hasunoha 川口英俊

「Hasunoha」お坊さんがこたえるQ&Aサービス http://hasunoha.jp/ 川口英俊回答のまとめ集

障がい

問い「私はどう生きたらいいのか分かりません。」

問い「私はどう生きたらいいのか分かりません。」
http://hasunoha.jp/questions/899

【ご質問内容】

私の母は60歳
私は軽度の知的障害です。子供の頃てんかんがありまして 徳大大学病院で薬を高校三年まで飲み続けてました。正直捨てたりもよくありました。
現在30歳 の女性です。父と1歳ぐらいで離婚し母親だけが育て一人っ子です母親も軽い精神的に鬱のような性格と言われ人から嫌煙されています。母親は接骨院の病院の掃除をマンションの仕事を15年以上でした。

私は、小中は障害児学級 高校の養護学校にも通い。嫌なこともあったし 楽しいときもありました。社会人になり 木工所や役場の小規模作業所の喫茶店や お皿洗い7年しました。
結婚や子どもはしない方がいいと言われました。日本の男性と結婚しても障害者なので喧嘩し別れるから、うまくいくとは限らない。外国人も障害者を騙す。大学卒業で現在50歳の方に言われました。
なぜなら障害者が生まれるから それも何代も困難 苦労が続く悲惨になるとも言われました。お墓も拝んでくれないぞ。それでも 今は交通警備の仕事をしながら 働いてます。その方は障害者には就職先ない。いつクビになるかわからない。交通警備を ずっと続けなさい。と言いました。血統はよく言われています。付き合っていた彼の母親に言われました。学校の教員や統一教会もしてます。障害者が生まれるから 別れてと。DNAで何代も 私のように苦労するとも言われてます。50歳の方はこう私に言いました。恵まれない子供の養子縁組しなさい。レイプや強姦や愛人の子供など、可哀想な 子を助けなさい。賢い子だから。最初は日本の養子縁組より国際養子縁組、日本に近い韓国や中国の子供や東南アジアの人身売買の恵まれない子供を言いましたが今は産婦人科で恵まれない子供がいないか聞いてみたら?と言われ。父はいらない 自分1人で育てなさい。きっと大人になったら 大事にされる。
私は それしか ないらな そうしようと思います。お話を読んでくれまして ありがとうございました。

【拙回答】

「障がい」について

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。

これまでに「障がい」のことにつきましては、下記の各問いにて扱わせて頂いて参りましたが、基本的には、障がいがあろうがなかろうが、人間誰しも皆一様に「無明・煩悩・悪業」という苦しみを生み出してしまう要因を抱えていることにあまり変わりがないもので、問題はいかにそれらと向き合って解決を目指すかということになります。

http://blog.livedoor.jp/hasunoha_kawaguchi/tag/障がい

仏教では因果の理を重視致しますが、必ずモノ・コトの結果にはその結果へと至るための原因や条件が色々とございます。当然に悩み苦しみにもそれらの原因や条件があるため、その原因や条件さえ善い方向へと変えてやることができれば(過去のもはやどうにもできないような原因や条件ではなくて、今、現在進行形に関わる原因や条件について)、当然に結果も善いものへと変えることができるようになるはずです。

それを最初から無理だ、諦めるでは、これ以上悪くなることは無いにしても、善い方向へと変わることはまずあり得ません。何よりもまず善い方向へと向けるための因縁を集めていく(順縁を得ていく)行動、精進努力が必要となって参ります。

遺伝子やDNAの問題は念の為に予防的に捉えておくだけで、本当に理解のある良い方との出逢いがあれば、結婚、妊娠・出産も視野に前向きに考えておかれると良いのではないかと存じます。

正直、そのような問題も誰もが皆何らか大小抱えているものです。無責任と思われてもいけませんが、とにかく、生命の神秘、人間の進化の過程を決して侮ってはいけません。私たちには到底いまだ考えが及ばないような修正力や補正力も「いのち」には存在しているのではないかと考えております。

また、下記の問いの拙回答にて引用させて頂いているYahoo!知恵袋の問答も是非この機会にご覧下さいませ。

問い「子ども、子宝?について」
http://blog.livedoor.jp/hasunoha_kawaguchi/archives/1013207947.html

