八千代市政を考えるブログ

千葉県八千代市では、今どんなことが問題になっているのでしょうか?
身近な疑問、改善できそうなこと、千葉県から見た八千代市など、さまざまな角度から考えてみました。

八千代市長(2017.5月就任)のはっとり友則です。
現在取り組んでいる政策、進捗状況なども併せてご報告していきます。

カテゴリ:安全安心まちづくり > 震災・風水害対策

以前、「八千代市では、地震で水道施設が被災するなどして生活に必要な水が得られない場合に備え、井戸を所有する人を対象に“災害時協力井戸”を登録しています」ということをTwitterでお伝えしたところ、次のご質問を頂きました。


そこで今回は、災害時における八千代市の給水対応と、ペット同行避難についてご紹介します。

1.給水対応について
災害時の飲料水については、
①災害用井戸(各小中学校)による対応
②備蓄ペットボトルによる対応
③上下水道局による対応
の、大きく3つの手段で給水対応を行います。

①災害用井戸
これは、避難所となる各小中学校に設置されているものです。作動点検は発電機も含めて月1回実施しているほか、水質検査も年2回行っております。ただし、水質検査で新木戸小学校と勝田台小学校の井戸については飲料不適となっています(現時点)。

②備蓄ペットボトル
東消防署内倉庫に500ml × 14,400本、上下水道局に500ml × 25,000本を備蓄しています。これは、一人当たり一日3リットルが必要だと換算した場合、最大約6,560人の1日分の飲料水にあたります。

③上下水道局による対応
・運搬給水(応急給水)
医療・福祉関係機関などの重要施設や、緊急を要する給水拠点を優先し、車両等で運搬給水を実施します。この給水拠点は、断水・応急給水に対応できる職員や車両の確保状況に応じて逐次拡大するほか、必要に応じて広域応援体制の枠組みを活用し給水量を拡大します。また、仮設水道管や応急給水施設の設置も検討します。
・緊急貯水槽(地下貯水タンク)
西八千代調理場また勝田台中央公園に設置済の緊急貯水槽を活用し給水対応にあたります。こちらは手押しポンプによる給水が可能となっています。


また、「災害時協力井戸は実際どのように使うのか?」ということについても触れておきます。

位置付けとしては、災害が発生したときに生活に必要な水が得られない場合に、市民等が所有している井戸を生活用水や飲料水として活用させていただけるように登録を要請しているものです。
現在(令和3年4月1日付)は計95か所が登録されており、黄色の表示板を交付していますのでこちらを井戸に掲示していただいています。登録に際して、現地調査や水質検査を行った上で判断しており、登録後も3年に1回を基準に市が水質検査を実施しています。仮に飲料に適さないとの判断がなされた場合は、登録を解除します。

もし利用することがあった場合は、利用のために特段の手順は必要ないとしています。この理由は、登録の時点で「災害が発生したら、市民の求めに応じて協力(許可)いただく」ということを要件にしているからです。
ただし、停電が発生した場合に、自動ポンプを使用している井戸などは使用できなくなったりするため、あくまでメインは先にお伝えした3点の給水対応をしっかり行ってまいります。

余談ですが、なぜ八千代市内にはこれほどまでに井戸が整備されているかご存じですか?これは第3~8代市長として八千代市発展のために尽力された仲村市長時代に、上・下水道の普及を含めた都市基盤整備を進めたことによります。当時はまだ規制がかかる前で、多くの井戸を設置することも可能でした。ちなみに、この上・下水道整備のおかげで、本市の水道料金は安く抑えることが出来てきました。近年は老朽化対応で値上げもありましたが、それでも県内で比較するとその安さが分かるかと思います。

※ご参考/市ホームページより
(令和元年10月1日に水道料金を改定しました)
http://www.city.yachiyo.chiba.jp/801000/page100023.html

(災害時協力井戸について)
http://www.city.yachiyo.chiba.jp/121500/page000028.html


2.避難所におけるペット対応について
八千代市では、被災して自宅が危険な場合や、避難指示が発令されている場合には、ペットとご一緒に安全な場所へ同行避難することを推奨しています。
動物が苦手な方やアレルギーを持っている方に対して配慮が求められるため、ペット専用スペースを設置することで対応するよう運営マニュアルを用意し、防災訓練ではペット同行避難に関する訓練も行っています。

