じとも言えません。このことを難しいことですが、「不一不異」と言います。・・』

問い「学生ですが生きる理由が分かりません。」
http://hasunoha.jp/questions/185

『・・私たちは「今」の瞬間瞬間の連続体の中でしか「生きる」ことができないのであります。・・』

問題は、過去へのとらわれを離せるように、過去の出来事は過去のこととし、「今」のこの瞬間瞬間における心の意識に集中して今を生きていくことが大切となります。佐川様にも是非、少しずつでもそのように調えられていかれましたらと存じます。

川口英俊 合掌

「Hasunoha」お坊さんがこたえるQ&Aサービス
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これまで拙生が回答させて頂きました内容は下記にてまとめて閲覧して頂くことができます。
http://hasunoha.jp/users/16

問い「悪口を言い触らされています。」

問い「悪口を言い触らされています。」
http://hasunoha.jp/questions/286

【ご質問内容】

隣人に、悪口や噂を言い触らされていて、やめてほしいと話ても、事実しか言っていないと言われてしまいました。仕事上でのよそでの失敗などをどこからか聞いてきて、他人からはこう言われていると話してきたりして、精神的に疲れます。
他人の評価を気にして生活するのは自分がよけいに疲れてしまうので、そういうことは気にせずにいこうと思うのですが、私としては、自分を棚にあげて、他人のことばかりを言う隣人に、言い触らされる行動への怒りをどうすれば、心が軽くなるのか、教えてください。話し合うつもりはありません。もう、自分がどう変わればいいのか、自分の中でできることがあればと思います。

【拙回答】

「忍耐」という善い修行の機会

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。

この度は、隣人に悪口や噂を言い触らされて、お困りのご様子をお伺い致しました。

隣人トラブルは、容易に離れることもできず近しいだけに、なまじ会わずに済ませることができないため、本当にトラブルとなるとややこしい問題になりますね・・

何か原因はあるのでしょうが・・ただの嫌がらせなのか、根に持っていることがあるのか、フック様のことが好きなのか・・または、些細なことが誤解となってトラブルの原因になってしまっていることもあるため、「やめてほしい」ではなくて、「どうしてそんなことをするのですか?」と聞いて、その原因を直接に解決させるのが良いのかもと存じますが・・もちろん、話し合う気がもはや無いのでしたら仕方はございませんけれども・・

さて、以前には下記のようなご質問も賜りました。

問い「謝らなければいけないのか、どう生きていったらいいのか」
http://hasunoha.jp/questions/212

「自分がどう変わればいいのかについて」ですが、この時には地域の人々のために「善徳の行いを積まれて参りますこと」をご提案させて頂いております。もちろん別にこれはしいてというわけではありません、できる限りにということですが、とにかく悪い行いを成さずに、行いにやましさや後ろめたさが無ければ、他人に何をどう言われようが、思われようが、正直、気にすることはありません。逆に「怒り」という煩悩をもって対処しようとすれば、結局は悪い結果しかもたらされることがないため、注意が必要になります。

仏教的には、このような状況にある場合、逆に「忍耐」という善い修行の機会を与えてくれていることに、その隣人に感謝するぐらいとなります。もちろん普通であればそこまでの境地にはなかなか至らないかとは存じますが、何もしないよりかは、別に話さずとも会うたびに「笑顔」で全然気にしてないよとでもアピールしてあげていければ、そのうち相手もそんな気が無くなり、事態が改善するかもしれません。

フック様が無事安心に過ごせて参れますように心から祈念申し上げます。

川口英俊 合掌

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これまで拙生が回答させて頂きました内容は下記にてまとめて閲覧して頂くことができます。
http://hasunoha.jp/users/16

