2015年10月

2015年10月28日

九州ジグザグ旅行記 〜佐賀・長崎・福岡編〜

10/21 (水) 続き
ゆふいんの森から白いかもめに乗り換えた鳥栖では、
駅弁の焼麦弁当(シャオマイべんとう)を買ってみた。
焼麦弁当
6個も入ったシューマイが嬉しいお弁当。

白いかもめからは佐賀の田園風景やら有明海やらが見えた。
佐賀の田園風景
佐賀平野を抜けていくため山もかなり遠く、
一面に広がる金色の田んぼを見ることができた。

長崎に着いたらまずはホテルへ向かった。
するとロビーは中国人ツアー客で満杯!
さらには中東っぽい人達までいた。

そして坂が多い長崎だけあって、ホテルが坂と交錯するように建ってたから、
7階の部屋だったけど方角によっては
地面がすぐ下に見えるという不思議な体験をした。
ちなみに街中ではどっちを向いても山とか丘とかの上に建物があって、
土地の有効活用してるなーとか思った。

夕方頃再出発。まずは近くにあった新地中華街。
新地中華街
あまりに狭くてビックリ。一瞬で歩き終わっちゃった。

続いて出島ワーフ。
出島ワーフ
ガイドブック見てショッピングモールかと思って行ってみたんだけど、
飲食店街だった・・・。

ってわけで適当に長崎港付近をぶらぶらしつつ
仕事終わった長崎在住の友達夫妻と合流。
車で稲佐山に連れてってもらった。
日本三大夜景
日本三大夜景かつ新世界三大夜景!そして風がメチャメチャ強かった!!
ちなみに友達曰く、知り合いが長崎来た時に何回かここ連れて来てるらしいけど、
たいてい曇ってて眺め悪いらしい。運良かったわ。
いや、その友達が運悪いだけかもしんないけど・・・。

展望台にあったオシャレなレストランで食事。
暗めで落ち着いた店内でメニューももちろん・・・
ちゃんぽんと皿うどんとトルコライス!!
トルコライス
さすがは長崎。自分はトルコライスにしてみた。

ホテルまで送ってもらい、名残惜しくもお別れ。
あの中国人たちと同じフロアだし、騒がしかったらどうしようとか思ったけど、
特にそんなこともなく一安心。

10/22 (木)
この日は高速船で五島最大の島、福江島へ。
ジェットフォイル
今回の旅行は福江島へ行こう!ってとこから始まったと言っても過言ではない。
ばらかもん(福江島を舞台にした書道マンガ、作者も福江島出身)読んで
前々から気になっていたので。
旅行前はこのあたりで台風来るかも?みたいな予報だったけど、
特にそんなこともなく無事島に渡れた。

福江港到着!
福江港

レンタカー借りて島を一周してみた。
一応未だに2ヶ月に1回ぐらいは運転してるとはいえ、
初めての場所だけにドッキドキ。

まずは福江港周辺をうろうろ。
石田城跡に、城の代わりに鎮座する五島市立図書館や・・・
五島市立図書館
後はこの近くにあった観光歴史資料館で福江の自然や民俗、観光地などを予習。

お次はまんまるな形をした鬼岳。
鬼岳

展望台があって海を見渡すことができた。
鬼岳から見た海
いきなり爽やかな島体験(?)ができてテンション上がった!

そして富江へ。富江湾が美しすぎる。
富江湾
ここの温泉センターで昼食とる予定だったんだけど、まさかの食堂だけ休み。
もう一つ事前に調べてた所が大瀬崎にあったから、そっちにすることに。

富江からは海沿いのとにかくくねくねしまくってる山道を走行。
距離もそこそこあって退屈だった。

そして大瀬崎到着。まずは井持浦教会堂に寄ってみた。
井持浦教会堂
長崎市も色々と有名な教会があるけど、五島も負けてない。

そしてもう一つの食事処に行くと・・・こっちも臨時休業!
調べた感じこっち側(ちょうど福江港の真逆側)って
あんま食べる所無いんだよなあ・・・と不安に苛まれつつ
その先に見つけた食堂行ってみると、
空いてはいるんだけど店員がいない!!
しばらく待っても誰も来なかったため退散。