善処を心から祈念申し上げます。

川口英俊 合掌

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http://hasunoha.jp/

これまで拙生が回答させて頂きました内容は下記にてまとめて閲覧して頂くことができます。
http://hasunoha.jp/users/16

問い「自閉症児の息子との関係について。」

問い「自閉症児の息子との関係について。」
http://hasunoha.jp/questions/883

【ご質問内容】

息子との時間がしんどいです。息子は自閉症児で、私も発達障害持ちです。
夫は理解がなく、息子を怒鳴りつける始末。
普通の子供がうらやましくてたまりません。
私は息子のことが大好きなのに、そんなことを考えてしまいます。

そんなわたしに喝をいれてください。

【拙回答】

喝はいれませんが、障害への勝つをいれます。

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。

息子さんのこと、誠に心配でございます。また、ご主人様の理解が乏しいのは本当に残念なことでございます・・

自閉症(スペクトラム)・広汎性発達障害も千差万別の症状があり、アスペルガーや軽度、高機能も含めて相当に発症数も増えてきてしまっておりますが、様々に多方面の分野で研究も進んでおり、改善へと向けて大いに期待が持てるところでございます。

「どんどんなぞが解明していく自閉症」
http://matome.naver.jp/odai/2134736631606483601

とにかく療育(行動・認知療法、ABA・TEACCHなど)と併せて、医療分野、または、栄養分子学(オーソモレキュラー)や免疫学による取り組みなどと共に総合的に原因(過去ではなくて今現在における原因)を追求して、その阻害要因を一つ一つ排除させていくことにより、必ずや改善していくのではないかと存じております。

仏教も同じで、悩み苦しみ(苦諦)には、それぞれに必ず原因(集諦)があり、その原因にしっかりと対処していくこと(道諦)で、結果となる悩み苦しみを無くすこと(滅諦)ができるとして、釈尊は様々に方便を用いられて(それぞれの病気に応じた処方箋・薬を出すように)教えをお説きになられた次第でございます。

自閉症、障害も完治までに至らなくても(そもそも人間誰しも大小少なからず色々な問題を抱えているものですので、何が完治、普通であるのかは一概に言えるものではありませんが)、大きく改善していくことは望めるのではないかと存じます。慎重さももちろん必要なこともあるでしょうが、じっくりと焦らずに色々と関係機関・専門家と相談なさられつつに総合的に前向きに取り組んでみられて下さいませ。

そして、上記のことと併せて、やはり息子さんへの最大の処方箋は、母親であるたくみんまま様の笑顔になるのではないかと存じます。母親がいつも笑顔で息子さんと接することができるように、是非とも旦那様には最大限のフォローをして頂きたいものでございます。

きっと必ず良くなります。大丈夫です。

善処を心から祈念申し上げます。

川口英俊 合掌

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これまで拙生が回答させて頂きました内容は下記にてまとめて閲覧して頂くことができます。
http://hasunoha.jp/users/16

問い「子ども、子宝?について」

問い「子ども、子宝?について」
http://hasunoha.jp/questions/826

【ご質問内容】

夫以外に誰にも相談できない重たい相談です…。

第一子が二年前に産まれ、すぐに皮膚の難病だとわかりました。遺伝病です。
ただ、私や主人の家系には誰一人としてその病気の人はいません。
たまたま、私と主人の遺伝子の悪い物同士が引っ付きあってできてしまったのが第一子です。
運がいいことにこの子は訪問看護の力を借りながらも健常者と同じ生活が送れています。
ただ、これは兄弟(性別かかわらず)でも症状は違うらしく、一生車イス、一生流動食等、生まれてみて育たないことにはわかりません。
そして、遺伝病の為1/4の確率でこの病気になり3/4はこの病気にはならないそうです。
どうしても兄弟をつくってあげたい、やっぱり子どもが好き等で、第二子を望みました。
結果すぐに妊娠しましたが、羊水検査でこの病気、まさかのまた1/4に入ってしまいました…。
この病気だとわかって産む勇気がなく、中絶の道を選びました…。
こんなことはしたくなかったので、子どもを作る前に遺伝子専門の病院に行き、体外受精、着床前診断で判断できないのかと訪ねたところ…倫理的問題が発生するのでできないとのことでした。おかしなことに妊娠→羊水検査→中絶ならばできると…。
3/4にかけましたが、ダメでした…。
せっかく授かった命だったのに…。
こんなことを思いながらも、どうしても兄弟を諦められず、しかしまた1/4に入ってしまったら…。
ほとんどの人が健康な子ども(途中病気や障害、事故らは除いて)を授かるのになんで我が家だけなんで…。
次こそは…。そう考えてしまいます。
体力的、精神的、金銭的に今度の子作りが最後…。
子どもは欲しいけれど、この遺伝病だったら育てられない…作りたいけどまた中絶…。どうしたらいいのかわかりません…。
何度考えても、病気が判明したら育て上げる自信はありません、産めません…。しかし、自分の子どもがもう一人欲しい(もともた、第一子が産まれる前から夫婦とも二人の子どもを希望していました)。わがままなんでしょうか?主人も同じ気持ちです。

