自分だけの色

孫のまあやはいま小学4年生だ。
ちゃっぴり胸もふくらんで(これはナイショ)少女らしくなってきた(かな?)
ババママとしてはその成長ぶりが少しまぶしい。
それなのに本人は誰に似たのかいったてノー天気。
今日も鼻歌まじりに学校から元気に「ただいまー!」
「そう言えば、私が3年の時に書いた詩がかわぐちの文集に載ったよ」
平成30年度川口市文集「かわぐち」(小学校3年)にまあやの詩が載っているという。
「すごいじゃない。どんな詩?」
「もう、忘れちゃった。3年のときの詩だもん、覚えてないよ」
私はまあやの書く作文や詩が好きだ。
フアンといっても過言ではない。
ババ馬鹿でお恥ずかしいのだが、彼女の固定観念に囚われない面白い発想と、
表現力に魅せられている。
かつて、ゴールデンウイークを「ありえないほどすごい怪獣」と表現したときの
驚きをいまでも忘れない。
私はその感性をスゴイ!と思った。面白いと思った。
学校のサイズに合わない?作文かも知れないが、彼女の自由な感覚をすばらしいと感じている。(ちょっと買いかぶりかも?)
川口全市の小学校3年生の中から選ばれた作文や詩の文集。
はやく読みた~い。
「ねえ、どんな詩をかいたの」
数日して、やっと文集を持って帰って来た。
詩の題は『自分だけの色』
『みんな ひとりひとり 自分の色を持っている
自分だけの色を持っている
色と言っても赤じゃない 色と言っても青じゃない
自分だけの 目に見えない 性格や 気持ちや やさしさや 努力など
そういう見えないものが 見た目と合わさってできるもの
それこそが 自分だけの色だ
気づいてないこともある 
でも 心の中をのぞいてみれば きっと見つかるはずだ』
まあやが意図したかどうかわからないけど、深い意味をもった詩だと感じた。
書評も好評で『最後まで読む人を引きつけていく力がある詩。読み終えたみんなに、あらためて自分を見つめさせるような、すばらしい作品です。
言葉もえらびぬかれ、分かりやすく表現する力をもっているところにも感心いました』
「よかったね。いっぱいほめてもらえて」
と言ったら「私は普通に書いただけだけどね」だって。
(もう、可愛くないんだから!)。
私の『自分だけの色』ってなんだろう?
「目に見えない 性格や 気持ちや やさしさや 努力など
そういう見えないものが 見た目と合わさってできるもの」
それこそが『自分だけの色』だと彼女の詩は言っている。
私の色はなに色だろう。
その人の生き方によってその色は変わるのだろうか?
見える物と、見えないもの――自分だけの色とはなにを意味しているのだろう?
考えるほど、この詩は深い。
そばでまあやが「アハハ」と笑いながらマンガを呼んでいる。
このノー天気さと思考回路のギャップが魅力で面白いのだ。
私はこれからもずっとこの娘の自由な発想を応援していきたいと思っている。
(えいこ)

紅葉の箱根花マル旅!

紅葉が出迎えてくれた箱根。
「ドラえもん倶楽部」略して「ドラくら」の旅は
天候にも恵まれ楽しい花マル旅だった。
私たちおしゃべり4人ぐみ。
年がいもなくふざけた名前をつけて、ランチをしたり旅行をしたり、
毎年お互いの誕生日を祝っている。
みんな70代の世間的に言えばりっぱなおばあちゃん軍団だ。
でも、安心してくれ。
だれもまだボケてはいない!(笑い)
いまだ好奇心だって衰えてはいない。
企画力抜群の相棒M、有言実行のU、秘めた強さのM。
それぞれが個性的で面白い仲間たちなのだ。
箱根湯本では、老舗の麦とろ店「知客茶家」
「駅からちょっとあるけど、人気なんだって」
「じゃあ、行かなくっちゃ!」
私たちのミーハー精神は、年齢には関係がないのだ。
「いいね、ランチはそこにしよう!」
さすが人気のお店だけあって、いっぱいの行列だ。
「ねえ、なににする?」
どれも美味しそうで、迷う。
「豆腐のステーキもいいし、鮪の山掛けも食べたいなあ」
あれこれ言いながら、「山芋とき膳」に決定!
(鮪山掛け+名物早雲豆腐+吸い物+香の物)2360円。
店構えは昭和初期の湯宿の風情で自由席には囲炉裏席もあり、
懐かしい日本情緒が味わえる店だった。
湯本から箱根登山バスで今夜の宿「山のホテル」へ向かう。
元箱根港で下車。
ホテルにいくにはまだちょっと時間があるので、「成川美術館」に寄る。
ここは、おしゃべりじゃ~なる時代に、館長が鳩ケ谷ゆかりの人というので取材したことがあった日本画専門の美術館だ。
「見て、富士山!」
なにかに「絵よりラウンジからの眺望が印象に残る美術館」とあったが、
まさに同感だ。
芦ノ湖と富士山と朱塗りの鳥居を一望の大パノラマ!
箱根にきたら見ておくべき絶景だと思う。
フリーパスを利用して、箱根芦ノ湖で海賊船にも乗った。ケーブルカーにも
登山電車にもロープウエイにも乗った。
大涌谷で食べると7年寿命が延びるという延命の黒卵をたべた。
「これで大阪万博は大丈夫だね!」
泊まった「山のホテル」も老舗の品格を感じさせる雰囲気のホテルで最高。
箱根美術館の庭園の紅葉のすばらしかったこと!
満喫の楽しかった箱根の旅。
べちゃくちゃ、べちゃくちゃ、寝る前のおしゃべりがまた楽しい。
ここには書けない話をしたり^^^。
やっぱり旅は気のおけない女友だちとの旅が最高だ。
ただ、食事制限の身なのに、追加料金でサーロインステーキを食べちゃった。
腎臓外科の先生の渋い顔が思い出して・・・次回の検診が怖いよ~。
(えいこ)

