八千代市政を考えるブログ

千葉県八千代市では、今どんなことが問題になっているのでしょうか?
身近な疑問、改善できそうなこと、千葉県から見た八千代市など、さまざまな角度から考えてみました。

八千代市長(2017.5月就任)のはっとり友則です。
現在取り組んでいる政策、進捗状況なども併せてご報告していきます。

カテゴリ:子育て支援 > 小・中学校の生活環境整備

今日は、緑が丘地区の中学校の通学状況を把握するため、睦中学校から緑が丘西地区を経由して高津中学校まで(合計約5キロ)実際に歩き、通学路の現場視察を行いました。
睦中を14時に出発し、睦中と高津中の学区分岐点を目指して歩きました。

教育委員会の方も同行してくださることになり、教育次長、学務課長、保健体育課長と、ストップウォッチで徒歩時間を計測しながら歩きました。
特に学務課長は通学路の注意するべきポイントを大変よく把握されており、朝夕の通学時間帯の交通量の状況や、外灯や道の明るさなど、さまざまな視点でレクを受けながら「この辺があぶないんじゃないか?」など注視しながら進みました。

下写真は、睦中から出発して間もなくの様子です。
県道で車通りは多いものの、2m程度の歩道が確保されています。
緑が丘西周辺-3

下写真は、八千代西高校入口のT字路交差点です。
緑が丘西周辺-2
緑が丘西地区からこのT字路で横断歩道を渡り、左折して睦小へ向かうのが通学路となっていますが、このT字路に出る手前20~30メートル程度の区間には歩道がありません。
今回一番危ないと感じた箇所です。
T字路までの手前に市道があり、こちらを使って危険な箇所を迂回できることが分かったので、この点については早急に安全を確保できるよう通学路を変更するなど検討頂きたいと申し上げました。

下写真が、丁度両校の学区分岐点です。
ここまで大人の足で30分足らず、25分程度かかりました。
緑が丘西周辺
この分岐点周辺にお住まいの方は、睦中学校・高津中学校のどちらも選択することが可能です。また、自転車通学は原則2キロ以上距離が離れていることが条件ですが、両校については2キロ未満であっても自転車通学が認められています(学校長に許可の判断が委ねられています)。

この分岐点でも、しばらく立ち止まってああだこうだと話をしておりましたので、結局高津中に着いたのは15時半頃になってしまいましたが、分岐点から高津中までにかかった徒歩時間は、同じく25分程度でした。
睦中学校から分岐点までは順調でしたが、さすがに高津中に着く頃にはジャージも汗ばんでしまいました。

今回の視察で得たものを今後の検討に活かしていくのはもちろんのこと、子ども達の安全に関わるような、早急に改善するべき箇所については、すぐにでも対応するよう指示してまいります。


(余談)
昨年10月に緑が丘西地区の皆さんから「高津中学校も睦中学校も遠すぎる」「通学路が危険である」といった声をお寄せいただき、また今後の生徒数増加の見通しによっては中学校新設を要する可能性があることを踏まえ、令和9年度以降も緑が丘地区は既存2校の中学で対応可能か数値で示し検証するプロジェクトを立ち上げました。
しかしながら、検討する中でより正確な見通しを導き出すには民間コンサルの協力が不可欠と判断し、正式依頼のための予算要求をするよう指示しています。
(市長選が控えている場合、次期市長の政策予算を残すために)3月議会は政策に関する計上は見送っていることから、最短で来年6月予算に組み込める見通しです。

新型コロナウイルス感染拡大に伴い、1都3県に対して緊急事態宣言が再発令されました。
八千代市では1月7日に「第20回八千代市新型コロナウイルス感染症対策本部会議」を開き、市としての感染防止対策について調整しました。

今回は、「部活動」に関する対策について、皆さんにお知らせします。
子ども達の貴重な部活動の機会を出来る限り持続できるように、ぜひ遵守頂きますよう生徒の皆さんもよろしくお願いします。

<緊急事態宣言中に遵守すること>
●活動は、放課後90分以内とし、合理的でかつ効率的・効果的な活動を行う。
●休業日(土日祝)は活動しない。【1/9(土)~】
●朝練習は行わない。【1/12(火)~】
●対外試合(公式戦・練習試合など)、合同練習、演奏会などは行わない。
※県の上位大会に関しては、開催の可否を確認。
※地域の感染状況等によっては、学校として部活動を中止する等の判断も可能とする。

