hasunoha 川口英俊

「Hasunoha」お坊さんがこたえるQ&Aサービス http://hasunoha.jp/ 川口英俊回答のまとめ集

悪業

問い「死刑制度で質問です。」

問い「死刑制度で質問です。」

【ご質問内容】

日本弁護士連合会(日弁連)が6日、福井市内で開催した死刑制度に関するシンポジウムで、”瀬戸内さんは「人間が人間の罪を決めることは難しい。 
日本が(死刑制度を)まだ続けていることは恥ずかしい」と指摘。「人間が人間を殺すことは一番野蛮なこと。みなさん頑張って『殺さない』ってことを大きな声で唱えてください。そして、殺したがるばかどもと戦ってください」と述べた。”とあります。

しかし、一番野蛮な行為をした犯人が、軽い刑で済むのはどうかと思います。

また、”目には目を歯には歯をは”いけないのはわかりますが、刑期を終えて出所して社会に復帰すると恐ろしいです。

これでは被害者サイドは泣き寝入りかと存じます。

どう思われますか?ご意見を何卒よろしくお願い申し上げます。


【拙回答】

非常に判断が難しい問題でございます。

日本の死刑制度は、最高法規の日本国憲法第31条の逆説的解釈から、刑法第9条の刑罰規程、刑法第11条と刑事訴訟法第475条から第479条までにおいて執行規程が定められています。

死刑制度は、刑法の法益保護機能と人権保障機能のバランスの中において、日本の場合の死刑制度については、応報刑論・目的刑論(日本では相対的応報刑論の立場)における犯罪抑止力としての法益保護機能を重視する観点から制度が存続していると従来から考えられています。

とにかく、日本の場合では、「法律の定める手続きによれば、人を合法的に殺すことのできる」という日本国憲法第31条の逆説的解釈を国民が容認しているということ、刑法・刑事訴訟法にて死刑の法的根拠・執行根拠を容認しているということは言えるのではないだろうかと存じます。

次に、仏教的な立場と致しましては、「不殺生」(みだりに生き物を殺めてはならない)がございます。何故不殺生なのかと申しますと、殺生が、煩悩や煩悩の親分の無明(根本的無知)による行為であるとして、その行為は、迷い苦しみ続ける輪廻の原因となる「悪業」となってしまうからであります。

では、煩悩、無明によらない行為(例えば、純粋な善行為・慈悲行為として)であれば、殺生は認められるのかどうか、場合によってはもちろん認められる余地はあるにはありますが、かなり判断が難しいものとなります。(軽々に凡夫では判断できないところでもございます。)

例えば、ご質問の内容のように、死刑とせずに無期懲役刑で、20-30年で刑務所から出てくるが、更正の余地は全く無く、社会に出ればまた確実に多くの人を殺すのが明らかな場合において、尊いたくさんの命を守るために、その者の命を奪うこと(死刑にすること)が、果たして仏教的に許されうるものであるのかどうかというところでございます。死刑としてのその殺生が、煩悩、無明による行為では全く無いと、仏教的に果たして言い切れるのかどうかというところであります・・

仏教の場合では、「業」(カルマ)の問題を考えて、死刑制度を容認している場合は、それが悪業となるものであると悪意有過失(知りつつ不注意にて是正せずに放置している)であれば、自らの悪業となる恐れも否めないというところがございます。

字数制限上ここまでにて・・

川口英俊 合掌

問い「夫がお金を盗みます」

問い「夫がお金を盗みます」

【ご質問内容】

昨年8月に出産し現在育児休暇中です。 
妊娠中に一度、夫が私の銀行口座から複数回お金を無断で引き出したのが発覚し話し合いをしました。 
ギャンブル等に使うのでなく、自分の支払(カードや携帯電話、車の維持費)に足りなかった分を回していました。 
(一部遊びにも使ってましたが)私はものすごくショックでしたが話し合いの結果、離婚はすることなく、夫の希望もあり今まで通り決まった生活費を私に支払うシステムで生活してます。ただ毎月心配なので『大丈夫なの?』『支払は出来てるの?ないなら言ってよ?』と声がけはしてきました。その際には『大丈夫』と回答がきてました。 
しかし今朝、また私の財布からお金を抜いてる現場を見てしまいました。本人は『本当ごめん』と言ってますが私は複雑な気持ちでいっぱいです。 
普段は、それなりに不満はあっても育児にはとても協力的で性格も温厚で『幸せだな』と感じていたので。。。 
たった一年でまた、お金を盗んでしまう夫とどう接すればいいのか?私の気持ちをどう落ち着かせれば納得して夫婦生活を続行出来るのか?悩んでいます。 
それともいっそ離婚した方が私にも子供にも、夫の為にもなるのか??とも考えます。 
穏やかに、また夫を信頼して生活をするのはもう無理なのでしょうか?