豪華な応接セットって必要なの?

「ねえ、役所のロビーに豪華な応接セットって必要だと思う?」
とにかく彼女が怒っていることは確かなのだが、
その怒りと応接セットとの関係がイマイチ分からない。
「だ、か、ら、すごーく豪華な応接セット、応接セットがデ~ンよ。そんなの必要ないでしょ」
「だから・・・」って言われてもこっちはチンプンカンプンで返事の仕様がない。
だが、彼女の話をよくよく聞いてみれば、
「うん、たしかに応接セットよりもっと必要なものがあるかも」
話の発端は『夫の紙おむつ代』
彼女は会社の上司と恋愛し寿退社。
「彼はやさしくてハンサムで超エリート!。幸せだわ~」
何度「夫の自慢と惚気話」を聞かされたことか。
「○○ちゃんに会うのはいいんだけど、夫自慢がねぇ」
と、仲間内から顰蹙をかうほどだった。
その自慢の夫が、脳溢血で倒れ要介護5になった。
彼女より10歳年上の夫は今83歳。
「まさかの老老介護よ」ってグチを言いながらも
彼女は自宅で夫の介護をしている。
「紙おむつ代って、約月一万五千円ほどかかるのよ」
「でも、介護のための紙おむつ代って、申請すれば一割負担で支給してもらえるんじゃない?」
「そうなんだって。だから行ったわよ役所へ」
広いロビーにデ~ンと豪華な応接セット。
受付には美人の女性がほほ笑んでいて、いい雰囲気!
でも、なんでこんなところに豪華な応接セットがあるの?
と、思いつつエレベーターで福祉課へ。
そこで、病歴とか、介護状況とか所得とか・・・いろいろ申請書に書き込まなければならない。
「その申請書が、もう面倒くさくて大変なのよ」
彼女の隣でも、認知症の奥さんを介護しているらしい男性が同じことを何度も質問している。
よかった、自分だけが分からないんじゃないとちょっと安心。
何度も書き直して、やっと申請書を無事に提出。やれやれ。
彼女の話を聞いている私も、やれやれ。
ところが話はまだ終わらない。
ここからが本番だと言う。
「聞いてよ、ほかにも申請すればいろいろ支給や控除が受けられるっていうのよ」
彼女は「えーっ、そんなこと知らなかった!」って言ったら、
「広報でお知らせしてますけど・・・」って言われたそうだ。
彼女はそれが気に入らないのだ。
「それを読まない人はどうするのよ」
「さあ・・・・」
情報を自分で得て申請した人だけがサービスを受けられて、
その情報をしらないために申請しない人はサービスが受けられないなんてオカシイでしょ。
そりゃ勉強不足って言われればそうかも知れないけど、
「該当する人には連絡などして、教えてくれてもいいんじゃない!」
いかに愛する夫と云えども、介護はつらい。
言うに言われぬイライラを「豪華な応接セット」に八つ当たりしても、
誰も彼女を責めることは出来ない。
「応接セット」に罪はない。
どこの役所だか忘れたけど、ロビーにグランドピアノがあった。
もしかしたらこのグランドピアノも、みんなから八つ当たりされているかもなあ。(笑い)
規則かも知れないが「広報でお知らせしてますけど・・・」でいいのだろうか。
高齢者になればなるほど、ややっこしい手続きはできなくなるのだから、
それが必要な人ほどサービスがうけられなくなってしまうことになる。
それを必要な人みんながサービスを受けられるようにするにはどうしたらいいか?
確かに豪華な応接セットやグランドピアノより、優先されるべきことはあるよネ
(えいこ)
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