八千代市政を考えるブログ

千葉県八千代市では、今どんなことが問題になっているのでしょうか?
身近な疑問、改善できそうなこと、千葉県から見た八千代市など、さまざまな角度から考えてみました。

八千代市長(2017.5月就任)のはっとり友則です。
現在取り組んでいる政策、進捗状況なども併せてご報告していきます。

八千代市では、長引く新型コロナの影響で打撃を受けている市内事業者を支援し、地域経済を応援することを目的に「キャッシュレス決済ポイント付与事業」を昨年11月から第1弾、第2弾の2期にわたり実施してきました。
この事業は、地域振興券(紙)を販売・配布した場合の負担や感染リスクを軽減するほか、キャッシュレス決済システムの活用を広く浸透させることによって会計時の感染リスクを抑えるという側面もあります。

第1弾 (2020年11/1~12/31)、第2弾(2021年1/1~2/28)ともに、20%ポイント還元・付与上限(3,000円相当/回、15,000円相当)という条件としましたが、キャンペーン内容が魅力的だと大変好評をいただきました。当初は第1弾~2弾の期間を合わせて4億円を想定していましたが、1月下旬の時点で5億円に達したほど大変多くの方にご活用頂けました。
なお、紙の地域振興券のように印刷や人件費のコストがかからず、また国の交付金活用によって市としての負担額は1割弱で実現しています。

第3弾を計画するにあたり、第1弾・2弾の施策による効果を検証しました。
第1弾では、市内中小企業のみを対象としたものの、まだ利用できる場所が多くなかったうえに利用する方も限られていました。
第2弾では大型チェーン店や大型商業施設のテナントに入っている店舗での利用も可能としたところ、利用できる機会が各段に広がったため新規で活用される方が増え、それに伴い地元中小企業でも導入が進みました。しかしながら、本社が市内に無いためせっかくの税収が(地元へ流れず)八千代市外へ流出する金額が多く、地元還元の意味合いが薄れてしまいました。
そこで、第3弾は「より地元へ効果的に貢献できる」ことを狙いとし、①市内中小企業を対象(第1弾と同様) ②30%ポイント還元 としました。
第1弾の時よりもPayPayを導入している市内中小店企業が増えているとはいえ、第2弾に比べると対象店舗は限られてしまいますので、利用者に魅力を感じてもらえるように20%⇒30%に還元率を上げています。

「PayPay第3弾」の実施が3月議会で無事可決され、いよいよ令和3年5月から約2か月間キャンペーンを再開します。ぜひ多くの方に利用していただければと思います。

[八千代市×PayPay]対象のお店で最大30%戻ってくるキャンペーン第3弾
(詳細情報)
http://www.city.yachiyo.chiba.jp/160506/page100079.html
ペイペイ30%2021-04-19


いくつかご質問について回答をご紹介します。

【質問】
「ポイントはどのように付与されますか?」
【回答】
キャンペーン期間中(令和3年5月6日(木)~6月30日(水))に市内の対象店舗でPayPayでお支払いされた金額が対象となり、支払額の最大30%のポイントが付与されます。PayPay残高、クレジットカード(ヤフーカード)、PayPayあと払い(一括払いのみ)でのお支払いが対象です(ヤフーカード以外のクレジットカードでのお支払いは対象外)。
なお、ポイント付与は、お支払いの翌日から起算して30日後を予定しています。

【質問】
なぜキャッシュレス決済なのですか?一部のひとだけが恩恵を受けた形となり素直に喜べません。
【回答】
今回はコロナ感染拡大防止と市内事業者の支援を両立させるという課題を踏まえ、人の手を介さず準備・実施が可能な非接触電子決済ツールに絞りました。新しい生活様式として、市内でのキャッシュレス決済の導入促進も目的としておりますことをご理解頂ければ幸いです。
5/12には、スマートフォンの使い方やキャッシュレス決済に不慣れな方への説明会も行っていますのでぜひご活用ください。


そのほか、私のTwitterにも次のようなご質問をいただきましたのでご参考までにご紹介します。


【回答】
PayPayは①スマホやパソコンさえあれば店舗が無料で導入出来る②利用者も店舗も煩雑な操作がいらない、という点で今回の事業を市が実施するための環境(いわゆるプラットフォーム)が整っており、コストや手間をかけることなく限りある予算をポイント還元に回せたことが主な理由です。他のキャッシュレス決済も検討しましたが、店舗に導入コストの負担を強いるため、使える場所が少なくなり一部のお店にメリットが偏る可能性がありました。PayPayとの併用もかえって煩雑さを招きます。また、コストが嵩み還元率が低くなると、予算に見合う効果が期待できない懸念もありました。


