hasunoha 川口英俊

「Hasunoha」お坊さんがこたえるQ&Aサービス http://hasunoha.jp/ 川口英俊回答のまとめ集

○○障がい・○○症・○○依存症について

問い「先が見えません。」

問い「先が見えません。」

【ご質問内容】

保育園年長の息子は自閉症と診断されまだ言葉も出ません。先が見えず不安です。


【拙回答】

自閉症の分子栄養学的治療

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。

自閉症は、一昔前まで、治らない、医学的治療方法のない障害として区分されてしまうものでしたが、アメリカでは、アレルギー、リーキーガット症候群、自己免疫、遺伝子変異などの疾患として、医療的な治療がかなり進んでいます。

最近になり、日本でも分子栄養学的治療を扱う医療機関が増えてきています。

一度、分子栄養学的治療を導入されている医療機関を受診されてみられることもお勧め申し上げます。

良い療育、良い治療により、どうか良い改善のございますことを。

ご家族のお幸せを祈念申し上げます。

川口英俊 合掌

問い「障害を持った子供への接し方」

問い「障害を持った子供への接し方」

【ご質問内容】

度々質問させてもらっているものです。

私には子供が3人いますが、一番下の子供は自閉症です。知的障害もあり、こないだ発達テストしたら、現在13歳ですが、5才のレベルだと診断されました。

この子の障害が判明したのが3才の頃で、その頃はかなり多動で、夜もぐっすり眠らず泣いてばかりいて、こんな状態がしばらく続いてたのでさすがに私も疲労困憊し、なんでこの子が産まれたのだろう?私が何か悪いことでもしたかな?…等と自分を責めてばかりの日々が続きました。当時の私はかなり落ち込み、消えていなくなりたいとさえ感じるようになりました。

でも、こんな私にも希望の光が差し込んできました。

しばらくして、私と同じように障害児をもつお母さん達との交流が始まり、そこで私の苦しさや悲しさ、辛さなどが少しずつ癒されていきました。皆さん、私と同じ思いを持っていたのでした。皆さんの存在がかけがえのないものとなっていきました。

そのうち段々と私はこの子の事を、受け入れていくようになりました。そして、今ではこの子をとても可愛いく思えるように私の気持ちが変わりました。 
この子の可愛い笑顔に今では私自身が癒されているのに気づきます。私達家族のアイドルです。

もちろんこの子は他のお子さん達と比べて、出来ないことはたくさんあるのですが、出来ていることをみていくように私は努力しようと思っています。

このように私は私なりに考えて、この子の子育てをしてますが、何かいいアドバイスがあれば教えて頂けると有り難いです。 
よろしくお願いします!


【拙回答】

「ピア・カウンセリング」

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。

ほめちゃん様、自閉症のお子様のことで、誠におつらいお気持ち、ご不安な中でお過ごしなさられてこられたこと、お察し申し上げます。少しずつ受け入れと共にお気持ちにも変化がおありになられているようですね。

ほめちゃんさんのおつらい気持ち、拙生にはそのままに察することはできないかもしれませんが、同じ当事者同士であれば、きっと分かり合える、本音で言い合える、相談し合えることもあるかと存じます。

当事者でなければ、どうしても想像、想定でしか考えることができないため、色々と限界もございます・・そこは、まさに、当事者同士での「ピア・カウンセリング」として、障害者同士だけのことではなく、その親御さんにとっても癒し、ケアのために必要であるかと存じます。親御さん同士の交流も、是非、これからも大切になさられて下さい。

自閉症につきましては、日々研究が進んでいます。

決してほめちゃん様のせいではありません。自閉症の原因には、色々な身体機能の複合的な要因が考えられています。遺伝子SNP(スニップ)による脳神経系・ホルモンバランスの不調や免疫機能不全、メチレーション・デトックス機能不全など・・ですので、どうかあまりご自身をお責めにはならないで下さいませ。

