オヤジ発・節電生活

節電は楽しい。なぜなら財布にやさしいから。ついでにCO2も削減できて一石二鳥。

大寒波の時は床下の保温・断熱を(改訂版)

30年ぶり!?の寒波がやってきました(2014年2月の記事を改定しました)。
一月も記録的に寒かった上に今月のこの寒さは身にこたえます・・・
そのせいか最近、1Fリビング床の冷たさが気になってきました。

うちは木造で、リビングの床材は9mm厚合板です。木の床は割合に断熱がいいため、今まではカーペットやマットを敷くだけで暖かくすごすことができていました(窓は自製の二重窓天井には断熱材が入っています)。
しかし最近は、足元の冷たさを感じるようになりました。

最低気温も-5℃以下の日が多くなっています。床下の保温対策が必要なようです。

<床下換気口が5mおきに・・・>
まず、家の周りを見回してみると、基礎部分に通風口(床下換気口)がたくさん開いています。
IMGP1858
これは建築基準法で5mおきの設置が義務付けられているそうです。目的は床下の湿気を逃がすためです。
しかし、冬は北風が容赦なく吹き込んで、床下の温度を下げていることは間違いありません。

<床下の温度を測る>
ためしに床下の温度を測ってみました。使用したのは非接触温度計です。
台所の床下収納の通気孔のメッシュを外し測定しました。
IMGP1861側壁にあるのが通気孔

通気孔から水平方向に温度を測ります(5回計って平均を取ります)。
IMGP1862
温度計は家の中央を向け、間仕切り壁の基礎の温度を測る感じです。

<床下の温度は3.5℃!>
2月6日、午後5時の床下温度は3.5℃でした。この日は冬型で北風が強く、最高気温は5℃、家の外壁の温度(午後5時、台所床下換気口付近)は0.5℃です。台所の床と壁(高さ1m)の温度はともに5.3℃でした。

台所は暖房を入れてありませんが、床下はそれより2℃くらい寒いようです。すぐ隣のリビング(床下は共通)は15℃ありましたので温度差は12℃くらいになります。寒さが床から伝わって来るのも無理ありません。

<床下に断熱材を後入れする?>
床の寒さ対策として天井のように断熱材を入れることが考えられますが、ちょっと大変です。床下は天井裏よりかなり狭いためです。そこで、床下換気口を塞いでみることにしました。

<とりあえずウエスで塞いでみる>
換気口を塞ぐものとして、とりあえず手許にあったボロ(子供が昔着た服など)を詰め込んでみました。
IMGP1859外見はこのようになります。実験なので良しとします。
12箇所の換気口のうち、南側を除く9箇所を塞いでみました。全部塞ぐのは抵抗があったのと、何より北風を防ぎたかったからです。

<床下の温度は徐々に上昇>
下は換気口を塞いでから6日目までの温度変化です(pm5前後,℃)
             2/6   2/7   2/10   2/12
外壁温度       
(換気口付近)       0.5        1.3        4.1        1.5       
床下温度        1.3        4.2        6.4        6.5
床温度         5.3        6.0        8.1        7.8

床下温度は徐々に上昇し、6.5℃になりました。2/8~9は大雪で一日中気温が上がりませんでしたが、床下温度は上昇しました。
床温度の方は室温に影響されるので、一概に言えませんが、上がってきています。

<冬の間は床下換気口を塞いでも大丈夫?>
わが住処の上州は冬、晴天が多く、空っ風も吹きまくっているので大変乾燥します。冬の間、換気口を塞いでいても湿気は心配なさそうなので、もう少し長く測定をしてみようと思います。

<プラダンで床下換気口を塞ぐ>
翌年の冬、外観と取り外しを考慮してプラダンを使って見ました。

*建築基準法では、床下をコンクリート土間などにして地面の湿気を防げば、換気口は付けなくてもいいそうです。今まで意識しませんでしたが、雪国では換気口を付けていないと思われます。雪解け水が入ってくるとまずいので・・・
ゼロエネルギー住宅では床下換気口を付けない上に、厚い断熱材を基礎の内側に入れて断熱していました。