他にも第1弾からのよくある質問が以下リンク先の「キャンペーンに関するQ&A」でまとめられていますのでご参照ください。
http://www.city.yachiyo.chiba.jp/160506/page100079.html

新しい千葉県知事として、4月5日付で熊谷氏が就任されました。
八千代市としましても、いち早く県に遂行頂きたい案件をいくつも抱えておりますので、問題を共有し連携を強めるべく本日表敬訪問しました。

さまざまな話を取り上げましたが、その中から4点ピックアップしてご紹介します。

1.印旛沼サイクリングロードの全区間早期開通
利根川から東京湾までつながるサイクリングロードがあります。現在、県と印旛沼流域6市町で計画を進めているかわまちづくりの中でも、サイクリングロードの整備は今後の利活用に欠かせない事業です。県主導で行われていますので、一日も早い整備実現を確認しました。
サイクリングロード2021-04-15 205800
印旛沼流域かわまちづくり計画(市ホームページ)
http://www.city.yachiyo.chiba.jp/21000/page100108.html

2.「道の駅やちよ」の広域防災拠点化
国では「道の駅」の防災機能強化が進められています。
広域防災拠点として認められると、耐震化や無停電化の整備、貯水タンク、防災倉庫、防災トイレの設置や、災害情報提供システムの導入など、大規模災害時等の広域的な復旧・復興活動拠点として国からの補助金で施設の整備がなされます。そして、自衛隊、警察、消防、テックフォース等の救援活動の拠点となり、緊急物資などが集約されることも想定されています。
千葉県には道の駅が多く点在していますが、大半が房総半島南部に集中しており、大きな被害が予想される人口の多い都市部には八千代市(やちよ)、柏市(しょうなん)、市川市(いちかわ)の3カ所しか無いのです。
国の方針として、当面は各都道府県に1~2箇所を選定するとあります。
道の駅やちよは、国が示す施設要件の「幹線道路へのアクセス性」も十分対応できるうえ、八千代市は地盤が強固であるため、好条件と言えます。
もしも広域防災拠点として指定されれば、新川かわまちづくりとあわせて計画を進め、新たな観光資源として、また農業の拠点として、ますます発展が期待できます。
スクリーンショット 2021-04-15 215101
「道の駅」の防災機能強化について(国土交通省)
https://www.mlit.go.jp/road/ir/ir-council/michi-no-eki_third-stage/pdf01/09.pdf

3.北千葉道路への八千代市の関与
北千葉道路とは、市川市の外環道と成田空港を最短で結ぶことを予定している約43kmの幹線道路です。この道路の完成は296号(成田街道)の慢性的な渋滞の解消、市民の利便性向上など、八千代市にも大きな影響をもたらすと考えられていますが、直接市内を通過しないという理由から、北千葉道路建設促進期成同盟のメンバーに八千代市が入っていないため、現時点では検討に加わる立場を得られておりません。今後のまちづくりにおいて大きな意味を持つこの計画に関与できるように、新知事へ依頼を申し上げました。
(参考)
北千葉道路の概要(千葉県ホームページ)
https://www.pref.chiba.lg.jp/doukei/kitachiba/kitachibagaiyou.html

4.東葉高速鉄道の運賃値下げに関する取り組みについて
大株主である千葉県として、より積極的に共に取り組みを進めていきたいということを申し上げ、同意を頂きました。

熊谷氏表敬訪問-1

今回、熊谷知事と二人だけで話すのではなく、政策局の方も同席し内容をしっかりメモされていましたので、具体的に共有して対応を進めてくださることを大いに期待しております。今後も密に連携を図り、市の問題解決に向けて取り組んでまいります。

新型コロナウイルスの重症化を防ぐことが期待されているワクチン接種について、市民の皆様に八千代市の接種スケジュールをご案内します。
※本内容は4/12時点の予定です。

●医療従事者の接種について
医療従事者の方については、千葉県が調整しています。
3月は女子医の職員を対象に接種しました。4/12の週から、その他の医療機関分のワクチンが供給され始め、5/10の週にはすべてのワクチンが供給予定です。
医療従事者は6月末頃には概ね接種完了を見込んでいます。