【拙回答】

「夫婦の潤滑油」としての機密費制度の導入

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。

親族間といえども、窃盗は窃盗であり、立派な犯罪行為です。但し、刑罰は免除されることになります。「親族相盗例」としての刑罰免除(配偶者として、刑法244条第1項により)。

ただ、法律的には、刑は免除されますが、仏教的にはそうは参りませんので、窃盗という悪業を諌めて、させないようにする必要はございます。

まあ、少々ぐらいは色々な要りようもあり、お小遣いでは足りないこともあるでしょうから、足りない時は、相互協力・扶助の関係で、双方納得して融通し合っていってもとは存じます。

旦那様にもプライドというか、あまり弱みを見せたくはないというか、または、心配させたくないとか、何か少し言い出せない理由もあるのではないかとは思います。

借金やギャンブルなどが理由であれば、それはそれでまた別の問題にはなりますが・・

一つの対策としては、余裕があるのであれば、二人で使う分として毎月幾らか別に貯めておき、それを急な要りようやどうしても何か使いたいもののある時に、お互いに、ある程度の相談や報告の義務はあるものの、やや曖昧に使える分とされておかれるとどうでしょうか。

ブレーキでの「遊び」的な感じのお金にて。または、大げさな例えですが、「権力の潤滑油」として知られている「官房機密費」みたいな感じで。「夫婦の潤滑油」として。

善処を祈念申し上げます。

川口英俊 合掌

問い「業について」

問い「業について」

【ご質問内容】

私には5歳年上の自己愛性パーソナリティ障害の兄がいます。生まれてからずっと兄に執拗な攻撃(物理的・精神的)を受けて育ちました。元々私は発達障害だったのか、その自己愛からの攻撃と相まって自尊心は歪み非常に低く、騙されやすく、しかしながら自意識過剰の疑心暗鬼、怒れずすがる、依存の激しい人間となりました。 
それに気付いたのは近年で、今では物理的に離れて生活し少しずつではありますが夫にリハビリをしてもらい本当に少しずつ少しずつ自尊心を育むことが出来るようになりました。しかし、それに気付くまで30年間自分がいかに価値がないか、頭が悪く醜いのか刷り込まれていたので立ち直りかけてはすぐに崩れてしまいます。 
両親はというと、そんな兄に手を焼き兄のストレスのはけ口になっていた私を守ってくれる事はありませんでした。やっと自分の幸せを考えられるようになってからは、夫に心の有り様を打ち明け全てを受け入れてもらい絶縁とまではいきませんが地元を一緒に離れてくれて、自分だけの家族となり幸せです。 
幸せなはずなのですが、その幸せを素直に受け取れず幸せなうちに死んでしまいたい、と思ってしまいます。息子はいま5歳で成長の過程において、この刷り込まれた自らの歪みが伝わってしまうのではないか怖いです。私はいなくなった方が息子は真っ直ぐ育つんじゃないか、など。 
この一連は業の巡りであって今は兄を許さない自分を赦そうという考えに至りました。私に対する兄の執拗な攻撃は私が生まれてしまった事だと受け取っています。生まれて理由なく長年苦しむ、これが業なのかな、と。今世では断ち切れないものだろうと認めたくないけど、認めるしかないのかな、とも思えるようになりました。 
自分の来世・家族の来世にこの業が今よりも軽い関わりにする為に今世でできる事はないでしょうか?とりあえず家族には私に何かがあった時、兄には骨を拾わせないで、とお願いしています。私も兄の骨は拾いません。しょうもない事だと思われると思いますが、私の今世と来世、また兄と実家の家族に対する精一杯の抵抗です。何かで業は7回繰り返すと見ました。殺されてないので1番酷い時期ではないのでしょうが、もしまだ前期で今世以降これから酷くなる方かと思うと絶望してしまいます。 
どういう風に思い受け止めると良いのでしょうか。

