hasunoha 川口英俊

「Hasunoha」お坊さんがこたえるQ&Aサービス http://hasunoha.jp/ 川口英俊回答のまとめ集

羨み

問い「他の人の妊娠」

問い「他の人の妊娠」

【ご質問内容】

結婚11年目の35歳です。結婚後に卵巣嚢腫の手術、子宮筋腫の手術を経て、その後に不妊治療に挑んでいます。

不妊治療をしていて、少し知識が付いてきているので悩んでいる人や子供を欲しいと思っている人に悩みを相談されたら、こうしたら良いんじゃない?などのアドバイスもしたりして悩みを共有していましたが、私に悩みを相談してくれた方々がどんどん先に子供を授かり、喜んであげなきゃいけないのに羨ましい気持ちと何で私には…というようなモヤモヤした気持ちになります。

言葉とは裏腹で複雑な気持ちが入り乱れます。姉が妊娠した時も、おめでとうと言いつつも、心の中では羨ましくて仕方なかったですが産まれた姪を見て可愛くて2歳になる今ではメロメロ状態です。 
今度は妹が妊娠し、おめでとうと言ってあげたいのに心から喜べない自分がいたりと、喜んであげられないから私にはコウノトリが来ないんだ、妬んだり羨ましがったりするからダメなんだ…こう思っていることを口にしてはいけないと自分に言い聞かせているので言動と気持ちがバラバラで本当に辛いです。

どうしたら、他の人の妊娠を心から喜んであげることが出来ますか?

【拙回答】

随喜功徳

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。

最近の拙回答でも扱わせて頂きましたが、仏教では、功徳の行いの一つとして「随喜」ということも大切に致します。

法華経・随喜功徳品第十八の内容が有名ですが、簡単には、他人の喜び事・善行を自分のことのように喜ぶことで、その喜び事・善行が、あたかも自分がしたのと同じように功徳になるというものでございます。

他人の喜び事・善行を共に喜ぶことで、幸せ、福徳を得るということになります。

拙生も昔は、色々と嫉妬したり、羨んだりしてしまうことがございましたが、それで何か自分にプラスになるのかと申しますと、正直、嫌な感情(不幸になれ、失敗しろなど)ばかりが沸き、やがて虚しい気持ちとなり、プラスどころか、どんどんマイナスに落ち込んでいくような感じでした・・

その内に、仏教の随喜功徳について学んでから、嫉妬したり、羨んだりするのではなく、それを自分のことのように喜べるようにしていこうと、少しずつ、少しずつ努力していきました。

そうすると、今まで嫉妬したり、羨んだりしていたであろうことが、次々と自分の身にも起こるようになっていきました。

驚きましたが、まさに、これが随喜功徳による賜物ではないのだろうか、と思うようになりました。(俗に言う引き寄せの法則みたいな感じになるでしょうか・・)

もちろん、完全に嫉妬や羨んだりしないかと言えば、まだまだそこまでできた人間ではないので、多少はございますが、それでも随分と減って楽になったように思います。

白パンダ様も、宜しければ、是非、お試しを頂けましたら有り難くに存じます。

何より、心身共に健康にご留意なされて、ご夫婦仲睦まじくに。

お幸せを祈念申し上げます。

川口英俊 合掌

問い「毎月落ち込まずにすむにはどうすれば良いですか?」

問い「毎月落ち込まずにすむにはどうすれば良いですか?」

【ご質問内容】

結婚して子供を希望してから三年。 
1度流産して、それ以降子供が授かりません。

子供は空からママとパパを選んで、おりてくる

と聞いてから、 
そんなに自分には魅力がないのか、何が人より劣っているのか、何で選んでもらえないのか、そんなことを考えたりしてしまいます。

また子供連れで歩いてる人を見てはとても羨ましくなり、友達の妊娠を聞いては何で私は授からないんだろうとと素直に祝福できません。 
自分より遅く結婚したのに先に子供を授かった友達をみては、とても焦ります。

毎月毎月月経がくるたびに落ち込んで、 
穏やかに過ごせずにいます。

どんな心持ちでいれば、 
人を羨まず、 
授かり物だからと気持ちを大きく構えることができますか?

【拙回答】

随喜

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。

焦らずに、お互いの心身の健康をしっかりと調えられておかれることが、まず大切です。

どうか、お互いにいたわり合って、仲睦まじくにお過ごし下さいませ。

その内に、授かるご縁がしっかりと調えば、お子さまに恵まれることができるでしょう。

さて、仏教には「随喜」という言葉がございます。他人の喜び事、他人の善い行いを自分のことのように喜び、祝福することでございます。

その随喜による功徳は、その喜び事、善い行いを自分がしたことと同じぐらいになると言われています。

簡単には、心から随喜した祝福は、自分の幸せにもなるということであります。

素直に人の喜び事、祝い事、善い行いは、是非、喜んであげて下さいませ。

逆に煩悩である嫉妬や羨みは、やはり、幸せを遠ざけるものになってしまいますので、気を付けなければいけません。

頂けるものならば、何でも頂く精神(がめついと言われる関西人の一人です・・)で、随喜による福徳もしっかりと、ちゃっかりと頂いておくのが賢明でございます。

ご懐妊を心から祈念申し上げます。

川口英俊 合掌
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