hasunoha 川口英俊

「Hasunoha」お坊さんがこたえるQ&Aサービス http://hasunoha.jp/ 川口英俊回答のまとめ集

虐待

問い「それでも生きる意味。」

問い「それでも生きる意味。」

【ご質問内容】

父親から過去に性的嫌がらせを受け 
姉には現在進行形で虐待を受け 
他の家族はみんな助けてくれない 
結婚前提だった恋人は暴力団に騙され借金、破局 
信じていた友人に裏切られ、無職 
唯一の支えである男性との関係は年の差によりいい顔をされない 
精神科に何年も通院しても治らない

そんなあたしに生きる意味、ありますか。

ここは、救いの場だと、思っていました。 
でもあたしが思う救いとは違うようですね。 
あたしにはいつも回答が一件。 
お礼をしたら回答受付中のアイコンなんて無意味。誰にも相手にされない。 
他のみなさんには複数件。 
それは、あたしの伝え方が下手だからだけでしょうか。 
あたしは違う気がします。 
みんなの注目が集まる質問ばかり回答がくる。 
そこで、回答すればみんながそのお坊さんのことを知るきっかけになりますもんね。

今回もどうせ回答なんて一件だよね。 
たくさんのお坊さんの意見なんて聞けないんだよね。だって注目されない質問だもの。

現実もネット上もダメ。

あたし死にたいです。

説教、苦情いりません。 
毎日言われているので、これ以上傷付けないでください。

まだ生きる意味、ありますか。

あたしはなんでこんなにも人生が苦しいのでしょうか。

*先ほど同じ様な質問をしたのですが、画面が真っ白になり、質問できなかったようなので、再度質問をしました。重複していましたらすみません。


【拙回答】

「生きる意味」について

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。

どうしても拙生は、色々な制約下で、一日、1、2問ペースの回答となっておりまして、一日40問ほど頂く中においては、それぞれになかなかご回答できないこともございまして、この度のことも、誠に申し訳ない次第でございます。

色々大変な中をお過ごしになられておられ、お心を痛められておられますこと、お察し申し上げます。

「生きる意味」についてでございますが、本来は、「これだ」とはじめから言えるような何か実体的なものがあるわけではなく、色々な因縁(原因と条件)によって成り立っているものとなります。

どうしても、今までの因縁によって、結果的に今は、つらい立場、しんどく苦しい状態に心が陥られてしまわれているかもしれません。

しかし、つらく、しんどく、苦しい立場というものも、何もないところから生じているものではなく、やはり、そのような心の状態となられている因縁があってのことになります。