【拙回答】

業も因縁次第

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。

何より今は、理解ある旦那様、そしてお子様とのお幸せを第一とお考え下さい。

お子様のご成長、誠に楽しみですね。

そして、今が幸せであるならば、その幸せな想いに、皆がなってほしいと願ってみて下さい。

恨みや憎しみは、悪業を生むだけで何ら役に立ちません・・

できれば、実家の皆さま、お兄様も含めて、皆が幸せになれますようにと、お兄様にも憐れみと慈悲の想いを掛けてあげてみて下さい。

きっと、お兄様も苦しく、つらく、しんどいのでしょう・・

「兄も私と同じような幸せを味わってもらえたら・・」と思って頂けましたら、それが善き因縁(原因と条件)となって、善き業へと繋がることになっていくことでしょう。

業も因縁次第で変わっていくものになります。しっかりと善き因縁を調えていくことで、善き赴きへと向かって参りたいものでございます。

善き因縁を積むための方法論につきましては、仏教に多くのヒントがございます。

是非、仏教につきましても、これを機会に興味を持って学んで頂けましたら有り難くに存じます。

善処を祈念申し上げます。

川口英俊 合掌

問い「因果応報」

問い「因果応報」

【ご質問内容】

いつもありがとうございます。 
独身時代、不倫を繰り返していた友人についてです。私は不倫肯定派ではありません。

1人は歳の離れた上司と不倫をして仕事で重要な役職になり若くして出世しました。勿論彼女は賢く仕事の能力も高いです。「不倫の何がいけないの、そんな男と結婚した嫁が悪い」と言う強気な女性です。

もう1人は寂しさから複数人との不倫をし、そのうちの1人に独身の男性を紹介され、結婚しました。旦那様は紹介者との不倫関係は知りません。結婚してからも会ってる男性はいるようです。

二人共、大手企業の真面目な男性と適齢期に結婚しました。不倫をしてなければ得ることの出来なかった幸せを掴んでいます。友人の幸せは喜ばしい事ですが、旦那様を不憫に思う気持ちと真面目に恋愛しても実らない自分と比較したり、複雑な心境です。 
性格は違いますが、私の目から見て彼女達は家柄も美貌も人柄も優れています。悪い行(不倫)以上に人徳があるからの結果なのでしょうか? 
人は平等ではない事は理解しています。不倫は悪い行いと信じ、彼女達の行く末を心配しておりましたが、それを経て幸せになった女性を身近で見て事業自得や因果応報との言葉にも疑問を感じています。ハスノハでも不倫に悩み苦しんでる質問を多く見受けますが、彼女達と何が違うのでしょうか。もし今後違う形で不運に合っても、それをプラスに変える力があるようにも思います。 
因果応報に対してお坊さんのご意見を伺いたいです。宜しくお願いします。

【拙回答】

真なる幸せは・・

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。

世間世俗的な世界における「幸せ」は、本当の「幸せ」でないと仏教では考えます。

仏教では、悟り・涅槃という究極的な「幸せ」を目的と致します。

その「幸せ」へと向けて、仏教においては、無明(根本的な無知)・煩悩・悪業を対治するために「智慧と福徳(功徳)」の修習を勧めることになります。

無明・煩悩・悪業による結果は、過去世や現世における無数の因縁(原因と条件)も複雑に絡んでくるため、その「不倫」の結果が、即座に「これ」として出る、分かるものではないのですが、確実に業・カルマとしては相続していくことになるため、しっかりと、慚愧・懺悔した上で善業に取り組むか、あるいは、確かなる仏道に精進するかしない限りは、いずれにしても輪廻で迷い苦しむことになってしまうとお考え下さい。

世間の八法(利得、損失、称賛、非難、誉れ、誹謗、楽、苦)の中では、真なる「幸せ」はなく、仏教の目指すべき真なる「幸せ」としての「悟り」・「涅槃」というものへと向けて、これを機縁として頂きまして、仏教に関心をより強く持って頂きまして、誠実に日々をお過ごし頂きながら、仏法も学び修されていかれることを、ご一考下さいましたら有り難くに存じます。