そのほか、運動系・文化系それぞれの状況に合わせた注意事項もあります。

運動系部活動に関する事項
1.
各競技の中央団体が作成しているガイドラインを参考にして、身体接触や人と人が接近するような感染リスクの高い活動は行わない。個人練習を中心に基礎体力の向上、個人のスキルアップを目的とした活動を行う。
2.
運動中もマスクを着用する。

文化系部活動に関する事項
1.
合奏や合唱、集団での演技等は行わない。なお、いわゆる3密を避け、個人練習、少人数の活動や必要に応じて屋外での練習を取り入れるなど、工夫する。
2.
「接触」「密集」「近距離での活動」「向かい合っての発声」は避け、一定の距離を保ち、同じ方向を向くようにするなど。活動の隊形についても工夫する。
3.
屋外や屋内の換気の良い環境であっても、演劇やダンス練習時等での、至近距離(およそ2メートル以内)での発声や激しい動きが伴う活動を避ける。
4.
楽器や小道具などの使いまわしは避けること。やむを得ず使用するときは、使用前に消毒を行うとともに、使用の前後で必ず手洗いを行う。
5.
複数の生徒が触れる可能性があるもの(ピアノの鍵盤、楽器など)は部活動中もこまめに消毒する。
6.
調理などを伴う活動では、近距離や向かい合わせになることを避け、調理室、調理器具及び食器などの衛生管理及び前後の手洗いを徹底する。

運動・文化系の共通事項
1.
部活動開始時に、生徒の健康チェックを教員が必ず行い、体調の変化を確認する。発熱(37℃以上)等の風邪の症状があるなど、体調不良の生徒の参加は認めない。体調不良で練習を休んでいた生徒が復帰する際には、顧問がこれまでの経過を十分に聞き取り、参加させて良いかを判断する。
2.
更衣場所(更衣室及び部室など)については、複数の部が集中しないよう、時間をずらす、時間を区切るなどの工夫をするとともに、常に換気を行う。
利用時は、マスクを着用するとともに、身体的距離を十分に確保し、会話はしない。
3.
飲食時は、身体的距離を確保し、会話はしない。水分補給時などのボトルの共用はしない。
4.
体育館・銃剣道場・教室などの活動場所が密閉空間とならないよう、2方向以上の窓を同時に開けるなど、常に換気を行う。
5.
部活動開始前、休憩中、終了後など、手洗いをこまめに行う。
6.
部活動で使用する用器具や生徒が手を触れる箇所(ドアノブ・スイッチなど)は、活動前後に消毒する。

7日の対策本部会議では、そのほか公共施設の利用制限なども取り決め、市ホームページでお知らせしました。以下にリンクを用意しましたので、ぜひご一読いただき、感染拡大防止にご協力をお願いいたします。

公共施設の利用及びイベント等の開催について
http://www.city.yachiyo.chiba.jp/63500/page000064.html

コロナ禍における公民館の開館について
http://www.city.yachiyo.chiba.jp/100300/page100028.html

公園の団体利用に係る夜間利用制限について
http://www.city.yachiyo.chiba.jp/142500/page100112.html

スポーツ施設の利用制限について
http://www.city.yachiyo.chiba.jp/605000/page200001_00026.html

文化施設の利用制限について
http://www.city.yachiyo.chiba.jp/605000/page200001_00027.html

今回は、寒さが厳しくなってきた冬場の小中学校でのコロナ対策についてお話します。
市内小中学校では、暖房器具としてエアコンを使っているものの、新型コロナウイルス感染対策のために窓を開けて換気をしているために、例年に比べて寒さを感じる状態となっています。

Twitterにこのようなコメントが寄せられましたのでご紹介します。



各教室の状況に応じて、より高い温度設定に変えられれば寒さが緩和されるのではないか?というご指摘です。
これについて確認しました。

温度設定について
暖かい空気は、冷たいほう流れる性質があります。このことから、窓を開けた状態でエアコンの設定温度を高くしたとしても、暖かい空気は冷たい外へ出てしまいます。また、窓を開けた状態でエアコンの設定温度を高くして運用を続けてしまうと、エアコンに高い負荷がかかって故障の原因になる可能性があるということです。
「エアコンとガスストーブを併用するのはどうか?」というお話についても、上の理由から解決策とはなりません。ちなみに、近隣市の状況も確認しましたが、エアコンとストーブを併用している市はありませんでした。

文科省からは「寒さが厳しく常時換気が難しい場合には 30 分に1回以上、少な くとも休み時間ごとに窓を全開にする」という指導がなされています。
温度設定を上げることでは換気と保温の両立が解決できないため、こうした運用の工夫のほか、暖かい服装や上着などでの体調管理をお願いします。