続いて大瀬崎断崖に行くかどうかを検討。
これまでも道狭いとこあってヒヤヒヤしたし、
大瀬崎断崖までの道も地図見る限り狭そうな感じ。
自分の力量で果たして大丈夫なのか?としばし悩みつつも、
ここまで地元の人は結構いてもあんま観光客いなかったし、
大瀬崎断崖はメインのルートから外れてて観光客しか使わなさそうということで、
すれ違う可能性は低いと判断して進むことに。

そして無事大瀬崎断崖到着。
大瀬崎断崖
先っぽに見えるのは大瀬崎灯台。

別方向には、いかにも島らしい特徴的な海岸線が見えた。
大瀬崎断崖から見た景色

元の広い道に戻って海岸沿いの爽快ドライブを楽しみつつ、高浜海水浴場へ。
高浜海水浴場
沖縄の海みたい!この景色は福江島で一番感動した。

そして道の駅遣唐使ふるさと館へ。ここなら何か食べれるでしょ!って思ったら
ここのレストランも閉まってるし・・・。
まあ既に時間遅かったから営業時間外だったのかもしれんけど。
もうこれは昼飯抜きか、あるいは福江に戻って
遅い昼食をとるかかなーと思いつつ水ノ浦教会到着。
水ノ浦教会
やっぱ教会見てもあんま感慨とかは湧かないな・・・。
福江に戻った後、車で15分ほどの堂崎教会(多分福江島で一番人気の教会)
に行くって手もあったけど、自分には合いそうもないなと思って、
大量に時間余んない限りは行かなくていいや、と決断。

水ノ浦教会のちょっと先にある魚津ヶ崎公園へ。
魚津ヶ崎公園
コスモスが満開!ここは地元の老人センターの人達も来てて賑やかだった。

ここから見た海も高浜ほどとは言わなくても綺麗。
魚津ヶ崎公園から見た海

こんな感じで無事島一周を完了し、16時半頃福江地区でようやく昼飯にありつけた!
五島うどん
五島名物の五島うどん!せっかくなので五島牛入りの肉うどんにしてみた。
あごだしが効いてて濃い目の味だった。

夕食には地魚の刺身、煮物、ホイル焼きと、ひたすら魚が並んだ。
メインは五島牛の陶板焼き。
脂はきっちり乗ってるものの、結構あっさりしてて上品な味だった。
あとは3時間前に食べたばかりの五島うどんやら五島産米を使ったご飯やら。

離島ってことで夜は満天の星空を期待してたんだけど、
市街地でまあまあ光があったからかそれとも月が燦然と輝いてたからなのか、
きっちり晴れてはいたものの意外とあまり星が見えなかった。

と、昼飯トラブル(福江地区以外はホントに食べる所が少ない)に巻き込まれたり、
すれ違えないほど道狭いとこ多くてひやっひやのドライブになったりしつつも、
五島の大自然を思う存分満喫しつつ6日目終了。

10/23 (金)
ついに最終日が来てしまった。
早くも福江島とはお別れ。
太古
フェリーで8時間かけて博多へ!

船内で見かけたばらかもんポスター。これっすよこれ。
ばらかもんポスター

前方にはソファ付きの展望デッキもあったけど、
どうにも窓が邪魔だったから結局ほとんど屋外のデッキで過ごした。
強風に絶えず曝されて髪がすごいことになったけど(笑)。
ここからはひたすらフェリーから撮った写真集。

五島で福江島に次いで大きい中通島。
中通島

中通島と若松島を結ぶ若松大橋。
若松大橋

中通島の青方港に到着。
青方港

水平線を写してみた。
水平線

いよいよ九州本土。平戸島と生月島を結ぶ生月大橋。
生月大橋

朝から乗り続けて気付けば日没。
日没

博多港到着!
博多港

博多港から博多駅までは意外とあった。
博多駅

飛行機まで時間があったため、駅ビルの博多麺街道にあっただるまで夕食。
博多ラーメン
食べ始めはなかなかワイルドな味でやや苦手感があったけど、
食べてるうちにクリーミーさが目立つようになって楽しめた。
ただ玉子は味付けが和風すぎてとんこつスープには合ってなかったかな・・・。

まだまだ時間があったのでみやげコーナーをうろうろして、
一番気になったチロリアンを購入。

行きは新幹線でじっくり攻めたけど、帰りは飛行機であっという間。
九州最高じゃったけん!!