●高齢者施設
当初はワクチンの数量が十分に見込めなかったため、重症化リスクやクラスター対策の観点から、準備が整った高齢者施設の入所者を先行して4/26の週から接種を開始することにしました。
施設によっては、従事者の同時接種を実施します。

●住民接種
施設入所者以外の高齢者の方については、個別接種を5/17(月)から、集団接種を5/23(日)から開始します。個別接種については、基礎疾患があり定期的に受信している方を優先し、集団接種はそれ以外の方の接種を推奨しています。

1.接種日程
(1)個別接種 令和3年5月17日(月)開始
※接種体制が整った医療機関から開始します。実施医療機関は現在調整中で、整い次第市のホームページ等でお知らせします。

(2)集団接種 令和3年5月23日(日)開始
オーエンス八千代市民ギャラリー会場から開始します。無料送迎バスを運行するほか、来場者の駐車料金を無料とします。
※送迎バスに関する詳細は、接種券(クーポン券)に「送迎バス案内」を同封します。

2.接種券(クーポン券)の送付
(1)配送日 令和3年4月13日(水)
(2)対象者 八千代市住民基本台帳に記載されている65歳以上の方(昭和32年4月1日以前にお生まれの方)
※令和3年3月31日時点で、対象者が5万2千件以上であり発送数が大変多いため、郵便の状況によってお手元に届くまでに時間がかかる場合がありますのでご了承ください。

接種するには市のコールセンターにお電話いただくか、もしくはインターネットでの事前予約が必要です(先着順)。同封物ほか、詳しい情報は以下の市ホームページをご確認ください。
(新型コロナウイルスのワクチン接種について)
http://www.city.yachiyo.chiba.jp/63500/page100277.html


なお、集団接種会場となっている市民ギャラリーで、3/31(水)にワクチン集団接種のシミュレーションを行いました。加瀬医師会長のもとシミュレーションし、本番に向けての最終チェックを進めて頂きました。速やかな接種が実現されるよう、引き続きしっかり対応にあたってまります。
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市民体育館の裏手には、平成25年4月に廃止されたままになっている市民プールがあります。Twitterでもこのような声が寄せられております。


今回はこの市民プールの跡地利用についてお話したいと思います。


八千代市の市民プールが廃止となった経緯は、平成23年3月に発生した東日本大震災の影響が最大の理由です。地震によって地盤沈下が発生し、配管が修理などでは対応できないレベルで破損してしまったうえ、表面の凹凸が激しく安全性が保てないことから止む無く閉鎖となりました。
その後、跡地利用については「八千代市公共施設再配置等検討委員会」にて私の就任前からさまざまな方向で話し合われてきたのですが、検討する中で「市民体育館があるこの一帯の地盤は、重量のある建物に地質が耐えられない」ということが分かったのです。そのため、取り壊して新しく別のものを建てる選択肢がかなり狭まってしまいました。

検討例①
野球場と入れ替えるのはどうか?
 なかなか具体的な案が取りまとめられない中、私が市長として就任してから「市民体育館は老朽化が進んでおり対応が迫られている。(比較的重量の負担が低いと思われる)野球場と市民体育館を入れ替えて、老朽化対応と併せて検討してはどうか?」という案を調査することにしました。
 しかし、この案のとおり新設するには相当莫大な費用がかかる結果が出たことと、市民体育館の耐久年数がまだ10年~20年単位で残っていることが判明したことから、結果的に入れ替え案も見送られ、建物の老朽化は修繕で対応しました。
(結果)⇒野球場も市民体育館も修繕で対応

検討例②
駐車場にするのはどうか?
 地盤に心配があるプール跡地の活用法として、私は駐車場にするのが望ましいのではないか?と考えていました。周辺には公共施設が多く、既存の駐車台数ではカバーしきれていない面が見られていることから、公共施設利用者の利便性向上も期待できると思ったのです。
 しかし、この案を実現するには「引き込み道路を新設する必要がある」という問題が生じました。新型コロナウイルス対策を優先する状況の中で、できる限り無駄な工事は避けたいという理由から、この案も断念せざるを得ないこととなりました。
(結果)⇒駐車場を作っても車両が入れないため見送り

現在の最終状況は、
①出来る限り予算をかけずに済む方法で対処する
②民間事業者から跡地活用の希望を募り、「八千代市公共施設再配置等検討委員会」で検討してきた方向性と合致するようであれば前向きに対応する
③あまりに状況が停滞するようであれば、市民体育館の一部として活用する方向に舵を切る
といったことになっています。

