hasunoha 川口英俊

「Hasunoha」お坊さんがこたえるQ&Aサービス http://hasunoha.jp/ 川口英俊回答のまとめ集

追善供養

問い「追善供養について」

問い「追善供養について」

【ご質問内容】

浄土真宗で追善供養をしないのは何故ですか? 
「追善供養は自力だから」「亡くなった人はみんな極楽に往生して供養する必要がないから」などなど色んな意見があるみたいですが、どれが本当ですか?


【拙回答】

「追善供養」について

川口英俊でございます。問い拙生のお答えでございます。

「追善供養」の考え方も色々と宗派で異なるところはありますが、基本的には、「悟り」へと向けて、「亡くなられた方も私も皆も、供(一緒に)に養う善徳行」と考えておくと良いのではないだろうかと存じます。

上記のように考えておけば、浄土真宗の場合であっても、釋髙明様もおっしゃられています「聞法のご縁」も、「悟り」へと向けた「供に養う善徳行」の一つと捉えておくことができるのではないだろうかと思います。

また、供に養う善徳行を、亡くなられた方とも共有(回向)するという意味合いが「追」であるとすることもできるかと存じます。

川口英俊 合掌

問い「成仏できるか」

問い「成仏できるか」
http://hasunoha.jp/questions/2080

【ご質問内容】

高校二年生です。
先日私の友達が自死しました。
鬱病で最後まで苦しみ抜いての死だと思います。

助けてやれなかった自分が情けなく、胸が痛く、後悔の念でいっぱいです。
彼女がちゃんと成仏して、幸せになれることを祈っています。

そこで、亡くなった人はどうなるのか調べていると、自死した人は成仏できずにずっとこの世で苦しむという記述が多く見られました。

大好きな友達が苦しみ抜いてやっと楽になれるかと思いきや、亡くなっても苦しんでいるかと思えば耐えられません。

本当に彼女は成仏できないのでしょうか。
私にできることはないのでしょうか。
どうか回答よろしくお願いします。

【拙回答】

御供養について

この度のお友達の自死・・誠におつらいことでございます・・

私たちにはできることとできないことがあり、時にどうしょうもできないことがございます・・どうかあまりご自身をお責めになられませんようにお願い申し上げます。

「本当に彼女は成仏できないのでしょうか。」・・成仏できるかどうかは、そのための因縁(原因と条件)次第となります。因縁次第において成仏は可能なこととなります。ですので決して成仏できないというわけではないのだとご理解して下さいませ。

「私にできることはないのでしょうか。」・・ ございます。それが御供養となります。御供養は、亡くなられた方の成仏のための善き因縁へと向けた僅かながらにでも助けとすることができます。

「彼女がちゃんと成仏して、幸せになれることを祈っています。」・・誠にこの真摯で慈愛なる純粋なお気持ちこそが御供養において大切なことであると存じております。

お墓参りや読経・回向、あるいは布施・寄付、善徳行などの追善、色々な御供養のカタチがございますが、何よりも、その真摯で純粋な祈りのお気持ちを向けられることが最も大きな力になるのではないかと存じます。

それも、もちろん毎日でなくて構いませんし、義務でもありませんし、負担になってもいけません。ふとした時に、その純粋な祈りを友達へと向けてあげて下さい。それだけでも成仏へと向けた助けとすることができるのではないかと存じております。

また、色々と難しいことも書いてございますが、以下の自殺や死後についての各問いへの拙回答も少しくご参考にして頂けましたらと存じます。

「自殺・自死について」
http://goo.gl/3ZbZUr

「死後について」
http://goo.gl/ejLMq3

拙生もそのお友達の成仏のための善き因縁へと向けた祈りをここにて表させて頂きます。どうか御仏のお慈悲のご加護のもと、お安らかでありますように。確かなるご仏道のご成就へと向けた歩みがありますように。

