2016年11月

桜田門外ノ変【DVD】
大沢たかお
東映
2011-04-21


皆様お世話になっております。秦智紀(はたとものり)です。 

【概要】

本作では冒頭から全体の1/3ほどで桜田門外の襲撃が発生し、あとの2/3を襲撃に至るまでの経緯と水戸浪士達の逃避行を交互に描き、関鉄之介の捕縛と斬首、明治維新によって桜田門を通って江戸城に入る新政府軍の行進で幕を下ろす。その後の水戸浪士達に焦点をあてて描いているところは原作と同じだが、ほぼ時系列通りに物語が進行する原作とは異なった構成となっている。また襲撃シーンは実際の桜田門外の変にほぼ忠実であるとされるが、彦根藩士側の個人名などは特に描写されておらず、事件後の井伊家の対応も伝聞で語られるのみとなっている。

Wikipedia引用) 

といつもながら映画の概要はコピペです(笑)

なぜ、この映画を観たかと言うと最近、徳川幕府の政治体制について興味があり、改めて徳川幕府における政権内の権力の分類などを勉強し直していたのです。もしかしたら小中学生からしたら常識的なことかもしれませんが、すっかり忘れていて笑われてしまうかもしれませんが、徳川家康は豊臣政権末期の五大老制という有力大名による集団指導体制の問題点を外様大名である徳川家康が突き、自らが外様大名であったことの政治的問題をコントロールするために人事面において、調整したように思います。

 

【大名の分類】

親藩:徳川氏の一族

譜代大名:関ヶ原の戦い以前から徳川家に仕えていた大名家

外様大名:関ヶ原の戦い以降から徳川家に仕え始めた大名家(関ヶ原の戦いで東軍として戦った豊臣系大名も含む)

※江戸幕府では譜代大名が幕府の要職を独占

※地方を統治する外様大名として中央政権の要職に就くことが無くなった

 

そのような中で江戸幕府が何代にも続き、譜代大名の権力が一気に集中することで大老・井伊直弼のような人物が現れ、安政の大獄そして桜田門外の変へと続き、江戸幕府は諸大名の統制が困難になり、大政奉還及び江戸開城を迎える事となったというのが日本史としても面白い内容ではあります。

 

さて、映画の内容としては、桜田門外の襲撃のシーンは見事なものでした。迫力はありましたが、それ以外は微妙ですね。時系列通りのストーリー構成の方が良かったんじゃないでしょうか。しっかりと観ないとわからない映画でした。 

ワーテルロー [DVD]
ロッド・スタイガー
復刻シネマライブラリー
2016-03-07


皆様お世話になっております。秦智紀(はたとものり)です。


【概要】

1815618日に行われたワーテルローの戦いを主題にした映画。フランス皇帝ナポレオンとイギリス軍司令官ウェリントン公の戦いを描く。早朝から夕方までの戦況の変化を克明に描写、イギリス軍拠点ウーグモンへの攻撃に始まり、フランス歩兵の前進、イギリス竜騎兵の突撃と全滅、フランス騎兵の突撃とイギリス軍方陣の戦闘、フランス近衛兵の投入と全滅などが細かく描かれている。

 

撮影には当時のソ連軍が全面協力し、英独蘭仏合わせて総勢20万の大軍が激突した戦いをCGでは表せない奥行きのある合戦シーンで再現した。ナポレオンを題材にした映画では、トルストイ原作で旧ソ連が映像化した『戦争と平和』に並ぶスケール感を持つ。

 

イタリアの著名プロデューサー、ディノ・デ・ラウレンティスがソ連・モスフィルムと組んで制作したが、全世界のマーケットを視野に入れた為、キャストには欧米の一流どころの顔がずらりと並んだ。ソ連オリジナル全長版は240分の上映時間。

Wikipedia引用)

 

と自分で書くのが、またちょっと面倒だったので、コピペしちゃいました。
なぜ、この映画が気になっていたかというと、某DVDレンタルチェーン店「TSUTAYA」でパッケージを見た瞬間にレジへ向かったという感じでした。概要を読んで頂ければわかるようにワーテルローの戦いと言えば、ナポレオン戦争最後の戦闘でもあります。それをなんとCGを使わないと言われれば、借りないわけがありません!!!

