大型(中型)冷蔵庫と小型冷蔵庫の消費電力を比べてみました。

自宅の冷蔵庫は380L、定格消費電力128W(霜取り時143W)。事務所の冷蔵庫は71L、定格81W。

ワットチェッカーで1日の消費電力を比較すると1.25kWhと0.95kWh・・・あまり差がない。
100Lあたりの消費電力(1日)は0.33kWhと1.34kWh・・・小型のほうが4倍効率が悪い!

自宅の冷蔵庫は省エネ型とは言ってもそれほど効率のいい方ではありません(もっと消費電力の少ない製品も多い)。にもかかわらずこの差には唖然とします。

もしかしたら小型冷蔵庫が古いことが原因?と思い、家電量販店へ行っていろいろなサイズの冷蔵庫の消費電力(年間)を調べてみました。

・600Lクラス:280~330kWh
・500Lクラス:220~340kWh(200kWh台が最多)
・400Lクラス:220~450kWh(200kWh台が最多)
・300Lクラス:340~480kWh
・200Lクラス:330~460kWh
・100Lクラス:200~400kWh(300kWh台が最多)
・100L以下  :120~360kWh(千差万別)

<結果>
1.年間消費電力は冷蔵庫の大きさと関係ない(100L以上では200~500kWhの間)
2.400L以下では小さいほうが消費電力が増えるほどである
3.消費電力はコストと関係がある?(大きいクラスの方が高価)
4.発売時期とも関係がある?(省エネ基準が年々厳しくなる)
5.メーカーの姿勢とも関係がある?(H社は消費電力が少ないと、店員さんが言っていた)
6.定格消費電力と年間消費電力は直接関係ないようだ

上記の結果を元に考えてみると・・・

・大型冷蔵庫と小型は構造が違う?・・我が家の小型は放熱器が露出。パイプや針金のようなものでできていて熱くなる。放熱効率が悪い?大型のものは放熱板やファンが付いている可能性あり。
・大型の方が断熱がいい?・・断熱にコストをかけられる。もともと、大型のほうが大きさに対する表面積が小さい。

結局、冷蔵庫はコンプレッサー(冷却装置)と箱(魔法瓶)の組み合わせだとわかります。だから・・・

・コンプレッサーが大きければ定格消費電力は増えるが、稼動時間は短くなるので一日の(年間も)消費電力はあまり変わらないはず。定格消費電力と1日の消費電力は必ずしも関係ない。
・断熱が悪いと、庫内があたたまりやすくなるのでコンプレッサーの稼動が増える。究極的に断熱が良ければ、一度冷やしてしまえば物を出し入れしない限り電力はいらない。
・断熱の良さと冷却効率(より少ない電力で熱を奪えるかどうか)で消費電力は決まる。

・・・ということになります。

<冷蔵庫の選び方>
1.大きさや価格だけで判断しないほうがよい。
2.自分が必要な大きさと機能を持った製品の年間消費電力をチェックし、比べる。
3.必要より大きい製品もチェックしてみる.消費電力がより少なく、価格も手ごろな製品が見つかる可能性大

*年間消費電力は、室温や扉の開閉など実際に近い形で測定しているそうですが、使用条件によって変わります。
冷蔵庫を買い換える前に、涼しく風通しのいい場所に移動してみましょう。ワットチェッカーなどで一日の消費電力を測れば、効果がわかります。

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