なお、先日ニュースで、小中学校での防寒具について話題になっている記事を見かけましたが、八千代市では服装についても柔軟に対応するよう教育委員会から各学校へ連絡しています。



空気の乾燥対策について(保湿)
「エアコンで空気が乾燥してしまうのではないか?」というご心配もあるかと思います。
実際にこちらのコメントも頂きました。

『ガスストーブは、燃焼で幾分か加湿効果があるけど、エアコンは湿度が下がります。
普通教室だけでも、加湿器を設置してください。教員の持ち出しやPTA頼りではなくね!』
— 八 千代子 (@yatsuchiyoko)
https://twitter.com/yatsuchiyoko/status/1341589219240595458

加湿器に関しては、各学校のコロナ対策費予算で購入することが出来ます。
ご心配されているような、教員や保護者にご負担いただく必要はありません。
各学校には「湿度は40%が目安」という基準は伝えてありますが、コロナ対策費をどのように使用するかは学校長判断となっています。
現状では、各教室すべてに設置している学校や、保健室のみに設置している学校、また購入を予定していても需要がひっ迫しているためにまだ購入できていない学校もあります。


八千代市内の小中学校は、今日から冬休みに入りました。
懸念されていた授業の遅れも、9月以降に数回行われてきた土曜授業や、日々工夫されたやりくりによって解消の見込みであると聞いています。児童生徒の皆さんや先生方も、このコロナ禍で大変なご苦労をされた2学期だったと思います。ぜひ年末年始はゆっくりとお家で体を休めてお過ごしください。

(参考)
文科省/学校における新型コロナウイルス感染症に関する衛生管理マニュアル~「学校の新しい生活様式」~(2020.12.3 Ver.5)
https://www.mext.go.jp/content/20201203-mxt_kouhou01-000004520_01.pdf

今回は、学校給食のアレルギー対応についてお話したいと思います。
先日、アレルギーをお持ちのお子さんの保護者の方から、Twitterに次のようなコメントをお寄せいただきました。

『市長の御意見をお尋ねしたく、初めてツイート致します。市内小学校(村上地区)の給食アレルギー対策について、現状は保護者が献立詳細を調べて対象メニューを学校に報告し、子供にそのメニューを食べないように言い聞かせ、代替メニューを持参させます。この献立詳細が非常にわかりづらく、見落としがないか何度も調べなければいけないので、とても時間がかかってしまいます。また学校側では特に給食のアレルギーに関しては、何も対策を行わないようです(娘の学校の場合は心配な場合親が学校に同行するようにと言われています)。
設備の問題もあるので除去食対応は難しいと思いますが、教育委員会のアレルギー対応方法についての指針と現場対応に乖離があるよう思います。市長として給食のアレルギー対策についてのご意見を伺いたいです。 午前4:29 · 2020年10月29日』

八千代市内の学校給食について、西八千代調理場から配食されている学校については「たまごのみ、乳製品のみ、混合」のアレルギー対応がなされています。
しかし、村上調理場と自校給食を持つ4つの小学校(大和田・阿蘇・新木戸・萱田)については対応できる施設環境が整っていないため、ご家庭に協力いただいている状況です。
コメントでご指摘のとおり、献立表や食材一覧表をご確認いただき、食べられない食材がある場合は代替品をご自宅から持参していただいたり、牛乳の場合は代替品が無いため給食費から返金するなどといった対応を行っています。
(例/献立表と食材一覧表)
献立見本
食材一覧表見本

八千代市教育委員会でも、平成27年4月から「八千代市の公立小中学校における食物アレルギー対応の基本方針」と「八千代市の公立小中学校における食物アレルギー対応の実施要領」を制定しており、学校給食以外にも食物・食材を扱う活動、宿泊を伴う校外学習等、食に関わる様々な活動に応じて都度アレルギーの有無等を確認するなど、(医師が必要事項を記載した)「学校生活管理指導表」を元に、学校と保護者が連携を図りながら個別対応している次第です。
校内体制については、各学校で管理職を中心とした「校内食物アレルギー対策委員会」を設けるように市教委から通達しており、特にアナフィラキシー症状など緊急時対応におけるマニュアルを作成しておくことや、ご家庭からの情報提供を密に取り事故の無いように努めることなどを求めています。

しかしながら、都度のご負担軽減や、情報連携ミスによる事故を防ぐためにも、アレルギー対応がなされた給食が提供出来る環境を、一日も早く市内全体で整えることが望ましいと考えています。