川口英俊 合掌

問い「削除します」

問い「削除します」

【ご質問内容】

すみません質問を削除します。 
怒りで支配されてしまい感情的になっていました。

【拙回答】

また何かございましたら。。

川口英俊でございます。

激しい怒りは、「瞋恚」(しんに)と申しまして、煩悩の中でも三毒(貪瞋痴)の一つであり、誠に気をつけないといけません。

怒りに支配されてしまって悪い行い(悪業)を積まないようにすることが大切となります。

この度は、お気づきになられまして、誠に有り難いことでございます。

また何かございましたら、どうぞお気軽にhasunohaへとご質問、ご相談下さいませ。

川口英俊 合掌

問い「復讐したい気持ち」

問い「復讐したい気持ち」

【ご質問内容】

パワハラを受けた上に左遷させられました。恨まないよう毎日 自分なりに努力していますが 半年経っても心の中から憎しみが消せません。良くないこととわかっているのに死ねばいいのにとか、事故に会えばいいのにと妄想が頭から消せません。自分が嫌になってしまいます。どうしたら このような気持ちを無くすことができるのでしょうか?

【拙回答】

「復讐」よりも「福修」

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。

恨みにお苦しみのご様子・・

仏道におきましては、恨み、憎しみ、嫉妬などに耐え忍ぶという「忍辱(にんにく)波羅蜜」という修行の実践がございます。煩悩に負けず、他を傷つけるという悪業も積まずに耐え忍ぶということになります。

お気持ちは分かります。分かりますが、仏教的には、煩悩に負けて、悪業を積んではやはり宜しくないこととなります。

「感興の言葉・ウダーナヴァルガ」(中村元氏訳)・岩波文庫・第14章・「憎しみ」から・・

「実にこの世においては、およそ怨みに報いるに怨みを以てせば、ついに怨みの息むことがない。堪え忍ぶことによって、怨みは息(や)む。これは永遠の真理である。」

「怨みは怨みによっては決して静まらないであろう。怨みの状態は、怨みの無いことによって静まるであろう。怨みにつれて次々と現れることは、ためにならぬということが認められる。それ故にことわりを知る人は怨みをつくらない。」

逆に恨みを持っているその者に対して、慈悲の思いを向けることによって煩悩を対治することも一つとなります。

煩悩、無知によりそんなことをしてしまう者を憐れんであげて下さい。

そして、どうか煩悩による「復讐」よりも、慈悲によっての善い行いに勤め励むことでの福徳の修習としての「福修」を積むことで、幸せへと至る因縁(原因と条件)を調えて参りたいものでございます。