また、八千代市では災害時における動物救護活動を迅速かつ円滑に実施する体制を整える目的で、令和2年3月16日に京葉地域獣医師会と「災害時における動物救護活動に関する協定」を締結しました。
動物救護活動の対象となるのは、主に犬と猫です。
市の協力要請に基づいて、京葉地域獣医師会に所属する獣医師の方々が、負傷したペットの応急手当や、飼い主とはぐれたペットの一時預かり、避難所での衛生指導などを行います。

2020年3月16日動物救護に関する協定締結式

避難所ではゲージに入れることを条件に、(避難所施設ごとの状況によって異なりますが)体育館内の倉庫や更衣室といった屋内や、渡り廊下・ピロティといった屋根がある屋外スペースにペット避難場所を設置する想定しています。また、避難所にペット専用の備蓄食料や薬はありませんので、飼育に必要なものを飼い主の防災用品と一緒に準備しておき、避難の際にはゲージに入れる等してお連れください。

とはいえ、避難者の受け入れ状況、また大型動物・危険動物といった種類によっては受け入れが困難な場合もあることから、ぜひ平時のうちに万一のときの預け先を探しておくと安心です。他にも、災害に備えて日頃から準備できることを市ホームページにまとめていますので、ぜひご覧ください。
(ペットの災害対策)
http://www.city.yachiyo.chiba.jp/60500/page100208.html

はちと市長202104
私の大切な家族の一員、愛犬のハチです。

今回は、学校給食のアレルギー対応についてお話したいと思います。
先日、アレルギーをお持ちのお子さんの保護者の方から、Twitterに次のようなコメントをお寄せいただきました。

『市長の御意見をお尋ねしたく、初めてツイート致します。市内小学校(村上地区)の給食アレルギー対策について、現状は保護者が献立詳細を調べて対象メニューを学校に報告し、子供にそのメニューを食べないように言い聞かせ、代替メニューを持参させます。この献立詳細が非常にわかりづらく、見落としがないか何度も調べなければいけないので、とても時間がかかってしまいます。また学校側では特に給食のアレルギーに関しては、何も対策を行わないようです(娘の学校の場合は心配な場合親が学校に同行するようにと言われています)。
設備の問題もあるので除去食対応は難しいと思いますが、教育委員会のアレルギー対応方法についての指針と現場対応に乖離があるよう思います。市長として給食のアレルギー対策についてのご意見を伺いたいです。 午前4:29 · 2020年10月29日』

八千代市内の学校給食について、西八千代調理場から配食されている学校については「たまごのみ、乳製品のみ、混合」のアレルギー対応がなされています。
しかし、村上調理場と自校給食を持つ4つの小学校(大和田・阿蘇・新木戸・萱田)については対応できる施設環境が整っていないため、ご家庭に協力いただいている状況です。
コメントでご指摘のとおり、献立表や食材一覧表をご確認いただき、食べられない食材がある場合は代替品をご自宅から持参していただいたり、牛乳の場合は代替品が無いため給食費から返金するなどといった対応を行っています。
(例/献立表と食材一覧表)
献立見本
食材一覧表見本

八千代市教育委員会でも、平成27年4月から「八千代市の公立小中学校における食物アレルギー対応の基本方針」と「八千代市の公立小中学校における食物アレルギー対応の実施要領」を制定しており、学校給食以外にも食物・食材を扱う活動、宿泊を伴う校外学習等、食に関わる様々な活動に応じて都度アレルギーの有無等を確認するなど、(医師が必要事項を記載した)「学校生活管理指導表」を元に、学校と保護者が連携を図りながら個別対応している次第です。
校内体制については、各学校で管理職を中心とした「校内食物アレルギー対策委員会」を設けるように市教委から通達しており、特にアナフィラキシー症状など緊急時対応におけるマニュアルを作成しておくことや、ご家庭からの情報提供を密に取り事故の無いように努めることなどを求めています。

しかしながら、都度のご負担軽減や、情報連携ミスによる事故を防ぐためにも、アレルギー対応がなされた給食が提供出来る環境を、一日も早く市内全体で整えることが望ましいと考えています。


老朽化が進んでいる上、アレルギー対応が出来ない村上調理場については、令和4年9月稼働を目指し(仮称)八千代市学校給食センター東八千代調理場へ移転・新設予定です。
東八千代調理場では、アレルギー対応食の提供は西八千代調理場と同等に対応することが出来るようになります。この新設に伴い、市内に4校ある自校給食についても調理場からの配食に切り替えることによって、全市的にアレルギー対応を可能とします。
ちなみに、自校給食の良さから残念に思われる声もあるかと思いますが、どの調理場も老朽化が進んでいることによる施設面での問題、また、それぞれで調理員を抱えなければならない人件費の面から、市内2カ所の調理場に絞るという判断となりました。