悩み事を簡潔に書けなくてすみません…。
お忙しい中読んでいただきありがとうございました。

【拙回答】

ホモ・サピエンスの生存戦略

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。

まず下記問いの拙回答をご参照下さいませ。

問い「子供の産めない女性」
http://blog.livedoor.jp/hasunoha_kawaguchi/archives/1002973768.html

病気や障がいの有無に拘らず、私たちは本当に儚く弱い存在でございます。でも、私たち人間は、互いに支え合い、助け合い、分かち合うことにより、「種」の保存に成功して参りました。

そこで、最近注目のYahoo!知恵袋の問答をご紹介させて頂きます。是非、ご参考にして下さい。

「弱者を抹殺する。 不謹慎な質問ですが、疑問に思ったのでお答え頂ければと思い...」
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1463546664

ベストアンサーから抜粋・・

『・・「優秀な遺伝子」ってものは無いんですよ。あるのは「ある特定の環境において、有効であるかもしれない遺伝子」です。遺伝子によって発現されるどういう"形質"が、どういう環境で生存に有利に働くかは計算不可能です。例えば、現代社会の人類にとって「障害」としかみなされない形質も、将来は「有効な形質」になってるかもしれません。だから、可能であるならばできる限り多くのパターンの「障害(=つまるところ形質的イレギュラーですが)」を抱えておく方が、生存戦略上の「保険」となるんです。・・中略・・アマゾンのジャングルに一人で放置されて生き延びられる現代人はいませんね。ということは、「社会」というものが無い生の自然状態に置かれるなら、人間は全員「弱者」だということです。その「弱者」たちが集まって、出来るだけ多くの「弱者」を生かすようにしたのが人間の生存戦略なんです。だから社会科学では、「闘争」も「協働」も人間社会の構成要素だが、どちらがより「人間社会」の本質かといえば「協働」である、と答えるんです。「闘争」がどれほど活発化しようが、最後は「協働」しないと人間は生き延びられないからです。我々全員が「弱者」であり、「弱者」を生かすのがホモ・サピエンスの生存戦略だということです。・・』

川口英俊 合掌

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これまで拙生が回答させて頂きました内容は下記にてまとめて閲覧して頂くことができます。
http://hasunoha.jp/users/16

問い「精神科に通院中です。この状況をどう解釈したらよいでしょうか?」

問い「精神科に通院中です。この状況をどう解釈したらよいでしょうか?」
http://hasunoha.jp/questions/678

【ご質問内容】

子供の頃から現在に至るまで不運が続いていましたが、現在の職場で評価され始めて、何とか人生が軌道に乗り始めたと感じられるようになって来ました。

そんな矢先、胸を締め付けるような痛み、息苦しさ、頭にゴミが入ったような感覚、思考力低下、無価値感、焦燥感、虚無感、めまい、自殺願望に襲われるようになりました。それはそれは苦しい日々でした。

精神科に行って血液検査等を受けて、全般性不安障害と診断されました。薬を服用してから数ヶ月以上経ち、症状は大分治まってきました。しかし完治するのは難しそうで、多かれ少なかれ一生この症状と付き合っていくことになるかもしれません。

普通の人たちにとっては何てことのない日常が、苦しくて仕方がありません。この状態について、私は、自分の人生を見つめ直す好機に恵まれたと感じられることがある反面、何か前世で犯した罰を受けているような暗い気分になることもあります。

もし後者が正しいとしたら、私は死ぬまでこの苦しみを耐え忍ばなければならないのでしょうか。私は何か悪いことをしたのでしょうか。この苦しみは因果応報、自業自得で、逃れられないのでしょうか。仏教の観点からこの状況をどのように解釈したらよいかご教示いただければ幸いです。