老朽化が進んでいる上、アレルギー対応が出来ない村上調理場については、令和4年9月稼働を目指し(仮称)八千代市学校給食センター東八千代調理場へ移転・新設予定です。
東八千代調理場では、アレルギー対応食の提供は西八千代調理場と同等に対応することが出来るようになります。この新設に伴い、市内に4校ある自校給食についても調理場からの配食に切り替えることによって、全市的にアレルギー対応を可能とします。
ちなみに、自校給食の良さから残念に思われる声もあるかと思いますが、どの調理場も老朽化が進んでいることによる施設面での問題、また、それぞれで調理員を抱えなければならない人件費の面から、市内2カ所の調理場に絞るという判断となりました。

西八千代調理場と東八千代調理場は災害発生時の「防災拠点」という視点でも設備整備が行われています。炊き出し機能を備えた調理場となっており、新川を中心として西側と東側に建設されています。
そのほか、財政への配慮として、 維持管理運営面での経費節減に配慮していることや、PFI 方式を導入することで民間ノウハウを活用し、良好な給食サービスの提供はもちろんのこと、より効率的な運用によって財政支出の削減を図る狙いを持たせています。 

近年、ますます必要性が高まっているアレルギー対応について、八千代市内のどの小中学校でも安心・安全な給食を提供できるよう、事業を進めてまいります。


参考/
八千代市の公立小中学校における食物アレルギー対応の基本方針と実施要領(八千代市教育委員会)
https://www.yachiyo.ed.jp/yachiyo/hotai/2015/04/01/635/

学校給食センター調理場整備事業について
http://www.city.yachiyo.chiba.jp/603000/page100024.html

先日ブログで「緑が丘地区への中学校新設について」考察させていただいた内容に、多くの皆さんからコメントを頂きました。

一部コメントをご紹介させて頂きます。

ありえす @ARIES010215 
情報発信ありがとうございます。 現在、私立への進学が多いのは事実なんだと思いますが、私立に行くから中学はいらないではなく、中学がないから私立へ行くしかないが現実だと思います。 新しく住み始めている住民達の意見も聞いてください。
午後9:46 · 2020年10月6日

ミト @KN1QhRWH6pdYTxi 
中学校についての考察ありがとうございます。 他の方も仰ってる通り家から遠いので私立という考えだと思います。現に私にも子供がいますが中学ができないなら隣の市の私立しかないなと思っています。こんなにも人が増えているのに未来への投資はないのでしょうか…
午後7:52 · 2020年10月7日

Anti-Anti-Gravity @aagaagaagaagaag
いつもありがとうございます。 仕事柄データ分析をしており、近年の緑が丘地区の若年人口増加率や転居数をみると、中学校新設不要となったことについて懐疑的に思っています。 就任直後に試算検証をされた当時の資料と算出根拠を開示頂きたいです。 当時の試算から上振れなどしていないでしょうか。
仮に当時の試算が正しかったとしても、たとえば将来人口推計をもとに既存2中学校の将来通学者の居住分布を試算して、通学者の居住地域が緑が丘地区寄りになっていくのが明らかであれば、緑が丘に学校新設し、既存校は老朽化補修せず建て壊して他目的活用する、といった検討もされましたでしょうか。
午後8:50 · 2020年10月6日

み @gjRe2APiisL3qGG
考察感謝致します。丁寧な対応に、心から励まされます。本題ですが、他の方が述べていらっしゃるように、八千代市の今の中学校の設備、内容、場所等を考えた上でも、私立や他市の中学校に行かざるを得ない状況なのだと考えられます。全国的に見ても、統廃合ばかり目につく中で、未来ある子供が増えている現状にあるのに、大変もったいないけつろんではないでしょうか。未来の八千代市を支える子供たちへの支援をお願い致します。
午前3:17 · 2020年10月9日

沢山の貴重なご意見をお寄せいただき、有難うございました。
さて、皆さんがご心配されている点は、主に次の2つです。
①本当に今の増加推移で中学校が足りるのかどうか
②既存の中学2校までの通学距離がありすぎるのではないか?(そのために止む無く私立を選択するケースが少なくないのではないか)

①に関して、「最終的に中学校新設は不要だと決定したのはいつなのか?」と再度確認したところ、検討した記録が残っているのは平成18年の時点が最終であることが明らかになりました。
想定当時からすでに13年近く経っており、今なお新しくマンションが予定されている状況について検証されていないことや、平成29年の市長就任時に説明を受けたデータには(0歳~6歳など)学歴前のお子さんが含まれていなかったことなどを踏まえ、「令和9年以降は本当に既存の2校で対応できるのかどうか」について、きちんと検証し数値として示す必要があると判断しましたので、プロジェクトチーム発足を指示しました。

