十方山(じっぽうさん) 標高1319m 広島県廿日市市 天気☀/☁ 気温22℃(8時 瀬戸滝登山口)30℃(15時 瀬戸滝登山口)


(本日の行程)
十方山瀬戸滝登山口(7:26)→瀬戸滝(7:39)(7:42)→アライ谷右岸高巻取り付き地点(7:45)→木馬道(7:51)→瀬戸滝上部(7:52)→製材所跡石垣(8:18)→水田跡平坦地(8:20)→右谷左谷出合(8:25)(8:30)→木地屋原(8:44)→三ツ岩(9:03)→オオビラメの滝(9:30)(9:40)→ウシロヤマ谷出合(9:41)(9:54)→テープのある出合(10:38)→登山道合流地点(11:20)→十方山山頂(12:00)(12:36)→5合目(13:11)→カラ谷瀬戸滝分かれ(13:37)→瀬戸滝(13:53)(14:23)→十方山瀬戸滝登山口(14:32)(所要時間7時間06分 歩行距離11.8km 累積標高差+922.8m -890.1m)


(本日の行程 概略)
登山口から瀬戸滝までは遊歩道を歩く。瀬戸滝の展望地から瀬戸滝の滝壺へ降り、瀬戸滝滝壺のほぼ真北に延びているアライ谷を距離にして30~40mメートル登ると、右岸の崖に瀬戸滝上部への高巻きルートの取り付きがある。トラロープの設置された高度差約50mの崖を慎重に登って瀬戸滝の上部に出る。「オオヤスミ」という地名が付いている瀬戸滝上部から1.5kmほどは単調な沢歩き。沢登りとしては物足りないが、この区間はかつて木材を馬匹で運搬していた木馬道の石垣、製材所跡の石垣、水田跡など、瀬戸滝上流部の集落全体が遺跡となって残っている区間であり、往時を偲ぶと大変興味深い。
右谷左谷出合で右谷へ進路を採り、左岸側に大きな懸崖が見え始めると大きな岩がゴロゴロした渓相に一変する。この辺りから楽しく登れる滝が出てくる。
オオビラメの滝を突破するとすぐにウシロヤマ谷の出合に出る。瀬戸滝上部からウシロヤマ谷出合まで約1.8km。ウシロヤマ谷は10m未満の滝がいくつか連続する。岩場慣れしている人ならどの滝も楽しく直登できると思う。登山道合流地点手前の数十メートルが若干藪っぽいが激しい藪漕ぎはない。標高1080m付近で登山道に合流。ウシロヤマ谷出合から登山道合流地点までの距離は約1km。登山道合流後、十方山へ登頂。展望を楽しみながら大休憩。山頂は暑くて長居できないかと思っていたが、台風接近のためか心地よい風が吹き抜けており意外と快適だった。山頂で30分ほど休んでから下山開始。カラ谷の分かれから瀬戸の滝に寄り道し、滝壺へ飛び込んで泳いで遊んだ。


