八千代市政を考えるブログ

千葉県八千代市では、今どんなことが問題になっているのでしょうか?
身近な疑問、改善できそうなこと、千葉県から見た八千代市など、さまざまな角度から考えてみました。

八千代市長(2017.5月就任)のはっとり友則です。
現在取り組んでいる政策、進捗状況なども併せてご報告していきます。

カテゴリ:子育て支援 > 仕事と子育て両立支援

女性活躍推進がうたわれて久しく、社会の在り方として浸透しているかのように見えるものの、実態として未だ八千代市の女性職員の割合は決して多くありません。
防災対策や新型コロナウイルス感染対策を進める中でも、男性目線で築き上げられた組織では至らない観点があることをご指摘いただきました。例えば、コロナ禍で経済的にひっ迫することで、生理用品を購入できずにいる女性や、言い出せずに忘れた振りをして保健室へもらいにくる女子生徒の話などを耳にしました(これについては、本市でも予算化が必要であると考えています)。

長年男性職員が大半を占めてきた市役所ですから、自然と男性目線に偏りがちになってしまいますが、市民全体の男女バランスはほぼ半々(男女ともに約10万人)であり、本来であれば市民満足度の向上のためにも女性職員の割合をもっと増やし、女性目線による新しい視点を取り入れてバランスを取ることが不可欠であると考えています。
しかしながら、実際は職員を募集してもなかなか女性の方から申し込みが来ないことに懸念を抱いており、現在も「なんとか女性職員を増やせないか?」と検討しているところです。こうした傾向は市役所だけではなく、八千代市議会議員の割合を見ても28名のうち、女性は現在3名だけです。

「子育て世帯の女性が働きやすい環境づくり」ということは以前から申し上げていますが、同時に「女性が長く安定的に働くことが出来る」こと、さらには「高齢になっても地域社会で求められ活躍できる」という土台づくりを進めていくことで、女性の皆さんが八千代市なら安心して活躍できると思っていただけるような環境を整えていかなければならないと切に感じております。

まずは、自身の職場である八千代市役所から。
女性が「働きたい!」と希望していただけるためには、なにが現在不足しているのか?どのように変えることが望まれているのか?といった点について整理し、女性職員ならではの目線でより良い市民サービスへつなげられるよう取り組んでまいります。

待機児童の解消を目的として、保育所施設の整備を進めてきました。平成29年就任から3年間で、合計819名分の定員増加を実現することができ、待機児童の大幅な減少につなげました。
保育園推移2020.4表
【内訳】
・市立保育園1園を建て替え(10名)
・民間保育園など新設園11園(744名)
・幼稚園から認定こども園への移行(65名)

【待機児童数の推移】
平成29年4月:申込者数2,799名/待機児童数107名 ←H29.5月就任直前の状況
平成30年4月:申込者数2,975名/待機児童数144名
平成31年4月:申込者数3,090名/待機児童数30名
令和  2年4月:申込者数3,329名/待機児童数31名

就任前の平成28年度以前も保育園は増えており、事実、平成28年度も7園新設されたのですが、すべて「小規模保育事業所」と呼ばれる定員19名以下の施設であったため、抜本的な対策につながっておりませんでした。
そこで私は、就任後に市としてできる限りのサポートに注力し、平成31年4月の時点までには60名規模を3園、90名規模を2園、160名規模を1園新設したほか、小規模保育事業所だった園についても60名規模に移行しました。
上にあげた推移をご覧のとおり、本市の保育園利用申し込みは年々増加傾向にあるため待機児童ゼロ実現には至っておりませんが、待機児童を30名程度まで縮小することができました。

保育園の新設とともに、保育士の確保にも力を入れてきました。
近隣市に保育士が流れないように、保育士処遇改善事業費補助金を予算に割り当てています。
保育環境の整備は「安心して働けるための子育て支援の柱」でありますから、今後も引き続き取り組んでまいります。

学童保育所の整備状況について報告します。
まずは、定員増加に向けた取り組みです。
市長就任直前の平成29年4月時点の学童保育所の状況は、入所児童数1,278名で待機児童数が111名おりましたが、3年間で合計260名分の定員増加(令和2年4月時点)を実現しました。
学童2020.4表
【内訳】
・移転6カ所(計105名定員増)
・新設2カ所(計70名定員増)
・教室拡充等の対応(計85名定員増)

【入所児童数の変化】
平成29年4月:1,278名 ※就任直前
令和2年4月:1,555名
⇒277名利用者アップ

市内で保育園利用者が増加しているように、学童保育所についても年々ニーズが高まっています。地域差もあり、まだまだニーズのほうが上回っており定員が不足している学区も見られます。特に大和田地区は不十分です。現在、大和田小敷地内に、学童保育所を新設工事中ですが、状況を見ながら他の地域についても更なる取り組みを進めていきたいと考えています。

次に、学童保育所の立地改善に関する取り組みです。
従来は複数の学校から1か所の学童へ集めていたり、学校外に用意された施設を利用するケースが多かったのですが、児童だけでの移動は危険が伴います。学校の敷地内であればより安全・安心であるという考えのもと、施設老朽化のための移転や定員増加を図った新設の際は「学校敷地内に学童保育所を整備する」方針としました。
こちらについても順次対応を進めてまいります。

先日ある保育園の園長先生とお話した際に、衝撃と怒りを感じブログを投稿することとしました。
その内容は市内の9社会福祉法人と4認可外保育園が協議の上、平成29年度9200万の予算要求に対し399万しか措置されないとのこと。
金額ベースもさることながら、待機児童を減らす為の措置をほぼ全額カット保育士確保が至上命令下で八千代市独自の加算である処遇改善が全く図られていないのは大問題です。事実昨年から保育園のパートさんが市外に流出しているそうです。

八千代市の保育行政が待機児童ゼロはもちろん、その解消に向けた取り組みを一切しないということは許せません

待機児童解消には、幼稚園における預かり保育の充実が有効であると考えてますが、幼稚園に入れない児童に対しては行政が責任を負うべきで、保育現場の努力を認めない八千代市の保育行政は間違っていると断ぜざるを得ません。

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