善処を祈念申し上げます。

川口英俊 合掌

問い「どうしたら。」

問い「どうしたら。」

【ご質問内容】

初めて相談します。

私の父親が、勝手に私の通帳から、お金を引き出しています。

通帳を書き込みしてみたら、ほとんど引き出していたりしています。

お金が少なくなって来ているのはわかりますが、何も言わずにお金を引き出していることに、怒っています。

どうしたらいいかわりません。アドバイスよろしくお願いします。

【拙回答】

原因を・・

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。

親族間といえども、窃盗は窃盗であり、立派な犯罪行為です。但し、刑罰は免除されることになります。

「親族相盗例」として、刑罰が免除されます(直系血族として、刑法244条第1項により)。

ただ、法律的には、刑は免除されますが、仏教的にはそうは参りません。

悪業は悪業として、必ず先の赴きに悪い影響を及ぼすことになります。

そのため、何とかして諌めないといけません。

原因がわかれば、その原因に対処することもできるのではないかと存じます(浪費や賭事、依存事など)。

それと、もちろん、勝手に引き出されないように通帳と印鑑、カードの保管をしっかりとすることも必要ではないかと存じます。

あるいは、別口座を作って、そちらに資金を移動させて、振り込み入金先もそちらに変えて、別口座の管理を徹底して、勝手に引き出されないようにする、ということも。

いずれにしても、一度、なぜ勝手に引き出すのか、質してみて、根本原因を何とかする必要があるのかもしれません。

いきなり引き出せなくしてしまうと、逆ギレやモラハラ、パワハラにも繋がりかねないので・・

善処を祈念申し上げます。

川口英俊 合掌

問い「これからどのように生きていくか。」

問い「これからどのように生きていくか。」

【ご質問内容】

2歳の子供がいます。 
去年離婚しました。長く付き合って結婚しましたが、ずっと裏切られていました。子供が生まれてから知りました。たくさん嘘をつかれており、どんな裏の顔があったのか未だにわかりません。知るのが怖いです。(もう知る方法はありませんが…)たくさん苦しい思いをしました。本当に死にたいと何回も思いましたが、生まれてきてくれた子供のことを思うと死ぬことができませんでした。 
どんな辛い思いをしてもこの子だけはきちんと育てると誓いました。子供はとても可愛く父親が居ない環境にしてしまったことにとても申し訳なく思っています。また、周りの人にたくさんな迷惑をかけてしまったことに反省しています。私がこの世に生まれて来なければこんなに周りな人は嫌な思いをしなくてよかったのにと思ったときもありました。

一生一緒に生きて行こうと決め、信じていた人に裏切られ辛いです。長い間嘘をつかれていた事に気がつかなかった自分は今までの生き方が間違っていたのかと不安になります。 
またみんな悪い人に思えてしまい、人を信じる事ができなくなってしまいました。これから先どのように人と関わって行けばよいのでしょうか?

まとまりの無い文書で申し訳ありません…よろしくお願い致します。

【拙回答】

許すことから・・

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。

そうでしたか・・それは誠におつらいことでございました・・

どのような嘘であったのかは分かりませんが、その方には、悪業による報いがきっとあることでしょう・・逆に、哀れみを持って、うめ様は、その方のことを許してあげて下さい。

何も悪いことをされていないうめ様が、そのようにお苦しみになられているのは、私たちにとってもつらいことでございます。

許すということをもって、どうか、まずは苦しむ思いを和らげて頂きたいと存じます。

とにかく、可愛いお子さまのこともございます。

あまり、前夫さんのことを負い目とされ過ぎれば、子どもさんにもその影響は必至となってしまいます。負い目が逆に悪影響を及ぼしかねません。

ここは、早めにすぐに分かって離婚できて良かった、もしも、あのままでまだまだ一緒だったとしたら・・先で、もっととんでもないことになってしまっていた、子どもにも、もっと悪影響を及ぼすことになってしまっていたかもしれない、として、良い方に考えて参りましょう。

また、この先、うめ様次第では、支えて励ましてくれる方との出逢いのご縁も無いわけではありません。再婚だってあり得ます。

もちろん、世の中、良いご縁だけではなく、悪いご縁もあり、ご不安ももっともなことですが、この度のことは、誠に良い勉強、良い経験だったとして、次のご縁へと是非、活かしていきましょう。

可愛い子どもさんのためにも、少しでも前向きにいきましょう。

前向きに、ポジティブになることにて、良きご縁にあずかれる機会も増えるというものです。

良きご縁、お幸せを祈念申し上げます。

川口英俊 合掌

問い「後悔。。。」

問い「後悔。。。」

【ご質問内容】

今までの人生で沢山相談したいことがあります。

19歳の頃、妊娠しましたが、私は社会人でしたが彼が学生で、結婚していなかったため、親の反対で、中絶をしました。

現在別の人と結婚して二人の子供を授かりました。

私は本当は出産したかったけど、親に出産するなら絶縁すると言われて、中絶をしたときから、ずっと罪悪感と後悔をしています。

今からでも償えるような行動や考え方はありますか?