川口英俊 合掌

「Hasunoha」お坊さんがこたえるQ&Aサービス
http://hasunoha.jp/

これまで拙生が回答させて頂きました内容は下記にてまとめて閲覧して頂くことができます。
http://hasunoha.jp/users/16

問い「自殺した恋人は、あの世で今」

問い「自殺した恋人は、あの世で今」
http://hasunoha.jp/questions/1254

【ご質問内容】

去年の12月7日に彼が睡眠薬を飲み自殺してしまいました。
発見は彼の親友で、苦しみの表情だった為、顔を修正してからと気遣ってくださり、亡くなった二日後に連絡を頂き彼の死を知りました。

私は仕事もあり三日後の10日に顔を見に伺わせて頂きました。

その晩に夢で、彼が棺桶から起き上がり私に抱きついてきて「寒い」と訴えて来たので(生きてて良かった)と膝の上の彼を毛布で包みました。
その時のTシャツにパンツだけの彼は、後から遺族に聞くと亡くなった時の姿だったそうです。

その後も何度も夢に出てきてくれていますが書ききれないので省略します。

それから私は、母に教えて頂いた日蓮宗のお経と毎月のお塔婆と生前彼の好きだった煙草を毎朝彼に捧げています。

彼は今、あの世で苦しんでいませんか?今触れられない自ら命を経った罪に苦しんでいるのではないかと思ってしまう愛しい彼に何をしてあげられるか教えて頂きたく質問いたしました。

どうぞ、宜しくお願いいたします。

【拙回答】

追善供養について

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。

彼氏様が自殺にてお亡くなりになられてしまわれまして、悲しみ、苦しみのつらいお気持ちの程、お察し申し上げます・・

ご本人も余程につらく苦しいお気持ちをお抱えにてお亡くなりになられてしまわれたご様子・・どうか少しなりとも確かなるご仏縁、ご法縁によりて、善処への赴きがございますようにとお念じ申し上げます。

彼氏様の心の連続体(心相続)は、満中陰頃まで、まだしばらくは中有(中陰)の不安定な状態にあられたことかと存じます・・何度も夢に出てこられると は・・何かねね様に強くお伝えになられたいことがあるのかもしれませんね・・誠にしんどいことかもしれませんが、耳を傾けてあげてお聴きになられてあげて 下さい。聴いてあげることだけでも彼氏様の心も少しなりとも安らぐことになるかもしれません。

法華経誦経、塔婆供養なさられるのも良いですが、先日にも下記の問いにて少しお答えさせて頂いております追善供養につきましても、この機会にお考えを賜れましたら有り難くに存じます。このことは、願誉浄史様も述べられておられます「すべての生きとし生けるもの(一切衆生)の幸せを願う」ということにも通じるものであるかと存じております。

問い「彼の供養」
http://blog.livedoor.jp/hasunoha_kawaguchi/archives/1026471513.html

「・・亡き方の分まで、あるいは亡き方の代わりに善徳行を行い、そして、それを一切の衆生たちが悟りへと至るための供養として廻向するということ・・」

また、下記の問いもご参照下さいませ。

問い「自殺した人の魂について」
http://blog.livedoor.jp/hasunoha_kawaguchi/archives/1020180266.html

「・・御供養においては、まず、彼氏様のことを強く思われて、その上で彼氏様の心相続に対して、どうか善き赴きへと向かうようにとして行われる善徳行が何よりも一つ大切に、そして、次には、更にその善徳行による福徳、つまり、幸せや功徳が、あらゆる一切の衆生たち、三界の全ての者たちのためにも及ぶようにと回向することが大切になるかと存じております。・・」

