2009年02月01日
南町の畑田稲荷さま (南町7丁目−27番)


散歩しているとお稲荷様をおまつりしている家を時々見受けますが。辻のスクランブル交差点を辻小学校へ向かうと、右側にブロック塀に囲まれた広い敷地内に赤い大きな鳥居が見えるのが畑田稲荷です。鳥居をくぐると敷石が敷かれていて、その先に30畳ほどの部屋があり、そのつきあたりの戸を開くと五穀をつかさどる「倉稲魂・うかのみたま」のお稲荷様が祀られています。敷石の両側には榊の木が一対 柿ノ木が一本 イチョウの木などが植えられています。ここは辻小の通学路になっていて 南に300メートルばかり歩いていくと辻小の正門になります。
この畑田稲荷は、鎮守様をまつる村社であったが、明治末年に鳩ヶ谷氷川神社に合祀されました。その後も村の中で信仰を集めています。昔 流行病が広まり真言宗の真福寺と西光寺の世話人たちによってこの地に祀られました。氏子どうし四軒で年番を組織して、正月・初午・春祈祷(4月13日)・夏祈祷(5月13日)・天王様(7月13日)・お日待(10月15日)の行事をしたり、草取りや清掃などをしています。
10月のお日待ちの日 真福寺の総代の方にさそわれてお稲荷様に行きました。まず年番の人に挨拶をしてお稲荷様にお賽銭をあげ テーブルの席に案内されました。皆が席に着いたところでビールやジュースで乾杯をしてご馳走を食べながら楽しく過ごしました。最近テレビの「ちい散歩」が鳩ヶ谷に来た時の話も出ました。12時ごろ雨も落ちてきて解散になり おみやげにビニール袋に入った柿等をもらって帰りました。
稲荷神は穀物の神で、稲荷神社は2万社とも3万社ともいわれています。企業のビルの屋上や、工場の敷地などにも祀られています。伏見稲荷大社や豊川稲荷・笠間稲荷などは有名です。伏見稲荷大社には千本鳥居が続いています。 (ゆめこ)
『鳩ヶ谷市史 民俗編』 参考
hatomame03 at 11:16