今までは自閉症は決して治らないと言われていましたが、最近では、栄養学的治療による成果も色々と報告されています。

もしかするとお子様もその原因が分かることで改善していく可能性もあるのではないかと存じます。

宜しければ、療育と共に栄養学的治療にも関心を高くされてみて下さいませ。

ご家族のお幸せを祈念申し上げます。

川口英俊 合掌

問い「子供を産んでいいのかわかりません」

問い「子供を産んでいいのかわかりません」

【ご質問内容】

昨年、足の痛みで病院を受診したところ、『先天性臼蓋形成不全』と診断されました。

先天的に骨の形状に問題があり、股関節の被りが通常より浅い為、負荷がかかり痛みが出るとのことでした。

このまま負荷がかかり続けると、軟骨が潰れ歩行困難となり、人工関節への手術をしなければならない為、現在は温存治療としてリハビリへ通っています。

この疾患は治るものではなく、手術をしても必ずしも良くなるとは限らないので、上手く付き合って行くしかありません。 
悪化させない為には少しでも負荷をなくす必要があります。

しかし、結婚をして3年が経ち、そろそろ子供をと考えていました。 
ですが、この身体での妊娠・出産・子育ては悪化するリスクがかなりあると言われました。 
また、遺伝性はないものの、やはり親子なので骨格が似てしまい、子供も同じ疾患を発症する可能性もあると…。

疾患がわかってからたくさんしてきた辛い思いを、子供にもさせてしまう可能性があるかと思うと、子供を産んでいいものなのかわかりません。

主人も子供は欲しいようですが、私の身体に無理をさせるのも良くないので、今まで通り2人でもいいのではないかと言ってくれています。 
ですが、子供を欲しいと思ってくれているのに産まないと言う選択をするのも心苦しく、堂々巡りです。

先天性の疾患を抱えてしまう可能性があると分かっていながら、子供を産むことを選ぶのは正しいことなのでしょうか…。


【拙回答】

どう向き合っていくか

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。

妊娠すると身体への負担も色々とありますから、確かに悪化してしまう可能性があるのでしょう・・

しかし、妊娠・出産期において、持病・疾患があっても、現在医療技術の発展においては、負担をカバー、軽減するための方策も既にあるかもしれません。

これまで色々なケースを経験されている専門の産婦人科にて、一度ご相談なされてみられても良いのではないだろうかと存じます。

「先天性の疾患を抱えてしまう可能性があると分かっていながら、子供を産むことを選ぶのは正しいことなのでしょうか…。」・・

ご心配であるのはもっともであるかと存じます。

しかし、実は、私たち人間は、それぞれ個々においても、必ず遺伝子多型・SNP(スニップ・一塩基多型)という変異を抱えているものであり、ある意味では、皆、先天性の遺伝的疾患を抱えていると言っても過言ではありません。

それでも、子どもを望み、妊娠したのであれば、胎児として無事に成長し、そして、産まれてきて、成長してくれることを信じて、夫婦仲睦まじくに、妊娠からどのようなことがあろうとも、互いに助け合い、支え合って、子どもと真摯に向き合っていくことが大切になるのではないだろうかと存じます。

お幸せを祈念申し上げます。

川口英俊 合掌

問い「肢体不自由児の子育てにイライラしてしまう」

問い「肢体不自由児の子育てにイライラしてしまう」

【ご質問内容】

私には、早産の為脳性麻痺で足の不自由な9才の男の子がいます。

歩けますが、まだまだ不安定で、学校の送り迎え、毎日のリハビリなど、手がかかることが多く、何でちゃんと産めなかったのかと毎日考えてしまいます。

幸い知的の遅れはないのですが、普通に産めてたら、今頃放課後友達と遊んだり、自転車に乗ったりできてたのに、うちの子は家にいて、リハビリして、、と毎日考えてしまいます。