彼氏様の善趣を祈念申し上げます。

川口英俊 合掌

「Hasunoha」お坊さんがこたえるQ&Aサービス
http://hasunoha.jp/

これまで拙生が回答させて頂きました内容は下記にてまとめて閲覧して頂くことができます。
http://hasunoha.jp/users/16

問い「彼の供養」

問い「彼の供養」
http://hasunoha.jp/questions/1241

【ご質問内容】

彼がなくなりました。
仕事のノイローゼからきたうつ病による自死でした。
恐らく衝動的なもので、だから、自殺だとは思ってません。
病死だと思っています。
ですが、亡くなる直前に電話したのは私で、もしかしてそれが彼の自死に最後の一押しをしてしまったのではないか、私と電話しなければ今も生きていてくれたのではないかと後悔ばかりです。
後追い自殺も正直考えましたが、色々な仏教のお話を読んで何とか踏みとどまっている途中です。
また彼が亡くなったのが受け止めきれず、仕事が手につかなくなり辞めて実家に帰ってしまいました。
遠く離れているのですが、彼の為にできることはありますか?
宗派で何か違うのでしょうか?
彼の家は高野山真言宗でした。
彼の供養のために、彼が早く楽になれるように私にできることを知りたいです。

【拙回答】

追善供養について

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。

彼氏様におけることにて、まだまだ受け止めることができず、しかも、お仕事までお辞めになられ実家に帰られましたとのこと・・かなりのお苦しみをお抱えのご様子、お伺いさせて頂きました・・心中のほどいかばかりであろうかとお察し申し上げます・・

亡くなられました彼氏様の御供養につきましてでございますが、小黒澤様のご教示のことと併せまして、是非、追善供養をなさられて頂けましたらとも存じております。追善供養に関しましては、これまでにも下記の各問いにて扱わせて頂いております。

http://blog.livedoor.jp/hasunoha_kawaguchi/tag/追善供養

追善供養は何もお坊さんにお頼みして、お経を読んでもらって、回向するということだけではなくて、本来のその意義として、まず清浄なる動機と行いにて「善徳行」を積み、それを亡き方、そして、全ての迷い苦しみにある者たちのためにと向けてなされるのが大切なものとなります。

例えば、亡き方の分まで、あるいは亡き方の代わりに善徳行を行い、そして、それを一切の衆生たちが悟りへと至るための供養として廻向するということとなります。

例えば、彼氏様、あるいは彼氏様のためとしてyu.k様を、その施主・功徳主として、慈善活動団体に寄付したり、被災地、貧困地域の支援活動のためにと義援金を送ったり、あるいはボランティア活動をなさられたりされて、その功徳を廻向されるのも良いのではないかと存じております。

またこのことに関しましては、過去の拙考となりますが、下記の内容もご参考にして下さいませ。

コラム「追善供養・功徳回向の考え方について」 1~5
http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/52108201.html

どうか、後追い自殺などは絶対に勧められませんので、お留まり賜れますように、くれぐれも宜しくお願い申し上げます。yu.k様はyu.k様の人生を生き切って頂きたいと存じます。そして、彼氏様のこともできる限りにて御供養をしていって頂けましたら有り難くに存じております。

yu.k様のお幸せを祈念申し上げます。

川口英俊 合掌

「Hasunoha」お坊さんがこたえるQ&Aサービス
http://hasunoha.jp/

これまで拙生が回答させて頂きました内容は下記にてまとめて閲覧して頂くことができます。
http://hasunoha.jp/users/16

問い「故人への一番の供養とは?」

問い「故人への一番の供養とは?」
http://hasunoha.jp/questions/1058

【ご質問内容】

故人が一番喜んでくれること、故人への何よりの供養、私ができることはどんなことか教えて下さい。

自分なりにこうだと思っていることもありますが、本当の供養をお坊様からご教示していただきたいのです。

私が供養したいのは、20代前半でバイク事故で亡くなった彼です。

私は40代半ばで既婚、こどもが二人います。

どうぞ宜しくお願い致します。

【拙回答】

供養について

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えとなります。

何が故人様への一番の供養になるのかと申しましても、もちろん、各個人での価値観の相違や、あるいは、各宗旨宗派における教え、方便においても異なるところがあるかとは存じます。

「供養」に関しましては、最近でも下記の問いにてお答えさせて頂いております。

問い「正しいご先祖供養とは?」
http://blog.livedoor.jp/hasunoha_kawaguchi/archives/1020579238.html

