八千代市では、総合計画に沿ってまちづくりを進めていますが、今年度終了となる「八千代市第4次総合計画後期基本計画」のリーディングプロジェクト(=将来都市像を実現するために重点的に取り組む事業)のひとつに『新川及びその周辺の一体的な活用』を掲げています。

皆さんにとって、新川はどのような存在でしょうか?
都市化が進む八千代市にとって、新川や周辺の自然環境は四季折々の風情を楽しませてくれるとともに、人々に潤いとやすらぎを与えてくれるシンボル的な存在だと思っています。
ですが、もっと戦略的に活用することで、本市の貴重な観光資源となったり、今まで以上に市域全体のコミュニティエリアとしての価値を高めることが出来る可能性を秘めています。例えば、今まで新川沿いにありながらもつながりを持たなかった各種施設の連携を図ったり、新川と同じく印旛沼流域を流れる河川を持つ近隣自治体との地域間連携を取り入れることで、魅力の創出につなげられるのではないか?
こうした観点から、八千代市では
●県立八千代広域公園整備の促進
●印旛沼流域かわまちづくり計画
などを進めてきました。

さて、今回は現在の進捗状況についてお話したいと思います。

県立八千代広域公園については、村上側の整備はほぼ完成に近い形まで進んでいます。中央図書館や陸上競技場などが整備されていますから、皆さんには村上側のみが八千代広域公園だと思われるかもしれませんが、実は萱田側も同規模の面積を整備する予定になっているのです。

(下図の、赤い丸のほうが萱田側です)
八千代広域公園の図

なぜ、ここまで差が開いてしまっているかというと、用地買収の遅れが原因です。
萱田側の用地買収は、現時点で約85%程度まで進んでいますが、未買収地区の中には公園整備に重要な場所が含まれているため、この買収が完了しないことにはスタートラインに立つことが出来ない状況にあります。


「印旛沼流域かわまちづくり計画」については、印旛沼流域の一体的な利活用を推進するため、千葉県並びに5市町(成田市、佐倉市、印西市、酒々井町、栄町)と連携し取り組んでいる事業です。
かわまちづくり案
八千代市では、新川を中心に船着き場や一里塚(トイレなど)等の整備を進め、屋形船などのアクティビティを組み合わせた観光資源として活用していくことを考えています。
以前、私もこの事業の有用性を確認する目的で、新川を船で移動しながら風景を楽しんだことがあるのですが、それはもう素晴らしい体験でした。普段見慣れた場所であっても、全く別の景色になるのです。いずれ、美しい桜並木を船から眺めることが出来るようになれば、八千代市の新たな観光資源になることは間違いありません。
しかしながら、こちらの進捗についても、予定よりも遅れ気味になっています。


県立八千代広域公園の用地買収、そしてかわまちづくり事業。
どちらも事業が遅れている理由として、「千葉県が主体である」ことが挙げられます。
例えば、広域公園の用地買収は千葉県が行っていますし、この計画船着き場などの設置は千葉県と八千代市が半々で費用負担しており、県がより積極的に動いてくれなければ前に進むことができない状態にあります。印旛沼流域水循環健全化会議の第2期行動計画として位置付けられている事業でもありますから、流域6市町を県が主導する形でスピードアップを図って欲しいところです。

そこで、本日11/10の午前中に行われた、千葉県知事と県内市町村長が地域の課題について議論する「市町村長意見交換会」の場で、この2点について速やかに推し進めるよう要望してきました。
用地買収については、八千代市にも地権者と面識がある職員もいますから、協力体制を密に取ることも申し出ました。
(千葉日報/2020年11月9日記事より)
https://www.chibanippo.co.jp/news/politics/738526


一日も早く、八千代市の新たな観光スポット・憩いの場として、皆さんにご活用いただけるよう、引き続き取り組んでまいります。


参考/
千葉県立八千代広域公園 公式サイト
https://yachiyo-koikikoen.com/

印旛沼流域かわまちづくり計画
http://www.city.yachiyo.chiba.jp/21000/page100108.html