hasunoha 川口英俊

「Hasunoha」お坊さんがこたえるQ&Aサービス http://hasunoha.jp/ 川口英俊回答のまとめ集

感情

問い「感情をコントロールする智慧をご教授下さい。」

問い「感情をコントロールする智慧をご教授下さい。」

【ご質問内容】

はじめまして。 
ネットで相談させて頂くなど 初めての事で 勝手が分からず 
失礼がありましたらお許し下さい。

私は、白黒をはっきりさせないと気がすまない いい加減な事が嫌いな 
完璧主義なところがあり 又、一番大変なのが 「短気」という性格です。 
亡き母が 「短気は損気」と口癖のように申しておりましたが 
全く その通りの人生で… 
日々、そんな自分の性格をなおそうと 努力…というより 無理をしています。

人間関係の事では、 
「 妬みや悪口は 受け取らなければ 相手は自分が持って帰るしかない」という 
お釈迦様の教えを胸に 我慢我慢と自分に言い聞かせおりますが 
哀しいかな 我慢している 時点で しっかり 受け取ってしまってる訳で… 
傷つきもし 腹ただしく苦しい想いは しっかり味わってしまいます。 
それでも 言動は 精一杯 控えておりますと 
相手は 気付かず 調子に乗って更に エスカレートして行きます。 
そして…結果的に 私の堪忍袋の緒が切れて 感情を爆発させてしまい 
今までの自分の我慢も努力も自ら無駄にしてしまうという事が 度々です。

「受け取らない」事の難しさを痛感致しております。 
お釈迦様がなさるような事が 私に出来れば 世話は無いわ!と思いますが 
妬みや嫉み嫌味や陰口を我慢していると 自分の心が 怒りや恨みにしめられ 
八つ当たりしてしまったり 身体の不調も起き 負のスパイラルにおちいります。 
このような事で 大切な日々を無駄に暮らすのは全く勿体無く思い 
感情をコントロールする よい智慧を拝借致したく 相談させて頂きました。 
お忙しいとは存じますが、宜しくご教授の程 お願い申し上げます。

【拙回答】

「入菩薩行論」(シャーンティデーヴァ大師)

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。

「妬みや悪口は受け取らなければ相手は自分が持って帰るしかない」というお釈迦様の教え・・

以前に、hasunohaの拙回答において、そのお釈迦様のお教えを引用させて頂きまして、それが注目されていましたものの、あれから色々と考えまして、あれはお釈迦様だからできることで、私たち凡夫ではやっぱり難しいのでは・・と思うところも実はございます・・

なかなかそう簡単ではないと・・

では、一応、私たちは受け取らざるを得ないとして、それをどうしていくべきであるのかということを考えないといけない・・と反省しております。

まあ、受け取ってしまって、苦しみとなってはいても、実体の無い「空」なるものであり、ただ色々な因縁(原因と条件)によって成り立っている「縁起」なるものであって、因縁により生じているならば、当然に因縁により滅することもできるはずです。

ですので、苦しみを滅するための方法論として仏教がございますので、やはり、しっかりと仏教を学び進めていくしかないというところでございます。

例えば、怒りや恨みを無くすための忍辱波羅蜜の実践や、あるいは、慈悲の瞑想などがその一例となりますでしょうか。

先日に大阪で行われましたダライ・ラマ法王猊下様のご法話で取り上げられておりました「入菩薩行論」(シャーンティデーヴァ大師)の中においてでも、忍辱波羅蜜の実践についてのことも扱われておりましたので、是非、学びの一つとして頂けましたら良いのではないだろうかとは存じます。

ダライ・ラマ法王猊下様・シャーンティデーヴァ『入菩薩行論』ご法話・録画 

テキストは・・

「チベット仏教・菩薩行を生きる―精読・シャーンティデーヴァ『入菩薩行論』 」

今はAmazonで古書も出ていないようですね・・


ポタラ・カレッジさんでしたら購入できそうですので、ご興味がございましたら、下記を参考にされて下さいませ。

精読・シャーンティデーヴァ 入菩薩行論 (ポタラ・カレッジ チベット仏教叢書4)


善処を祈念申し上げます。

川口英俊 合掌

問い「苦しい、消えたいです。」

問い「苦しい、消えたいです。」

【ご質問内容】

私は、小さい頃から親が大嫌いです。 
母は、とても神経質で私の行動を縛り、言うことを聞かないとリモコンで叩かれたり、怒鳴られたりします。生まなきゃ良かったなど言われたこともあります。 
父は、よく遊んでくれて私は1度も怒られたことはありませんでした。 
両親は仲が悪く喧嘩しているところしかみたことがありませんでした。