☆まとめ
行く前は台風が気になったけど、終わってみればまさかの1週間全て晴れ!
日中は夏みたいな暑さだった。ただ夜になると肌寒いことも多くて、
寒暖の差がだいぶ激しかった。これが九州の秋の特徴なのか??
そして旅行中目立ってたのが中国人を始めとするアジア人。
各種観光列車、由布院、長崎、どこ行っても外国人だらけ。
さすがは九州ですな・・・。まあさすがに福江まではほとんど来てなかったけど。
旅行の中で一番印象に残ってるのは何と言っても各地で見た絶景。
開聞岳・霧島・阿蘇山・由布岳と言った山もそうだし、
色んな所で見れた海(特に福江)、地獄めぐりで見た温泉、
そしてもちろん稲佐山から見た夜景も。
これは忘れられない旅行になりましたよ。

というわけで、1週間に亘って九州の自然・歴史・文化・食・電車・温泉を
堪能しつくしました!!

全写真は↓よりどーぞ。
2015.10_九州ジグザグ旅行
2015.10.17〜23に行ってきた九州旅行(主に鹿児島・大分・長崎)の写真集。



☆おまけ
コロプラ:全都道府県で1地域以上取得済みに。さらに佐賀と熊本のスタンプゲット。
長崎と鹿児島は惜しくも1地域ずつ足りなかった。
これでスタンプ取得済みは43、制覇17。
残りのスタンプは大分、長崎、宮崎、鹿児島。

国盗り:520/600地域から551地域への大躍進。7年目にしてついに9割超えました!!
残りのメインは九州東部。特に宮崎だけで9地域残ってる。
各地方の残り地域数はこんな感じ↓
北海道:2(一番東の根室と一番西の江差という最悪の組み合わせ)
東北:4(主に三陸リアス式海岸地帯)
関東:1(伊豆大島、国盗りの分類上は伊豆国扱いだけど)
中部:3
北陸:4(佐渡以外は砺波を中心にした三角形状に近接してて盗りやすい?)
近畿:0
中国:9(色んな県に散らばってて盗りづらい・・・)
四国:3(小松島〜室戸岬までの南東部、一気盗り可能!)
九州:22(あと何回行きゃいいんだ・・・
しかも対馬・壱岐・薩南諸島・奄美も残ってる)
沖縄:1(宮古・石垣・八重山のいずれか)


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2015年10月25日

九州ジグザグ旅行記 〜大分編〜

10/20 (火)
4日目は鉄輪温泉の地獄めぐりからスタート。
この日もよく晴れて夏の気候だった。

宿の近くの北浜バス停に着いてみたらちょうどバスが来たところ。
立命館アジア太平洋大学(APU)行きだったけど、
路線図で見るとAPU行きは全部鉄輪通ってるっぽかったから慌てて乗車。
そしたら同じAPU行きでも鉄輪を通らないバスだった(笑)。
というわけで生徒でもないのにAPUに着いちゃいました。
ちょっとだけ見学した後、改めて鉄輪に戻るバスに乗って無事到着。
途中に通った明礬温泉からは、バスの中にまで硫黄の匂いが流れ込んできた。
地獄めぐり
鉄輪に存在する様々な特徴を持つ高温の温泉=地獄をめぐる散歩。

まずは泡が吹き出す様子が坊主頭に見える鬼石坊主地獄から。
鬼石坊主地獄

続いてコバルトブルーが美しい海地獄。
海地獄

各地獄では、温泉の熱を利用して
地獄ごとに異なる様々な動植物が飼育・栽培されていて、
飽きないようになってた。
海地獄に咲いていたのは熱帯性のスイレン。
熱帯性睡蓮

海地獄前の売店では地獄蒸焼プリンを食べてみた。
まあ・・・普通のプリン?

お次は蒸気があちこちから吹き出していた山地獄。
山地獄

ここは動物園状態。
カピバラ

カバ

他にもクジャクやらニホンザルやら馬やら色んな動物がいた。

4番目は、様々な地獄のダイジェスト版とも言えるかまど地獄。
かまど地獄

ここには池の色が年に数回変わるという地獄があった。
池の色が変わる地獄
今は青白色。
後ほど登場する血の池地獄に似た、赤茶色の地獄も。
かまどの赤茶色の地獄

他にも飲用の温泉とかもあったけど、
前城崎かどっかで飲んだのと同じであんまおいしくはなかった・・・。
あと地獄蒸しの卵も食べた。
まあ・・・普通の味?