【拙回答】

因縁果の理

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。

不運があって、心の病にもなられてしまわれて、色々と苦しんでこられたつらいお気持ち、誠にお察し申し上げます・・

「因果応報」・「自業自得」・・少し世間では悪い意味で捉えられてしまう誤解がありますが、どちらも仏教思想における重要な用語でございます。

「因果応報」につきましては、これまでにも下記の各問いにて扱わせて頂いて参りました。

http://blog.livedoor.jp/hasunoha_kawaguchi/archives/cat_318931.html

問い「運気の悪い人生」
http://blog.livedoor.jp/hasunoha_kawaguchi/archives/1002998645.html

『・・「因果応報」ではなくて、「因縁果の理」として理解して頂くのが良いのではないかと存じております。この世における事象の結果には、必ずやその原因や条件(縁)がございます。原因や条件なしに、いきなり何かが生起していく、変化していくということはあり得ません。・・』

hac27様が今の現状へと至るためには、そのための原因や条件(縁)が必ずあったことは確かです。しかし、何が直接あるいは間接の原因・条件となったのか、無数の因縁果の流れを追うことなど、とてもできることではありません。ただ、これから、悪い結果を招かないようにするためには、ある程度はその原因や条件を探り、因縁の流れを変えることで、悪い結果を回避することはできるのではないかと存じます。その努力次第では、結果をより善くに変えていくことも可能にはなります。

問い「自分自身の価値が見出せません。」
http://blog.livedoor.jp/hasunoha_kawaguchi/archives/1004501330.html

しかし、どうにもならないことは、どうにもならないのも事実です。避けられない、逃げられない因縁もあり、それらによる苦しみをしっかりと捉えた上で、お釈迦様がお説きになられました「四聖諦」を理解するこのも大切なこととなります

http://blog.livedoor.jp/hasunoha_kawaguchi/tag/四聖諦

善処を祈念申し上げます。

川口英俊 合掌

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これまで拙生が回答させて頂きました内容は下記にてまとめて閲覧して頂くことができます。
http://hasunoha.jp/users/16

問い「こんな自分は夫に失礼だと感じてしいます」

問い「こんな自分は夫に失礼だと感じてしいます」
http://hasunoha.jp/questions/673

【ご質問内容】

双極性障害を発症し10年になります。
夫はずっと支えてくれて13年の交際を経て結婚しました。

荒れた家庭と幼い頃のいじめと、思春期以降の恵まれた学校生活の間で精神的に不安定になり、丁度大学に進学する頃に気持ち的に破綻という言葉がぴったりな状況になりました。

何度も病院を変え、ようやく鬱病から躁うつ病との診断に変わり、治療の変更で一旦は持ち直し、希望する職種に就くこともできました。
夫とも結婚し、これからという時期に再発。
退職し、数ヶ月の休養後に急いで再就職したところ、大幅に悪化。
もはや日常的に外出することもできなくなり、再度退職しました。
今は何とか家事だけはこなす毎日です。

昔から何となく精神的にもたない、大人になるまで自分で命を絶ってしまうだろうと思っていました。
でも、治療が変化し、欲まみれのがんじがらめの状態から脱したことで、就職・結婚まですることができました。
でも、再発後、今度は欲がなさすぎることで治療の意思、社会復帰の望みも全て持てなくなりました。
今はただただ無意味な毎日を過ごすだけ。

夫は家事も立派な仕事、いてくれるだけで幸せと言ってくれます。
夫の言葉が嘘ではないこともわかりますし、両親もそれを望んでいます。
でも、私の気持ちが変わらないのです。
最近はこれでも、就職して考え方が大人になった、リアリストになったとも言われますが、それは全て損得で考えてしまうから。
他人の言葉が届かないのは、昔から自分とその他大勢と思ってしまうから。
本当によくしてくれた夫に対して、毎日家事ありがとうといわれる度に気がおかしくなりそうです。
もう働くこともできず、ただただ老いて、死ぬのを待つだけの自分に何の価値があるのでしょう。

特効薬のような魔法の言葉があるなんて思っていません。
ただ、このまま生き続けることが必要なのでしたら、鎮痛剤のような、対処療法でもいいの教えていただけたらと思います。

【拙回答】

生きることで「無償の愛」に応える

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。

三帰依を賜っているようでございまして、誠に有り難いことでございます。

心の病にてずっと悩み苦しまれてこられているご様子を拝見致しました・・しかし、ずっとそばで支えて頂けているご主人様がいらっしゃられるというのは、本当に有り難く尊いことでございます。ただ、それも少し素直に受け止められなくなっておられて、やや重荷にさえも感じておられるのでしょうかね・・

