pakistan こんにちは。服部@名南経営です。
 クライアント様のところでも外国人労働者が増加しており、今後も更に増えるのは間違いなさそうです。
伴ってトラブルも多発しておりますので、外国人労働者を巡る労働判例をご紹介します。

改進社事件(最高裁・平成9年1月28日判決)
 不法就労のパキスタン人が製本作業中に指を切断。労災保険による障害補償給付(11等級)を受給したが、会社及び代表取締役に対して安全配慮義務違反により損害賠償を求めたもの。損害賠償額は、日本国内における終身の逸失利益を元に請求されたものの、裁判所は、「逸失利益算定の方法は被害者が日本人であるか否かで異なるものではないが、製本会社退職日の翌日から3年間は我が国において会社から受けていた実収入と同額で、その後は来日前のパキスタンで得ていた収入程度と同額で算定、と判示。

という判例です。いわゆる後進国といわれる国においては、日本の収入が現地の何十倍にもなり、本人の主張が認められれば、わざとケガをする外国人が増加することを考えると、妥当な判決と思います。