年を重ねる度にこの世にいない一人目の赤ちゃんに申し訳ないのです。

宜しくお願いします。

【拙回答】

ご供養

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。

やむなくに中絶なされましたことを後悔なされておられるご様子・・誠におつらいことでございます・・

罪悪感と後悔・・

懺悔、慚愧なされるお気持ちは、誠に大切なことでございます。

悪業を悪業と知らずに積む業の深さこそ、誠に怖いものがございます。

反省、自省することができるからこそ、私たちはこの業火に灼かれて苦しんでいる身を知り、何とか逃れたい、離れたいとして、仏様の教えを頼りとして仏道を歩めるようになるのでございます。

償えるような行動・考え方・・

もちろん、ございます。

簡単に申しますと、善行、功徳を積むということになります。

例えば、その赤ちゃんを思われる優しいお心で、その赤ちゃんにできなかったこと、してあげれなかったことを、誰かにしてあげて下さい。

世の中で苦しんでいる赤ちゃん、子どもたちはたくさんおります。病気、貧困、虐待・・

是非、何かできることで、苦しんでいる赤ちゃん、子どもたちの救いや癒しのためにできることを、善行、功徳としてなされて下さいませ。

きっと、その赤ちゃんのご供養となることでしょう。

川口英俊 合掌

問い「自殺未遂」

問い「自殺未遂」
http://hasunoha.jp/questions/1999

【ご質問内容】

最近、読んだ仏教の本の中で悪徳政治家や悪徳業者、犯罪者(特に殺人犯)は地獄ヘ落ちると書いてありました。 本には書いてなかったのですが、よく自殺者も地獄へ落ちると聞きます。

そこで質問なのですが、自殺未遂をした事がある人は、どういう位置づけになっているのですか?
自殺未遂者の死後はどうなるのですか。未遂者はたまたま運良く死に至らなかっただけだと思いますが、自殺を決行した罪はたとえ自然死しても消えることはないのですか?

やはり殺人未遂と同じくらい罪な事になって地獄行きや生まれ代わる時に何らかの支障が出るのでしょうか?

2度もやってしまいました
※あくまで天国や地獄が存在する前提での話です。

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail.php;_ylt=A7dP5XLVuAtWHAoAiLOV_PN7?page=2&qid=1367098398&pos=1&ccode=ofv

【拙回答】

自殺・自殺企図・自殺未遂につきまして

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。

二度も自殺未遂されてしまわれたとのこと・・誠におつらいことでございます・・

自殺を企図してしまうほどの悩み苦しみ・・どうか和らぎ、癒されますように、三度目の無いことを心から祈念申し上げます。

自殺につきましては、これまでにも下記の各問いに回答させて頂いております。

「自殺・自死について」
http://blog.livedoor.jp/hasunoha_kawaguchi/archives/cat_319870.html

「・・死後の赴きにおいて、もっとも影響を与えることになるのは、何よりも己自身の行い(業・カルマ)となります。その業が、煩悩や無明(根本的無知)によっての悪業に比重が重くあってしまえば、やはり、その果報(向かう先、輪廻)は厳しいものにならざるを得ないと考えることになります。・・」

「悪徳政治家や悪徳業者、犯罪者(特に殺人犯)は地獄ヘ落ちると書いてありました。」・・世間の道徳的規準と仏教的な因果応報における善悪の基準とでは、一致しないこともございますが、勧善懲悪を勧めるという点では大差がないものであるかと存じております。

ただ、悪い行いをしてしまっても、心から慚愧して懺悔し、しっかりと善い行いに努め励み、善い業・カルマの因縁(原因と条件)次第においては、より良い死後の赴きへと参れることができることとなります。

「よく自殺者も地獄へ落ちると聞きます。」・・自殺したからといってそれが悪い業・カルマとなるかどうかは、ケースバイケースとなるのではないかと存じます。一つ言えますのは、無明(根本的な無知)・煩悩による自殺であるならば、やはり悪い業・カルマとなるため、十分に気を付ける必要があるのではないだろうかと存じております。

次に、自殺企図、未遂の場合についてですが、行為と動機の問題につきましては、下記の問いにて詳しく扱わせて頂いておりますのでご参照下さいませ。

問い「心を込めた行動とは? 」
http://blog.livedoor.jp/hasunoha_kawaguchi/archives/1005257984.html

とにかく、これからの良き因縁次第では、必ず良き結果も望めることとなります。どうか自殺は思い留まって頂きたいと存じております。

川口英俊 合掌

「Hasunoha」お坊さんがこたえるQ&Aサービス
http://hasunoha.jp/

これまで拙生が回答させて頂きました内容は下記にてまとめて閲覧して頂くことができます。
http://hasunoha.jp/users/16
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