いずれにしましても、そんな三帰依様であっても、ご主人様は変わらずに、仏様の深い慈悲の御心や、あるいはキリスト教における神のアガペーと言いますと大げさですが、「無償の愛」にてお支えになられることではないかと存じます。それだけ、きっと三帰依様のことを真に愛しておられるということなのでしょう。

まだまだ心の病が十分に快復せずの中においては、無理をなさらず、頑張ろうともされずに、そんなご主人様のためにも「生きていることだけでも恩返しである」、「先で社会復帰して、働くことができるようになれば、またそこから新たにできることで恩返しする」ということでも良いのではないだろうかと存じております。

生きる意味や生きる価値につきましては、これまでにも下記の各問いにて扱わせて頂いておりますので、お時間のある時にご参照にして下さい。

http://blog.livedoor.jp/hasunoha_kawaguchi/archives/cat_318924.html

下記拙回答も是非お読み下さいませ。

問い「自分自身の価値が見出せません。」
http://blog.livedoor.jp/hasunoha_kawaguchi/archives/1004501330.html

『・・善い価値を見い出すには、善き順縁を得ていくことが大切となるため、心の状態、行動の動機をより善くに調えていくことも必要になるかと存じております。あまり後ろ向きなこと(「死にたい」など)ばかりを考えていては、とても善き順縁は望めません・・少しだけでも、前向きに、明るく、元気良くを心掛けていかれることだけでも、少しは変わっていくのではないだろうかと存じております。・・』

善処を祈念申し上げます。

川口英俊 合掌

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これまで拙生が回答させて頂きました内容は下記にてまとめて閲覧して頂くことができます。
http://hasunoha.jp/users/16

問い「なぜ心の病になるのか」

問い「なぜ心の病になるのか」
http://hasunoha.jp/questions/644

【ご質問内容】

世の中には心の病になる人、ならない人がいますがどうしてですか?

精神科医に聞いてもわからないと言われたので困っています。

【拙回答】

善巧方便

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。

心の病には色々とございますが、例えば、鬱病の場合では、なりやすい人となりにくい人ということはあるようです。

うつ病になりやすい人・うつ病になりにくい人
http://allabout.co.jp/gm/gc/302130/

鬱になるタイプの条件とは?
http://utsuguide.jp/a00kiso/a04nariyasui.html

こんな人が危ない!うつ病の原因になりやすい性格、17タイプ
http://goodluckjapan.com/utsu_type/

もちろん、先天的な遺伝や性格因子の問題、あるいは後天的な外部・環境要因によってもケースは色々と異なってくるのではないかとは存じます。

さて、以前に下記問いにて「障がい」に関しての拙考え方を少し述べさせて頂いておりますが、心の病であろうがなかろうが、障がいであろうがなかろうが、人間誰しも皆一様に「無明・煩悩・悪業」という苦しみを生み出してしまう要因を抱えていることには変わりがないものであるかとは存じております。

問い「女なのか、男なのか。」
http://blog.livedoor.jp/hasunoha_kawaguchi/archives/1003003944.html

問題は、それぞれの心の状態のより良い変容へと向けて、どのように取り組んでいくべきかということが大切となります。

釈尊は、まさに迷い苦しみにある一人一人、それぞれの心の状態に応じて、その改善へと向けての解決方法をご教授なされました。まさに名医が病気に応じて適切な治療を施し、薬を処方する如くにでございます。

善巧方便というものでございますが、その教えがまとめられているのが仏典であり、現在ではその仏典を頼りとして、自分にあった治療法・処方箋を探すことも可能ではございます。

ただ、本当に自分に合ったものかどうか、効くのかどうかは自分では判断できないこともありますので、仏典の注釈書や後代の様々な論師・大師方による解説書等も参考にしながら、先生や法友と共に見極めていく必要もございますし、修行の実践を積んでいかなければならないこともありますので、実際においては色々と慎重さが求められるものであるかと存じております。

川口英俊 合掌

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これまで拙生が回答させて頂きました内容は下記にてまとめて閲覧して頂くことができます。
http://hasunoha.jp/users/16

問い「障碍者は お坊さんになれませんか?」

問い「障碍者は お坊さんになれませんか?」
http://hasunoha.jp/questions/551

【ご質問内容】

私の息子は 18歳  今年高校を卒業し  京都 聖護院様にて
得度式を受け  僧侶になりました
しかし  障害を理由に  受け入れてくれる  お寺が見つかりません
何とか 私が元気な内に  一人でも 生きていけるように したいのですが

