令和6年の新年を迎えました。
まずは能登半島地震において被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げます。

熊谷知事より、
『能登半島地震について対口支援(たいこうしえん:被災市区町村を1対1で担当する団体が、自己完結的に支援を行う方式のこと)の強化が決定され、千葉県は最も被害が深刻な珠洲市を担当することになりました。市町村の皆さまにも人員等の派遣要請を行うことが十分考えられますので、その際はよろしくお願いします。
珠洲市は役場機能もほぼ喪失しており、20-30人程度しか役場にいない状況と聞いています。また、水道・下水道・電気等もほぼ途絶し、仮設トイレの糞尿処理すらできない、行政・公的機能がほぼダウンしている状況とのことです。
まずは今夕、先遣隊として県職員を派遣し、既に対口支援を実施している福井県・浜松市と一緒にニーズ調査・調整に入ります。』
との連絡がありました。

これに対しまして、私からも今朝1/4に開催した部長会議にて千葉県を通じて協力要請があった場合に対応できるよう指示済みであることを報告し、何なりとご要請くださいと返答いたしましたところです。


八千代市民の皆さまにおかれましては輝かしい新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。
また、日頃より市政運営に対してご理解とご協力を賜り、心から感謝申し上げます。

昨年は、新型コロナウイルス感染症の位置づけが5類に移行したことにより、様々な制限が解除され、皆さまの生活もコロナ禍前の日常に戻りつつある節目の年となったのではないでしょうか。本市でも、八千代ふるさと親子祭が4年ぶりに開催されたほか、タイ王国バンコク都の子ども親善大使と米国タイラー市の親善訪問団の本市への訪問など、国際交流も再開され、人と人の交流の素晴らしさを改めて実感した1年となりました。

さて、本年は、3年度からスタートした第5次総合計画前期基本計画の最終年度を迎えますが、子ども・子育てに関する施策を第一に据えて引き続き各種事業に取り組んでまいります。
まず、昨年10月に竣工した児童発達支援センター・すてっぷ21大和田複合施設については今月15日から運用を開始し、複合化による切れ目のない支援につなげてまいります。
また、4月から送迎保育ステーションを開設し、連携する幼稚園を利用できるようにすることで、小規模保育事業所卒園後の選択肢を増やしてまいります。さらに、緑が丘西地区における児童数の急増に対応するため、みどりが丘小学校分離新設校の建設にも着手してまいります。
このほか、(仮称)八千代市地域脱炭素ロードマップの策定、市民体育館改修工事なども進めてまいります。

今夏にはパリ五輪が開催されますが、 本市出身の柔道女子48㎏級の角田夏実選手とスポーツクライミング男子の安楽宙斗選手が出場します。市民の皆さまも2人のアスリートに熱い声援をお願いいたします。

結びに、 本年が市民の皆さまにとりまして、健やかで素晴らしい年になりますよう心からお祈り申し上げ、 新年のご挨拶といたします。

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