2007年04月25日

社畜への道

引越しをしてネットが開通する前に会社から徴兵、約一ヶ月の間レオパレスに幽閉されて立派な社畜(会社の家畜)になるための洗脳教育が始まった。

乱れ飛ぶ理不尽な叱責の言葉に、紙の精神防護壁が磨耗していく。一日十二時間にも及ぶ洗脳教育に、帰る頃には考える力を奪われ、生まれてからずっとここで洗脳され続けていたんじゃないのかという気にさえなっていた。きっと今までの学生時代は現実逃避していた妄想だったのではないだろうか、と。

重い枷を付けられたような足取りで収監されているレオパレスへオートモードで帰宅。磨り減った理性はもはや役に立たず、早く地球が滅びないだろうかと願いつつも、身体は勝手に生きようと食事を摂取する。
テレビを見ていてもテレビの電磁波で身体が壊れれば良いのにとしか考えられず、入浴していてもまるで自分は末期の清めでもやっているかのように、入水自殺のことを考えていた。
理性は駆逐され、立派な社畜になりつつあった。
ただ働くためだけの機械。

が。
会社は一つのミスを犯していた。

「今日一日のことを日記としてまとめ、一ページ以上書いて翌朝提出すること」

ペンを持ってノートに向かい合った瞬間に、瞳孔が開いて脳内から異常に興奮するホルモンか何かそんな感じのものが分泌される。
失われた理性が亜高速で戻ってきて、灰色であった拷問の記憶を鮮やかに映し出し、思い出すだけでも嘔吐しそうなことを正確に、分刻み、秒刻みで再生していく。

ペンが疾走する。

非効率的なことの批判、会社への批判、研修監督の発言への批判、業務内容の無駄への批判、氾濫する批判の言葉がノートの上で躍動する。

数人の研修監督がそれぞれ別なことを言っていれば、その齟齬について追及し――
営業方法の無駄を見つれば、オブラードに包まない言葉で非効率的であると言及し――
競合他社のデータ郡から相関関係を見つければ、例え瑣末なことでも追究する――



数日で、圧倒的に嫌われた。おわた。


会社で直接質問したら「そんなことは知らなくていい」とかぬかす始末。「知ってるけど教えない」とかぬかす始末。

おかしいなあ。ちゃんと良いことも書いたはずなんだけどなあ。

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この記事へのコメント
恐るべし文才ww

もうそれを生業にしようよwww
Posted by わら。 at 2007年04月25日 20:29
で、社長はなんと??w
Posted by ちぃ at 2007年04月25日 21:07
バカスwwwww
Posted by わ at 2007年04月26日 00:58
日記を見ているのは会社のナンバー3の代表取締役部長で、社長は見ていない模様。別に見てても書く内容は変えないけど(`ρ`)

いいんだ、変に期待されるよりも、いいんだ……タブン。
Posted by はっち at 2007年04月26日 01:09
なんともはっちらしい(笑)
でもなんだかんだで頑張ってるじゃない、見直したよ(*´-`*)
Posted by Lapin at 2007年04月26日 20:46
出世コース外れた\(^o^)/
Posted by めいきょう at 2007年04月28日 02:23
社風を読むのが最初の仕事ですよw
Posted by らびす at 2007年04月28日 12:54
でも、今更軌道修正するのも。。
のりちゃんの性格から考えるとありえないですよね?
貫け信念!・・かな?(苦笑
Posted by レモン at 2007年04月30日 08:44
会社でのストレスは 帰宅後にエロゲーで発散しよー!!
Posted by うっカリー at 2007年05月01日 03:16