『・・亡き故人様方、ご先祖様方も、その仏道を修していく上においてのより善きお導きを賜りますようにと、仏、菩薩、諸天などへの御供養ということがまず一つ言えるのではないかと存じております。その上で、ご先祖様を一人一人御供養するというのは、もちろん理解できることではありますが、あくまでもその御供養というものも、迷い苦しみにある全ての者たちに対しての御供養も含めた上にて、ご先祖様方の導き手となる仏、菩薩、諸天などへと向けての御供養とすることが大切になるのではないかと存じております。・・』

上記を踏まえてのあくまでも拙考え方となりますが、おおよそに共通して言えてくることとしましては、「迷い苦しみにある全ての者たちへ向けての御供養」というところが求められてくるのではないだろうかと存じます。

そして、その御供養としての追善供養・功徳回向というものにおいては、その善徳の行いを全ての迷い苦しみにある者たちのためにへと向けてなされるのが大切になるのではないかと存じております。

若くして事故にて亡くなられてしまわれました彼氏様と共に、全ての一切衆生たちが悟り・涅槃へと至れますようとして、是非、より善き行いに日々ご精進を賜われましたら有り難くに存じます。

それは、まさに吉田様のおっしゃっておられます四摂法「布施・愛語・利行・同事」のことでもございますし、少しのできることでの親切、例えば「無財の七施」でも構いません。

「無財の七施」に関しましては、下記の問いにても扱わせて頂いておりますのでご参照下さいませ。

問い「生きることが辛い」
http://blog.livedoor.jp/hasunoha_kawaguchi/archives/1016003171.html

川口英俊 合掌

「Hasunoha」お坊さんがこたえるQ&Aサービス
http://hasunoha.jp/

これまで拙生が回答させて頂きました内容は下記にてまとめて閲覧して頂くことができます。
http://hasunoha.jp/users/16

問い「正しいご先祖供養とは? 」

問い「正しいご先祖供養とは? 」
http://hasunoha.jp/questions/1005

【ご質問内容】

先祖供養はどうのようにすればいいのですか?インターネットを見ても様々です。
正しい供養って何?と思うようになりました。過去帳を作り戒名を付けて1人1人供養しなければならないともありました。
本当にそうなのでしょうか?

【拙回答】

御供養の本来的な意義について

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。

まず、「供養」に関してですが、その前に下記のウィキペディアの解説をご覧下さいませ。

http://ja.wikipedia.org/wiki/供養

御供養の本来的な意義と致しましては、このウィキペディアの解説にもございますように、「仏、菩薩、諸天などに香・華・燈明・飲食などの供物を真心から捧げること」であり、私たち、あるいはご先祖様、故人様、更には一切の迷い苦しみにある衆生たちを悟り・涅槃へとお導き賜るために、ご加護を賜るために、仏・法に帰依信心し、そして、その教えを守り仏道を修していく中において、その導き手である仏、菩薩、諸天などへの敬いや尊重からなされているものであると考えることができるのではないかと存じます。

ですので、亡き故人様方、ご先祖様方も、その仏道を修していく上においてのより善きお導きを賜りますようにと、仏、菩薩、諸天などへの御供養ということがまず一つ言えるのではないかと存じております。

その上で、ご先祖様を一人一人御供養するというのは、もちろん理解できることではありますが、あくまでもその御供養というものも、迷い苦しみにある全ての者たちに対しての御供養も含めた上にて、ご先祖様方の導き手となる仏、菩薩、諸天などへと向けての御供養とすることが大切になるのではないかと存じております。

上記を踏まえて頂きまして、次に「追善供養」に関しましては、下記の各問いにお答えさせて頂いておりますので、ご参照下さいませ。

http://blog.livedoor.jp/hasunoha_kawaguchi/tag/追善供養

また、更には下記の拙小論でも少し詳しく扱わせて頂いております。

拙論「追善供養・功徳回向の考え方について」
http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/52108201.html