もちろん、過去の因縁はもはや変えられません。変えられないことをどうにかしようとしても、それは所詮無理なこととなります。

ただ、過去は無理であったとしても、現在、今、そして、これからの因縁(原因と条件・動機と行動)は自分次第においても変えることのできるものとなります。

種をまかずに、水をやらずに花は咲きません。何とか少しなりにも「幸せ」の花を咲かせるために、調えていけるものから調えて参りたいものとなります。

虐待については、下記の相談所にも是非ご相談なさられてみて下さい。

法務省・人権常設相談所 

長引く精神・心の病の問題については、もしかすると身体的な機能の不調(ホルモン・副腎機能、免疫機能)にも、もしかすると何か原因があるかもしれません。

心だから身体は関係ないとあまり思われずに、少し身体的な不調についても思い当たるところがあれば、お調べなさられてみて下さい。

そして、良き因縁を積むためのヒントが、仏教の教えにはたくさんございます。

是非、これを機会に少しずつでも仏教の修習にも努めていって頂けましたら有り難くに存じます。

良き意味が見い出せていけますことを祈念申し上げます。

川口英俊 合掌

問い「心を動かしたい」

問い「心を動かしたい」

【ご質問内容】

旦那の叱り方。 
ごくたまにしか、叱らないんですが、そのときは、言葉も悪く、怒鳴りちらします。引きづり回すことも。 
叱られる方も、途中から旦那の事が怖くなり、やらかした事への反省よりも、怖いという気持ちになります。 
日々旦那のスイッチを入れないようにしています。 
息子が叱られてる時に、追い詰められてる息子見てしまい、私が「もうやめてやって」と言ってしまいました。初めてのことです。 
旦那は、悪いのはこいつ、なぜかばう? 
私は、そこまで追い詰めなくても… 叱り方は色々あると。 
旦那は、躾、育て方を否定された。もう知らない。勝手にしろ。俺も勝手にする。口もきかないです。こんな気持ちははじめてだ。 
いつもは、旦那に対して、私も反省するところあるなっと、謝りますが、今回は、冷めた気持ちです。また、今までのこともあり、何が正しいのか?正しい正しくないの問題じゃない?など、思ってしまい、考えもすすみません。 
離婚もよぎります。する勇気はありませんが、旦那が言いだしたら、受け入れざるを得ません。 
息子も、自分のせいで両親がこんなことになったと、私には泣いて謝ります。高校2年男。 
私は何も考えれず、どうしていけばいいのかも、わからなくなり、家事パートを坦々としています。長引けば良くないとはわかってますが、心がうごかないです。苦しいです。助けてください。

【拙回答】

まともに受けないこと

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。

旦那様の叱り方、激高すると歯止めが利かない感じでしょうか・・あるいは、ある意味でのストレスのはけ口になってしまっているような感じでしょうか・・

一歩間違えれば、パワハラ、モラハラ、虐待になるのかもしれませんね・・

また、あまりに委縮し過ぎても、助長させてしまうかもしれませんし・・

息子さんもそれが大きなストレスとなってしまっての影響も危惧されます・・

一つは、適当に受け流すことです。

もちろん、ただ罵声を浴びせられるだけ(暴力が伴えば別の問題になります)になることでしょうが、どう考えても、理不尽なこと、無理なこと、できないことについては、一応は聞いておくだけ聞いておいて、カタチだけは反省を示しつつも、やっぱりどう考えても理不尽でおかしいこと、無理なこと、できないことは、心の中で「無理だよー」と言いながら聞き流せるようにしていくことも大切です。息子さんも。

相手は、受け入れられていると思うと、図に乗らせてしまうところもあるかと思いますが、まあ、ある意味で「またストレス発散してるわ、しゃーないな。」ぐらいで捉えられるようにされてみられてもどうであろうかと存じます。

まともに受け取るとなれば、やはりそれなりのダメージは大きくなってしまいます。

例えば、相手が石のように固い心で、こちらも同じように石のように固い心だと、双方ともにぶつかると、結構な衝撃となってダメージもございます。

相手が石のように固い心ならば、こちらは、まともに受け取ろうとしない何か柔らかい心となれば良いのであります。

そうするとやがて、手ごたえがない、となれば、相手も出方を変えざるをえなくなってくることもあります。

逆ギレには気をつけないといけませんので、あからさまに、馬鹿にしたような受け流しだけはもちろん禁物です。

とにかく、相手の心を変えるために、こちらの心からまず柔らかくしてみるという感じになります。

善処を祈念申し上げます。

川口英俊 合掌

問い「赤ちゃんの行き先は誰が決めるのですか?」

問い「赤ちゃんの行き先は誰が決めるのですか?」

【ご質問内容】

赤ちゃんが「あのお家に行こう」と選ぶというのは本当ですか? 
それとも神様・仏様が「あのお家に行きなさい」と決めるのですか?