小学生低学年のころ両親は離婚し 
母は、私にどちらに付いていくか聞きました 
私は父を選び、姉は母を選びましたが 
何がなんだか分からぬうちに結局母に引き取られました。 
それからは常に母の機嫌を損ねないように、私を偽って生きてきました。 
人と接するのも苦手になりました。 
早く自立して縁を切ることが目標でした。 
進学のために県外に出る際にお金が必要だったため、何年かぶりに父に会いました。

私は父のことの方が好きでしたが母に「あんたの誕生日におめでとうの一言もないのにローンの連絡だけは必ずしてくる。県外に出ると養育費増やさないといけなくなるから県内に居ろって言ってるよ」と聞かされたとき 
父は私のことはどうでも良かったんだなあとそのとき実感しました。

小さい頃から自分を偽って生きてきました 
楽観的で悩みがなくて頼れる というキャラで頑張ってきました。大学に進学してからは、友達は居るのですが、「今日は足痛いからお母さんに迎え来てもらおう」とか「この授業寝るからあとでノート貸して」とか甘えきってる感じでいつもイライラしてしまいます。 
キャラがあるので、出来るだけ笑顔で分かったと言うのですが納得がいかないです。

学校でイライラして帰ってくると 
母から毎日のように電話があってそれでまたイライラします 
一人で落ち着くといつのまにか涙が出てしまいます 
なんでこんなに偽ってるんだろう 
本音を言えないんだろう 
なんで人がこわいんだろう 
死にたい消えたい 
って考えて 
朝が来たらまたキャラを作って学校へいきます 
人と接する仕事の専攻をしていて正直卒業できる気もしません。人が怖いです。でもそんなこと誰にも言えません

消えてしまえばすべて解決するんじゃないかって思ってます。 
自分にも非があるのは分かっていますし、逃げても仕方ないと思っているのですがもう限界です。

はじめて本音をかいたので 
長く読みにくい文章になってしまいました 
私はどうしたらよいのでしょうか?

【拙回答】

映画

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。

幼少期におけますこと、ご両親におけますこと、誠におつらいことでございます・・

そのようにトラウマをお抱えにても、どうにか自分を表現なされようとされて、随分と苦しまれたことでしょう・・

「なんでこんなに偽ってるんだろう  本音を言えないんだろう  なんで人がこわいんだろう  死にたい 消えたい 」・・

うまく、ご自身の感情、喜怒哀楽が出せれていないことで、どうしても「キャラ」づくりをされてしまわれているのかもしれません・・

自分の感情、喜怒哀楽を表に素直に出せるようにしていくためにとして、最近にも他のご質問にて回答させて頂いたのですが、「映画」が良いのではないかと存じます。

自宅で、あるいはパソコン、ポータブルので観るのではなく、映画館にて、誰かと一緒ではなく、一人で、誰にも気兼ねせずに、素直に感情、喜怒哀楽を出せるように少し練習してみましょう。

暗いですし、皆、スクリーンを観ていますから、そんなまじまじと顔を見られることもありませんし、感情を存分に出してあげてみて下さい。

そこから、少しずつ人前でも本音で感情を出せれるようになっていければ、いずれ、「キャラ」に頼らなくても済むようになるのではないかと存じます。

内容にもよりますが、結構、リフレッシュ、気分転換にもなりますし、てん様にもこの度は映画鑑賞をお勧めさせて頂きたいと存じます。

川口英俊 合掌

問い「人の顔色を伺う」

問い「人の顔色を伺う」

【ご質問内容】

小さい時からずっと機嫌が悪く暴言やお金使いも荒い父親、それに怯えている母、その父親から私たちを守ってくれず母は私たち子供たちにやるせない気持ちを向け常に怒っている状態。褒められた事も抱き締められた事もありません。親には常に良い子であり続けました。 
学校では思った事を口に出さないから暗いと言われあまり友達はいなくどこにも居場所がなく。そんな幼少期を過ごしたせいか、 
大人になっても常に人の顔色を伺う癖がつき、自分の思ってる意見を言うと相手が不機嫌になるから自分の意見は言ってはいけないって思ってしまいます。 
今でも人と話す時は人の目を見れません。話そうとすると言葉がつまります。 
みんなのように楽しくおしゃべりを楽しんだりしたいです。