リハビリに誘ったり、歩き方をアドバイスしても、、いやと言われると、きれてしまいます。 
私が怒ると、子供は私の顔色を伺って、話しかけてくるのですが、冷たくしてしまいます。 
自分で、こんな自分がすごくいやです。 
怒った後に、なかなか気持ちを切り替えられず、1日冷たくしてしまう事もあります。 
子供の寝顔を見ながら、反省してしまいます。 
何故、友達はみんな普通に産めているのに、私だけ、、と考えてしまいます。


【拙回答】

お母様の負担の軽減と共に、たまにはリフレッシュ、気分転換も

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。

私たちには、それぞれできること、できないことが、誰にでも大小少なからずございます。

それでも、何とか過ごせていけているのは、助け合い、支え合い、分かち合い、補い合いがあるからでございます。

どうしても他と比較してしまって、他と合せようとして、できないことに目が向いてしまいがちですが、できれば、お子様のできることにもっと目を向けて、お子様の特性を伸ばしてあげれるようなサポートもできていけましたら、やがてハンデも乗り越えて、色々と自信となり、更にできることも増えていくのではないだろうかと存じます。

お母様も、あまり負い目に思われませんように。負い目が、お子様の自己嫌悪や劣等感に陥らせてしまう、といった悪い悪循環になってしまいかねません。

また、あまりご無理なさられずに、色々な福祉サービス制度も利用されるなどして、お母様の負担の軽減と共に、たまにはリフレッシュ、気分転換も必要ではないかと存じます。

お子様の健やかなるご成長、ご家族のお幸せを祈念申し上げます。

川口英俊 合掌

問い「障害児の中絶」

問い「障害児の中絶」

【ご質問内容】

宜しくお願いいたします。 
妻がそろそろ高齢出産なのですが、子供の為にも二人目が欲しいと言います。 
ただ、妊娠初期に検査しい異常があれば中絶すると言います。 
理由は育てる自信が無いのと、障害児自身も辛い人生だから。また、親が死んだあと生きて行けないから。だそうです。

私はそれは人殺しなのではと悩むのですが、いかがでしょうか。 
障害児を育てるのに疲れて殺してしまう事件もあります。 
障害児でも育てる覚悟が無ければ妊娠自体、間違った事でしょうか。 
妻の選択にも正当性があるなら、子供に兄弟を作りたいです。


【拙回答】

私たちにおける最大の「障害」とは・・

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。

程度の差はあれども、生きていく上での困難さを「障害」と言うのであれば、正直に申せば、皆、「障害」を抱えていることに変わりはないものであると考えております。そして、皆、独りで生きていけるものではなく、弱い存在でもあります。

生・老・病・死、愛別離苦、怨憎会苦、求不得苦、五蘊盛苦・・輪廻にある限り、迷い苦しむことは仕方のないものとなります・・

でも、この迷い苦しみの世界にあって、皆、それぞれで障害を抱え、弱い存在であっても、何とか生きていることができているのは、お互いの助け合い、支え合い、分かち合い、補い合いがあってのことによるからでございます。