鬼山地獄はそれまでとは異なる緑色の地獄。
鬼山地獄

鬼山地獄にいたのはワニ。最近赤ちゃんワニが誕生したらしい。
赤ちゃんワニ
ワニも赤ちゃんだとかわいいね。

口を開けて日光浴中のワニ。
ワニ
変温動物だから、口を開けて体温の調節をしてるらしい。

他とは異なり、庭園風に演出されていたのが白池地獄。
白池地獄
どこも差別化頑張ってますなあ。

残りの2つの地獄を見るために、バスでちょいと移動。
30分に1回噴き出す間欠泉、龍巻地獄。
龍巻地獄

最後は血の池地獄。
血の池地獄
赤ってよりは茶色だよねえ・・・?

昼食は血の池地獄に併設されたレストランで地獄蒸し。
地獄蒸し
温泉の蒸気で蒸された野菜や肉。

一通り地獄めぐりを楽しんだ後は、初めての足裏岩盤浴に挑戦しつつバス待ち。
火傷しそうになった(笑)。
鉄輪からバスで由布院へ移動。
車内からは別府の誇る鶴見岳が見えた。
鶴見岳

由布院到着!駅からは紅葉に染まった由布岳がよく見えた。
由布院駅前

なんとななつ星に遭遇!
ななつ星
どうやら由布院はちょうど火曜に訪れるらしい。運がよかった。

せっかくだから由布院の宿は豪華に!ってことで、露天風呂付きの離れにしてみた。
離れの和室
初めてだよこんなの!
受付時に出たかぼすジュースも驚愕するぐらい美味しかった。

露天風呂。
露天風呂
こちらも別府と同じで、お肌スベスベ系。

露天風呂からは由布岳が見えた。うーん、贅沢。
露天風呂から見た由布岳

豪華な宿をフルに楽しむためにチェックイン直後に着き、
翌日もチェックアウト直前まで過ごした。

10/21 (水)
せっかくなので珍しく朝風呂からスタート。
外へ出てみると朝霧が出ていた。
朝霧
由布院は盆地になってて晴れると放射冷却が起きやすく、
その分朝冷え込んで霧が発生するらしい。
宿も「朝霧が見える宿」を謳っていた。

送迎車で由布院駅へと送ってもらい、湯の坪街道を散策。
湯の坪街道
おしゃれな店が建ち並ぶ通り。
ダンボールクラフトの店や猫耳の店員が出迎えてくれる猫屋敷、
草木染めの店や観光地にありがちなガラス館などに寄りつつ終点の金鱗湖へ。
金鱗湖
湖への景色の映り込みが綺麗だった。

紅葉も美しい。
紅葉

金鱗湖を望むオシャレなカフェでゆふいん赤卵のロールケーキを注文。
ロールケーキ
なかなか濃い味でおいしかった。
ちなみに客の半分ほどは中国を始めとして東〜東南アジア系だった。
さすがは九州!

金鱗湖からの帰りには湯布院昭和館に寄ってみた。
昭和館ってついつい入っちゃうんだよな。

昼ごろ由布院駅に戻り、ゆふいんの森に乗車。
ゆふいんの森
荷物入れが飛行機みたいに覆われてスライドする形だった。

ゆふいんの森は神秘的な森を走りぬけ、やがて見えてくるのが筑後川。
筑後川

鳥栖駅で白いかもめに乗り換え。
白いかもめ

以下佐賀・長崎・福岡編へ続く。

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九州ジグザグ旅行記 〜鹿児島・宮崎・熊本編〜

1週間かけて九州を渡り歩いてきました。
10/17:東京〜新大阪〜鹿児島中央〜指宿〜開聞温泉
10/18:開聞温泉〜池田湖〜指宿〜知覧〜鹿児島中央
10/19:鹿児島中央〜吉松〜人吉〜別府
10/20:別府〜鉄輪温泉〜由布院
10/21:由布院〜鳥栖〜長崎
10/22:長崎〜福江島
10/23:福江島〜博多〜東京
といった日程です。
1日目・3日目・7日目はいずれも7時間以上公共交通機関に乗るという大移動日(笑)。

10/17 (土)
出発日。まずはのぞみに乗車。
7時過ぎの便だったけど見事に満席で、京都で大量の人が降りてった。
観光の秋ですなあ。
そのまま新大阪へ行き、そこで初乗車となるさくらに乗り換え。
さくらはのぞみより席広くてふかふかだった。
新大阪〜博多のどこで乗り換えてもよかったけど、
何となくで新大阪選んどいててよかったわ。
トンネル内でも、いつの間にか新山口まで電波繋がるようになっててなにより。
後は徳山から見えた海が非常に美しかった。
博多からは車内放送に韓国語と中国語が加わり、九州感(?)が出てきた。