私は不妊治療もしましたがなかなか授かれず、一度だけ妊娠したものの早いうちに成長が止まり流産となりました。 
子どもが好きで保育士をしていますし、何よりも全く性格の違う夫と私の間にどのような子どもが生まれてくるのか、どうしても会ってみたくて諦められず、待ち続けています。

だから、虐待や殺害のニュースを見るたびに「我が家に来てくれていれば…」「待ち望んでいるお家に行ってくれていれば…」と思わずにはいられません。 
「行き先が違っていたら幸せになれた命が沢山あるはず」と思わずにはいられないのです。

最近も28歳娘と義父の元に生まれた赤ちゃんが殺害されたニュースがありました。(その娘さん自身も被害者なのかもしれない事は知っています)

赤ちゃんがそこに行きたいと選んだのでしょうか? 
神様・仏様が決めたのでしょうか? 
親に傷つけられたり、殺されるために…。 
そんな酷い事があっていいのでしょうか?

私たちが「たった1人でもいいから」と望んでいる間に、よそには2人目、3人目と生まれたりしています。 
何の意地悪なのか…、そもそも神様も仏様もいないのでしょうか? 
「信じる者の中に存在する」と聞き、ずっと信じて生きてきましたが…。

身も蓋もない言い方になってしまいますが、結局のところは身体的に全く問題がなく受精・着床…と進めば、人としてどうかとか、神仏云々関係なく授かることができるんですよね。

頭ではわかっていても心がモヤモヤしてしまい、こんな事ばかり考えてしまいます。 
「今度は間違えないで私たちの家に来るんだよ」と諦められず待ってしまいます。

【拙回答】

どうかお子様が授かれますように

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。

お子様を強く望まれる中におきまして、大変な不妊治療、そして、流産のご経験・・と、誠におつらいことでございます・・

仏教では、全てのモノ・コトというものは、因縁(原因と条件)により結果が成り立っているとご説明申し上げます。

赤ちゃんが授かれるのも、そのための因縁が調っての結果ということになります。

その因縁をできるだけしっかりと調えて参りたいものとなります。

何よりご夫婦仲睦まじく、そして、お互いの心身共の健康に留意しつつ、医療の活用にも努めて、結果を待ちたいものでございます。

どうかお子様が授かれますようにと心から祈念申し上げます。

川口英俊 合掌

問い「自信が無い」

問い「自信が無い」

【ご質問内容】

こんにちは 
久しぶりに質問します。

月末に今お付き合いしている彼の実家に嫁ぐことが決まっています。 
日本の端と端と言っていいほどの距離に嫁ぐのですが、そこは気にしていません。

が、私は生まれつき恵まれた環境で育っていません。 
物心つく頃には両親が不仲 
精神的虐待 
父親は物心ついた頃には不倫 
離婚後は母方の祖母、伯父から精神的虐待は続いてました。

1度目の結婚では嫁姑問題 
モラハラ、不倫されていました 
不倫の原因は妊娠中に入院した時で 
私が不在だったからということです

幸せな家庭をドラマの中のものしか知らない

そんな私がうまいことやっていけるのか 
自信が無いです。 
彼の実家に10日ほどお泊まりした時は 
期間限定もあり仲良く、楽しくさせていただきました。

精神的虐待は 
姉妹で差別を受ける事でした。 
長男教の家庭だったので、次女の私は扱いがぞんざいで、父親も姉だけは引き取ろう、養育費払うという感じで 
私は給食費未納、学費すらも払って貰えませんでした。 
小学校の時から殆どが滞納児童でした。

再婚してうまくいかなければ 
今までの苦労は私の責任だったんだと諦めもつくんですが 
実家が無くなり、もう帰るとこもありません。 
諦めたとこで、子供に苦労させたくないです

今事実婚状態でとても円滑に幸せに暮らしています。 
だからこそとても怖いです。

【拙回答】

どうかお幸せに

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。

そうでしたか・・つらい幼少期をお過ごしになられておられたのですね・・そして、つらい離婚も経験されて・・

とにかく、この度は、ご結婚、誠におめでとうございます。

つらい思いをいっぱいされてきたからこそ、色々と貴女様なりに分かることもあるのではないかと存じます。

そんな貴女様だからこそ、うまくいっている時に不安になるのは当然かもしれません。また、それは、そのまま、うまくいくためにも必要であるかとも存じます。「忘れたころに・・」の災害ではないですが、「備えあれば憂いなし」です。あまり過度に心配し過ぎてもいけませんが・・

