3人だけでええやん!

大阪の同窓会に参加した後、遠方から来た私に付き合って3人でホテルに宿泊していたのが、
いつのまにか本物の同窓会には行かず、3人の同窓会旅になってしまいました。
もう先生もいなくなっているし、仲良し3人組で旅行に行こうというわけです。
今年は秋の鳴門・淡路島の旅へ。
いつも神戸に住むP子の車で出かけるので、倉敷、白浜、奈良、京都、淡路と西日本が中心です。
今回の出発は生憎の台風直撃の朝。
「こっちはもういいお天気になったよ」とP子からのLINE。
東京は雨は収まったものの、まだまだ強風です。
「新幹線は動いているのかな」とパソコンをチェックしながら、予定より1時間遅れで家を出ました。
晴れ女の私、あくまで「大丈夫、大丈夫!」といつものノーテンキ。
のぞみ号は、新大阪止まりになっていましたが、新大阪で乗り変えて新神戸へ。
台風の影響で昨夜は何時間も立ち往生していたようでしたが、今朝は約50分程の遅れで到着。
新神戸にP子が迎えに来てくれ、西宮に住むS子と合流。
明石大橋が台風の影響で通行止めになるかもしれなかったので、今日は舞子で1泊です。
3人でランチをして、久しぶりのおしゃべりしていたらもう4時。
「今日は神戸に行こうと思たけど、もうええよね~」
1日目は1年ぶりのおしゃべりで終わり、2日目は鳴門の大塚国際美術館へ。
私は去年に続き2度目ですが、「まだ行ったことないねん」というP子に付き合うことにしました。
近くにいると案外行ってなかったりするもんなんですよね。
私も最初は偽物のテーマパークのイメージだったのですが、実際に行ってみると陶板画で実物大に再現した作品に圧倒されてしまいました。
世界25ヶ国190余りの美術館が所蔵する西洋名画1000余点もあるんですよ。
ダ・ヴィンチ、ミケランジェロ、ゴッホ、ピカソ・・・、これはもう世界を旅しているような気分です。
中でもシスティーナ礼拝堂の壁画などは圧巻。
ここは外国人観光客にも人気のあるスポットだとか、なるほど!
なんでも体験してみなくては、その魅力がわからないものです。
陶板の名画は約2000年以上も退色劣化を免れるので、文化財の保存にも貢献してるんですね。
この日は美術館だけで歩き疲れ、鳴門のリゾートホテルへ。
鳴門の海の幸や山の幸をいっぱい食べて、温泉でゆっくりして、ああ幸せ、極楽極楽!
温泉では、90歳と84歳の元気はつらつ、2人組のおばさんたちと出会いました。
「うちら大阪やねん。あんたらどこから来たん!」
とても90歳とは思えない若々しさ。よくしゃべり、よく笑い、行動的で背筋もシャンとしていて、とにかく元気です。
このパワーはどこからくるのでしょうか。
「私たちも見習わなくちゃね」といいながら、私たちもよく笑い、よくしゃべり、よく食べ、とても病気持ちには思えません。
売店で美味しそうなフルーツ玉葱と鳴門金時が売っていました。
「わあ、美味しそう!お土産に送ろうかな」といったら、2人から早速ダメ出し。
「こんな高いの買うたらアカン!もっと安いとこあるから、明日連れったるわ」と却下。
大阪のおばちゃんたちは(2人は神戸だから、神戸のおばちゃんたちだった)とにかく安くて美味しいものを買うのが上手なんです。
次の日、美味しい淡路の玉葱と鳴門金時をホテルの売店の3分の1の値段でゲット。宅急便で送りました。
「あっという間やったね、もう1泊したかったわ」とS子。
今は夫と2人暮らし。リタイア後の夫は英会話にコーラス、ゴルフと大忙し。
「今日は7時まで預かってくれるんよ」実母の介護をしているP子は昨年、夫を亡くしましたが、
ショートステイに母を預けて、結構出歩いて楽しくやっているようです。
中学・高校と一貫校だったので、6年間の青春時代を過ごした仲間。
それぞれ住む場所も環境も境遇も違うのに、なんでも話せて、なんでも受け止めてくれて、くだらない話で笑い合える友だち。
みんなの愚痴も聞き流して、ケセラセラ!
また来年、元気で会おうね!
(まゆみ)