今回は、この件について詳しくお話していきます。

(広報やちよ(令和2年6月15日号)より)
広報やちよ緑が丘昔と今

「この地域に中学校用地を確保する必要があるかどうか?」に関する検討について、平成18年に会議を行った記録が残っています。
当時、学校新設など公共用地を準備する必要がないかどうか検討されたのですが、緑が丘西地区を中心に住宅地の開発が進んでいく想定で試算がなされた結果、「小学校新設は不可欠だ」ということになりました。そこで、市は小学校新設のための用地2万6千平米を23億円で購入し、平成22年に「みどりが丘小学校」が開校しています。
しかし、中学校に関しては「既存2校で十分対応できる」という試算結果が出たため、中学校新設のための用地は不要と判断され、このとき土地を確保しなかったのです。

今回、改めて近隣小学校1年~6年生までの人数をもとに試算が可能な令和8年度までを確認し、既存2校で中学校の受け入れ人数に問題がないことの確証を得ましたが、市教育委員会では未就学児の数字を持っていないので令和9年以降については「確実に足りる」とは言えないとしたうえで、今後のマンション建設の状況によっては状況が急変する可能性があるため『(2校で受け入れきれないのではないかという)市長の懸念はもっともである』という回答を得ました。

この地区の子ども達は、睦中と高津中以外の中学には距離が離れすぎているため学区を変更することが出来ません。しかしながら、今後もマンションが多く建設された場合、(戸建てと異なり)一気に子どもの数が増える可能性があります。
ここで問題なのは、現時点で「中学校用地が確保できていない」ということです。
学校用地として平均的な広さは2万平米と言われていますが、この一帯はすでに宅地として整地されていますから土地の確保が大変困難です。家が建ってしまうと買い上げられず、新設しようにも手遅れになってしまいます。
この状況を、市長として見過ごすわけにはいかないと判断しました。
「用地が無くて学校が新設出来ない」といった混乱を来すことが無いよう、未来のまちづくりに対する政治責任としても早急に検討結果を出し、(新設の必要があるとなれば)遅くとも1年以内には用地確保に目処を付けるようなスピード感を持たなければ間に合わないと考えています。

そこで、「令和9年度以降も既存2校で対応可能か否か」を数値で示し検証するためのプロジェクトチームを早急に立ち上げるよう指示しました。中心メンバーは学校を管轄する市教育委員会ですが、例えば戸籍住民課や、今後の市内開発の情報を得ている都市整備部など、想定に必要な数字が提供できる市役所関連部署からもメンバーを集め、多角的に検証する予定です。

一方で、このようなご意見も寄せられています。


今回、中学校新設に必要な費用も試算しました。
新たに2万平米の土地を購入するのに約34億円、校舎建設費約21億円、体育館約5億円、合計約60億円ほどかかることになります(文科省の補助金が全く出ない場合です)。
※補足
みどりが丘小学校の用地を購入した当時は未整備の状態でしたが、新たに中学校用地を購入するとなれば既に宅地となっている土地を購入することになるため高額になる試算です。

八千代市は、昭和40年~50年代にかけての人口増加とともに短期間に集中して整備を進めてきた経緯があり、近い将来、さまざまな公共施設が建物としての寿命を終え、更新時期を迎えることになります。
既に老朽化が進んでいる既存小中学校の対策はもちろんのこと、今年は新型コロナウイルス対策を優先的に取り組む状況であったため、財政的に余裕がある状態ではありません。
(公共施設等の改修等に係る将来コスト予測)
公共施設建て替えグラフ
表のとおり、将来コスト予測はこれまでの実績値を大きく上回っていることから、現在、中長期的な改修等の費用の縮減及び平準化を図る取り組みを進めているところです。
中学校新設には約60億円が必要になりますが、八千代市が直面しているこうした問題とのバランスもとらなければなりません。まちづくりの考え方や取り組み方法にはさまざまあると思いますが、まずは生徒数の今後の推移を一日も早くプロジェクトチームで検証してまいります。

また、②既存の中学2校までの通学距離がありすぎるのではないか?とのご指摘についても、市内の他の中学校とのバランスも見ながら、公平性を欠くことにならないよう配慮する必要があると考えます。現在、市内11校ある各中学校の通学の実態について再調査を指示しています。
こちらにつきましても、今後報告します。

参考資料/
(公共施設等個別施設計画について)
http://www.city.yachiyo.chiba.jp/21003/page100030.html

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