お子様とも、どうかお幸せになって下さい。

川口英俊 合掌

問い「この世は因果応報なのでしょうか?」

問い「この世は因果応報なのでしょうか?」

【ご質問内容】

うつ病で会社を退職しました。 
職場では嫌がらせを受けて本当に苦しかったです。 
なんでこんな目にあったのか、私が悪かったからなのかと今でも悩みます。 
自分が悪かったとしても、どこを直せば良いのか分かりません。 
自分はこの世に適合しない存在、生まれてきてはいけない存在なのではないかと絶望的な気持ちになります。 
運が悪かったと思いたい一方、何故、その様な災難が私に降りかかったのかと辛くなります。 
どちらに転んでも自分は辛い人生しか待っていない気がします。

この世は因果応報なのでしょうか? 
幼児虐待でなくなる子供がいますが、彼らが何か悪いことをしたのでしょうか?

それともこの世はただただ無情なのでしょうか? 
幼児の内に虐待で亡くなるのも、戦争に巻き込まれて死ぬのも運命の一言で片付けられることなのでしょうか?

どのような心構えで私はこれから生きていけば良いのでしょうか?

【拙回答】

因縁果の理

会社で嫌がらせを受けられて苦しまれ、うつ病となり、退職せざるをえなくなるまでに追い込まれてしまわれましたこと・・本当におつらいことでございます・・

あまりご自身を責めることはなさられずに、うつ病の克服へと向けて、周りの理解とサポートを得られながら、心の傷を癒して頂けましたらと存じます。

「因果応報」とは、世間の使い方では悪いイメージが先行してしまっている感が否めませんが、正しくには、善いことも悪いことも含めて、全てのこの世のモノ・コトというものは、因縁(原因と条件)によって結果が成り立っているという、「因縁果の理」のこととなります。

何も原因が無く、また、何も条件も調わないのに、結果が生じることはあり得ません。

例えば、種も撒いていないのに、花は咲きませんし、種を撒いたとしても、土や養分や水や光などの条件の無いところに撒いても、花は咲きません。

あるいは、土や養分や水や光と条件は調っていても、種がなければ花は咲きません。

もちろん、色々な複雑な因縁が無数に絡み合って成り立っている世界であり、単純にこれとこれで、こうなったとは言えないこともございます。

過去世、前世から引き継がれている私たちの個々で抱えている業・カルマというものも、それが様々に複雑な因縁の中でどのように作用するのかというものも、なかなか予測ができないところもございます。

業・カルマによる結果としての報いを受けるのにも、大きく分けて「三時業」として、今の生きているうちに出るものもあれば、次の輪廻において出るもの、また次の次の輪廻において出るものといったように、ございますし、更に幾つもの輪廻の後に出るという場合も当然にあり得るものでございます。

いずれにしても、悪業を慎み、善き行いにしっかりと努め励み、善き業をしっかりと積んでおく因縁を調えておければ、必ず悟り・涅槃へと向かうことが、できていけるということになります。

とにかく、迷い苦しみの世界ではございますが、人として生まれることができる善き因縁がありて、今、人として生まれることができております。更には有り難い仏法とも出逢えるご縁にも恵まれております。是非、この恵まれた機縁を活かし、仏教を修習することで、悟りへと向けた善き因縁を更に調えて参りたいものでございます。

川口英俊 合掌

問い「苦しい、消えたいです。」

問い「苦しい、消えたいです。」

【ご質問内容】

私は、小さい頃から親が大嫌いです。 
母は、とても神経質で私の行動を縛り、言うことを聞かないとリモコンで叩かれたり、怒鳴られたりします。生まなきゃ良かったなど言われたこともあります。 
父は、よく遊んでくれて私は1度も怒られたことはありませんでした。 
両親は仲が悪く喧嘩しているところしかみたことがありませんでした。