鹿児島中央からは指宿枕崎線で指宿へ。
鹿児島の海が楽しめる電車。

そんなこんなで指宿到着。
指宿駅前
南国だ・・・。この日の最高気温はなんと28℃。夏じゃん(´・ω・`)
バスまで時間あったから、イベントで出店の並んでた
駅前のホコ天をぶらぶらしつつ、海まで歩いてみた。
海が近いっていいっすね。

続いてバスでさらに南に下り、薩摩半島の最南端付近にある開聞温泉へ。
すると日本百名山の一つ、開聞岳が間近に見えた。
開聞岳
薩摩富士と呼ばれるだけあって、すんごく端正な形。

ペンションに泊まって早速温泉行ってみると、
温泉からも開聞岳の堂々とした山容を目にすることができた。
赤茶色した温泉は岩に湯の花がべったり貼りついてて、
どこ触ってもヌルヌルしてるってぐらい濃かった。
基本温泉入っても洗い流したりとかしないけど、さすがに今回は流しておいた。
熱いお湯が苦手だから温泉とかってあんま得意じゃないんだけど、
ここのはちょうどいい温度に効果の高そうなお湯、
そして開聞岳の絶景が望めて自分にしては珍しく
いつまでも入ってたいって思うような温泉だった。

夕飯は鹿児島名物の豚しゃぶ。甘みが強くてものすごいうまかった。
他にもさつま揚げやにんにく付きのかつおのたたきと言った
鹿児島ならではの食事が並んだ。

夜はベランダから星空鑑賞。
最近山やら他の場所やらで何回か星を見ようとしてたんだけど、
曇ってていつもことごとく失敗してた。
が、今回は晴れ渡っていて壮大な星空が堪能できた。
軽く数えただけでも200個は星あった。
東京じゃあんなん見れんわー。
ちなみに夜になると涼しい風が吹いてきて、暑さも消えていた。

10/18 (日)
朝食食べた後支度してると、宿で飼ってる猫がベランダに現れた。
ベランダの猫
入れてほしそうにしてたから、招き入れつつひたすらモフモフ。
恐らく本格的にmoffingしたのは人生初の経験。
が・・・すぐに右目がかゆくなり、
その後のバス移動中に今度は左目が腫れてきた・・・。
実は猫アレルギーだった!!??

宿に別れを告げ、まずはバスで池田湖へ。
ネス湖のネッシー、屈斜路湖のクッシーとともに、イッシー伝説で知られる湖。
イッシー

ここからは池田湖越しの開聞岳を眺めることができる。
池田湖から見た開聞岳

どうやら大うなぎも生息しているらしく、近くの土産物屋では展示も行われてた。
大うなぎ

池田湖からバスで再び指宿へ。
昼食は指宿とんこつラーメン。
指宿とんこつラーメン
マー油のパンチが効いた鹿児島ラーメン。

再びバスに乗り、今度は知覧に行った。
知覧茶
知覧はお茶の名産地。自動販売機でも知覧茶売ってた。

知覧は戦時中に本土最南端の特攻基地が存在して多くの若者が犠牲になったため、
その悲惨さを伝えるために特攻平和会館が作られた。
とこしえに像
開聞岳を仰ぐ特攻隊員の像、「とこしえに」。
その目は生もなく、死もなく、すでに我もない隊員の仏心を表している。

平和会館の主な展示は遺品と家族に宛てた手紙。
どの手紙も決して弱音や不満は吐かず、
ただただ母親に対する感謝と別れの言葉とを綴っており涙が溢れそうになった。
「戦争とは一体なんなのか?」色々考えさせられる資料館だった。
意外にも人がかなり多かったけど、最近の安保法案のせいかな。

続いて知覧に残る武家屋敷群と、その庭園を見学。
知覧武家屋敷庭園
7個の庭園が見学可能だったけど、
残念ながらこういう芸術は自分にはレベルが高すぎるのです・・・。
えーと、あれが亀で・・・どれが鶴??
え、雲もあるの??
枯滝・・・?水は流さないの??と各庭園で悩みつつも、
とりあえず借景として取り入れられた母ヶ岳は美しかったです。

