hasunoha 川口英俊

「Hasunoha」お坊さんがこたえるQ&Aサービス http://hasunoha.jp/ 川口英俊回答のまとめ集

嫁姑問題について

問い「妻との関係」

問い「妻との関係」
http://hasunoha.jp/questions/663

【ご質問内容】

結婚6年目の妻と事あるごとに
私の実家の事で嫌な思いをさせてしまいます。

私が妻を守ってやれていなかったのだなと
思っています。

私の父は、もう長くありませんが
妻は葬儀にも出たくないと言います。

ここまで妻を追い詰めた自分が
嫌になっています。

しかし、なんとかして状況を改善したい
と思っています。

和解させたいと思うことは、
甘い考えでしょうか?

【拙回答】

リスクヘッジ・リスクマネジメント

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。

嫁姑、嫁舅問題・・世間的にも色々と大なり小なりあるものではないかと存じます。

これまでにも下記の各問いにてこの問題を扱わせて頂いております。

http://blog.livedoor.jp/hasunoha_kawaguchi/archives/cat_323309.html

もちろん、仲良くうまくいくことに越したことはありませんが・・なかなか難しい現実もございます。

この度におけることも、何とか和解、改善へと向かうと誠に良いのですが・・双方から色々と言われて挟まれている立場としては、つらいものがありますよね・・どちらか一方の肩を持ってしまえば、解決が難しくなってしまう・・かと言って、今度は逆の方の肩を持ってしまうと余計にこじれてしまう・・バランスをどうとっていくべきか・・悩みの尽きないものでございます・・

とにかく、幾ら仲が悪くても、死にゆく者の臨終、葬儀においては、別であると少しでも考えてほしいのが人情ではあります。お気持ちの程、お察し申し上げます。

これが最期の今生の別れ、少しだけでもと、どうかお願いしてみてくださいませ・・

それでもダメだとなれば、シーザー様がお父様のお見舞いに行かれてのお話の中で、色々と家族の近況を伝えることと併せて、後のことは任せて下さい、家族皆で力を合わせて頑張っていきますということもお伝えして安心をお与え頂けましたらと存じます。

こういった場合で、最近の拙生においては、最悪なことは何かというリスクを考えることで、その最悪のことを回避できるのであれば、少々のことはやむを得ない、仕方ないと捉えるように致しております。

例えば、シーザー様の場合では、お父様との和解にあまりにこだわってしまったことで、それが原因となり、先で離婚や家族離散へと至ってしまえば、それこそ元も子もないぐらいに最悪の事態として、当然にお父様にとっても最も意に沿わない宜しくない事態になるのではないかと考えることができます。

その最悪の事態を回避できるのであれば、多少のことであれば今はもう目をつむっておいて、後々での善後策をとすることが得策となる場合もあるということで、この度は少しばかり参考にして頂けましたらと存じます。

善処を祈念申し上げます。

川口英俊 合掌

「Hasunoha」お坊さんがこたえるQ&Aサービス
http://hasunoha.jp/

これまで拙生が回答させて頂きました内容は下記にてまとめて閲覧して頂くことができます。
http://hasunoha.jp/users/16

問い「実家依存の妻」

問い「実家依存の妻」
http://hasunoha.jp/questions/461

【ご質問内容】

実家依存症という言葉を最近知りました。

その傾向がある妻との生活について相談したいと思います。私の妻は一人っ子で、とても大切に育てられてきたようです。7年前に結婚して私の家で私の実母と同居していました。子供もできて、しばらくは普通に生活していましたが、私と私の実母が職場に行っている間は自分の実家に子供を連れて戻り、夕方に帰ってくる生活になりました。私の実母の退職後は、自分の実家近くの幼稚園に子供をいれ(私もそれでいいよと許してしまっていました)、ますます実家に行くようになりました。

いわゆる嫁姑問題もあって、妻も私の母の言動全てをいちいち悪くとってしまっているので(実母にもきつい面が確かにありますが‥)、私のうちにいたくなかったのでしょう。実母に対する愚痴も嫌になるくらい聞かされて、夫婦喧嘩も何度もしました。夫にも話を聞いてもらえないと思ったのか、子供を連れて出て行ってしまいました。