   プラダンで床下換気口を塞ぐ
   プラダンは窓の断熱性が抜群
   透明プラダンで二重窓(引き戸)を作る

   非接触温度計
   屋根裏の断熱と排熱

家でいちばん暑いのは?屋根裏を冷やそう

ついに梅雨が明けました。梅雨明けすると朝から晩まで暑い。こりゃたまらん!家の温度を少しでも下げることが急務です。

晴れた日の正午、気温32℃の時、家の各部の温度を測ってみました。
屋根(鋼板製、寄せ棟):55~57℃(屋根の面による)
屋根裏:気温49℃
天井(室側):36℃(屋根下の部屋)
天井(室側):32℃(階下の部屋)

同じ1Fでも、2Fの階下と平屋部分では、部屋の温度が天国と地獄の差になります。家の中で一番暑いのは屋根裏だということもわかります。屋根や天井を何とかしなければ・・・

リフォームのお店に相談したところ、「天井を断熱すると効果的」ということで、厚さ15cmの断熱材を敷き詰めました。これで、天井の温度は下がりました。

しかし、屋根裏の温度は高いまま。このままだと、家が傷む、1F屋根裏の熱気が2F床下に伝わって2Fが暑くなる、などの問題が出ます。
屋根裏が暑くなる原因は・・
1.屋根の断熱が不十分、2.屋根裏の通気が悪い・・からですが、手っ取り早くできそうな通気から対策することにしました。

まず、通気の状態を見ます。
軒下を見ると、小さな通気孔が4箇所に・・
IMGP1159
これでは換気が悪そうです。特に寄せ棟屋根の場合、高いところに熱がこもって抜けなくなるようです。

そこで、屋根の頂上に”熱突”を立てることを思いつきました。リフォームのお店に相談。

SANY1719
このようなものを作ってもらいました。

文頭とほぼ同じ条件で温度を測ってみたところ・・・
屋根裏:気温43℃
天井(室側):32℃

さらに換気扇をON(熱突に換気扇をつけた)にすると・・
屋根裏:気温36℃

13℃も下がりました!違うもんですねー。製作をプロにお任せしたのが良かったようです。

・・昔(エアコンのない頃)の家は今より涼しかったような気がします。きっといろんな工夫がされてたんでしょうね。伝統というか・・電力不足になって、考えさせられることが多いです。


 *各部の温度は非接触温度計で測定
 *天井に換気扇を付ければ、部屋の排熱と
   天井裏の排熱がある程度できると思われます
 *切り妻屋根なら高い位置に換気孔があるので、
   そこに換気扇を付けることが可能だと思います

  (2011.7月より更新)
   
  気温35℃の暑さ対策は窓と天井の断熱
  屋根の断熱でエアコンレスでも快適
  ガーデンクーラーで空気と地面を冷やす  
  天井換気で部屋を涼しく  
  床下換気で部屋を涼しく
  Category 暑さ対策

「プラダン」は窓の断熱性が抜群

環境アドバイザーの片亀光さんがTVで紹介されていたプラダン(ポリプロピレン製ダンボール)で窓の断熱をしてみました。

プラダンはもともと「くり返し使えるダンボール箱」の素材として作られたようです。
プラダンにはさまざまな厚さ、サイズ、色があり10~20枚まとまればオーダーも可能ですが、ホームセンターでは厚さ4mmで、縦横1820x910mmのものが売っていました。

色は何色かありますが、窓用には半透明のものが適しています。

まず、事務所の北側の窓に使ってみました。

窓枠のサイズを測り、なるべくぴったりの大きさにプラダンを切ります。
IMGP0517
プラダンの素材は柔らかく、ハサミで切ることができます.ただし、切り口が潰れやすいのできれいに仕上げたいときは、カッターナイフを使った方がいいです。
IMGP0513
上はもとの窓の様子。
IMGP0512
プラダンをはめ込んだところ。サイズが合っていると空気の漏れはほとんど無い。
IMGP0515
取り外しがしやすいようにセロテープでコヨリを付けた。

プラダンの効果を見るために非接触温度計で表面の温度を測ってみました。
  外気温:9.2℃
  ガラス(プラダン使用中):10.1℃
  プラダン:17.3℃
  室温(窓から50cm):18.3℃

プラダンの表面温度は室温に近く、触っても冷たく感じません。ペアガラスでも触ると冷たいことがあるので、それより断熱がいいようです。冷気が窓に沿って降りてくるダウンドラフトも、ほぼ完全に抑えています。

北側の窓は冬、冷たい風でガラス、サッシともに冷やされて、部屋の温度を局所的に下げていました。局所的に温度が低いところがあると、暖房を強くしても寒く感じます。プラダンを入れて以来、暖房の稼働率が下がりました。