途中には知覧傘提灯を売ってる店もあった。
知覧傘提灯
雨傘・日傘・提灯・武器の四役を兼ね備える、江戸時代から伝わる傘。

知覧ラストは薩摩英国館。
生麦事件やら紅茶やら、薩摩と英国との繋がりをメインに展示がされてた。
ティールームではミルクティーの気分だったのでアッサムを注文。
アッサムティー
まさかのラプサンスーチョンまで選択肢にあってビックリした。
ちょっとだけ迷ったけど。

この日も16時頃までは夏みたいに暑かったけど、
17時半頃英国館から外へ出ると肌寒いぐらいになってた。
寒暖の差激しすぎ・・・。

バスでこの日の宿泊地、鹿児島中央へ。
こちらは暑くもなく寒くもなくちょうどいいぐらい。
知覧は標高高かったのか?

ホテルへ向かう途中で見かけた降灰置場。桜島近いもんね。
降灰指定置場

夕食はまたもや豚しゃぶ!
豚しゃぶ
前日の宿で出されたやつよりは甘みが少なくて自分の好みからは外れてたけど、
それでもおいしいはおいしかった。
デザートには鹿児島銘菓、かるかんが出てきた。

食後はちょっとだけ天文館通をぶらついた。
白くまの店を見かけたり鹿児島ラーメンの店を見かけたり。

10/19 (月)
JR九州名物の観光列車2つを含む、
3つの特急を乗り継いで鹿児島から別府に移動した日。

まずははやとの風で鹿児島中央から吉松へ。
はやとの風

ちゃんと展望デッキも備えられてる。
はやとの風展望デッキ

はやとの風から見た桜島。今日も快晴です。
桜島

鹿児島最古の木造駅舎、嘉例川駅で数分停車。
嘉例川駅

同じく鹿児島最古の駅舎を持つ大隅横川でも数分停車したためみんなで写真撮影。
観光列車のいい所。

吉松でしんぺい号に乗り換え。
吉松〜人吉は1日たった5本で、そのうち2本がしんぺい号。
しんぺい
これは途中駅での写真だけど、
希望すれば電車の前で乗車日を記した看板を持って撮影してくれる。

レトロな雰囲気の車内。
しんぺい内部

吉松駅で買った駅弁を食べた。
吉松駅駅弁
中は普通の幕の内弁当だったけど、ボリュームは結構あった。
その割に600円台というお手頃価格。

しんぺい号は全ての駅で5〜10分ほど停車してくれる。
ただし全てと言っても途中駅は3駅のみ。にも関わらず所要時間は1時間15分。
あれこれ工夫しながら途中にある山を乗り越えていく電車なのです。

最初の停車駅は唯一の宮崎県、真幸駅。
幸せを運んでくれるということで、入場券が人気らしい。
真幸駅
この写真は真幸駅を出発して、
スイッチバックを利用しながら傾斜を登っていった後の写真。
合計でスイッチバック2回、急傾斜を円を描きながら
緩やかに下ってゆくループ線1回という、なかなか電車にとっては大変な路線。

真幸駅のスイッチバックからさらに登っていくと
日本三大車窓の一つ、霧島連峰と京町温泉街が見えてくる。
日本三大車窓
日頃から山よく登ってるから町を見下ろすのには慣れてるけど、
さすがに電車から見下ろすってのはなかなかない。
面白い経験だった。

熊本県に入り、標高537mの矢岳駅を過ぎると今度は下りに。
大畑駅の前でループ線に入る。
ループ線の先
下に見えてるのがループ線を走った先の線路。

大畑駅到着。
名刺を貼ると出世するという言い伝えがあるため駅の中はとんでもないことに。
大畑駅
ここまでいくとホラーっすよ・・・。

それにしてもどの駅もそれぞれ違った個性があって、色々楽しめた。
「単なる移動日」とは呼ばせないぜっ!

電車は無事山を超えて人吉駅に到着。
ここでしんぺいから九州横断特急に乗り換えていよいよ別府へ。
しんぺいと九州横断特急

人吉駅ではSL人吉らしき姿を見かけた。
SL人吉?