西八千代調理場と東八千代調理場は災害発生時の「防災拠点」という視点でも設備整備が行われています。炊き出し機能を備えた調理場となっており、新川を中心として西側と東側に建設されています。
そのほか、財政への配慮として、 維持管理運営面での経費節減に配慮していることや、PFI 方式を導入することで民間ノウハウを活用し、良好な給食サービスの提供はもちろんのこと、より効率的な運用によって財政支出の削減を図る狙いを持たせています。 

近年、ますます必要性が高まっているアレルギー対応について、八千代市内のどの小中学校でも安心・安全な給食を提供できるよう、事業を進めてまいります。


参考/
八千代市の公立小中学校における食物アレルギー対応の基本方針と実施要領(八千代市教育委員会)
https://www.yachiyo.ed.jp/yachiyo/hotai/2015/04/01/635/

学校給食センター調理場整備事業について
http://www.city.yachiyo.chiba.jp/603000/page100024.html

八千代市では、「防災上重要な企業や各種団体との支援並びに相互応援に関する体制づくり」を進めており、行政だけでは対応しきれない点をカバーしています。
協定の内容は多岐にわたり、例えば県内市町村間の相互応援を目的とした行政間協定、また医療救護・復旧応援・生活物資の供給や輸送等などさまざまです。
先月のTwitterでも、ペストコントロール協会との締結について触れています。



さて、昨日9/17には、新たに「大塚製薬株式会社」さんと包括連携協定を締結しました。
(市ホームページ)
http://www.city.yachiyo.chiba.jp/21000/page100169.html
大塚製薬協定
市ホームページでは「相互に緊密な連携を図り、協働による活動を推進することにより、地域の活性化及び市民サービスの向上を図る包括連携協定を締結しました」と紹介していますが、もう少し具体的にお伝えしたいと思います。

連携する取り組みは、大きく4項目あります。
(1) 市民の健康づくりや食育の推進に関する事項
・ケアマネージャーや他従事者への情報提供
・熱中症対策、フレイル(健常から要介護へ移行する中間段階での衰えが見られる様子)、入浴介助などのツール配布
・生活習慣病予防や低栄養予防に関してのセミナー実施や情報提供
・児童に対する食育の推進活動(食育アプリ「スケッチクック」)

(2)スポーツの振興、青少年の育成や教育の推進に関する事項
・市内小中学校の教員(主に体育関係者)に対する児童生徒への熱中症予防や食育などに関する講習会の開催
・熱中症アドバイザー講座や資格取得の提案
・教育現場での熱中症対策ツールの配布(熱中症予防ガイドブック、深部体温文献、校内放送原稿、校内放送音源の提供など)
<余談>
ちなみに、熱中症対策として、市内小中学校(33校)へ「ポカリスエットゼリー」を、先月8月17日学校着で配布頂きました!

(3)災害時における被災者への支援や協力に関する事項
・防災訓練時の展示品や、災害時における食料品・日用品の提供

(4)その他、地域の活性化及び市民サービスの向上に関する事項
・消防本部消防総務課の職員に対し、訓練や災害活動時における適切な水分補給の方法や、平時における熱中症予防・対策に関するセミナーの開催
・その他、協議して実施する事項

ほかにも、八千代市では数多くの災害時協力協定締結を結んでいます。市ホームページでも「災害時協力協定締結一覧(令和2年8月5日時点)」を掲載し、取り組みを紹介していますのでぜひご覧ください。
http://www.city.yachiyo.chiba.jp/content/000117422.pdf

今後も引き続き、災害に対する備えとして各方面との連携を図ってまいります。

(ご参考)
災害時における協力協定(市ホームページ)
http://www.city.yachiyo.chiba.jp/121500/page000029.html

最近の八千代市では、突然の猛烈な雨に驚かされることが多いのですが、皆さんのご自宅周辺で道路が冠水するなどお困りの状況はありませんか?
Twitterに、このような声が寄せられています。