*ポリカーボネート製で透明なプラダンもあります(ポリカプラダンという商品名)。こちらの方が強度、耐候性がありますが、切断はハサミでは無理。大型のカッターナイフが必要です。価格も高め。
IMGP0516
外が見えて圧迫感が少ないのでゲストルームに使ってみました。
IMGP0518
汚れが入りやすいということなので両辺を透明なテープで塞いであります。

*プラダンはエアコン(冷房)の節電にも役に立ちます

(2011年11月より更新)

*関連記事 プラダンで浴室の保温 南側の窓にプラダンをはめる 改良版 
        透明プラダンで引き戸(二重窓)をつくる
        プラダンで床下換気口を塞ぐ     
        
        透明クロスで二重窓を作る 透明塩ビ板で二重窓
        天井の断熱材で日中の暖房が不要に
        

気温35度!梅雨時の猛暑日対策は即効性が一番

昨日は各地で猛暑日になりました。わが町でも最高気温が34℃と、今年最高を記録しました。

突然の暑さに 対策が間に合いません。
5月末に植えたゴーヤのグリーンカーテンもまだ茂っていません。
PIC_0202
ゴーヤは成長が早く、先端は3mくらい伸びていますが、みっちりしているのは1.5mくらいです。充分茂るのは7月下旬です。

こんな時、頼りになるのは何と言っても ヨシズです。まず、東側の大窓の前に「スモークゴールデンヨシズ」を広げ、太陽の遮光・遮熱をしました。
PIC_0196
あらかじめ、グリーンカーテンなどに使うフレーム(ホームセンターで購入)を組んでおき、その上にヨシズを広げます。
PIC_0195
午後はこのように巻き取っておくと採光できます。必要なときはすぐに広げられます。
ヨシズの端は荷づくり紐などで フレームに固定します。
PIC_0198

フレームの上端は、軒下にねじ止めした金具に紐で結び、安定させます。
PIC_0203
こうすると、かなり強風でも倒れません。 

北側の窓には簾を掛けました。
PIC_0199
この時期は朝夕、北から太陽が当たるためです。 
簾は、S字フックで吊るすと取り付け取り外しが簡単です。
PIC_0200
 この場合、窓上を走る配管に針金を通して吊るしました。
簾の外側にヨシズを立てるとさらに効果的で、真夏の強い日差しもほぼ遮ります。

 太陽の遮光・遮熱対策の他に、部屋の保温・断熱と熱源対策も必要です。以下をご参照ください。


   遮熱カーテン 
   天井の断熱 
   屋根裏の排熱
   部屋の熱源対策
   
   category暑さ対策

事務所の1月の消費電力が1段料金以内に

うちの事務所の1月の使用電力は120kWhで、1段料金以内に収まりました。
IMGP0006
節電をする前(震災前)の1月は520kWhでしたので、約4分の1になっています。

東電の従量電灯プランでは、1段料金は1kWhあたり19.43円で、電気の使用量が増えると、単価が上がっていきます。120kWh以内なら一番安い単価で電気を使えるわけです(これ以外に、基本料金がかかって来るので単純ではありませんが・・)。

*東電従量電灯料金

   最初の120kWhまで(1段料金)19.43円/1kWh
   121~300kWhまで(2段料金) 25.91円
   301kWh以上(3段料金)     29.93円

1月は冬の電力消費のピークですので、夏前までは1段料金で行けることになりそうです。 ちなみに昨年の1月は136kWhでした。

<やはり給湯器の凍結防止ヒーターは大食いだった> 
節電できた原因は、ガス給湯器を水抜きして切ったことです。給湯器の運用を調べた結果、朝の掃除以外ではほとんど使っていなかったため、ガスコンロでの湯沸しに置き換え ました。

給湯器の消費電力のほとんどは凍結防止ヒーターによるものです。給湯そのもので消費する電力は一割以下です。 うちでは給湯器に節電カバーを掛けていますが。それでも一ヶ月10kWhくらい消費していました。今年は一月の前半まで暖かかったため、トータルで16kWhの節電になりました。

<根本的な解決策は・・>
給湯器を稼動しながら大幅に節電するには屋内設置型の給湯器にするのが一番です。どうしても屋外型を使わなければならない場合は、家の南側の日当たりのいいところに設置します。家の南側は晴れた日の日中、10℃以上になるので凍結防止ヒーターは作動しません。夜も北風が遮られるので 、ヒーターの作動は大幅に減るはずです。


  Category   節電通信簿
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