九州横断特急の乗車時間はなんと4時間超え。
最初は球磨川の絶景が広がる。
球磨川

球磨川から離れると、やがて見えてくるのが阿蘇山。
阿蘇山
どのピークも存在感が凄かった。

その後大分の田園地帯などを通りつつ、別府に到着。
別府三太郎


別府八湯のうち、別府駅に近い別府温泉に泊まってみたけど、
隣に非常に交通量の多い大通りがあって辟易。
部屋や露天風呂から別府湾は見えたけど、
ちょいと視線を横にずらすと
パチスロのネオンやらガストの看板やらが見えるという・・・。
風情も何もありゃしないっすね。
別府八湯行くんなら別府温泉以外がいいと思います。
実際次の日バスで通った明礬温泉はいい雰囲気だった・・・気がする。

夕食にはカンパチや豊後牛、カボスを絞ったフグ皮とかが出てきた。
Qさま見て、22時前に露天風呂行ってみたら誰もおらず独り占めできた。
が、晴れてたものの星はネオンのせいかほとんど見えず残念。
しかも若干排気ガス臭いのも気になった。
それでも別府温泉ってだけあって、肌はすべすべに。

以下大分編へ続く。


hatter_bb at 18:46|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 旅行記録 

2015年10月11日

温泉三昧

・九州ジグザグ縦断旅行
いよいよ来週に迫ってきた九州旅行。
1日目:指宿を越えて山川まで移動
2日目:池田湖から開聞岳を眺めたり知覧の特攻平和会館でお勉強したり
3日目:別府までJR九州の名物特急3つを乗り継いで移動
4日目:地獄めぐり&由布院でまったり
5日目:引き続き由布院でまったりした後ゆふいんの森乗車、長崎へ
6日目:福江島をレンタカーで一周
7日目:8時間のフェリー旅の後、博多でとんこつラーメン食べて東京へ

楽しみだ!!

・西武
34年ぶりに、2年連続のBクラスに沈んでシーズン終了・・・。
その中で最多安打の日本記録を更新した秋山は立派。
そして西口さんついに引退・・・。
残念ながら200勝はならず。
その上何度も完全試合やらノーノーやら逃して、最終登板は四球で終了。
何度ももどかしい思いしながらも
毎回あっさりしたコメントを残す西口さんは尊敬の的だったなあ。
お疲れ様でした。

・ナンバープレート収集in通勤バス
去年追加された新ナンバーを川口、世田谷と2日連続でゲットして107/116地域に。
ついに10切った!!

hatter_bb at 10:43|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 雑記 

地平を駈ける獅子を見た。

東京一周トレイル第18回
清瀬駅〜秋津駅〜八国山緑地〜西武園ゆうえんち〜多摩湖〜西武球場前駅

三連休で晴れるの月曜だけっぽいし、行くの月曜かなって思ってたら、
木曜ぐらいに突然土曜も晴れ予報に変わったから、じゃあってことで行ってきました。
実際は曇りがちで、涼しくて歩きやすかった。

前半戦は清瀬駅から西隣の秋津駅を目指す。
・・・が、県境は北東方面に大きく伸びる清瀬市ほぼ一周コース。
結局14kmほど歩かされました。

畑の広がる清瀬。
清瀬の畑
下清戸では、農家の人に誰だこいつ?みたいな目で見られながら、
この辺りに畑持つ人しか使わなさそうな農道を突っ切った。

この日はよく飛行機見た。入間?調布?
飛行機

清瀬市の北端で折り返し、柳瀬川に合流。
柳瀬川
臭かった・・・。

翌々日は体育の日ってことで、2回ほど運動会見かけた。
運動会

東所沢駅南東側に広がる光景。
東所沢
大散歩企画遠征版で歩いた各地の集落を彷彿とさせる。

写真家がずらりと集まってた。武蔵野線撮る際のベストスポットなのか・・・?
写真家

武蔵野線の先には謎の巨大仏像もあったけど、これを撮ってたわけではない・・はず。
仏像

明治薬科大到着。同期にも何人か出身者いる。
明治薬科大
薬草園見学しに中入ることもできたみたいだけど、面倒くさかったのでパス。

気づいたら明治薬科大一周したりと、ちょこちょこ迷いつつ秋津駅到着。ここで昼食。
太陽のトマト麺うまー。

今回のコースは全体的にかなり人少なかったけど、
秋津駅と新秋津駅を結ぶ道だけは歩行者天国か!ってレベルで大混雑してた。

何とも華やかな霊園を発見。ちょっとビックリ。
霊園

西武新宿線と交錯する辺りで、
迷った上に川どうやって越えればいいの?みたいになりつつ
GPS使って何とか突破。
八国山緑地まで来れば後はその中通り抜けて、多摩湖沿いに進むだけだから安心。
八国山緑地看板
昔は常陸から信濃まで八つの国が見渡せたらしい。