【拙回答】

ハンデを乗り越えて・・

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。

拙生、以前に精神障害者・通所授産施設の社会福祉法人の理事長を勤めさせて頂いたことがございます。

それだけに利用者の皆様のおかれている現状、現実につきましては、ある程度理解をさせて頂いております。誠に頂ける社会訓練の作業としての受注内容や工賃などの待遇の改善もなかなか難しい中で、社会復帰、就職となりましても本当に厳しい現実・・そのあまりの厳しさ、難しさに対して、拙生は無力さ、申し訳なさを痛感することが多々でございました・・

誠に抱えておられる障がいの種類や度合いによっても色々とケース・バイ・ケースになるかとは存じますが、何とか修行の受け入れを行って頂けるお寺が見つかりますと良いのですが・・健常者と同様の修行が難しい場合、僧堂においては、居士(在家出家修行者)として受け入れて頂けるところや安居会という短期間集中しての修行を数年繰り返す制度を設けているところもありますので、僧籍の取得可能の有無も含めて、(ご宗旨は、京都・聖護院様で得度とありますので、恐らくは本山修験宗になるのではないかとは存じますが)お確かめになられましたらと存じております。

また、ご本人の意思における僧侶への志が誠に熱くございましたら、他宗での僧籍取得の方法も検討なさられると良いのではないかと存じます。是非、各宗派の本山や宗務庁にお問い合わせもしてみて下さいませ。ハンデがある分、厳しいことも色々とあるかもしれませんが、ハンデを乗り越えられて、確かなる仏法興隆、衆生済度を果たされる僧侶と御成りを頂けましたら、本当に有り難く、尊いことであるかと存じております。

また、「障がい」に関する拙生の考え方につきましては、これまでにも下記の各問いにても述べさせて頂いておりますのでご参照下さいませ。

http://blog.livedoor.jp/hasunoha_kawaguchi/tag/障がい

『・・また、「○○障がい」・「○○症」・「○○依存症」といったものに、変にマイナスに囚われてしまわれずに、私たちそれぞれにおいてのより良い幸せのためには、それぞれの心をより良くに変容させていくことが必要となります。・・』

善処を祈念申し上げます。

川口英俊 合掌

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http://hasunoha.jp/users/16

問い「難聴という障害」

問い「難聴という障害」
http://hasunoha.jp/questions/537

【ご質問内容】

現在29歳、難聴が発覚してから15年。健聴と、難聴、人生半分ずつ生きてきました。
年々難聴が進行し、昔に比べれば周りに隠すことなく打ち明ける事は抵抗なく出来るようになってきたものの、コミュニケーションはどんどん取りづらくなってきており、目に見えない障害が故に、なかなか理解して貰いにくい状態が辛いと感じる事が多々あります。とくに、飲み会など楽しい場で会話の輪の中に入りづらいと感じた時。本当はみんなと楽しみたいし、こういう場こそ人間関係を深める絶好の場だと思うのに、話の腰を折るのが嫌で、何度も聞き返しにくい、皆も楽しみに来てるのに通訳も頼みづらい。なので、無理して参加しても、雰囲気を乱さないように話の内容が分からなくてもニコニコ笑って相槌うって。終わった後は楽しかった事より疲労の方が大きくて。飲み会に誘われた時も正直躊躇してしまいます。どうすれば、楽しめるようになるのでしょう。

【拙回答】

ストレスや疲労などの負担を避けることも

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。

「難聴」の進行にお苦しみにて、徐々にコミュニケーションが取りづらくなられて誠にお辛いことでございます・・

コミュニケーションが取れないことへのストレスが、かえってより病気の進行に影響を与えないかどうかも誠に心配なるところでございます。

とにかく何より周りの理解がやはり大切になって参ります。しっかりと皆様へご病状をお伝えになられていかれる中で、それでも配慮のない方については、それまでと諦めるぐらいでないといけないのかもしれません・・

特に懇親会や飲み会の席は、ただでさえも雑然として喧騒に包まれてしまいますので、より聴き取るのが難しくなってしまいますよね・・何らかしっかりとした配慮もほしいところではありますが・・お酒が入りますと、より難しくなることもあるかもしれませんね・・