(本日の行程 図示)
セト谷 地図


(本日の行程 断面図)
瀬戸谷 断面図


7時26分。十方山瀬戸滝登山口(標高514m)を出発。今日の同行者はyasiyasiさんとクライムさん。
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7時36分。登山口から瀬戸滝までは800m。整備された遊歩道を歩く。
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7時39分。瀬戸滝(標高630m)。これからこの瀬戸滝の上部に登ります。
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7時42分。瀬戸滝の滝壺付近に降りる。
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瀬戸滝滝つぼから。瀬戸滝滝壺のほぼ真北に延びるアライ谷。このアライ谷を数十メートル遡ると、右岸側に高巻きの取り付き地点(ロープあり)があります。大きな岩も浮いているものが結構あるので注意。
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7時44分。
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7時45分。アライ谷右岸の瀬戸滝高巻き取り付き地点。トラロープが設置してあるので見落とすことはないです。
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7時45分。瀬戸滝の高巻き。アライ谷右岸の崖を登る。
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7時47分。瀬戸滝の高巻き。落ちるとタダでは済まないので慎重に。
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7時49分。ここも落ちることはできません。足場を確かめながら慎重に。
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7時51分。木馬道に出た。木馬道は、かつて瀬戸滝上流部から木材を運搬するのに使われた道。ここを大勢の人や馬匹が木材を運搬していたとは思えないような断崖上の小径です。
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7時52分。瀬戸滝上部に到着。この場所は「オオヤスミ(大休)」という地名がついています。写真でヤシヤシさんやクライムさんが立っている場所は、この谷の住人や木材の運搬人が休憩していたに違いありません。
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瀬戸滝落ち口。ここから滝壺までの落差は2段合計で47m。
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7時53分。オオヤスミからの瀬戸谷。
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7時58分。yasiyasiさんもクライムさんも早速泳ぎ。なんですが、私は泳ぎが苦手なのでここはパス(笑)「え?泳がないんですか?」と言われながら左岸側を1人だけ迂回(笑)
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8時04分。泳ぐの好きだな!
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皆が泳いでいるので私もようやく泳ぎ始めるけど、いつでも避難できる岸際を泳ぐ(笑)
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8時06分。何カ所か泳げるプールがあった後はひたすら沢歩き。起伏に乏しい比較的幅広の渓相なので、沢登りとしては正直物足りませんが、この沢には別の魅力があります。
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8時18分。製材所跡の石垣。ここは明治大正期に水車を使った製材を行っていたという場所。石垣の石が加工されています。
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8時20分。水田跡と言われる平坦地。木地師の石積の墓所もあるらしいので次回は是非見てみたい。
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8時26分。右谷左谷出合(標高673m)。今日は右谷(写真右側の谷)へ進みます。
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8時44分。木地屋原(キジヤハラ)。この辺りがキジヤハラという地名のついている場所。木地師の集落があったのだと思われます。左岸側には石垣も残っています。
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8時50分。今日唯一見たヘビ。ジムグリ?私達にびっくりしていたのか、じっとして全く動きませんでした。
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9時00分。左岸側に大きな懸崖が見え始めると渓相が徐々に変わって来ます。この懸崖、崩落していて、大きな岩の塊が沢を塞いでいました。2年前にここを通過した際は崩落してなかったと思うんですが。
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9時03分。三ツ岩。多分これが三ツ岩をと呼ばれる場所じゃないかと思うのですが。三ツ岩とは、大きな岩が3つ仲良く並んでいることから付いた地名だと思われます。
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9時08分。標高790m。陽が射しこむ瀬戸谷。左岸の懸崖地あたりから大きな岩がゴロゴロした渓相に変わります。また、沢沿いに大きな木が目立つようになってきます。
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9時11分。岩がゴロゴロ。
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9時15分。滑り台のような小滝。
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9時19分。深い淵をもつ滝。巻くことも簡単です。
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泳いで釜付近に取り付き。
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滝の右側の岩を登るって通過。
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9時30分。オオビラメの滝(標高775m)。瀬戸滝上流部では一番目立つのがこの滝。「オオビラメ」とは「大きなアマゴ」という意味。大アマゴがこの滝の淵に棲んでいたことから付いた名称だと思われます。今日は、そこそこの大きさのゴギ(イワナ)が泳いでいましたがアマゴは見ませんでしたが、これだけ水量があれば尺越えのゴギが居てもおかしくはないと思います。なお、オオビラメの滝は上下2段になっています。写真で写っているのは下段。
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オオビラメの滝下段。今日は流心から突破します。先頭をいくクライムさん。
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オオビラメの滝下段。突っ張って登る。流心の左側にスタンスが豊富でした。
