はた・ハタ farm-garden 

茅野市の八ヶ岳西麓で家庭農園とガーデニングを楽しむ夫婦です。 月並みですが、田舎暮らしはもとより、自給自足率の向上も楽しんでいます。 (実は他の場所でも家庭農園で遊んでいます。) また、50年来の趣味である「星空散歩」もここに移り住んでからは農作業や 庭仕事の合間にゆったり楽しんでいます。 ・・・そんな日々の暮らしをお伝えできればと思っています。

カテゴリ:星空散歩 > 球状星団


秋の星座みずがめ座にある球状星団M2は

前回紹介したペガスス座のM15と同等の

明るい球状星団です。

DSC_0376a

見つけかたはペガスス座のε(イプシロン)星からみずがめ座の

β(ベータ)星に向かってβ星側1/3のところにあります。

双眼鏡で探すとM15同様恒星とは違った天体がとらえられます。

15cm150倍でザラザラ感がわかります。


MK100赤道儀15cm反射900mm直焦点にて。


秋の夜空にも球状星団はいくつかあります。

その中で今回は見つけやすいM15を紹介します。

M15はペガスス座の頭部にあり、θ(シータ)星とε(イプソロン)星

の延長線上、θ星からε星の1/3のところにあります。

DSC_0385a

近くに青い6等星がありますので見つけやすいです。
(右上の星)

双眼鏡では恒星とは明らかに異なるもやっとした

感じに見えますのですぐにわかります。


MK100赤道儀15cm反射900mm直焦点にて。


今回紹介するのは、いて座の球状星団なのですが、

いて座の南にある、みなみのかんむり座との境界に位置する

NGC6723という球状星団です。

DSC_0204a

下方の輝星は全てみなみのかんむり座の星々です。

明るい球状星団で、双眼鏡でははっきり見ることができます。

みなみのかんむり座はいて座の南、さそり座のしっぽの東側すぐのところに

あり、明るい星は少ないのですが、「C]の字の形をした星座なので

すぐ見つけられます。

その「C]の一番上部にあるのがγ星とε星。このε星のすぐ北にNGC6723が

あります。(画面の最輝星がε星)