小学生低学年のころ両親は離婚し 
母は、私にどちらに付いていくか聞きました 
私は父を選び、姉は母を選びましたが 
何がなんだか分からぬうちに結局母に引き取られました。 
それからは常に母の機嫌を損ねないように、私を偽って生きてきました。 
人と接するのも苦手になりました。 
早く自立して縁を切ることが目標でした。 
進学のために県外に出る際にお金が必要だったため、何年かぶりに父に会いました。

私は父のことの方が好きでしたが母に「あんたの誕生日におめでとうの一言もないのにローンの連絡だけは必ずしてくる。県外に出ると養育費増やさないといけなくなるから県内に居ろって言ってるよ」と聞かされたとき 
父は私のことはどうでも良かったんだなあとそのとき実感しました。

小さい頃から自分を偽って生きてきました 
楽観的で悩みがなくて頼れる というキャラで頑張ってきました。大学に進学してからは、友達は居るのですが、「今日は足痛いからお母さんに迎え来てもらおう」とか「この授業寝るからあとでノート貸して」とか甘えきってる感じでいつもイライラしてしまいます。 
キャラがあるので、出来るだけ笑顔で分かったと言うのですが納得がいかないです。

学校でイライラして帰ってくると 
母から毎日のように電話があってそれでまたイライラします 
一人で落ち着くといつのまにか涙が出てしまいます 
なんでこんなに偽ってるんだろう 
本音を言えないんだろう 
なんで人がこわいんだろう 
死にたい消えたい 
って考えて 
朝が来たらまたキャラを作って学校へいきます 
人と接する仕事の専攻をしていて正直卒業できる気もしません。人が怖いです。でもそんなこと誰にも言えません

消えてしまえばすべて解決するんじゃないかって思ってます。 
自分にも非があるのは分かっていますし、逃げても仕方ないと思っているのですがもう限界です。

はじめて本音をかいたので 
長く読みにくい文章になってしまいました 
私はどうしたらよいのでしょうか?

【拙回答】

映画

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。

幼少期におけますこと、ご両親におけますこと、誠におつらいことでございます・・

そのようにトラウマをお抱えにても、どうにか自分を表現なされようとされて、随分と苦しまれたことでしょう・・

「なんでこんなに偽ってるんだろう  本音を言えないんだろう  なんで人がこわいんだろう  死にたい 消えたい 」・・

うまく、ご自身の感情、喜怒哀楽が出せれていないことで、どうしても「キャラ」づくりをされてしまわれているのかもしれません・・

自分の感情、喜怒哀楽を表に素直に出せるようにしていくためにとして、最近にも他のご質問にて回答させて頂いたのですが、「映画」が良いのではないかと存じます。

自宅で、あるいはパソコン、ポータブルので観るのではなく、映画館にて、誰かと一緒ではなく、一人で、誰にも気兼ねせずに、素直に感情、喜怒哀楽を出せるように少し練習してみましょう。

暗いですし、皆、スクリーンを観ていますから、そんなまじまじと顔を見られることもありませんし、感情を存分に出してあげてみて下さい。

そこから、少しずつ人前でも本音で感情を出せれるようになっていければ、いずれ、「キャラ」に頼らなくても済むようになるのではないかと存じます。

内容にもよりますが、結構、リフレッシュ、気分転換にもなりますし、てん様にもこの度は映画鑑賞をお勧めさせて頂きたいと存じます。

川口英俊 合掌

問い「人の顔色を伺う」

問い「人の顔色を伺う」

【ご質問内容】

小さい時からずっと機嫌が悪く暴言やお金使いも荒い父親、それに怯えている母、その父親から私たちを守ってくれず母は私たち子供たちにやるせない気持ちを向け常に怒っている状態。褒められた事も抱き締められた事もありません。親には常に良い子であり続けました。 
学校では思った事を口に出さないから暗いと言われあまり友達はいなくどこにも居場所がなく。そんな幼少期を過ごしたせいか、 
大人になっても常に人の顔色を伺う癖がつき、自分の思ってる意見を言うと相手が不機嫌になるから自分の意見は言ってはいけないって思ってしまいます。 
今でも人と話す時は人の目を見れません。話そうとすると言葉がつまります。 
みんなのように楽しくおしゃべりを楽しんだりしたいです。