 新型コロナの対応で後手にまわってしまっている案件ですが、皆さんがご心配されているとおり、跡地利用が定まらずに老朽化した状態を放置すると、景観の悪化はもちろんのこと、防犯上や衛生上の問題にもつながります。八千代市には他にも老朽化対策が待った無しの公共施設も少なくありませんので、優先順位を考慮しなければなりませんが、プール跡地活用については出来る限り早く解決できるよう、引き続き調整を進めてまいります。

ご参考/
八千代市の公共施設等個別施設計画
http://www.city.yachiyo.chiba.jp/21003/page100030.html

間もなく、八千代市長の任期満了を迎えます。
先日は、市長に就任してから「4年間で実現できたこと」について一部をご紹介しましたが、私はまだまだやり残したことを多く抱えております。
公約をひとつでも多く実現したいという思いから、すぐにでも出来ることは早急に着手してきた一方で、長期的な計画を要することを覚悟した上での公約も掲げておりました。特に後者については、この4年で地道に下地を作ってきましたので、まだもう少し、実現へのしっかりとした道筋をつけられるまで責務を全うしたいという思いがあります。

さて、今回は私のTwitterにこちらのコメントを頂きましたので、私が掲げる「今後実現したいこと」について大きく6つに絞ってお話したいと思います。


1.東葉高速鉄道の運賃値下げプラン推進
(4年で達成できなかったこと)
 この「東葉高速の運賃値下げ」は、時間がかかることは承知の上で、それでも必ず成し遂げたいと長年掲げてきたことです。この4年間では、市民の皆さんが実感できるような成果にまでつなげることは叶いませんでしたが、以前のブログでご報告したとおり着手を怠ることなく継続課題として向き合ってきたことのひとつです。東葉高速(株)が債務超過を解消した後、私が提案する「東京メトロとの合併」まではさらにいくつかの段階を踏まなければなりませんが、諦めずに何としても実現へ歩を進めていく所存です。
ご参照/
東葉高速線の運賃・定期料金値下げに向けての取り組み

(これから改善に向けて出来ること)
①通学定期の割引率引き上げ
 私はさらに割引率を5~10%上げることが出来ると見込んでいます。こちらについては既に提案しており、東葉高速からも「近いうちに実現できそうだ」と回答いただいています。 通学定期が値下げ出来れば、今は費用的なことから時間がかかっても京成線を選択している学生さんが、東葉高速線に切り替えるきっかけにもなり、さらなる利用者増加にもつながることが期待できます。

②経営改善・経営体制の見直しによる値下げ交渉
 経営統合の前提となる経営改善に向け、東葉高速に対して主要株主且つ取締役である八千代市長の立場から、自立支援委員会や取締役会において主体的な経営努力に一層取り組むよう要請します。
 例えば「試験的な値下げ」はそのひとつです。実は、東葉高速ではこうした試験を過去一度も試したことがありません。試験的な値下げを行い、どの程度乗降客を増やすことが出来るのかを試すということは、将来的な展望を探るうえで不可欠な取り組みです。また、支払いに現金以外の方法を導入し、定期代など多額な支払いをする場合の利用改善を促すといったことも必要と考えます。

③固定金利への借り換え実現を要請
 これは以前から提案していることですが、いまだ実現に至っておりません。より具体的に、JRTT(鉄道運輸機構)に主要株主の立場から、超低金利のうちに固定金利への借り換えを行うように働きかける必要があると考えています。


2.京成沿線の駅周辺市街地活性化
(4年で達成できなかったこと)
 八千代台・大和田・勝田台駅の周辺活性化については、東葉高速線の運賃値下げと並んで「八千代市を根本から変える」ため、私が掲げた公約のひとつです。そのためのステップとして、まずはこの沿線地域を分断してしまっている線路を高架化(もしくは地下化)する「連続立体交差事業」を進めることを考えていました。連続立体交差事業ありきで、就任後から京成電鉄(株)の社長・会長とも何回かお会いし、事業化への協力を頂けるよう話をしてきたのですが、昨年3月に「国からの補助金が出る可能性が期待出来なくなった」と報告を受け、昨年の9月議会で、無念ではありますが「高架化断念」を表明いたしました(詳しい経緯は下のブログに記録しています)。
ご参照/
八千代台・大和田・勝田台駅周辺活性化の公約について