探してみてください。



冬の星座の王様「オリオン座」。そのオリオン座の真南にあるのが

うさぎ座です。ちいさな星座ですが、「H」を横にしたような星の配列

がオリオン座の南隣りにあります。

その「H」のすぐ下にM79は存在しています。

DSC_0095a

小さくても割合明るいので見つけやすいです。

真冬にはめずらしい球状星団ですので一度は見ておきたいものです。

冬の球状星団がもうひとつあります。

それはうさぎ座のさらに南隣りのあるはと座にあります。

DSC_0101a

NGC1851です。南に低いのでなかなか見ることはできませんし、比較的

暗くもあります。

MK100赤道儀15cm反射900mm直焦点での撮影です。



先日、ちょうこくしつ座の渦巻銀河NGC253を紹介しましたが、

同じちょうこくしつ座には割合明るい球状星団が存在しています。

それがNGC288なのです。

DSC_0071c

球状星団としてはまばらなほうながらも大きな容貌を呈しています。

あまり明るくないので双眼鏡でははっきりとは確認できません。

それでもこの球状星団は先のNGC253のすぐ近くに位置するため、探すのは

割合簡単です。

実は300mm程度の望遠レンズならばこの2天体は同一視野に入ります。

DSC_0040a

上の楕円形がNGC253,下がNGC288です。

非常に見ごたえのある位置関係にあることがわかります。


最初の写真はMK100赤道儀同架の15cm F6(900mm)での撮影。

次の写真はMK100赤道儀同架の300mmレンズによる撮影です。


いままでに何回となく紹介していますいて座の球状星団ですが、

300mmの望遠レンズを使うとM22とM28が同一写野になんとか入ります。

DSC_0005a

左上のおおきい球状星団がM22、右下写野すれすれなのがM28です。

実はこの画面にはもうひとつ球状星団が写っています。

非常に小さいのですが、NGC6638がそれなのです。

その位置ですが画面下方の輝星がいて座のλ(ラムダ)星でその左側に

やや黄色みがかった小さな光芒がNGC6638です。周囲がちょっとぼやけて

他の恒星とは少し違って見えますね。

ひとつの写野に3つの球状星団が入るのは300mm望遠レンズではめずらしい

ことです。


へびつかい座と同様にいて座もまた球状星団の存在数が多い星座です。

そんないて座の主な球状星団を3つ紹介します。


まずはM22です。

DSC_0300a

大きさ、明るさはヘラクレス座のM13に勝るとも劣らないのがこのM22です。

双眼鏡では明るく大きな円盤状に見えます。


次はM28です。

DSC_0297a

M22の西3度のところにあり、双眼鏡でもその存在ははっきりわかります。

でも、ごらんのように視直径は小さくてあまり目立ちません。


最後はM55です。

DSC_0408a

M55の特徴はその大きさにあります。M22よりも大きいのではないかと思うほどです。

ただし、星の数はM22より少なくて明るさも劣っています。

双眼鏡では大きな円盤状の確認することができます。

M55は南に低く、見る機会はあまりありません。


いて座の周辺を双眼鏡で散歩するとこのような球状星団やM8のような散光星雲が

視界に飛び込んできてたのしい時間が過ごせること請け合いです。


写真は全て、MK100赤道儀15cm反射900mm直焦点での撮影です。


夏の星座の主役のひとつであるさそり座にある球状星団を紹介します。

DSC_0357a

ひとつは以前にも紹介したことのあるM4ですが、今回はさそり座のα星アンタレスと

別の球状星団NGC6144のスリーショットです。

左下隅の超輝星がアンタレス、右上がM4、さらに左上にNGC6144があります。

M4は双眼鏡でははっきりと見えますが、NGC6144はちょっと厳しいですね。

M4とNGC6144は900mm直焦点の同一視野に入る数少ない球状星団です。

MK100赤道儀15cm900mm直焦点での撮影です。


へびつかい座は将棋の駒の様な形をしています。

へびつかい座にある球状星団のうち、明るく大きなものは将棋の駒の中

にありますが、将棋の駒の底部はわが銀河系(天の川)の中心方向で

星の数が多く、球状星団も多数ありますが、ほとんどが遠方の暗く小さな

ものです。

そんな中で双眼鏡でも見ることができる底部の球状星団を紹介します。

DSC_0282a

最初はM9です。η星の南東4度のところにあります。小さいので双眼鏡では

恒星のようにみえます。

DSC_0290a

つづいてM19です。θ星の南西5度のところにあります。

やはり小さい球状星団ですが、わりあい明るいので双眼鏡で充分見えます。

写真でもわかるようにM19は球状星団としてはめずらしい楕円形をしています。

DSC_0296a

最後はM62です。この球状星団はM19の南4度のところ、さそり座との境界

にあります。南に低いのでシャープな像はなかなか得られません。

この球状星団も小さいですが明るいので双眼鏡でも捉えられます。


これら3枚ともにMK100赤道儀15cm900mm直焦点での撮影です。


へびつかい座は球状星団の宝庫です。これからもいろいろな天体を紹介して

いきますのでよろしくお願いします。


前回紹介しましたM14に続いて同じへびつかい座の球状星団M10とM12を

紹介します。

DSC_0159a

下に見えるのがM10、上がM12です。

へびつかい座は将棋の駒のような形をしていますが、その駒の中の西側に

このM10とM12があります。(M14も駒の中の東側に位置しています。)

2つの球状星団はわりあい近いところにあって一般的な双眼鏡ならば同時に

2つを見ることが可能です。光度もM14よりは明るくて双眼鏡では見つけやすい

天体です。

尚、リニア彗星もへびつかい座の駒の中を北に移動中です。

この写真はMK100赤道儀に300mmレンズを同架して撮影しました。

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