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オオビラメの滝下段。先に突破したクライムさんに撮ってもらった。
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オオビラメの滝上段。倒木の上を歩いて通過するクライムさん。
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オオビラメの滝上段を登るyasiyasiさん。
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9時41分。ウシロヤマ谷出合(標高786m)。オオビラメの滝上段を通過するとすぐにウシロヤマ出合に出ます。ここからはウシロヤマ谷を遡行します。出合の手前で小休憩。
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9時58分。ウシロヤマ谷。ウシロヤマ谷に入ると10mないくらいの滝が連続します。クライムさんによるとホールドの豊富で登り易かったらしいですが・・・
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10時03分。ちょっと怖いなと思ったので、私とyasiyasiさんは左岸側の草付崖から巻く。巻くといってもこっちも崖なのでそんなに楽ではないんですが。後から考えると、ここはロープ出してもよかったかなぁと思います。
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10時10分。この滝もさっさと直登するクライムさんでした。ここも私は巻こうと思ったのですが、巻く方が面倒そうだったので私もyasiyasiさんも直登。
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10時25分。目立つ滝はここが最後。ここもクライムさんが先頭で登ります。
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この滝は楽しく登れました。
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10時33分。標高860m。ほとんど水の流れがなくなってきました。左岸側の岩で遊ぶクライムさん。この岩は適度にかぶっていて、岩の上に支点に使えそうな木もあったのでトップロープなら結構楽しく遊べそうでした。
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10時38分。標高870m。目立つようにたくさんのテープが付けられた出合。ここまで来ると、どちらに進んでも登山道には合流できます。今日は左側の谷筋を進みます。
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11時00分。徐々に谷の幅が狭まってくる。
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11時04分。標高970m。ここは水量が多い時は階段状の滝になっていると思われる。
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11時18分。最後は斜面に取り付いて藪を漕ぎながら登山道へ。藪といってもそんなに大したことはない感じでした。
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11時20分。標高1080m。登山道に合流しました。沢登りはここで終了です。
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11時40分。標高1160m。今日は十方山へ登頂します。暑いんですが、結構風も吹いていたのでそれほど辛い感じではなかったです。
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11時41分。ミズナラ?
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11時55分。昭和59年遭難碑付近から山頂方面。写真ではほとんど分からないですが、山頂の標識が見えてきた。
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12時00分。十方山山頂(標高1319m)。昼時なので誰かしらいるだろうと思ったのですが、山頂には誰もおらず。ここで昼食にしました。山頂は心地よい風が吹き抜けており、暑くはありましたが割と快適でした。
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十方山山頂から。吉和冠山方面。展望も良し。
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13時29分。登山道を下ります。カラ谷沿いの登山道はいつ来ても気持ち良いです。本日は瀬戸の滝に寄り道して泳いで遊ぶつもり。
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13時50分。瀬戸の滝。この地点からのみ瀬戸滝の上段を見ることが出来ます。
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13時53分。瀬戸滝に戻ってきた。
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さっそく滝壺に降りる。
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水に入る・・。私はライフジャケットを持参していたので着用です。ここの滝壺は水深が2.5mから3m。足は届かないので泳ぎが苦手な人はライジャケあるほうが良いと思います。
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泳ぐ。気持ち良い。
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ライジャケの浮力が強いので仰向けになると上半身が水の上に出る。
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滝壺に向かって泳ぐ。
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クライムさんもやってきたのでyasiyasiさんに撮ってもらいました。
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滝壺付近でぷかぷか浮いているyasiyasiさんとクライムさん。
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yasiyasiさんは私同様泳ぎが苦手だと思っていたけど・・・。ライジャケ不要組でした(*´Д`)
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ライジャケがあるので積極的に飛び込んだりします。
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水流が強いので流される(笑)溺れているわけではないです(笑)
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飛び込むクライムさん。
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泳いで・・。
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ぬるぬるの岩でボルダリング。楽しそうだな~。結局滝壺で30分以上泳いで遊びました。帰りは遊歩道を歩いて登山口に帰着。
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