(これから改善に向けて出来ること)
①再開発事業者との連携
 高架化という手段を取ることはできませんでしたが、京成線沿線の開発まで諦めるつもりは毛頭ございません(議会でも申し上げました)。 京成電鉄とは、まちづくり事業へご協力いただく話を引き続きご承諾いただいており、昨年6月から勝田台と八千代台の再開発案の策定を進めるよう調整中です。

②土地の高度利用に伴う県との協議推進
 事業計画が固まることで、その次のステップとして計画から試算した数字をもとに、建ぺい率、容積率の緩和を県へ要請することができます。行政の力で、民間が開発しやすい環境を整えていきます。

③利用者の声を反映したまちづくり
 駅周辺開発の計画については、何らかの形でご意見を伺う機会を設けて、実際に日々の生活で利用する方々の目線を取り入れたより良いまちづくりへとつなげる必要があると考えております。

(補足)
3/25に「京成電鉄株式会社と包括連携協定」を締結しました。これは持続可能な地域社会の発展のため、まちの魅力の創出・向上、文化・観光の振興のほか、駅周辺の整備等に関して連携をより一層推進することに合意頂くものであり、京成電鉄が自治体と包括協定を結ぶのは今回が初の試みです。
小林社長からは、
「ここ数年、八千代市行政との関係性が薄くなってきたと感じていたところ、服部市長に代わってからまちづくりへの協力関係を求めていただけるようになり、パートナーとして期待されていることが伝わって大変嬉しく思っていた。八千代市とは、京成バラ園や京成電設工業などゆかりがあり、ぜひ強い絆で今後も協力体制を強めていきたい。」
との大変ありがたい言葉をいただきました。
実は、小林社長は東葉高速立ち上げにも携わってこられた方で、八千代市の状況などもよくご存じです。ぜひ京成電鉄さんと八千代市がWin-Winの関係で、より良いまちづくりを進めていきたいと考えています。
京成との協定


3.花と緑と水辺 憩いのまち八千代へ
(4年で達成できなかったこと)
 八千代市の新たな観光資源として、新川を中心としたまちづくり計画を進めていることを以前ブログで申し上げましたが、これに関してはまだ道半ばの状態です。ようやく船着き場や一里塚などの整備が進んできましたので、今後はいよいよ活用のステージへ進めていきたいと考えています。
ご参照/
八千代市の貴重な観光資源「新川」活用のために

(これから改善に向けて出来ること)
①新川かわまちづくりのさらなる推進
 自然を活かしたアクティビティ(観光船など)が楽しめるように計画しているさまざまな整備、例えば船着き場や一里塚(トイレなど)を完成させるほか、サイクリング道路の整備、八千代中央駅側一帯の県立公園完成に向けて、県との連携が不可欠ですので更なる調整を重ねる必要があります。

②官民連携事業の活性化
 新川沿いには、市民が自然とふれあえる貴重なスポットが多く点在していますが、まだまだ観光資源として活かしきれていない状況にあります。平成30年度に行った「官民連携によるサウンディング型市場調査」の結果、潜在的な地域的・商業的ポテンシャルが認められており、民間活力を導入することで十分観光資源として活かすことが可能と考えています。
「県立八千代広域公園」は村上駅から徒歩10分、ふれあい農業で賑わう「道の駅やちよ」は16号道路とアクセスが良く、さらに少年自然の家の周辺は貴重な里山(谷津)に恵まれており、それらを河川を介してつなげることで、遠方からも気軽に楽しめる自然体験スポットとなることが期待できます。
 ようやく「阿宗橋一里塚」の基盤整備が完了しましたが、ここはその里山に続く一番近い船着き場です。里山のほかにも貴重な植物園がありますので、この自然環境を今後も大切に保全するのはもちろんのこと、自然と共生できる観光資源として価値を高めるためも、新川かわまちづくりによって人の流れを行政側で整え、「水辺と後背地エリア」を一体化した事業を展開していきたいと考えています。

実現リーフ内側
(最近、ご説明の際にお渡ししているリーフの一部です。)


4.高齢者・障がい者の住みよいまちづくり
(4年で達成できなかったこと)
 介護用駐車場の設置や手話言語条例、エレベーター設置など、実現できたことも多い分野ではありますが、まだまださらなるサポートが必要であると感じています。

(これから改善に向けて出来ること)
①バリアフリーの更なる推進
 
間もなく勝田台駅南口のロータリー整備とエレベーター設置が始まり、ようやく市内各駅いずれもバリアフリー化を進めることが出来ましたが、まだまだ高齢者や障がい者目線で街を見れば、不安な箇所が残されています。そうした声にしっかり耳を傾け、さらなるバリアフリー化に努めたいと考えています。