【拙回答】

映画

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。

少し幼少期のトラウマもあり、うまくご自身を表現できないことにお悩みのご様子・・

人の顔色を伺うことは、相手の気持ちを捉えてあげようとしていることでもあり、ある意味では大切なことでございます。

でも、その伺いが、過度なものとなり、人間関係が萎縮してしまっているようであれば、少し人前でも素直に感情を出せるように努力していく必要があるかもしれません。

でも、いきなりは難しいでしょうから、感情を出せる練習をしてみましょう。

そうですね。お勧めするとすれば、映画になるでしょうか。

自宅で、あるいはパソコン、ポータブルので観るのではなく、映画館が良いでしょう。

これまで映画館に映画を観に行かれたことはないでしょうか。

それも、誰かと一緒ではなく、一人で、誰にも気兼ねせずに、喜怒哀楽を出せるように少し練習してみましょう。暗いですし、皆、スクリーンを観ていますから、そんなまじまじと顔を見られることもありませんし、感情を存分に出してあげてみて下さい。

そこから、少しずつ人前でも感情を出せれるようになっていければ、楽しくおしゃべりすることもできていくのではないかと存じます。

かく言う私も学生時代、実は一人で映画をよく観に行ったものでございます。

内容にもよりますが、結構、リフレッシュ、気分転換にもなりますよ。

川口英俊 合掌

問い「死にたいです。」

問い「死にたいです。」

【ご質問内容】

私は自殺願望、自傷の性格です。 
自傷行為は中1の時からやり始めました。

自傷行為するきっかけは母からの言葉でした。 
私はほかの兄弟とは違い、教えられたことをすぐ理解することができません。

そんな私を見て母は 
「馬鹿な子だね」 
「頭のおかしい子」 
「人を怒らせる天才」 
「疫病神」 
など様々な言葉を私に浴びせてきました。

私はただ、母が言った言葉を聞くことしか出来ませんでした。

しかし、去年の夏頃に昔住んでいた隣町に引っ越してきました。

その時に祖母と同居することになりました

しかし、母と祖母は私を罵りました。 
「頭の悪い子」 
「馬鹿な子」 
「可愛げのない子」 
「鬼娘」 
などの様々な言葉を今日まで言われ続けました。

その言葉に耐えられなくなった私は 
ただ、リストカットするしか在りませんでした

リストカットするところわざわざみて 
母は 
「脅しをかけてる死にぞこない」っと言いました。

とても辛いです。 
この世から消えたいです。

私は生まれてきても良かったのでしょうか?

【拙回答】

明らかにモラルハラスメントによる虐待です。

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。

誠におつらいことでございます。

明らかにモラルハラスメントによる虐待です。

「モラルハラスメント 親子 相談」でグーグル検索すると下記のページがトップに出て参りました。

親からの過干渉、否定、罵倒、暴力につらい思いをしている人のための専門相談 
おとなの親子関係相談所・モラルハラスメント(精神的虐待・暴力) 

モラルハラスメントの特徴は、

相手の考え方や行動を否定し、あらゆる理由を用意して支配しようとする。 
相手の欠点をことさらに大きくして追及を繰り返す。 
相手が自立しようとすると、中傷や罵倒などの精神的な暴力をふるい始める。 
自分の言動を外部に漏らさないようにする。 
相手の人格・人権を認めない。 
上記のことが限度を超えて行われている。

モラルハラスメントを受け続けると、

恐怖による極度の緊張 
離人感(自分が自分で無いような感じ) 
強いストレスによる心身症状 
判断力の低下 
自己否定のくりかえし 
孤立無援な感じを常に抱いている