更に、ご供養の形式につきましては、これまでにも下記の各問いにお答えをさせて頂いております。

http://blog.livedoor.jp/hasunoha_kawaguchi/tag/荘厳

少しでもご参考となりましたら幸いに存じます。

川口英俊 合掌

「Hasunoha」お坊さんがこたえるQ&Aサービス
http://hasunoha.jp/

これまで拙生が回答させて頂きました内容は下記にてまとめて閲覧して頂くことができます。
http://hasunoha.jp/users/16

問い「 四十九日の間の過ごし方を教えてください。」

問い「 四十九日の間の過ごし方を教えてください。」
http://hasunoha.jp/questions/1021

【ご質問内容】

主人が亡くなって10日経ちました。

通夜や葬儀を終えて自宅に祭壇ができ、気付いたときにお線香をあげるようにしているのですが、これで供養できているのか自信がありません。

お経のこともわかりませんし、子どもたちにもできるようなことがあればさせてみたいです。

また、逆にやってはいけないことも教えていただけるとありがたいです。

よろしくお願い致します。

【拙回答】

中陰について

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。

この度はご主人様のこと、誠に大変なことでございました・・まだまだ亡くされたという実感がないかもしれませんが、どうか御供養を通じまして、少しなりとも心の整理もお付け頂けましたらと存じております。

四十九日忌までの「中陰」のことにつきましては、以前にも下記の問いにて扱わせて頂いております。

問い「49日までに故人に出来ることは?」
http://blog.livedoor.jp/hasunoha_kawaguchi/archives/1012038022.html

「中陰」は「中有」とも申しますが、分かりやすく申しますと、「有るとも言えないし、無いとも言えない」という期間で、心の連続体(心相続)の次の行き先が決まるまでの猶予期間とお考え頂けましたらと存じます。

その行き先が、如来様や菩薩様のおられる浄土・仏国土であれば、誠に有り難いこととなりますが、過去世や生前に積みたる業(善業と悪業)の因縁(要因・条件)次第によっては、厳しいところへと赴いてしまう可能性もございます。厳しいところというのは、六道輪廻(迷い苦しみの世界)をまた彷徨ってしまうことになるということであります。

何とか無事に浄土へと赴いて頂くために、まずお葬儀においては浄土へと向けての仏縁を確かにして頂いて、浄土へと導引する法式を執行することとなります。(但し、浄土真宗さんの場合は引導は扱われません。)

また、中陰の間はよく「喪に服する期間だ」と言いますが、あくまでも拙生の考え方となりますが、それには、一つは、次の行き先へと向けて、亡くなられた方への追善供養を懇ろに行うためにということと、亡くなられた方の心相続に、不安や恐怖、悲しみ、後悔、恨み、嫉妬など悪い煩悩を喚起させてしまうような言動を慎むためにということ、更には、亡くなった方との縁を通じて、仏法にあずかり頂く大切な仏縁の期間として、特に悪いことを慎んで、善徳の行いに努め励むために、ということがあるのではないかと考えております。

ですので、基本的な十善戒(詳しくにはご検索下さいませ)をできるだけ守ることと併せて、何か善徳、利他・慈悲の行い(簡単な親切や手助け、ボランティアなどでも良いです)をすることが大切になるのではないかと存じております。

川口英俊 合掌

「Hasunoha」お坊さんがこたえるQ&Aサービス
http://hasunoha.jp/

これまで拙生が回答させて頂きました内容は下記にてまとめて閲覧して頂くことができます。
http://hasunoha.jp/users/16

問い「母を亡くして悲しくてたまらないです」

問い「母を亡くして悲しくてたまらないです」
http://hasunoha.jp/questions/832

【ご質問内容】

今日母方の祖母を亡くしました。臨終にも立ち合いました。病気でもう長くないとは言われており、遅かれ早かれこういう時が来るとは覚悟していましたが、やはりとてつもなく悲しいです。

