建物探訪旅の続き。。。
博多から約1時間で北九州の、東八幡キリスト教会へ行ってきました。
（東八幡キリスト教会で検索していただけると、素敵な写真がいっぱい出てくるかと思います）
こちらは私の好きな建築家、手塚建築研究所の手塚貴晴氏、手塚由比氏の設計です。
この日は手塚貴晴氏の講演会と、こちらの牧師である奥田知志氏の対談まであるということで、
絶対行く！と決めておりました。
お二人ともNHKのプロフェッショナルという番組に出演されたことがあります。
私が初めて手塚氏を知ったのもプロフェッショナル。
で、こちらの方々が協会の設計を誰にしようかと検討している際、
同じくプロフェッショナルを見て「この人だ！」と決めたんだとか。
約3時間の講演会と、対談はあっという間のものでした。
講演会のテーマは「人と建築-いのちと出会いの場所で」
ということではありましたが、前半1時間は手塚氏の今までの住宅や公共建築などの事例を
ｽﾗｲﾄﾞを見ながら出会いから設計、完成に至るまでの物語を話して下さいました。
屋根の家、ふじようちえんなど、雑誌やﾃﾚﾋﾞで見たことのある建物の話に感動しっぱなしです。
軒の話も興味深かったです。
「最近は軒の深い住宅が少なくなった」
軒の話で以前手塚氏が雑誌か何かで書かれてあったことを思い出しました。
「軒が深いと窓を開けっ放しにできるんですよ・・・」
我が家もたまたまですが、南側は柱を立てて約2ｍの軒が出てます。
計画していたころはお恥ずかしい話、軒のことは無関心でした。
インテリアは大好きなのですが、構造とかはいまだにわからないことばかりです。
お陰様で軒の深い我が家は、台風の様な横殴りの雨と、桜島の灰が降らなければ、窓全開です。
夏は強い日差しは入り込まないし、冬は日の当たっているところはぽかぽかで、週末の午後は
そこに陣取って本を読んだり、テレビを見たりします。
また、子供は雨の日軒下で友達とカードゲームしたり、大きなボールでキャッチボールしたり。
一度帰った時、8人位でドッジボールしていた時には、さすがに止めてくれと頼みましたが。
さて、わが子はというと、到着前に立ち寄った本屋さんで「妖怪ウォッチ」の本を購入したので
終始それを熟読してて、一言もぼやかなかったので助かりました。
講演が終わった後、教会内を内覧していた際もご覧の通り、おとなしく待っててくれました。
（画像がぼけてますが、ポツンと一人座っているのがわが子です)