回復には

自分がモラルハラスメントを受けているかもしれないということを疑うこと 
相手の言っていることに疑問をもつこと 
自分の意見を持って立ち向かうこと 
「強者には従わなくてはならない」という固定観念を捨てること 
依存しない環境をつくること(時間・財力・判断…etc)

・・

ただ、検索の上位にあるページということだけで、一応参考として載せさせて頂きました。

上記のサイトの方は、親子関係カウンセラーとして有料の相談・プログラムもあるようですが、ご自身だけで何とか解決されようとなされずに、最初は勇気がいるかもしれませんが、お近くの上記のような専門家を探されて、相談されるのも良いのではないかと存じます。

もちろん、jun様は生まれてこられて良かったのですよ。大丈夫です。安心して下さい。

早くモラハラから脱して、幸せな人生を歩みだしてほしいと存じます。

川口英俊 合掌


「Hasunoha」お坊さんがこたえるQ&Aサービス

これまで拙生が回答させて頂きました内容は下記にてまとめて閲覧して頂くことができます。

問い「虐待される動物は、それが宿命なのでしょうか?」

問い「虐待される動物は、それが宿命なのでしょうか?」
http://hasunoha.jp/questions/1158

【ご質問内容】

最近も高校教論が子猫を生き埋めにした事件がありました。

世の中にはまだまだ遊び半分に酷い虐待に遭って殺される動物たちが沢山います。
犯人は悪びれもせず同じことを繰り返しています。
物言わぬ小さな命を弄びながら、肉や魚や植物の命を無駄に消費するのです。
そんな話を聞いてしまうたびに、可哀想で悲しくて心が狂おしく乱れます。
虐待される動物たちは、酷い目に遭うために生まれてきたのでしょうか?
仏教的には、彼らはそんな目に遭わされねばならない相応の業を持って生まれてきたということになるのでしょうか?
酷いことをする人間に出会ってしまうことは、動物たちの宿命だったのでしょうか?
だとしたら本当に悲しすぎます。
怖い苦しい想いをしたであろう動物たちの魂は、死後ちゃんと救われるのでしょうか?

せめて彼らの魂が仏様の元へ行って幸福になれるように祈っているのですが、どうしてもやりきれない想いがじくじくと心に膿みます。

【拙回答】

菩提心

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。

お優しい慈悲の御心をお持ちの樹理亜様、どうかその慈悲の御心をいつまでも保って頂けましたら有り難くに存じます。

三宝への帰依の思いと慈悲の心、そして、迷い苦しみにある一切の衆生が涅槃、悟りへと至ってほしいという思い・・まさに仏教において大切となる「菩提心」のことであり、誠に尊いことでございます。

「帰依と菩提心生起」について参照・・

仏陀・仏法・僧伽に
悟りに至るまで私は帰依いたします
私が積んだ布施行などの資糧によって
有情を利益するために仏陀となることができますように

すべての有情を救済しようという願いによって
仏陀・仏法・僧伽に
悟りの心髄に至るまで
常に私は帰依いたします

智慧と慈悲をもって精進し
すべての有情を利益するために
私は仏陀の御前に
完全なる悟りのために菩提心を生起いたします

この虚空が存在する限り
有情が存在する限り
私も存在し続けて
有情の苦しみを滅することができますように

※僧伽について・・(僧侶集団のこととなりますが、最近では、全ての出家者・僧侶を意味するのではなく、八地(不動地)以上に到達なされた聖者たちに対する帰依とされる場合もございます。)

合掌・・ここまで

「宿命」論につきましては、以前に下記の問いにても回答させて頂いておりますが、まず結論から申しますと、運命・宿命・決定論は、常見・断見のいずれにも陥る危険性が高くあり、「中道」を説く仏教からは、当然に退けるべき考え方となります。