 

さて、肝心の内容ですが、凄いの一言です。今の今までこの映画を知らなかった自分が恥ずかしいくらいです。総勢20万の大軍が激突した戦いをCGなしで表現して作品として魅せる技術は今の映画にはないと断言できます。



皆様お世話になっております。秦智紀(はたとものり)です。 本日はタイトルにある本の紹介を書いてみます。

0、なぜ、この本の紹介を書くことになったのか
 いつもお世話になっている高木章成さんが、ある日この本を持ってきて、簡単で良いので紹介を書いてくれないかと言ってきたのです。その時私は彼に言いました、「無茶を言わないでください。私は政治学とかサッパリわかりませぇ~ん。紹介を書くのに何年もかかっちゃいます」と言って逃げようと思いましたが、2週間後の上田令子政務調査研修会で発表してもらうと言われ、逃げられなくなったということです。なんとなくブログに公開するのを忘れていたので、今日公開と致しました(^◇^)

1
、当該書籍のテーマの背景

本書は、国会研究の焦点「立法ゲーム」のルールである議会制度およびそれに規定される戦略的な立法活動に合わせ直すことによって、2つの相互に関連する研究課題に取り組んでいくものです。第一の課題は、議事運営の制度的権限という観点から、国会における「立法過程」を体系的に理解するということにあります。第二の課題は、国会の制度的構造を再解釈することにあります。

(要約:国会は法律を通すための「ゲーム」と考えて、どのように法律が通るのか、改めて考え直してみましょうというのが、この本のテーマです。)

 

2、書籍が行おうとする分析の視覚、ないし手法

1章の第一の課題で挙げた分析手法としては、特に立法過程における時間の影響を個々の法案レベルにおいて検証することにあるため、こうした目的から本書は、時間的事象を統計的に処理する手法として開発・応用の進められてきている「生存分析」(あるいはイベント・ヒストリー分析、生存時間分析)を立法過程の分析に導入し、立法過程をある法案が成立するまでにどれくらい時間がかかるのかという問題として捉え、立法過程「時間」がいかなる要因によって規定されているのかということを検証していきます。

次に第二の課題で挙げた分析手法として、従来の研究において、主として野党が影響力を行使し、立法過程の時間的制約となる国会の制度構造は審議の引き延ばしや妨害を通じて野党が法案の生殺与奪権を握り、また政策的譲歩を勝ち取ることを可能にするものとみなされているものでした。しかし、この捉え方は実際には「見える形」において論争的な法案審議が相対的に稀であることから、結局は野党には影響力があまりないという見解を導き出していることになります。このことは国会に対する機能不全という否定的な評価を一層強化させます。本書においては、国会に関する制度的、手続き的規定を再検討し、国会を与党に影響力を行使させる政治制度として捉え直していくものです。

(要約:法律がどのように通るのかを改めて考え直してみるということで、どうやって考えるのかという方法です。一つ目の見直しは法律が通るプロセスでしたが、その分析方法として確率や統計を使うというものです。二つ目の見直しは今までの考え方自体そのものを改めてみましょうというものです。)

 

3、主な結論ないし主張

 従来の国会研究を「観察主義」と呼ぶ3つの観点(官僚支配、与野党協調、代理委任)に整理し、各々の国会や立法過程に関する主張を再検証した。これらの分析からは、戦後を通じて政府立法が支配的であることが確認され、また内閣提出法案の成立率も修正率も比較的に安定していることがわかる。しかし、こうした変化のないことをもって、官僚支配か代理委任のいずれが妥当するのかということを識別することはできない。むしろ立法の動向として、内閣提出法案の実数における減少傾向があり、与野党協調によって国会が政府立法にとって越えがたい障害となってきていると解釈することも可能でもあるが、社会情勢や制度慣行の相違を考慮すれば、そうした内閣提出法案における減少傾向もある程度割り引いて考える必要がある。また、政省令の実数には、長期的に一貫した傾向はみられず、官僚支配や与野党協調の想定するような立法との補完関係は存在せず、むしろ代理委任論の主張を否定するような政策転換期における増加傾向がみられる。

※代理委任論・・・政治家が官僚に対して優位であるという意味。

(要約:与野党協調によって法律が通ることが分析の結果わかってきたというものです。法案の修正率も比較的安定しているということを考えると、最近の国会の状況としては政府立法や内閣提出法案を与野党で修正案を出す傾向にあるのではないでしょうか。強行採決だと騒いでみたり、対決姿勢ではなくて、対案を出して国家国民のために与野党協調で動いて欲しいものです。)

 

4、批判すべき点、今後の課題

3章でも記載しました通り、「観察主義」の3つの観点を計量分析して、過去から現在に向かって時間軸上に見た時にどのような傾向にあるのか、その傾向が分かれば今後の課題となります。結論部分の中に「内閣提出法案が減少傾向与野党協調によって国会が政府立法にとって越えがたい障害となってきている」という一文があります。これは国会研究についての著書ですが、これは国会の立法過程の傾向ですが、地方議会にどう応用できるかというテーマでもあるように思いました。