問い「謝らなければいけないのか、どう生きていったらいいのか」

問い「謝らなければいけないのか、どう生きていったらいいのか」
http://hasunoha.jp/questions/212

【ご質問内容】

13年前、幼稚園の近所の店舗の駐車場に駐車させていただき、送迎をしていました。迷惑なので停めないようにと運動をしていた頃で、しかし、記憶も飛ぶほど疲れていたので必ず買い物をして停めさせて頂きました。知り合いだった人にそのことを咎められて、勿論いい事では無いが、その駐車のひと時だけが息抜きの時間になっていた友だちがいたのと、他にも停めさせて頂いてる人もいたし、自分も疲れが酷くどうしようもなかった状態でしたので、その友人の気持をも考えて、停めさせてもらってる。と答えた。相手は訳も聞かず急に、どなりつけた。
後日、人のプライベートなので細かい事を話す訳にもいかず、どなった人をまだ友人と思っていた気安さから、そんなに悪意を持ってしていたわけじゃないから理解して欲しい気持を、私はいい人だと冗談めかして言った。その後、学年中のPTA、近所、様々な所で誹謗中傷され、知り合いは関係無いのにヘイトされ、対人関係もズタズタにされ、外で知り合いに会えば顔を背けられ、人間が嫌いで信じられなくなりました。死のうと思いましたが、家族を考えるとそれもできず、今は生きる喜びも無く、心を殺された状態です。私は昔から人の嫌な所は見ずに良い所を見て慈しみあいながら生きて行こうと決めて生きて来ました。誰にもひどい事は言ってもしてもいない。何故、子育ても終え、自由にお友達と老後を楽しみたいとしてる矢先に、真反対の孤独に苦しめられなければいけないのか。相手は色々とひどい事をしている。全くの誤解から。でも、13年も他人を巻き込んで誹謗中傷した人に、今更言っても余計また酷い中傷されるのでは無いかと思う。公的機関に相談したらそれは明らかにいじめだと言われた。辛い毎日から救って下さい。

【拙回答】

善徳行の実践

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えとなります。

この度は、おつらい心の内の程、誠にお察し申し上げます。

些細なこと、取るに足らないと思われていたことが、後々に思いも寄らない結果となって苦しむことになってしまう・・

煩悩による悪い行為の積み重ねもこのようなものであり、できる限りその都度に対処していくことが必要となります。

草取りも、芽が出始めの頃であれば、簡単に手で抜いて取り除くことができますが、サボってしまっていると、伸びて、大きくなってしまい、やがて手では抜けずに草刈り機を使わないといけなくなるように、取り除くのに多大な労力、時間を要することになってしまいます。

もちろん、コシバ様の行為が悪い行為かどうかは別として、この度は相手が悪くて、初期の対応がまずかったところによる誤解や偏見も重なって、以降の苦しみに繋がってしまったのではないかとも思われます。

しかし、今更そのことを後悔しても、もはや過ぎ去った過去のことですから、現実の今、実際にどうすればよいのかが大切となります。

近隣周囲の人間関係の改善へと向けては、なかなか誤解や偏見が解けない現実をコシバ様自身が努力することで変えていくことが望ましいのではないかとは存じております。

そこで一つの提案として、例えば地域活動・自治会活動に積極的に関わっていくことで、地域でのお手伝い・ボランティア・奉仕活動を実践なさられていくことなどはいかがでありますでしょうか。

コシバ様は、「人の嫌なところは見ずに良いところだけを見て、慈しみあいながら生きてこられた」と述べられております。このことは非常に大切なことでございます。

そのお心がおありでありましたら、きっと人のために役立つことを今まで以上になさられることもできるのではないかと存じております。

時間は掛かるかもしれませんが、地域の人々のために善徳の行いを積まれて参りますことで、きっと周囲のコシバ様を見る目も変わっていき、そうしますと誤解や偏見も自ずと解けていくのではないかと存じております。

もちろん、仏教においても当然に善徳の行いのありようが、迷い苦しみを超克していくためにも大切となります。是非、この機会にお考えを頂けましたらと存じます。

無事安穏、平穏に日々を地域にて暮らせて参れますことを祈念申し上げます。

川口英俊 合掌

「Hasunoha」お坊さんがこたえるQ&Aサービス
http://hasunoha.jp/

これまで拙生が回答させて頂きました内容は下記にてまとめて閲覧して頂くことができます。
http://hasunoha.jp/users/16
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