小さいころから可愛がってもらい、いつもにこにこしていた優しいおばあちゃんでした。あのおばあちゃんにもう会えないかと思うと悲しくて仕方ありません。今も涙が止まりません。どうすればこの悲しみを克服できるでしょうか。女々しい男で申し訳ありません。ご回答お願い致します。

【拙回答】

追善供養・功徳回向について

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。

既に御礼を拝見させて頂きました。仏教を少しづつ勉強なさられておられますこと、誠に尊く有り難いことでございます。

「愛別離苦」・・愛別離苦に関しましては、これまでにも下記の各問いにて扱わせて頂いて参りました。

http://blog.livedoor.jp/hasunoha_kawaguchi/archives/cat_319854.html

しかし、誠にその現実に直面致しますと、例え頭では理解していたとしても悲しみや苦しみは当然にあるものでございます・・むしろ、吉田様もおっしゃられてますように、それも人間の情としてある意味では大切なことではないかと存じております。

問題は、その「愛別離苦」や数々の苦しみを乗り越えていくために、しっかりと仏教の説く真理について学び修していくことで、やがて解決を目指すことが求められる次第となります。

百箇日忌を卒哭忌とも申しますが、少なくともそれまではまだ無理に悲しみや苦しみを無くそうとなさられるのではなく、その現実を少しずつ受け入れつつに、お祖母様とのご縁を有り難くに感謝なされて、報恩を想い、ゆっくりと心の整理を時間を掛けてなさられていかれるのが良いのではないかと存じております。

そして、できましたら、お祖母様に仏様の善きお導きがありますようにとして、追善供養・功徳回向をして頂けましたらと存じております。このことにつきましては、下記の拙小論をご参照下さいませ。

コラム「追善供養・功徳回向の考え方について」 1~5
http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/52108201.html

追善供養・功徳回向とは、善き行いとしての功徳をお祖母様を含めてのあらゆる迷い苦しみにあるものたちの悟りへと向けて及ぼすものとなります。吉田様のご回答の通りにお祖母様が喜んでくれるような生き方としての善徳の行いにしっかりとこれからも努め励んで参りたいものでございます。是非、共に頑張って参りましょう。

川口英俊 合掌

「Hasunoha」お坊さんがこたえるQ&Aサービス
http://hasunoha.jp/

これまで拙生が回答させて頂きました内容は下記にてまとめて閲覧して頂くことができます。
http://hasunoha.jp/users/16

問い「49日までに故人に出来ることは?」

問い「49日までに故人に出来ることは?」
http://hasunoha.jp/questions/782

【ご質問内容】

はじめて質問させて頂きます。
49日までは、故人はこの世にいると何かで読みました。
故人は彼氏で、私は親族ではありません。
49日までに、故人が行きたがってた場所へ、私一人で旅行に行くのはどうでしょうか?
故人が一緒に来て、その場所を見せてあげる事が出来ますか?
後悔が沢山あり、何か故人に出来るだけの事をしてあげたいのです。
どうか回答よろしくお願いします。

【拙回答】

「中陰」について

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。

この度は、彼氏様がお亡くなりになられまして、お悲しみの中、何か故人のためにとの御供養の思い、誠に有り難く尊いことでございます。

「中陰」の考え方は、宗派によっても色々と異なるところがありますが、浄土真宗さんは例外として、基本的には、次の行き先へと向けての大切な供養の期間として考えることができるのではないかとは存じております。

http://ja.wikipedia.org/wiki/中陰

既に悟東様のお答えにもございますが、忌日において導師となられる仏様、菩薩様のことにつきましては、拙生も以前に下記のようにまとめさせて頂いておりますので、是非、この機会にご参照を頂けましたらと存じます。

