koyo こんにちは。服部@名南経営です。
 一定の労働時間を働く従業員には、社会保険や雇用保険の加入が義務付けられていますが、意図的またはうっかりによって未加入者もまだまだ存在します。そこで、今日はその未加入についての労働裁判例をご紹介します。

医療法人A会事件(大阪地裁・平成27年1月29日判決)
 介護施設で働き始めた看護師B等。朝礼時間の労働時間性を争ったと同時に、雇用保険の未加入に伴う損害賠償も提起。
 
裁判所は、「使用者は、労働契約の付随義務として、信義則上、雇用保険の被保険者資格の取得を届け出て労働者が失業給付等を受給することができるように配慮すべきである。そして、届け出を行なわなかった場合は、その行為につき債務不履行を構成するものというべきであり、雇用保険に加入していれば得られたはずの給付金と同額の損害が発生しているといえる」として、同額の損害賠償額の支払いを命じた。

というものです。当然といえば当然ですが・・・