その後、子供のことを考えて私も家を出ました。夫婦と子供の三人の生活が始まりましたが、やはり妻が頼るのは実家と自分の親類です。私は別居先から職場へ仕事に行き、時々実家へ行っていますが、妻は別居後も、自分の親類にだけ子供を預けて用を足したりしています。妻の、自分の親族とだけ上手くやって、うちの親類とは絶縁状態になっても構わないというような生活ぶりにものすごく嫌な感じを受けるのです。

実家は寺院なので、私がいないと困ってしまいますから、いずれは寺で生活できればと思っていますが、妻も「私も一人っ子だから実家は私しか頼る人がいない」と言って、実家に行っては、楽しく過ごしているようですし、実家のことをしてる時の妻は本当に生き生きしています。私の仕事のことや寺を守って行くことを考えてくれている様子はないようです。

子供を第一に考えてこの生活を選びましたが、このままでは私の気持ちが萎えていってしまい、いずれ最悪のことになってしまって子供にかわいそうな思いをさせてしまうことにはなりはしないかと案じています。

【拙回答】

共に考えて参りましょう・・

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。

坊守・御裏・寺庭婦人の役割・・このことにつきましては、最近の下記問いの拙回答にて少し触れさせて頂きました。

問い「帰国子女はお坊さんの奥様になれますか」
http://hasunoha.jp/questions/488

確かに40udomateshini様も、これからのご実家の寺院のこと、寺族・親族並びに檀信徒の皆様とのお付き合いのことと、奥様には色々と求めるところ、ご期待なさられていることもおありであるかとは存じます。実質的にお寺の経営は坊守・御裏・寺庭婦人の力量によるところにも大きく左右されることになりますから、ご心配の程、もっともであるかと思います。

ただ、時期や状況によるところもあるため、現段階ではやはり40udomateshini様にはまだどうしても忍耐が必要になるのかもしれません・・

特に家事、育児に追われて忙しく余裕の無い中では、奥様もお寺に戻ってお寺のことまではまだまだ考えられない状態であるのかもしれません。ただ、これから状況に余裕が出て参りますと、少しずつでも改善していく余地もできていくのではないかとは存じます。

以前に下記のご質問にもお答えさせて頂きましたが、今すぐにではなくとも、お寺へ戻られるタイミングを逃さないように、心づもりだけしっかりとなされておかれれば良いのではないかと僭越ながらにも存じております。

問い「よき夫とは」
http://hasunoha.jp/questions/417

あとは、様々な依存症の原因の一つとして、ストレスや心の問題が控えている可能性もあります。精神的な安定、精神的な充足を何かに依存することで補おうとしているかもしれません。もっともこの度の内容としましては、嫁姑問題がその原因の可能性が高くありますが・・何とかうまくできればそれに越したことはありませんが、うまくいかない場合はそれはそれで今のところ仕方がありません・・うまくいかないのであれば、うまくいかないなりに現実に即して対応していく中で、また何とか良い落としどころを共に考えて参りましょう・・

川口英俊 合掌

「Hasunoha」お坊さんがこたえるQ&Aサービス
http://hasunoha.jp/

これまで拙生が回答させて頂きました内容は下記にてまとめて閲覧して頂くことができます。
http://hasunoha.jp/users/16

問い「よき夫とは」

問い「よき夫とは」
http://hasunoha.jp/questions/417

【ご質問内容】

嫁姑問題なのでしょうが…。自分にも大きな過失があります。
私のうちは小さな寺で、祖父も父も別の仕事を持ちながら住職として私たちを育ててくれました。10年前に父が倒れてから、私も仕事をしながら住職資格を取り、寺を継ぎました。

それから結婚もし、子供(長男)もできました。母と妻と子供と暮らしてきましたが、私の母の言動が妻にはストレスで、何をするにしても「母をイライラさせないように」、「母から文句言われないように」、とかなり細かいことにもかなり気を使っていました。子供も、母が務めていた地元の幼稚園にも入れないで自分の実家近くの幼稚園に入れることになりました。そして毎日自分の実家に連れて行っていました。