蘇る、函館の想い出

「クルーズトレイン・四季島でフランス料理を出してるシェフのお店なのよ。
予約が取れないほどの人気なんだけど、そこのオーナーが『是非、来て下さい』って言ってるの。行く?」
兄嫁のNさんからの電話。
「行く、行く、行きた~い!」
好奇心旺盛、ミーハーおばさんの私、何でもすぐに行きたくなります。
だって、あの豪華列車「四季島」で出されるフランス料理を作ってるシェフのお店ですよ。
どんなものなのか、興味津々!めったに味わえるものではありません。
四季島クルーズは、上野から洞爺湖、東北を回る3泊4日で、スイートはなんとペアで190万円!
料理を担当するシェフは、数々の審査を重ねて選ばれた選りすぐりの料理人。
これは行く価値はあるでしょう。(といっても、四季島に乗る訳ではありません)
「じゃあ、予約が取れるか聞いてみるね」
というわけで、2人で函館の旅に出かけることになりました。
私にとって、函館は5度目の旅。
1度目は、学生のとき。兄が就職して、最初の赴任地が函館の上磯だったのです。
「中古の車が欲しいねん」
そこで、上の兄と兄の友人の3人で車を届けに大阪から函館までのドライブ旅。
2度目は、2度目の赴任となった兄の所へ、小学生の子どもたちを連れて夏休みの家族旅行。
3度目は、仲間4人と激安ツアーで函館へ。短時間だったけど、Nさんにお寿司屋さんに連れて行って貰いました。
4度目は、もう20年以上にも前になるでしょうか。
3度目の赴任で工場長時代の兄と一緒に函館ゴルフ。イカ釣りクルーズも体験しました。
そして、ふたたびの函館。
兄はその後、東京に戻りましたが、函館は兄にとっては第2の故郷。
フランス料理店のオーナーは、兄の工場長時代からの友人です。
兄が亡くなったときには、わざわざ函館から、御夫婦で葬儀にも出席してくれました。
函館に友人が多い兄嫁の計らいで、また、別のお友だちが案内役をかってくれました。
ホテルは夜景がきれいなベイエリア。
1日目は夜景の見える部屋、2泊目は函館山が見えるジュニアスイート。
「うちの家より広いわ!」といいながら、函館の夜を満喫。
大沼公園、五稜郭タワー、函館山・・・、知り合いのりんご園のおばちゃんのところにも行きました。
完熟りんごやプルーンの美味しかったこと!それにお寿司屋さんは2軒も。
そうそう、肝心のフランス料理、素晴らしかったですよ!
イケメンシェフの関川裕哉さん、とっても素敵な方です。
1日に1組か2組しか取らない完全予約制のお店で、週の半分は四季島に乗り、後の半分はここのレストランを開いているのです。
オープンキッチンでお客様の顔を見ながら、料理を出すのですが、今までに食べたことのない食材、創作料理の数々。
これはもう、アートの世界です。
食とアートの融合、和と洋とコラボレーション、函館の農家で作って貰っている珍しい野菜、北海道の魚介類。
なんて素敵な時間なんでしょうか。函館セレブを感じながら、幸せ時間を過ごしました。
兄の友人だったオーナーは、建設会社の会長さん。
築100年の浅野セメント函館営業所の洋館を、娘さんから「ほっておいたら朽ちて壊されちゃう。私がカフェをやるから買い取って!」と言われ
て、買い取ったんですよ。
現在、国登録有形文化財にも指定されている『大手町ハウス』。函館市都市景観賞も受賞しています。
旧函館区公会堂など多くの建築に携わった名大工・村木甚三郎に手によるものです。
修復にはすごいお金がかかったそうですが、その時代の素晴らしい建築物を保存しようという心意気には、感動すら覚えました。
いろんなところで兄の想い出話に花が咲き、兄への追慕の旅にもなりました。
なんか、ご馳走してもらってばかりでいいのかな~。
(まゆみ)

人生はロックンロール!

真っ赤な太陽がまぶしい夏休み、相棒に誘われてミュージカルを観に行きました。
お芝居が大好きな相棒は、毎月のように観劇を楽しんでいるのに、私はといえば、もう何年も観ていません。
ミュージカルは、幸四郎の「ラマンチャの男」以来だったかしら~
記憶も定かではないのですが、今回は楽しいコメディ「ザ・デイサービス・ショウ」。
出演者は、中尾ミエや尾藤イサオ、モト冬樹、正司花江・・・、懐かしい面々です。
「デイーサービスにロックンロール?なんか面白そう!行きたい!行きたい!」
かつてのスター、矢沢マリ子(中尾ミエ)とデイサービスに集まって来る、多彩な高齢者たちが繰り広げるコメディーミュージカル。
たっぷり笑って、ちょっとだけホロリの心温まるロックンロールなストーリー。
唱歌も童謡もいいけれど、私たちが本当に好きなのはポップス、そしてロックンロール!
私たちは新しい高齢者!というおじいちゃんおばあちゃんたちの痛快ミュージカル。
出演者の平均年齢だって74歳というのですから、スゴイですね~
そしてもっとすごいのは、ミラクル老人ロックバンド!
正司花江は、82歳。この年齢でド迫力のエレキギターですから、もう凄すぎ!
認知症の元ロッカーを演じる尾藤イサオは、もう74歳にもなるんですね。
観客は、中高年おばさまばっかりですが、笑って、唄って、最後は一緒に踊って、いや~楽しかった!
いまや高齢者といっても、高度成長期に青春を迎えた世代。
ビートルズ世代の団塊世代は、昔懐かしのポップスやフォークやロックンロールが大好き!
これからのデイサービス、「みんなで童謡を唄いましょう」では、ちょっとヤバイと思いませんか?
私だったら、そんなデイサービスには行きたくありませんもの。
そう、デイサービスも変わらなきゃ!
もっと自由な発想で、個性的なアイデアで、魅力あるデイサービスを考えたら、
老後もロックな気分で楽しいかもしれませんね。
「私たちが考えるロックなデイケア!」
面白くする会のメンバーたちで井戸端座談会をしたら、
きっと面白いアイデアが生まれてくるかもしれないなあ…。
(まゆみ)
プロフィール
記事検索
QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