【拙回答】

映画

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。

少し幼少期のトラウマもあり、うまくご自身を表現できないことにお悩みのご様子・・

人の顔色を伺うことは、相手の気持ちを捉えてあげようとしていることでもあり、ある意味では大切なことでございます。

でも、その伺いが、過度なものとなり、人間関係が萎縮してしまっているようであれば、少し人前でも素直に感情を出せるように努力していく必要があるかもしれません。

でも、いきなりは難しいでしょうから、感情を出せる練習をしてみましょう。

そうですね。お勧めするとすれば、映画になるでしょうか。

自宅で、あるいはパソコン、ポータブルので観るのではなく、映画館が良いでしょう。

これまで映画館に映画を観に行かれたことはないでしょうか。

それも、誰かと一緒ではなく、一人で、誰にも気兼ねせずに、喜怒哀楽を出せるように少し練習してみましょう。暗いですし、皆、スクリーンを観ていますから、そんなまじまじと顔を見られることもありませんし、感情を存分に出してあげてみて下さい。

そこから、少しずつ人前でも感情を出せれるようになっていければ、楽しくおしゃべりすることもできていくのではないかと存じます。

かく言う私も学生時代、実は一人で映画をよく観に行ったものでございます。

内容にもよりますが、結構、リフレッシュ、気分転換にもなりますよ。

川口英俊 合掌

問い「生きづらいです。」

問い「生きづらいです。」
http://hasunoha.jp/questions/514

【ご質問内容】

ネガティブな感情を吐き出さずに自分の中でどのように処理をしてよいのかわかりません。

友人にSNSや文章などに残したり、書いたりしないほうがよいと言われ、自分で処理をしないと周りが迷惑だと言われました。

普通の人はどのように解決していってるのでしょうか?今まで沢山吐き出し過ぎて自分で処理をする方法がわからないです。

【拙回答】

是非、hasunohaで吐き出して下さいませ

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。

ネガティブな感情に苛まれてしまわれて、生きづらさをお感じてのお苦しみご様子・・誠にお辛いことでございます・・

ネガティブな感情には、例えば、不安感や孤独感、嫌悪感や劣等感、あるいは、失望感や絶望感、空疎感などのいずれか、または複数の感情も混ざり合ったりしながらにて苦しまれておいでであるのかと思われます。

そのネガティブな感情が一体どのようなものかを表すことにより、より詳しく、具体的に分かりますと少しは対策や対応の方法もあるのではないかとは考えております。

ただ、第三者に対して、その感情を表す、示すにしても、やはり、心の病などに理解があって、解決へ向けての能力も持っている専門家でないと適切な答えは出てこないのではないかと思われます。

闇雲に第三者へ向けてSNSやメール、ブログなどでそのネガティブな感情を吐き出しても、理解が無い相手であると心無い答えや反応が帰ってくるだけで、余計にしんどくなってしまうのではないかと存じます・・

そこで、まずはネガティブな感情を吐露する相手をしっかりと見極められて、当然に医師やカウンセラー、あるいはご信頼を頂けて私たち僧侶などへと出されて、そして、具体的な解決へと向けてのアドバイス等にて善処にあたられるのが良いのではないかと存じております。

心のことと身体のことを一概に同一視はできませんが、例えば食べ物でも、食べるだけ食べて排泄物が出せないと、とんでもないことになるのは想像できるかと存じます。あるいは何でもかんでもを溜め込み過ぎて許容量を超えてしまうと、やがて一気に大爆発を起こしてしまい、最後に心が完全に壊れてしまいかねません。

もしか致しますと都度都度に出すことだけでも結構スッキリしていくこともあるかもしれません。ただ、その出す際の相手方のことは考えないといけないでしょう。hasunohaでは、えーそんなことまで吐き出すの・・というドン引きしそうになるご質問も結構ございます。そこが匿名でもご質問できるという利点ではないかと存じます。私たちは受けとめさせて頂いてご回答させて頂きます。もし宜しければ、またhasunohaで吐き出して下さいませ。一同、いつでもお待ち致しております。

川口英俊 合掌

「Hasunoha」お坊さんがこたえるQ&Aサービス
http://hasunoha.jp/

これまで拙生が回答させて頂きました内容は下記にてまとめて閲覧して頂くことができます。
http://hasunoha.jp/users/16
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