(要約:この著書自体が2003年に発行されたものですので、その後の国政の状況を鑑みた分析が気になるところです。特に第三極と言われた旧みんなの党、日本維新の会や地方自治体への応用などは非常に気になるところではあります。)

 

5、総括、ひとことで言えばどんな書物か

国会研究を「立法ゲーム」と「計量分析」の2つの手法を用いていることに面白さを感じました。法案が成立するまでの各プレイヤーの行動という観点から見た時にゲーム理論的な発想は必要ですし、法案を「観察する」もしくは「感覚で議論する」では物事の本質は見えてこないため、「計量分析」をすることで本質のあぶり出しをすることは良いことだと思います。本書の本質は、過去から現在までの時間軸上の中で、国会がどう変化しているのか、そしてこれからの国会をどうすべきかという研究になります。

(要約:政治学というと科学的根拠の乏しいものが多いのですが、国会の観察と数字の分析で色々とあぶり出すのやり方は面白いです。)

皆様お世話になっております。秦智紀(はたとものり)です。 

本日、11月21日は上田令子東京都議会議員が代表を務める地域政党「自由を守る会」の設立日となります。私は民間人枠として設立時から参加をさせて頂きました。 まずもって、皆様のご支持・ご支援により2周年を迎えることができました。ありがとうございます。上田代表からも本日、結成2周年にあたりコメントがありましたので掲載致します。

"自由を守る会結成2周年にあたり "

代表コメントにもありますように、設立当時は有志の皆様と立ち上げ、今では地方議員8名、顧問7名、地域担当7名、民間人5名の陣容に至っております。顧問として、江口克彦前参議院議員山田太郎前参議院議員松沢成文参議院議員など、国政の現場において行財政改革、地方分権改革、政治改革などを実践されてきた方々ばかりです。また、この間に各地の地域政党を紡ぐ地域政党サミット(全国地域政党連絡協議会)も立ち上がり、北川正恭元三重県知事を顧問にお迎えしたことで、自由を守る会が設立時に掲げたボトムアップ型の自由主義や地域創生型の地方分権改革・議会改革の実現への道が開かれたと強く感じました。

自由を守る会3年目となる来春には小金井市議会議員選挙、来夏には東京都議会議員選挙が予定され、複数の所属議員が改選を迎え3年目となる来年は、地域政党として真価が問われる正念場となるため、ますます気持ちが入ります。

また、今夏の東京都知事選挙で小池百合子さんが当選し、東京都民のみならず多くの方々が地方自治に関心を持つキッカケになったのではないかと思うと、本当に良かったと思います。 イギリスの法学者・歴史学者・政治家であるジェームズ・ブライスが言ったように「地方自治は民主主義の学校である」という、その言葉が問われる時代に差しかかったいるように思います。

皆様お世話になっております。秦智紀(はたとものり)です。 

子どもの時に「アメリカがくしゃみをすると日本は風邪を引く」なんて言葉をよく聞いたことがあります。だからか、他国アメリカの大統領選のことが無関心ではいられないというのが心情です。日本人なのだから日本の政治や経済を気にしたら良いじゃないか!というご意見もあるかと思いますが、こればかりは仕方ないですよね。

 

はっきりと言ってしまえば、これから起きることなんて分かるわけないじゃないかというのが答えですが、それじゃ身も蓋もないので少しだけ考えてみようかと思いブログなんかを書いてます。

 

さて、私は2006年から2010年の4年間、留年せず無事に駒澤大学を卒業することができ、新卒ですぐに早稲田大学大学院ファイナンス研究科に入学をしたのですが、学部生の時には先日書いた「ブログ」にありますように経済学部でミクロ経済学だのマクロ経済学だのを勉強しておりました。

 

そんな中で今じゃテレビや雑誌で引っ張りだこの経済学者・飯田泰之先生の経済政策という講義も受けたことがあるんですよ。ちなみに成績は聞かないでください(笑)学部1年で受けてしまって難しい試験だったんですよ(苦笑)3年の時に受講すれば良かったと今でも後悔しております。

 

はい、そんな経済政策ですが飯田先生は大きく2つあると仰ってました。ミクロ経済学政策とマクロ経済学政策があると。まぁ、そりゃミクロ経済学とマクロ経済学があるように経済政策もミクロとマクロがあるってことなんでしょうね。

 

ミクロ経済学政策に関しては、なんやかんやと色々とあるんですが、ようはザックリ言うと「ミクロ経済学政策は、自由で公正な競争を確保する市場であれば効率的」ということだそうです。ザックリしすぎているので、詳しく知りたい人は、飯田先生の本でも読んでみてください。

ゼミナール 経済政策入門
岩田 規久男
日本経済新聞社
2006-03
 

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