大切となるのは、他への思い遣りや配慮の心、そして、仏教的に申せば、慈悲の心となります。

是非、お二人目を望まれて、お生れになられたお子様も、周りの御支えと共に、慈悲の心でお育て頂ければ、誠に有り難いことであると存じます。

とにかく、仏教的には、輪廻で迷い苦しむ最大の「障害」というものは、煩悩の親玉である「無明」(根本的な無知)であると考えます。

皆が、仏教の修習によって、「無明」を対治していくことで、この迷い苦しみの世界から脱せられるようにと致して参りたいものでございます。

川口英俊 合掌

問い「高機能自閉症スペクトラムの息子。」

問い「高機能自閉症スペクトラムの息子。」

【ご質問内容】

私の息子は、中学3年生の特別支援学校に通っています。 
14歳の夏に「高機能自閉症スペクトラム」と診断されました。 
色々な苦痛が息子にはあり、人が話しをしていても周りの音が気になり、話しを聞かない。雑音が気になるため。周りの空気が読めない。人を平気で侮辱する。1つの物に執着する。食べ物なら麺類ばかり。遊びなら、かなりのゲーマーです。 
過集中になり、ゲームを止めなさい。と注意を促すと...めちゃくちゃキレます。 
暴力も出ます。私自身も中学時代は、不良とよばれる者でしたが、親を殴った事はありません。 
なので、子供が親を殴る気持ちが私には全く分からないのです。 
警察がきた時に、ようやく自分は悪い事をしたんだ。と理解します。 
このまま、精神病棟に入院させた方がいいのか、 
それとも、警察のお世話になった方がいいのか。親として、すごく悩んでいます。 
こちらも人間ですから…精神的に病んできたりします。 
自閉症といえども、殴る。蹴る。は、人を傷付けている行為でありますから。 
どうか、ご住職さまのお言葉をお聞かせ下さい。


【拙回答】

自閉症・症状の因縁(原因と条件)をもう少し深掘りしてみる

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。

自閉症スペクトラムにも幅広く色々な症状がございます中においては、やはり、自分自身、本人の意識・責任ではどうにも制御できずに苦しんでしまっていることもあるかと存じます。

ご本人ももちろん苦しいでしょうし、なんともできない我が子のことで、親御さんもお苦しみのことが色々とおありであるかと存じます・・

とにかく、そのように色々な症状で苦しんでいることには、必ず因縁(原因と条件)がございます。

その原因と条件をもう少し深掘りして調べてみることで、原因や条件が分かることによっては、治療も見込めるものとなるのではないかと存じます。

「精神病棟に入院させた方がいいのか、 それとも、警察のお世話になった方がいいのか」というのは、少し極端な考え方であり、もう少し改善へと向かうための治療的な選択肢も考えて参りたいところでございます。

色々な症状において、拙生が一番気になりましたのは「偏食」のところです。

偏食による栄養素・必須ミネラル等の不足が、脳神経物質、ホルモン分泌機能のバランスの乱れを引き起こしていることで、症状に大きな影響を与えてしまっている一因であるのではないかと思われるところがございます。

自閉症においては、栄養学的治療によって、脳神経物質、ホルモン分泌機能のバランスを調えることで状態を改善させることができる場合がございます。

「自閉症 分子栄養学」で、是非検索されて学ばれてみて下さい。

また、下記のサイトの内容も色々と参考になることがあるかと存じます。

アスペルガーのメソッド 

どうか善処を祈念申し上げます。

川口英俊 合掌

問い「「重複障害者を狙った」にショック」

問い「「重複障害者を狙った」にショック」

【ご質問内容】

「身体」と「精神」に障害を持つ者です。 
昨日の相模原市の障害者施設での殺人事件で動揺しています。 
健常者はやはり本音の部分で「障害者なんて死んでしまえばいい」と 
思っているのでしょうか。 
子供のころから実際に言われているので、「やはりそうなのか。」 
と思ってしまいます。 
負けずに戦えばいいのでしょうか。聞き流せばいいのでしょうか。


【拙回答】

皆、弱者同士、より良くに過ごしていくためには・・

誠に痛ましい事件が起きてしまいました・・亡くなられました皆様へ心からご供養申し上げます。また、ご遺族の皆様には心からお悔やみ申し上げます。そして、傷つかれました皆様のいち早いご回復を祈念申し上げます。再び同じような悲劇が繰り返されないように、社会全体で考えていくことが必要でございます。

「障害」のことについてでございますが、丹下さんと同様、全ての人はある意味での「障害」を持っていると言えます。

例えば、人間は、皆それぞれ何らかの遺伝子多型・SNPスニップ(変異)を抱えており、変異があるということは、大なり小なり何らかの障害を持っていると言えるのであります。

皆、変異・障害を持っているのですから、それで、実は「あたりまえ」、「普通」なのであります。

もちろん、その変異は、何かの病気や機能的な問題をもたらす原因になったりもしますが、一方で、実は、「ある特定の環境において、有効であるかもしれない遺伝子」となる可能性もあるのでございます。

