2007年06月01日

1回きりの人生だから! & 楽しいらくらく介護

☆1回きりの人生だから!

 ♪古いア〜ルバムめくり・・・(ケイタイの着メロ)が鳴った。
「すぐそこまで来てるので、今からお邪魔します」
えー、今すぐ?ヤバイ、彼女は私の素顔を見たことがない!
ちょっと、ちょっと待ってよ。せめて5分、鏡を見る時間をくれー。 
私の動揺など頓着なく「「いえ、書類をお届けするだけですから、お構いなく」とのたまう。
アンタはよくても私が構うつうの。お肌ピンピンの若い娘には、まだ、恐怖のスッピン攻撃でびっくりさせたくないというオバサンのやさしさ?が分からない!(この、鈍感女め!)
そう言えばテレビで鳥越俊太郎がこんなことを言っていたなあ。
「知らない人のために化粧するより、愛する人のためにきれいでいる方がいい。だからボクは妻には家でもきちんと化粧をしてきれいでいてもらいたい」
そう言われてもなあ。なんてたって、お出かけしない日は顔も洗わないんだから。(威張るなっ)
それに、急にそんなことして夫を驚かしても悪いしさ。へへへ。
とは言っても、少しは身だしなみも整えなくっちゃ・・・で、美容院に出かけることにした。
あら、太った?一時痩せたのにねえ・・・。(どうせ、メタボリックシンドロームですよっ!)
相棒にメールしたら、「スリムだけどシワ、ふっくらだけどシワが目立たなくて若く見える、う〜ん、究極の選択!でもシワが目立たなくて若く見えるんだったらそれもいいじゃん!痩せて見える洋服探そうぜ!」って慰めて?くれた。
相棒はいつも「前向き」だ。そのせいか若い!
その相棒の若さに引きずられて、自分も若く見えると錯覚しているけど、さすがに年は誤魔化せない。少し歩いただけで、ハアハア、ゼイゼイ。確実に体力は落ちてきて高齢者モードだ。(ヤダー)
もうそんな年なのだ。(何度も言うなっ)
現実は甘くはない。
つい1週間前に、「もうお互い若くないんだから体を大事にしなっくちゃね」って、
言ったばかりだった友人のK子が脳梗塞で倒れ入院した。
左半身不随。顔面にも麻痺が残った。見合いで結婚して32年。大家族の嫁として仕え、子育て、儀父母の介護に明け暮れ、やっとこれからやりたいことがやれると思う矢先だった。
まだ58歳。早すぎるアクシデントにショックを隠せない。
病院のベットの上で、「私の人生はなんだったの」
と、泣く彼女にどんな慰めの言葉も見つからなかった。
いつも元気で、愚痴ひとつ言わなかったK子。
ストレスがどんなに積もっていたかと思うと、ダイエットがどうのなどと能天気なお気楽主婦の私は、ただ、ただ、話を聞いてやることしか出来なかった。
 彼女の入院をキッカケに、改めて、人生の大切さを考えさせられた。
みんな、「明日の朝」は来ると思っているけど、「明日の朝」は本当に来るのか?(ドキッ)
それは誰にも分からないのだ。
だから「今日」を大切に悔いなく生きなければと思う。
60代も半ばを過ぎた。そろそろ病気だって現実のものになってくる。
いつなにが起きても、K子のように「私の人生はなんだったの」とは言いたくない。
とにかく人生は1回きりである。どう生きるかはその人次第だ。
泣いて暮らすのも一生、笑って暮らすのも一生なら、私は笑って暮らしたい。
幸せにしてくれるのを待っていても、幸せは来ない。
K子が元気になったら、
「過去を振り返るのはもうやめなさい」
「これからは自分の好きなように生きればいい」
そう、言ってやろうと思っている。 (えいこ)


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☆楽しいらくらく介護
「もう〜っ、美容院に行ったら太ったんじゃないって言われちゃった。ショック!」
またまた相棒の痩せたい病が始まりました。
「シワが目立たなくて若々しくていいじゃん。私たちはお気楽主婦なんだから、美味しいものを食べてラクして楽しく生きようよ。努力なんて私たちには似合わないじゃない」と痩せて見える服を探している懲りない二人。
そんな私が、いま考えているのは、どうしたら楽しいらくらく介護ができるかってことなんです。
実は98歳の義母が脳梗塞になって介護が必要になりました。明治生まれの凛とした素敵なおばあちゃんで、それまでは自立して一人の生活をエンジョイしていたのですが、突然寝たきりになってしまったのです。幸い同じ敷地内に2人の息子夫婦と近くに3男もいるので、3家族が交代で介護をすることになりました。ファミレスの日替わりメニューならぬ日替わり介護のはじまりです。
「おばあちゃん、早く元気になってね」「100まであと2年なんだから長生きしてね」
「そういわれるのはありがたいけど、ありがた迷惑だよ。長生きもつらいよ」
自立していた気丈な母にとって、みんなの世話になることはきっと想定外のことだったにちがいありません。左半身の自由が利かなくなって、自分自身が情けないとさえ思っているようです。
「おばあちゃん、徳島の話を聞かせて」
徳島生まれの彼女は料亭の娘です。子どものころの父親との思い出、母のこと、女学校時代の話、おじいちゃんとの出会い。映画『眉山』の風景がおばあちゃんの記憶と重なります。
日替わり介護をするようになって義母と話をする機会が増え、いままで知らなかったおばあちゃんの人生を知りました。まるで小説を読んでいるようです。昔の話は面白くて、『おばあちゃんはスゴイ!』と思えることがいっぱいあります。
そして、介護する側ががんばりすぎるとされる側もつらいということもわかってきました。やってあげる方はやってあげてる満足感があるけど、いつも「ありがとう」「悪いね」と言い続けるのもしんどいものです。だから、目指すはする側もされる側も楽しくなるようなラクラク介護!がんばらない、さりげない介護です。
今は介護保険制度があってケアマネージャーさんが介護プランを作成してくれます。訪問看護にヘルパーさん、入浴サービスにショートステイもあります。食事の宅配サービスだってあるし、介護用品も充実しています。これらを上手に使わなくっちゃ!
「あの〜、うちのおばあちゃん、タイプは反町隆史なんですよね。できればオジサンじゃなくて若い人がいるところを探して貰えますか?」
ケアマネージャーさんにはこんな風に頼んで訪問入浴サービスを選んで貰いました。(反町というわけにはいかなかったけど・・まあいいか)
ジャグジーもあって沐浴剤を入れれば温泉気分!う〜ん、おばあちゃんもお姫様気分!
「私の時はキムタクにしてって言おうかな」って相棒に言ったら、
「でもキムタクでお風呂は恥ずかしいんじゃない」
「そうかあ、じゃあキムタクはヘルパーさんで、お笑い芸人がリハビリ担当っていうのはどうよ」
「いいかも」
日替わり介護も4ヶ月目。自分自身の老後を考えるいい機会にもなりました。
それから介護情報が少ないということも痛感しました。デイケアだって、ショートステイだって、どんなところなのか、どんなことをしているのか、自分で行ってみないといろんな情報がわからないんですよね。こんなとき、おしゃべりじゃ〜なるがあったらなあ・・。
「おばあちゃん、今度はショートステイも体験してみようね。ホテルみたいなんだよ」 (まゆみ)


hatomame05 at 00:58│