②免許返納者への援助
 「やっちの免許返納サポートタクシー券」の活用状況を見直し、より効果的な体制づくりが必要と考えています。

③在宅介護のサポート充実

 長期入院をされていた方が、退院して在宅へ戻るときに、リハビリなどを目的に介護老人保健施設(老健)を利用し安心してご自宅で過ごせるようにするのですが、この老健が八千代市には3カ所しかありません。そのため、現状では市外の施設を利用しているケースも多く見られています。そこで、市内の老健を増やす後押しをしたいと考えています。


5.仕事と子育て両立支援と教育体制の充実
(4年で達成できなかったこと)
 この分野に関しても4年間でかなり力を入れてきましたが、やはりまだまだ改善するべき課題が多く残されています。特に待機児童問題は、年々利用者が増えている地域で対策が追い付いていない状況が見られています。また、待機児童対策に伴う保育園へのサポートは手厚く実施してきた一方で、幼稚園教育に対する支援が手薄であったと感じています。

(これから改善に向けて出来ること)
①保育所施設、学童保育の更なる定員増加
 定員不足に地域差が見られるため、ニーズの高い場所へ重点的に対応を急ぐ必要があります。また、従来は数か所の学校から1か所へ移動して利用する実態の多かった学童保育所ですが、安全に利用できる環境づくり(学校敷地内への配置)も移転・新設と並行して行う必要があると考えています。

②幼児教育環境の充実
 待機児童解消を目的として八千代市に保育士を確保するため、この4年間で保育士に対する処遇改善加算を市独自に行ってきました。しかしながら、幼稚園との格差が生じており、市内幼稚園教諭の不足につながる恐れがあるため、幼稚園教諭に対しても処遇改善のための補助を行う必要があります。
これに関しては早急に対応するべく、令和3年6月に予算計上する意向を持っています。

③次世代を担う人材育成
●指導体制の確立 
 学校現場への指導員・相談員を適正に配置し、教員の負担軽減とともに子ども達の指導体制の強化を図ります。また、ICT環境を充実してきた一方で、まだ十分に活用しきれていない面が見られています。新型コロナウイルスやインフルエンザなどによる学級閉鎖時や、不登校児童生徒への活用について学校や市教委と連携を図り、運用の充実を進めていくにあたり、学校間での指導力格差を埋めることが課題のひとつです。こうした指導者教育についても取り組みを深めていきたいと考えています。
●地元企業へのインターンシップ機会拡充
 市内の高校生にアンケートしたところ「地元に就職したい」と回答した生徒が5割を超えていることが分かりました。最近の傾向として、都内ではなく地元企業に魅力を感じる若者が多いようです。そこで、商工会議所をはじめ地元企業に協力を仰ぎ、雇用の拡充はもちろんのこと、地元企業の方から仕事に関するまなびの機会を提供いただいたり、インターンシップ(企業での職業体験)の受け入れ体制を整えていきたいと考えています。
この取り組みによって、将来的に地元企業への就職率がアップし、八千代市に若い方々が定住することで活気あふれるまちへとつなげられればこれほど嬉しいことはありません。


6.渋滞解消と交通の利便性アップ
(4年で達成できなかったこと)
 新木戸~上高野線(3・4・1号)の全区間開通を目指し、地権者のご協力を得て4年間で順調に用地買収を進めてきましたが、都市計画道路の中には硬直している区間も見られています。慢性的な道路渋滞の解消に向けて、今後も優先度を考慮しながら取り組まなければならない路線が残っています。

(これから改善に向けて出来ること)
①都市計画道路の更なる整備
 引き続き、用地買収が完了した区間から順次道路工事に着手し、未開通部分を少しでも減らします。八千代西部線( 3・3・27号)についても令和元年度から千葉県と協議を開始したため、こちらも引き続き取り組みをすすめていきます。
 県道の歩道整備や交差点改良については、令和2年7月時点で県道船橋印西線が吉橋47%、桑橋69%(暫定整備済76%)まで進められていますので、こちらについても引き続き完了を目指して推進します。さらに、市道についても不備が見られる箇所については随時対応していく必要があります。
ご参考/
都市計画道路整備プログラムについて(市ホームページ)