一つの提案と致しましては、雑然と喧騒に包まれるような集まりとは別に、皆さんとの人間関係の縁を深められるような機会も設けて頂くことです。もちろん、特別にというわけではなくて、幹事の方に少し配慮を頂けるようにお願いしてみられる、ご自身で伝えられにくいことでしたら、気のおける同僚、友達を介してでも構わないかとは存じます。

そして、雑然と喧騒に包まれるような集まりは、事情も皆さん分かっておられますので、もちろん参加されたいお気持ちも十分にわかりますが、かえってストレスや疲労など負担が増えてしまうのであれば、避けられることも必要ではないかとは存じております。

「どうすれば、楽しめるようになるのでしょう。」・・上記のことから、楽しめれる場作りへの理解を求められることと共に、やはり無理な場合は無理として見極められて、ストレスや疲労とならないように避けられるのが良いのではないかと存じます。

あとは、「○○障がい」・「○○症」・「○○依存症」といったものに、変にマイナスに囚われてしまわれずに、丹下様もおっしゃられているように何かのチャンスの一つであるとして前向きに捉えられるようになされていかれることもできましたら良いのではないかと存じております。

川口英俊 合掌

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これまで拙生が回答させて頂きました内容は下記にてまとめて閲覧して頂くことができます。
http://hasunoha.jp/users/16

問い「回避型愛着障害のような彼との関係」

問い「回避型愛着障害のような彼との関係」
http://hasunoha.jp/questions/534

【ご質問内容】

こんにちは。

半年程付き合っている年上の彼がいます。付き合ってすぐに結婚の話になり、周りにも両親にもそのように紹介していました。

ただ、彼の気性にとても不安定なところがあり、調べたところ、回避型愛着障害という状態が当てはまると思いました。
“構って欲しい”“認めて欲しい”という気配は感じるのですが、実際には精神的な距離を縮められることを極端に拒絶し、愛することも愛されることも怖れているようです。
プライドが高く、自分にも他人にも厳しくて、何かに没頭するととてもストイックで、思いやりに欠けると見えることもあります。
それでも、芯の部分はすごく純粋で、本当は愛に飢えているんじゃないかなぁと、そう思って私は彼のことを好きでいます。

しかし、あまりに暴言やお酒に逃げること、また“自分とは別れろ”と拒絶される事態が多く、自分は何をするべきなのか戸惑っています。
状態がよくなるとまた結婚後の話が出たり、とても楽しく過ごせるので、なぜその状態を維持出来ないのか、辛いです。

【拙回答】

理想は相互扶助の関係構築

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。

彼のことを好きで、彼のことを色々とご心配されておられるご様子を拝見致しました。

「回避型愛着障害」・・なかなか人の心を「○○障がい」とカテゴライズして、型にはめてしまうことについては難しいところがありますが、とにかく、お互いの将来のためにも慎重に見極められることが肝要になるのではないかとは存じております。

問い「潔癖症」
http://blog.livedoor.jp/hasunoha_kawaguchi/archives/1003004192.html

『・・また、「○○障がい」・「○○症」・「○○依存症」といったものに、変にマイナスに囚われてしまわれずに、私たちそれぞれにおいてのより良い幸せのためには、それぞれの心をより良くに変容させていくことが必要となります。・・』

正直に申しまして、拙生が気になったのは、「あまりに暴言やお酒に逃げること」というところです。お気を悪くなさられるかもしれませんが、場合によっては、これから先にドメスティック・バイオレンス(DV)へと発展しないかどうかが懸念されるところでございます。

気性の不安定さ、思い遣りに欠けているところ、愛に飢えている感じ・・一体、その原因が何であるのか、例えば、何か不満やストレスによるものであるのかどうか、心が安定して落ち着いている状態における心理状況や環境状況をならのこ様がしっかりと把握されることにより、そのような状態を保つことで安定が図れるならば、それはそれで彼の支えとなれるのでしょうが、あまりにもそれが一方的な負担やストレスとなってしまうようであれば、やはり先々でも問題となってしまうでしょう・・

今後、結婚し、新生活となり、また先で妊娠・出産や子育てとなって参りますと、どうしてもお互いの支え合い、助け合いの相互扶助の関係構築が必要となって参ります。

これから先、うまくお互いの支え合い、助け合いのバランスが保てそうかどうか、あるいはお互いの家族の協力関係によってもバランスが保てそうかどうか、しっかりと見極めていかれますことをお薦め申し上げます。