八千代市では、雨天時に道路パトロールを行っており、直接市内を目視確認しているほか、市役所へ浸水・冠水報告があった場合は現地に向かい対応に当たっています。
今回Twitterでご指摘いただいた箇所については、発生時に市役所へ報告が寄せられておりませんでした。こうした情報は、まさに浸水・冠水している状態が分かるタイミングでご報告いただけると、現地で原因が確認でき、対策が取れるため大変助かります。
逆に、水が引いてから後日ご報告いただいても、なかなか対応が難しいようです。

※補足
地形的な問題で、道路冠水が起きないようにすることが困難な場所もあります。
浸水被害・道路冠水が頻発するような場所は、大雨時に担当部署の職員がパトロールを行い、必要に応じて通行止めや土のうの配布・設置等の対応をしています。


ただし、市道の側溝に土砂などが堆積している様子が見られる場合は別です。
清掃することで未然に冠水を防ぐことが出来ますので、お気付きの箇所がありましたらお早目に市役所へご連絡ください。
ちなみに、側溝が原因で冠水する場合、
①側溝に土砂が堆積している
②雨水路のはけ口が(想定していた雨量の)キャパを越えている
という2点が考えられます。
②の例については、以前私も八千代台西8丁目の冠水問題で関わったことがあります。
雨水路を設置した時には想定していなかった雨量に対応しきれない場合、発生するケースです。
雨水が流れていく先にある集水桝(しゅうすいます=金属の格子がはめられた枠の下にある水を溜める場所です)で水を受け止め切れず、慢性的に冠水を起こしていました。この場合、いくら清掃しても側溝から溢れてしまうので、根本的な解決を要します。
八千代台西8丁目のケースでは、設計を見直し工事を行うことで冠水しなくなりました。
こちらのTwitterのコメントでは「側溝が浅いのではないか」とご心配されていますが、側溝のサイズは一般的なものを使用していますので他と大差はないと思われます(大変古い側溝の場合は、狭いものもあります)。
もし土砂堆積が原因でない場合、②のようなケースも考えられます。

いずれにしましても、まずは市役所までご一報いただければ担当課にて対応いたします。
ご連絡先は、八千代市役所 047-483-1151(代)です。
土日祝日関わらず、24時間体制で緊急対応します。
仮に夜中であっても、守衛の方が電話を受け、道路パトロール等の担当者携帯番号へすぐに報告をまわすことになっています。
皆さんの周りで心配な状態が見られましたら、ぜひご協力ください。

防災対策について(その3)

昨日、午後3時から、北東自治会館で行われた『八千代1号幹線沿いの浸水と水位警報装置に係る説明会』に出席してきました。
私は傍聴者の立場ですので、質疑も意見も述べませんでしたが、納得できない点についてお話ししようと思います。
その第1点目は、市の災害対策本部は10月17日の午後4時に設置されましたが、実は10月15日の午後4時に市長と職員の協議で10か所の避難所が決定され、5時15分には、125名からなる臨時配備体制をとっていました。この一連の動きは、尋常ではない災害対策であり、この時点で災害対策本部を立ち上げるべきだと思いました。災害対策本部は、災害を最小限に抑え込む為のものであって、災害発生前に設置すべきであります。17日午後4時に設置したのは、続々入ってくる深刻な被害情報を受け、あわてて設置したのではないでしょうか。(対策本部長は秋葉市長)

第2点目は、先ほども言いましたが、15日の午後4時の時点で10か所もの避難所を設定(尋常でない災害を予測)したにもかかわらず、午後8時10分の広報車による周知内容は、「尋常でない災害が予測されますので十分気をつけてください。なお・・・・が避難所として指定しましたので・・・・・・・」ではなく、「台風26号が接近しております。不用な外出を避け、低い土地の浸水や水路の増水に注意して下さい。」と危機管理意識に欠ける内容でした。

さらに午前4時40分に1号幹線の水位が警戒水位(道路面から1メートル下)に達しています。
この時点で水位警報装置が作動していないことがわかったはずです。(警報装置は水位が140センチメートル下になった時点で作動)その後5時の時点で水位は道路面から40センチメートル下、5時30分には1号幹線が満水となり、地域で氾濫が発生しました。

4時40分時点でサイレンが鳴らないことがわかった以上、広報車や防災無線等を使っての周知をするべきだったと思います。(家財道具を2階に移したり、車を移動することができた)また、対策本部設置の遅れについて秋葉市長の「対策本部なものは立ち上げて対応しました。」という発言も責任逃れにしか聞こえませんでした。適切に対応していたのなら何も17日に設置する必要はなかったということになります。
大島町の教訓が全然生きていなったと言わざるを得ません。

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