②市内主要箇所をつなぐバスと福祉タクシーを併用した交通計画
 公共交通不便地域を解消し、高齢者の方や妊婦、乳幼児連れの方の利便性向上のための移動サービス実現を目指し、4年間で実態調査を進めてきました。しかしながら、各地域で求められる交通手段やルートが多様化しており、持続可能な公共交通を維持するためには1つの手段(例えばコミュニティバス等)だけでは難しいことが分かりました。そこで、各地域の特徴を考慮した総合交通計画(マスタープラン)の策定を進めています。この計画をもとに福祉タクシーやバスなど複合的に活用し、一日も早い改善を図りたいと考えています。


 以上6項目について触れましたが、特に1~3については県との連携が不可欠です。4月に県知事が代わられることで、従来の連携体制が取れなくなるのでは?とご不安に思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、次期知事の熊谷氏は本市に隣接する千葉市の前市長です。
当然、この4年間で何度となくやりとりを重ね、いろんな問題を共有してきましたので、連携という面ではむしろ皆さんにご安心いただける点かと思います。

 私の一期目の市長としての任期満了まで、まだあと2ヶ月あります。市民の声と向き合い、ひとつでも多くの問題を解決へと導いていけるように邁進してまいります。
何かお気付きのことがありましたら、市役所でも、私のTwitterでも、ホームページのメールでも、また直接お会いしたときにお渡ししたリーフの連絡先でも、何でも結構です。
内容によっては確認のため返信に時間を要したり、あるいはネット上で返信することが難しいものもありますが、必ず目を通しています。
より良い八千代のために、皆さんの貴重な声をお聞かせください。

取り組み全体

<市長就任後の4年間の実績はこちら>

今日は、緑が丘地区の中学校の通学状況を把握するため、睦中学校から緑が丘西地区を経由して高津中学校まで(合計約5キロ)実際に歩き、通学路の現場視察を行いました。
睦中を14時に出発し、睦中と高津中の学区分岐点を目指して歩きました。

教育委員会の方も同行してくださることになり、教育次長、学務課長、保健体育課長と、ストップウォッチで徒歩時間を計測しながら歩きました。
特に学務課長は通学路の注意するべきポイントを大変よく把握されており、朝夕の通学時間帯の交通量の状況や、外灯や道の明るさなど、さまざまな視点でレクを受けながら「この辺があぶないんじゃないか?」など注視しながら進みました。

下写真は、睦中から出発して間もなくの様子です。
県道で車通りは多いものの、2m程度の歩道が確保されています。
緑が丘西周辺-3

下写真は、八千代西高校入口のT字路交差点です。
緑が丘西周辺-2
緑が丘西地区からこのT字路で横断歩道を渡り、左折して睦小へ向かうのが通学路となっていますが、このT字路に出る手前20~30メートル程度の区間には歩道がありません。
今回一番危ないと感じた箇所です。
T字路までの手前に市道があり、こちらを使って危険な箇所を迂回できることが分かったので、この点については早急に安全を確保できるよう通学路を変更するなど検討頂きたいと申し上げました。

下写真が、丁度両校の学区分岐点です。
ここまで大人の足で30分足らず、25分程度かかりました。
緑が丘西周辺
この分岐点周辺にお住まいの方は、睦中学校・高津中学校のどちらも選択することが可能です。また、自転車通学は原則2キロ以上距離が離れていることが条件ですが、両校については2キロ未満であっても自転車通学が認められています(学校長に許可の判断が委ねられています)。

この分岐点でも、しばらく立ち止まってああだこうだと話をしておりましたので、結局高津中に着いたのは15時半頃になってしまいましたが、分岐点から高津中までにかかった徒歩時間は、同じく25分程度でした。
睦中学校から分岐点までは順調でしたが、さすがに高津中に着く頃にはジャージも汗ばんでしまいました。

今回の視察で得たものを今後の検討に活かしていくのはもちろんのこと、子ども達の安全に関わるような、早急に改善するべき箇所については、すぐにでも対応するよう指示してまいります。


(余談)
昨年10月に緑が丘西地区の皆さんから「高津中学校も睦中学校も遠すぎる」「通学路が危険である」といった声をお寄せいただき、また今後の生徒数増加の見通しによっては中学校新設を要する可能性があることを踏まえ、令和9年度以降も緑が丘地区は既存2校の中学で対応可能か数値で示し検証するプロジェクトを立ち上げました。
しかしながら、検討する中でより正確な見通しを導き出すには民間コンサルの協力が不可欠と判断し、正式依頼のための予算要求をするよう指示しています。
(市長選が控えている場合、次期市長の政策予算を残すために)3月議会は政策に関する計上は見送っていることから、最短で来年6月予算に組み込める見通しです。