善処を祈念申し上げます。

川口英俊 合掌

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http://hasunoha.jp/

これまで拙生が回答させて頂きました内容は下記にてまとめて閲覧して頂くことができます。
http://hasunoha.jp/users/16

問い「人とのコミュニケーションについて」

問い「人とのコミュニケーションについて」
http://hasunoha.jp/questions/502

【ご質問内容】

はじめまして、私は4歳の子供をもつ主婦です。さっそく悩みですが、意気揚々と我が子が幼稚園に入園するのを楽しみにしてめでたく新生活を迎えたのはいいのですが、人を露骨に嫌な態度で見る人がいてお迎えとかせっかく楽しい心持ちだったのに今は行くのがなんだか気が重いです。
最初はその方には小さい子どもがもう一人いてしんどいんやろなって感じでしたが、ある時
挨拶ってありますよね?私は当たり前にするのが礼儀だと皆と同じようにしてたんですが、最初に明らかに嫌な態度で避けてた態度したんでなんや?あの嫌な態度!ってその人の背中に向け睨んでしまったんです。 その人がどう思おうと知るか!そっちが人の事知りもせんのにそういう態度して、小さくなるおもったら間違いやで?って気持ちで突破的に私もこういう態度とったんですが、間違ってたでしょうか?
人を見て態度変える行為するのは気持ち悪いですが、最近挨拶とか気持ちよくできません。それができる環境にいたいし、子どもに集中したいし自分のやることに集中したいだけなんですが、周り見て気楽にコミュニケーションできないと肌で感じています。
親同士とかの関係も子供の交遊にも影響したり、親同士の会話でいじめが起こる可能性もある嫌な雰囲気や世間になってきているじゃないですか? 子供は楽しく今は通っていますが、親の私は何もしてないけど、何かしら苦痛です。どうしたらもっと気楽にいられますか?嫌な態度や雰囲気の人でも挨拶はしてましたが、相手が望まないなら徹底的に無視して挨拶しなくてもいいんでしょうか?
私はなんかそれをしたら気持ち悪いですが。

【拙回答】

包容力・慈悲力を養う良い機会

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。

世の中には様々な性格や境涯を抱えた人間同士が色々な場面で暮らしており、当然に社会における人間関係の中で、どうしても馬の合わない人も出て参ります。皆と仲良く過ごせればもちろんそれで良いでしょうが、なかなか難しいことでございます。

下記の拙回答のように、人間関係においては適当力・鈍感力も問われてくるかと存じます。

問い「転職か我慢か悩んでます」
http://blog.livedoor.jp/hasunoha_kawaguchi/archives/1003293425.html

「・・人間関係については、とにかく相手についてよく知ることです。相手を知ることにより、うまく対応していけるように工夫することもできるのではないかと存じております。また、皆と仲良くしなければとも思わないことです。様々に異なる人間の集まり、それは無理です。そこはある意味で適当力・鈍感力も問われます。無理なものは無理と割り切ることも必要でございます。・・」

ただ、その中でも気をつけなければならないこともございます。

拙生が心の病を色々と抱えた方たちが通所する施設の社会福祉法人の運営に携わらせて頂いた経験から、ようやくに理解が少しずつできたことに、対人のコミュニケーションにおいて、ご本人の努力や頑張りではどうにもならないことがある場合もございます。

例えば、パーソナリティ・気分・不安・適応・広汎性発達障がいなどの心の病を抱えておられる場合でございます。

どうしてこんなことをするのだろうか、なぜそんなに態度が悪いのかと時に疑問に思うこともあるでしょうが、そこは寛容さ、寛大さで相手を受け入れてあげることも大切な場合がございます。もちろん、見極めが難しいこともございますが、余程の悪意でもって危害を加えて来ない限りは、包容力を養う、仏教的には慈悲力を養うことができる良い機会が与えられたと思って、是非、取り組んで頂けましたらと存じております。

また、「障がい」に関する基本的な拙見解は下記回答をご参照下さい。

問い「女なのか、男なのか。」
http://blog.livedoor.jp/hasunoha_kawaguchi/archives/1003003944.html

善処を祈念申し上げます。

川口英俊 合掌

「Hasunoha」お坊さんがこたえるQ&Aサービス
http://hasunoha.jp/

これまで拙生が回答させて頂きました内容は下記にてまとめて閲覧して頂くことができます。
http://hasunoha.jp/users/16
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