実の母なので私はあまり気にしていませんでしたが、妻に母の愚痴を言われたり、帰宅するとすぐに今日会ったいやなことを聞かされたりするのが嫌で、妻の訴えをちゃんと聞こうとしていませんでした。そういうことが原因で夫婦喧嘩も何度もしました。

妻もとうとう夫も味方になってくれないと思い、体調を崩し、子供を連れて実家に帰っていきました。その後妻と、そして母とも話し合い、私たち家族3人が寺を出て、母と別居することになりました。母は、妻が自分のことをそれほどまで嫌に思っていたのか…と、ショックを受け、謝りたい、戻ってきてほしい、家も住みやすいように直せば…と思っているようです。しかし、妻は今後も戻る気はあまりないようです。うちの親戚とも会いたくないようです。

私が通って寺の仕事をすればいいのかもしれませんが、本当にこれでよかったのか、と考えてしまいます。家族みんなが仲良く暮らせるために自分が妻と母に配慮することを怠ってきたから、このようなことになってしまったのに…と、自己嫌悪・自己否定の毎日で気が抜けてしまっています。

今後私がとるべき態度・行動の指針をお与えください。

【拙回答】

嫁姑問題・・

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。

嫁姑問題・・誠に身につまされるお話でございます・・

問い「実家を守って行くにはどうすればよいのですか?」
http://hasunoha.jp/questions/379

上記の問いの拙回答では、「同居してもしなくても、家族が壊れれば、それはそれで問題となります。同居する方が家族が壊れてしまうリスクが高いとなれば、実家を出て暮らすというのは別に何も悪いことではありません。むしろ正解です。」と述べさせて頂いておりますように、40nisitemadou様にとって最悪の事態を回避することができるのであれば、別居は正解とお考え頂いて構わないかと存じております。

もちろん、40nisitemadou様の場合、ご実家の寺院も護持していかなければならないことを鑑みますと誠に大変なことになりますが、「家族の親愛」を守ることを優先としつつ、実家の寺院も今後どのように守っていくべきかを考えなければなりません。

この先でお母様も歳をとって、やがて体力・気力ともに弱られていくことも念頭に置きつつ、今は、まだお寺の維持管理や寺務・清掃などができていても、やがて徐々に無理が利かなくなっていくことが考えられます。防犯や防災、防火のことも考えますと尚更に、お母様一人では心もとなくなってくることでしょう。

しばらくは、現状で様子を見ながらとなるのでしょうが、既にお母様も、「・・自分のことをそれほどまで嫌に思っていたのか…と、ショックを受け、謝りたい、戻ってきてほしい、家も住みやすいように直せば…と思っているようです。・・」とありますように、かなりの反省と共に色々と譲歩を考えられているようですので、あとは、どのようにうまく説得して同居へ向けて動いていくかによるのではないかと存じております。

いずれにしましても、お母様やお寺に何か重大なことがあってからでは遅くなることもございますので、今すぐにではなくとも、お寺へ戻られるタイミングを逃さないように、心づもりだけされておかれれば良いのではないかと僭越ながらにも存じます。

現在、寺院を取り巻く環境はますます厳しさを増しており、寺院護持も色々と大変なことではございますが、仏法興隆衆生済度の志のためにも共に是非頑張って参りましょう。

川口英俊 合掌

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これまで拙生が回答させて頂きました内容は下記にてまとめて閲覧して頂くことができます。
http://hasunoha.jp/users/16

問い「一人っ子の結婚について」

問い「一人っ子の結婚について」
http://hasunoha.jp/questions/226

現在交際中の男性も一人っ子なのです。お互い年齢的に結婚を意識しはじめました。
私の実家は飛行機を使うほど遠くにあり、彼の実家は近県にあります。
彼は家業を継ぐので、結婚すれば彼の実家の県に住むと思います。

