murakami こんにちは。服部@名南経営です。
 勤務間インターバルについての議論がいよいよ活発になってきています。

 この勤務間インターバルについては、医療業界、特に看護師の間ではかなり前から提唱されており、「村上事件」がその議論の軸となって語られています。

 村上事件とは、国立循環器病センターで勤務していた村上優子さんという20歳代の方が過労によって、くも膜下出血によって亡くなったことで、それが公務災害かどうか裁判によって争われた事件です。
 
 実際の時間外労働は、1か月あたり30~60時間程度だったようですが、日勤→夜勤→準夜勤等といった変則的な勤務によって、勤務と勤務との間がわずか5時間しかない日が1か月に5回程度あったことから、公務災害と認められ、国立循環器病センター事件(大阪高裁・平成20年10月30日判決)として、労働判例の主要雑誌等にも判決文が掲載されています。

 今後の議論の参考にもなる裁判例でもあることから、国立循環器病センター事件については判決文を手に入れて読んでおくとよいでしょう。