これは、厳しい環境に適応して種を存続させていくために、変異・障害を抱えておかなければならないという、生命が進化の過程において必要になった当たり前の生存能力の一つではないかと考えることができます。

とにかく、完全完璧に何でも一人でできるような人間など所詮おりません。互いに皆、弱者同士にしか過ぎません。それぞれで、助け合って、支え合って、分かち合って、補い合っていくことが、私たちにおいては何よりも大切となるのであります。お互いがより良くに過ごしていけるように、各々が配慮、思い遣りを心掛けて参りたいものでございます。

以下の内容もご参考に。

「弱者を抹殺する。 不謹慎な質問ですが...」 

『・・「優秀な遺伝子」ってものは無いんですよ。あるのは「ある特定の環境において、有効であるかもしれない遺伝子」です。遺伝子によって発現されるどういう"形質"が、どういう環境で生存に有利に働くかは計算不可能です。例えば、現代社会の人類にとって「障害」としかみなされない形質も、将来は「有効な形質」になってるかもしれません。だから、可能であるならばできる限り多くのパターンの「障害(=つまるところ形質的イレギュラーですが)」を抱えておく方が、生存戦略上の「保険」となるんです。・・』

川口英俊 合掌

問い「どう生きていけばいいのか教えて下さい。」

問い「どう生きていけばいいのか教えて下さい。」

【ご質問内容】

夫が発達障害です。

小さい頃から生きづらさがあったようなのですが、発達障害であることは最近になって分かりました。なので、生きづらさの原因が分かり、納得した部分とこの状態を理解してくれていなかった親に対する恨みのような気持ちがあるようです。

発達障害であると分かってから、その状況が受けとめられず、自分がこうありたいと思っていた自分とのギャップに苦しんでいるようです。

今は家にいて、家事を手伝ってくれているのですが、周りの人たちと比べ、自分は何も出来ない、生きていても楽しくもない。実際身体にも色々と不調が出ているため、苦しいだけで、この先もずっとこんなことなら、早くこの人生終わりたい。とそんなことばかり考えています。

医者や周りには、その状況を受け止めて、出来ることをやればいい、といったことを言われ、私もそう思うのですが、本人も頭では理解していても、その状況を受け止めるということは、自分自身とても惨めなことで、出来ないと言います。

今は、心も身体も負の連鎖状態で何をしても何を見ても、マイナスにしか考えられていない感じです。

夫は、私はこれからどうしたら良いのでしょう?毎日毎日答えの出ない話を続け、苦しいだけの日々です。


【拙回答】

副腎について

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。

発達障害や鬱病、あるいは統合失調症などの原因には、もともと身体的な機能不調によるところもございます。

そのもともとの身体的な機能不調も、今になって表に出てきてしまっているという可能性もあります。

その原因の一つには、副腎の機能的な問題が関わっているという場合もございます。いわゆる副腎疲労というものでございます。副腎はホルモンバランスや脳神経系のバランスを司る大切な役割があります。

また心療内科と共に、一度、副腎についても検査されてみられて、もし問題があるようでしたら治療されることで、ホルモンバランス、脳神経系のバランスを調えることで善処も期待できることになるのではないかと存じますので、ご一考なされて下さいませ。

川口英俊 合掌

問い「過去に戻りたいです」

問い「過去に戻りたいです」

【ご質問内容】

こんばんは。私は発達障害です。 
インターネット上で、長年自分の感情が上手くコントロールが出来ないせいで、パニックになったり感情的になって暴言を吐いたり、異常に何か物にハマったりして色んな迷惑をかけてしまいました。 
ごめんなさい。

そういう事があって、私は過去に戻って償いたいと思うことがたびたびあります。 
タイムマシンを作ってタイムトラベルしたり、明晰夢という方法を使って過去に戻る方法を考えたりしています。 
つまり自分が過去に戻って、昔の自分に「そういう事はやっては駄目」と言い聞かせたいです。