彼の両親は私の親に比べて年配なので、考え方も古風だそうです。
片親育ちの私のことは印象が悪い様で、長い交際期間中も会ったことはありません。彼のお母様は私のことを色々尋ね、嫉妬をして彼の回答を全て否定したり、自分の友達の娘との結婚を促したりするそうです。一人息子だし、それはそうなるだろうと思っています。
私は、彼の両親も大切に思いますので、会えばそれが伝わって時間をかけてより良い関係が築けると信じていました。
彼も、私がそういう考え方なので、前向きに考えているようです。

しかし、私は自分の考えが甘いのではないかと最近感じています。
母が遠くに一人でいて、いずれ体調を崩した時などに私は簡単に行けません。
みんなどうしているのだろう?と相談サイトを良く見るようになりました。

他サイトで姑相談を見ていると、「嫁が実家にばかり帰る」とか「嫁に来たのだから夫の親が優先」と言いたげなものが本当に多いのです。
そして、嫁側は「私は夫の妻であり、家に嫁いだつもりは無い」との主張が多いのです。
どちらの主張も本当に自己中心的で愕然としました。

けれど、自分が上記姑の主張をされたら…と考えるとさすがに「相手を大切にしていれば伝わる」とは考えられなくなりそうです。それこそ、相談サイトで見た嫁姑問題に発展するのも頷けました。
それが嫌なら、私は自分の親のそばで親とだけ生きて、一人で老後を過ごして死ぬのだろうかと、光が消えるような思いです。

どちらも同じくらい大切だから、どちらが優先というふうには考えたくありません。
けれど、彼の両親と実親が3人まとめて溺れていたと想像したら、間違いなく私は実親の手を取るだろうと思いました。そして彼が彼の両親を助け、私は実親を助けてから、彼を手伝うでしょう。
結局「同じくらい」はきれいごとで、私は実親優先でした。

助けてくれる兄弟もいない同士、彼には彼の両親が勧める女性と結婚した方が良いのではないでしょうか?

【拙回答】

嫁姑問題について

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えとなります。

さて、この度は結婚についてですが、確かにお嫁に行くということは字の如く相手の家に入ることになりますから、それなりに良し悪しどちらにせよ色々とあることは避けられないでしょう。

また、お相手の方は、いずれ家業を継がれるということで、家業を手伝うことにもなれば、否応なくご両親とも様々に関わりを持たざるを得ないことにもなります。

更に同居ともなると・・もはや想像にお任せを致します・・

今後、正式に結婚となれば、お相手のご両親の存在を無視することはできないので、できうるならば今のうちからより良い関係を作り、好印象を持たれておくに越したことはなく、ご両親の考えや性格もできるだけ前もって知っておくことで、結婚後の対応も今からある程度準備を調えておくことが望ましいのではないかとは存じております。

いずれにしましても嫁姑問題は少なからず生じざるを得ないのは現実と思っておくべきで、あとは、旦那様をしっかりとこちらの見方に付けておいて、事あるごとにフォローして、守ってもらえるようにしておかれるのが肝要になるかとは思います。

とにかく最悪表面上だけでも、より良い関係、バランス関係をうまく保てていけるかがポイントになります。

あとは二人の互いの愛情により、困難を乗り切っていくことが大切になるのは言うまでもありません。

お互いの親のことについては、それぞれ大好きな人の親なのですから、その大好きな人を大事に育ててくれたことについて、お互いに感謝して尊重する心、大切にしていきたいという気持ちを持てるようにして、LIMI様もできるだけ実母様と同じぐらいに相手のご両親のことをそう大事に思えるようにできていれば良いのではないかとは存じております。もちろん、現実は、色々と理屈だけでは難しいことあるかとは思いますが、とにかくそのようにしていくための努力は必要でありますでしょう。そう努力していますと、きっと旦那様もLIMI様のお母様のことを大切にして色々と親身に助けてくれるようになるのではないかと存じます。

あとは子どもができればまた大きく事態は変わっていくことになるかとも存じます。あまり悲観的、後ろ向きにはならずにできるだけ前を向いて頑張って参りましょう。

LIMI様のお幸せを祈念申し上げます。

川口英俊 合掌

「Hasunoha」お坊さんがこたえるQ&Aサービス
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これまで拙生が回答させて頂きました内容は下記にてまとめて閲覧して頂くことができます。
http://hasunoha.jp/users/16
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