「十三仏 追善供養を司る如来・菩薩たち」
http://oujyouin.com/13butu.html

また、特に中陰の期間は、故人の生前の行い、業に対しての審判の期間としても捉えられております。その審判における裁判官として有名なのが、「閻魔大王」でございます。

http://ja.wikipedia.org/wiki/十王

ただ、「十王信仰」など中陰における考え方というものが、中国の道教・儒教思想の影響を受けて成立した過程も濃くあるため、真に仏教の教えといえるものであるのかどうかについては、少し慎重に見極める必要があることは否めないところでございます・・

ただ、いずれにしましても、亡き方の死後の赴きが、仏様とのご縁、仏法とのご縁に与(あずか)り頂いて、どうか善きものとなりますようにと、追善供養・功徳回向なさって頂けますと有り難いことであるのではないかと存じております。

また下記拙小論もご参照下さいませ。

拙論「追善供養・功徳回向の考え方について」
http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/52108201.html

川口英俊 合掌

「Hasunoha」お坊さんがこたえるQ&Aサービス
http://hasunoha.jp/

これまで拙生が回答させて頂きました内容は下記にてまとめて閲覧して頂くことができます。
http://hasunoha.jp/users/16

問い「自殺した人の霊」

問い「自殺した人の霊」
http://hasunoha.jp/questions/718

【ご質問内容】

今回で3度目の質問です。私は、バツイチ3人の子持ちです。先月6年一緒に住んでいた彼氏が会社で自殺しました。自殺した人は、たましいが自殺した場所に残るとよく聞きますが、私の彼氏も会社にまだ居てるのでしょうか?自殺した場所に1度でも行けるなら、行って一緒に帰ろと言いに行ってあげた方が良いのでしょうか?1度ぐらいじゃ自殺した人のたましいは、連れて帰れないと言いますが、1度でも行けるなら行ってあげた方が良いのでしょうか?教えて下さい。

【拙回答】

「自殺・自死」に関すること

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。

既に浦上様のご回答への御礼も頂いておりまして、拙生が回答致すことに躊躇致しましたが・・一つの拙見解としてどうかお許し下さい。

「自殺・自死」に関することにつきましては、これまでにも下記の各問いにて扱わせて頂いております・・が・・とにかく慎重さが求められるものであるかと存じております。

http://blog.livedoor.jp/hasunoha_kawaguchi/archives/cat_319870.html

正直に申させて頂きますと、自殺・自死は善くない行いであると存じております。それだけに、自殺・自死なされた方へと向けての追善供養・功徳回向をしっかりと行うことが必要であると考えております。どうか、これからも御供養をしっかりとお勤めして頂けましたら有り難くに存じております。

問い「頭によぎる自殺した従姉妹のこと」
http://blog.livedoor.jp/hasunoha_kawaguchi/archives/1002861526.html

『・・自殺・自死なされたお方であっても、無事に確かなる仏縁と出逢っていくことで、安楽なる悟り・涅槃へと至れるようにとして、そのために私たちもほんの少しでも追善・功徳を亡き方たちへと及ぼすことで、仏道成道のための一助のご供養を行っていくことが必要ではないかと存じております。・・』

霊や霊魂につきましては「無記なる問題」として扱うべきであるとの立場をとらせて頂いております。このことにつきましては、下記の各問いの拙回答をご参照頂けましたらと存じます。但し、よく拙生が回答にて扱う「心相続」との違いをどう説明するのかについて色々と難しいところもございますが・・とにかく霊や魂と、生前も死後においても、実体、独立自存として存在しているものではないということだけは言えるかと存じております。

問い「霊感ってあるのでしょうか?」
http://blog.livedoor.jp/hasunoha_kawaguchi/archives/1002837225.html

問い「取り憑かれている人」
http://blog.livedoor.jp/hasunoha_kawaguchi/archives/1002847309.html

川口英俊 合掌

「Hasunoha」お坊さんがこたえるQ&Aサービス
http://hasunoha.jp/

これまで拙生が回答させて頂きました内容は下記にてまとめて閲覧して頂くことができます。
http://hasunoha.jp/users/16
カテゴリ別アーカイブ
カテゴリー
QRコード
QRコード
記事検索
  • ライブドアブログ