どうしても今まで自分のやってきた事が気になって、最近はモヤモヤしぱなしで、日頃過去に戻る事しか考えられなくなりました。 
「過去に戻れない。これからを頑張ればいい。」という応援も、今の自分には聞きそうにもありません。 
どうすればいいのでしょうか。責任を重く感じています。


【拙回答】

過去について

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。

過去に戻られたいというお気持ち、誠に拙生も同様に思うことがあります・・あのときにこうしておければ良かったかも・・あれを選択していたらと・・

しかし、仏教では、過去も未来も、更には現在でさえも「実体」としては存在しないものであると考えることになります。ですので、戻れる実体としての過去というものは、残念ながら実は無いのでございます・・

ただ、「実体」としてはなくても、一応は、過去、現在、未来と仮に措定して世間的には言えているものとしてはあり得ています。

全てのモノ・コトは他の何かに依存してあり得ているに過ぎないということを「縁起」と申しますが、もちろん、過去も現在、あるいは未来に依存してあり得ているとは言え、また私たちの概念上・通念上においても、あり得ているものとして言えることはできます。

しかし、実体としての過去というものは決してあり得ないことになります。

とにかく、過去がある、未来があると思い浮かべているのは、どこまでも現在の自分(厳密には一瞬一瞬の連続体としての自分)でしかなく、その現在でさえも、言ったそばから現在では無くなってしまっていくわけですので、じゃあ、何が今、現在の自分かということでさえも「これだ」と止めて言えるものでもないのであります。

少し難しいことですが、戻れる過去というものは果たして実体としてあり得ているのかどうかを考えることから、そのような過去はどこを探しても無いけれども、過去の自分は確かに今の瞬間瞬間の自分へと繋がっていて、更に未来へも繋げていけるものであるとして、今の瞬間瞬間において良き因縁(原因と条件)を紡いでいくことで良き結果としての未来へと向かえるように調えて行くことが大切となる次第でございます。

過去のことで反省すべきことがあれば、それはしっかりと懺悔、慚愧、反省して、今の瞬間瞬間の自分への良き因縁へと活かして、良き未来へと向かって参りたいものでございます。

川口英俊 合掌

問い「初めまして」

問い「初めまして」

【ご質問内容】

発達障害の子供がいます。8歳の息子です。 
最初は、悩んだりしました!将来が不安です。 
ちゃんと産んであげられなかった事が、一番、後悔しています。シングルマザーで、育てています。親にも手伝ってもらっています。 
子供の障害を隠さずオープンにして、育てていきたいです。なかなか、難しかったりするので、どうしたら、いいのですか?


【拙回答】

「障害」という言葉に騙され過ぎませんように・・

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。

発達障害のお子様のことにてお悩みのご様子・・

まず「障害」、「障害だから・・」という言葉に、あまりとらわれて、「ダメ」・「できない」と思い込み過ぎないようにされてみて下さい。

仏教では、全てのモノ・コトは、因縁(原因と条件)により成り立っているとご説明申し上げます。

しっかりと善い因縁が調えられれば、きっと善い結果も望めるものとなって参ります。

療育も大切ですが、お子様の長所、好きなコトをうーんと伸ばしてあげられるようにも努められてみて下さい。

下記の例は特別かもしれませんが、自閉症、アスペルガーの子どもたちの秘めている力は誠に侮れません。

「IQはアインシュタイン以上、自閉症と診断された少年は超天才児だった!!」 

また、自閉症など発達障害の原因であると考えられることの解明も色々と進んでいます。

遺伝子変異による問題、免疫機能・アレルギーの問題、メチレーション代謝機能の問題、リーキーガット症候群(腸管壁浸漏症候群)など、その中では医学的・栄養学的に治療、改善可能な場合もございます。

特に最近は、発達障害と「腸」の状態との関係も大きく指摘されています。

少し医学的なアプローチについてもお調べになられてみて下さい。

もちろん、何よりお母さんの笑顔、ご家族の笑顔も大切です。お子様の健やかなご成長、皆様のお幸せを祈念申し上げます。

川口英俊 合掌
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