問い「運命には逆らえないのでしょうか?」
http://blog.livedoor.jp/hasunoha_kawaguchi/archives/1002956277.html

「・・この輪廻の苦海の中にいる限り、色々な苦しみは、早晩、大小関係なく、様々に幾度と無く経験することとなります。・・」

とにかく、虐待されてしまう動物たちに限らず、この輪廻にある限り、大小様々に私たち衆生は迷い苦しんでしまうこととなります。

どうか全ての衆生たちがいずれ涅槃、悟りへと至れますようにとの菩提心を保ちて、仏道に精進して参りたいものでございます。樹理亜様の慈悲の御心、誠に有り難しでございます。

川口英俊 合掌

「Hasunoha」お坊さんがこたえるQ&Aサービス
http://hasunoha.jp/

これまで拙生が回答させて頂きました内容は下記にてまとめて閲覧して頂くことができます。
http://hasunoha.jp/users/16

問い「生きようにも生きられない人達は」

問い「生きようにも生きられない人達は」
http://hasunoha.jp/questions/863

【ご質問内容】

お願い致します。 仏教では「人生は修行」と、キリスト教では「耐えられない苦難は与えない」と言います。しかし世界には過酷な悲惨な状況下に於いて命を落とす人達が多くいます。赤ん坊や幼い子供であっても容赦のない状況があります。修行でも 耐えられる苦難でも無く 生まれてきた意味さえ見つからないと思うしか無いような。 長い間の疑問です。お教えいただきたくよろしくお願い致します。

【拙回答】

「菩提心」について

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えとなります。

神奈川県厚木市で育児放棄により斎藤理玖くん(当時五歳)が餓死した事件がございました・・もしか致しますとこの事件のことも少しご質問の意図の中にあられたのではないかと存じます・・もしも間違っていましたら申し訳ございません。

また、先月・11月には大阪府茨木市でも岸本紗弥音ちゃん・三歳が虐待・育児放棄により衰弱死するという事件がございました・・

とにかく、どうしてこんな酷いことが起きるのか・・あまりにも、あまりにも無慈悲過ぎると涙を致しました・・

正直、この子たちに慈悲が及ばないようなこの世のありように、神も仏もないのかと思われても致し方ないと思うほどの哀れ極まる悲しい出来事でございます・・

はっきりと申させて頂きますと、秋の夕日様は、神や仏をどこか遠くにいる有り難く、尊い、畏れ、敬い、奉り、崇めて、慈悲を請う、救済を請うような存在であるとお考えではないでしょうか。もしそのようでしたら、そうではなく、仏教では、自ら自身が、秋の夕日様ご自身が、拙生自身が、それぞれ各位が、神や仏と同じような慈悲を備え、智慧を備えて、そのような苦境にある者たちを救えるように調えていくことが大切で、目指すべきところとなります。

そのように、諦めずに、一切衆生を救えるための悟りを開くまではこの仏道を歩み修していくのだという決意を「菩提心」と申します。

どうか、秋の夕日様におかれましても「菩提心」をこの機会に滋養して頂けましたら有り難くに存じております。

そして、仏法を学び修する中、悩み苦しみにある者に対して、できる限りその悩み苦しみが癒えるように、救えるように、勇気を持って利他・慈悲行にも取り組んで参りたいものでございます。それが斎藤理玖くんや岸本紗弥音ちゃんのような境涯にある者を一人でも多く救えることに繋がっていくのではないかと存じております。

虐待死などの悲劇が起きない世の中を目指して、是非共に取り組んで参りましょう。最後に、斎藤理玖くん、岸本紗弥音ちゃんをはじめとして虐待死なされてしまわれた子どもたちのご冥福を心から祈念申し上げます。

川口英俊 合掌

「Hasunoha」お坊さんがこたえるQ&Aサービス
http://hasunoha.jp/

これまで拙生が回答させて頂きました内容は下記にてまとめて閲覧して頂くことができます。
http://hasunoha.jp/users/16
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