2020年7月11日(土)から、八千代台駅西口のエレベーターが新設されます。
地上と改札階を結ぶエレベーター設置については、地域の皆さんに長年切望されてきた課題でした。
今回はこの経緯についてお話します。

西口エレベーター
位置などの詳細はこちら(八千代市ホームページより)
http://www.city.yachiyo.chiba.jp/140500/page100138.html


京成線沿線は開発が先行して進んでいましたから、沿線にお住まいの方々の高齢化が進み、特に特急停車駅のエレベーター化が進められてきました。
八千代台東口側には、すでに十何年も前に設置が完了しているにも関わらず、西口は一向にその気配がありません。この原因は、歩道の幅がエレベーター設置の規定に合わないためというものでした。スペース的に難しかったため東側に設置したという経緯があります。

(写真は、西口エレベーター設置前の様子です。)
設置予定八千代台西口エレベータ
しかし、現在線路で分断されている八千代台駅の構造上、西口側へのエレベーター設置は別問題です。
八千代台自治会の強い要望事項でもありましたから、私が市長に就任してから「本当に設置できる可能性がないのか?」を確認するよう指示しました。
すると、現状では物理的に設置不可能とされているものの、「車道を縮め歩道を拡幅すれば可能」という回答が得られたため、市で歩道を可能な限り広げる工事を行うことを前提に、2018年の時点で京成電鉄(株)に打診。無事に設置の方向で着手していただけることになりました。
上の写真ではベビーカーも通れないほど狭い箇所が確認出来ますが、現在は拡張工事が済んで十分な歩道幅が確保されています。


現在、勝田台駅南口についてもエレベーター設置と駅広の整備を進めています。
こちらについてはまた後日、ご紹介したいと思います。