先日のブログで、都市公園を団体スポーツ利用するための手続きを簡略化し、利用者の負担を減らす取り組みを進めると申し上げました。
今回は、令和元年度に公民館でも登録サークル活動に支障をきたすような状況があり、改善するに至った経緯がありましたのでお話したいと思います。
ご参照/
都市公園での団体スポーツ利用の手続きについて(2021年03月04日)

登録サークルの利用手続き簡素化
八千代市の公民館は、現在5人以上の市内団体であれば、学習や集会の場として無料で施設を借りられることになっています。その際、公民館の予約や抽選申し込みなどの手続きは、パソコンや携帯電話などから「八千代市施設予約システム」にアクセスして行われています。
実際に利用する際には、予約した公民館に「施設利用申請書」を提出するという流れになっています。

ただし、一年間継続して活動し、且つ活動状況に問題がないことを認められた「登録サークル」については、一年分の予約を行い、その先行予約の決定のみで利用することが可能でした。
しかし、平成31年4月1日から『公民館管理規則に則り、利用日ごとに「施設利用申請書」を提出することに改める』と公民館側から利用者へ通知がなされたのです。
言い換えれば、予約した日程はあくまで「仮予約」扱いとされ、毎回公民館へ出向いて確定の許可申請手続きを行わなければならないという手間が発生したということになります。

これに対し、市内の各公民館サークル連絡会から
①今まで何のトラブルもなかった公民館設立以来の利用慣習をないがしろにしている
②年間24回の新たな「施設利用申請書」を書かねばならないのは事務の手間、紙のムダにつながる
といった不満の声が上がりました。

登録サークルとして認められるには、一年間を通して活動の状況を確認され、
講師への謝礼金が適切かどうか?
メンバーは八千代市民が適正な割合で所属しているか?
正しく活動がなされているか?
営利目的な活動がなされていないか?
といったチェックをクリアしなければなりませんし、継続申請で年1回きちんと確認もなされるので、単発利用者とは切り分けて利用者の負担軽減を図る必要があると判断しました。

そこで、「公民館管理規則」の内容を変更することを促し、公民館へ改善を求めました。
規約変更に1年かかってしまいましたので、その間サークル利用者の皆さんにはご負担をお掛けしてしまいましたが、令和2年度からは毎回申請書を提出する必要がなくなりました。
利用者の皆さんからも安堵の声が聞かれましたので、ホッとしております。

施設利用料の有料化ストップ
公民館をどなたでもご利用いただける市民サービスの一環とするために、市長判断で「施設利用料の有料化」の方針を取り下げました。
実は、公民館を含む公共施設使用料の有料化については、「八千代市第2次行財政改革大綱 後期基本計画」(平成28年度~令和2年度)の中で検討が進められておりました。
これは健全な財政運営のために※受益者負担の適正化を図ることが目的です。

※受益者負担

実際にサービスを利用する方には使用料などを徴収し、運営にかかるコストの財源として充てるという考えです。

しかし、各公民館が置かれた状況(老朽化の進度、規模、施設備品など)はさまざまであり、真に適正な「受益者負担」を設定することは難しい状況です。
そもそも、公民館ではあくまで自由な市民活動をサポートする場であり、収益につながるイベントは文化センター等の有料施設を利用することになっていますので、施設の設置目的や役割を鑑み「受益者負担の考え方」自体が適切ではないのではないか?という懸念もあります(無料で誰でも利用できる図書館や博物館などと同じ立ち位置という考えです)。
そもそも、有料化することによって、逆に利用者が減ることによるデメリットが大きいという見解もありました。

この件については行政としてはほぼ有料化が既定路線になっていましたが、公民館運営審議会や八千代市公民館サークル連絡会、また行財政改革に関わってくださる市民委員の皆さんの声などを踏まえ、最終的には「有料化は見送り、施設使用料の無料化を継続する」という市長判断とさせていただきました。
近隣市では施設使用料がかかるケースがほとんどですが、私が市長である間はこの方針は維持しますので、有料化はいたしません。

新型コロナウイルスの感染拡大により、なかなか公民館を活用いただける機会が少なくなってしまっておりますが、皆さんの心身の健康増進のため、ぜひ引き続きお気軽に公民館を利用していただければと思います。

参考/
八千代市の公民館
http://www.city.yachiyo.chiba.jp/town/category00000142.html

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