八千代市政を考えるブログ

千葉県八千代市では、今どんなことが問題になっているのでしょうか?
身近な疑問、改善できそうなこと、千葉県から見た八千代市など、さまざまな角度から考えてみました。

八千代市長(2017.5月就任)のはっとり友則です。
現在取り組んでいる政策、進捗状況なども併せてご報告していきます。

カテゴリ:子育て支援 > 教育体制の強化

「放課後子ども教室」は、小学校の空き教室や体育館、校庭などを活用して、安全管理員が見守る中、子どもたちの安全安心な放課後の居場所づくりとして拡充を進めてきた取り組みです。万一のためにスポーツ安全保険への加入(800円/年)はお願いしていますが、参加するための費用はかかりません。
保育を目的とする学童とは異なり、学校教育活動と位置付けられておりますので、宿題や工作などのほか、「地域全体で子どもたちを育てていく」という考えのもと、地域の文化・スポーツ団体などの協力を得てさまざまな体験活動や交流活動を行う場となっています。

さて、この放課後子ども教室ですが、市長就任前には市内22小学校のうち4校のみ開催されていました。この拡充を就任時にお約束しておりましたが、この令和3年5月で計9校となりました。
【就任前】22小学校のうち4校(村上北、八千代台西、西高津、勝田台南小)
【就任後】⇒9校に拡大(プラス5校)
(平成30年度10月に米本小、令和元年5月に南高津小、令和3年5月に勝田台小、村上小、新木戸小で開設)

空き教室の不足や防犯面などの課題に加えて、昨年は新型コロナウイルス感染拡大の影響もあり、拡充のペースがかなり遅れてしまっています。
文科省から「可能な限り教育の機会を提供して欲しい」と指示がありましたが、新規開設に関しては学校側の負担も考慮し慎重に進めてきた次第です。ようやくこの春から開設拡充の目途をつけられるようになりましたので、開設された小学校にお通いのお子さんがいらっしゃる方はぜひご活用いただければと思います。
なお、開催にあたっては新型コロナへの予防対策に十分配慮し、感染リスクの低減に出来る限り取り組んで、子どもたちのまなびの機会継続に努めています。各校で対応は異なりますが、例えば、密を避けるために3グループに分けて遊ぶ場所を分けたり、宿題を教えるときにも対面で座らないなどの配慮をしています。
※新型コロナの感染拡大状況に合わせて開催日を調整したり、学校の学級閉鎖や休校となった場合は、それに伴い教室も中止しています。

学童と併用されているケースも多く、既に実施している小学校からは大変好評ですが、一方でまだ十分に活用されていない教室も見受けられることから、「新・放課後子ども総合プラン推進事業運営委員会」でのご意見を参考にしながら、引き続きより良い取り組みとなるよう内容の改善検討を重ねる必要があります。
市内全校での開催を目標に、今後も拡充を進めてまいります。

※補足
「新・放課後子ども総合プラン推進事業運営委員会」とは、放課後子ども教室と学童保育が連携し、子どもたちへの放課後対策事業としての運営について検討するために設置されたものです。

 今日の千葉日報の一面で上記の記事が掲載されていました。
社会人経験者も含め意欲がある優秀な人材を幅広く確保するのが狙いで、県外の試験会場も従前の岩手県盛岡市、秋田県秋田市、北海道札幌市に加え石川県金沢市を加え4会場とするというものです。
この件については、私が千葉県議会議員時代平成19、20、21年にスポーツ・芸術に秀でた教員を採用するために年齢制限を見直しすべきという質問した経緯がありましたのでこれで千葉県も年齢に関係なく優秀な教員となるべく人材確保ができると思うと感慨もひとしおです。もちろん八千代市にとっても朗報です。

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