快適な尾根道歩き。
八国山緑地

八国山緑地を抜けると西武園ゆうえんちの観覧車が見えてくる。
観覧車

西武園ゆうえんち到着!子供の頃何度か遊びに来た。
西武園ゆうえんち

西武園ゆうえんちを通り過ぎると、
西武山口線(レオライナー)と並走する多摩湖自転車道に突入。
レオライナー

西武ドームが見えてきた!
西武ドーム発券発見

森に遮られているため、多摩湖は終点近くまで行かないとちゃんとは見えない。
多摩湖
モスグリーンの湖面が綺麗だった。

西武第二球場を見学。
西武第二球場

西武ドーム!
西武ドーム

混雑時のことを考えて横にだだっ広いのが西武球場前駅の改札の特徴。
西武球場前駅

というわけで、何度も足を運んだ西武ドームに初めて徒歩で訪れました。
これで約9割!

最後に花の写真集。
紫の花

コスモスの季節。
秋桜

背がかなり低いのにこんなに大きな花は初めて見たかも。
ピンクの花

ガクアジサイって原型保ったまま枯れてくんだね。
ガクアジサイ?

オレンジの花


hatter_bb at 00:27|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 東京一周 | 散策(その他の散策)

2015年10月04日

ねじりほんにょがたくさんいた。

紅葉真っ盛りの栗駒山登ってきました。
宮城と岩手の境にあり、秋田との3県の境にも近い山。

始発の新幹線をくりこま高原で降りると、駅は登山客で賑わってた。
自分は観光協会が主催してる観光バスにしたけど、
どうやら路線バスもほぼ同じ時間だったらしい。

バスに乗り込むと、観光協会のお姉さんの独壇場。
バスガイドさながら、栗駒山の特徴やらこの地方のおいしいものやら
帰りに寄る温泉の紹介やらしてくれた。
お姉さんによると、栗駒山は日本一の紅葉が楽しめると言われ、
今週がまさにそのピークかつ今年は十年に一度の当たり年らしい。
これは否が応でも期待が高まる。

途中観光バス同士のすれ違いで大苦戦したりしつつ、
1時間半ほどでいわかがみ平到着。
いわかがみ平

10:35いわかがみ平発。
観光客も登れる中央コースと、登山客向けの東栗駒コースとがあったけど、
登りは東栗駒コースを選んでみた。

いきなり真っ赤な紅葉が出迎えてくれた。
赤紅葉

東栗駒コースはとにかくぬかるみだらけ。
水たまり
ズボンが泥だらけに・・・。
泥で滑ったことを除いても、岩場が多くて思ったより難易度の高いコースだった。

途中ちょっとだけ沢登り。
沢を見上げる

沢沿いにも綺麗な紅葉が。
沢と紅葉

こちらの赤も綺麗。ナナカマドかな?
ナナカマド?

稜線に出ると、コースの難易度は格段に下がったものの、
とてつもない強風で何度も体持ってかれた。
今まで山登った中であそこまでの強風はほとんど経験したことがないってレベル。
口もカラカラに。

代わりにひたすら絶景が続く。
色鮮やかな紅葉

いよいよ山頂が目の前に。
栗駒山

山頂へ向かう大行列!
大行列

12:10栗駒山山頂到着。大行列のせいで10分ほど余分にかかった。
栗駒山山頂

山頂からの景色。
山頂からの景色
見事な紅葉や・・・。

12:30山頂発。
山頂直下からの見事な景色をどうぞ。
山頂付近からの景色その1

山頂付近からの景色その2

山頂付近からの景色その3

下りは中央コースを選択。
最初は快調に飛ばしたものの、途中から渋滞にはまって全く抜けなくなった。
のんびり最後尾からついていきつつ
13:30いわかがみ平到着。カレー休憩(?)。
帰りは温泉寄りつつくりこま高原駅へ。
上半身寒くて下半身温かい露天風呂が気持ちよかった。

登り降り合わせて3時間程度の山だしって軽い気持ちでいたけど、
ぬかるみに強風と、なかなか登りごたえのある山でした。
人もすごかったけど、紅葉も非常に美しくてわざわざ出向いた甲斐があった。
しかも新幹線+直通バスというアクセスの良さで、
東京からでも日帰りで行けるという素晴らしさ。
また行きたい山っすね。

hatter_bb at 23:25|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 登山