2024年08月19日

診察室改装工事と駐車場外構工事予定

お盆の休みを利用して,診療室の改装工事を行いました。
工事は2週間ぐらいかかるので,今週末の24日には終わる予定です。
診察室の2階に使っていない15畳ぐらいの部屋があるので,階段を設置して院長室として使ってもらおうと考えました。流し台や冷蔵庫も設置して,赤井康佑先生がお昼休みにゆっくり出来たらと思います。
これから長く働いてもらうためには,必ず必要になる部屋になります。
最初は医局にするという考えでしたが,不便になると言うスタッフに却下されました。

駐車場と外構工事も,お盆休みに予定してたのですが,職人さんの手配がつかなくて延期になりました。
41年前に開業した時には,駐車場も狭くて3台ぐらいしか駐車できませんでした。
患者さんからの提案を受けて,北側の自転車置き場を撤去して,隣の畑まで拡張しました。
今では10台ぐらい駐車できますが,アスファルトのひび割れとか、白線が薄くなってきたので,思い切って,全部きれいにすることにしました。
外構も古くなっているので,車からの見通しが良くなるように,低いフェンスに変えることにしました。
あかいデンタルクリニックにスムーズに移行できるように,今からできることは何でもしておきたいと考えました。
私も完全に引退するのではなく,横の自宅にいますので,いつでも手伝いに行こうと思います。

工事は9月いっぱいはかかると思います。
その際にいろいろご不便をおかけしてしまいますが,よろしくお願いします。




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2024年08月06日

スタッフが交替しました

新卒の歯科衛生士として5年4か月勤務してもらった,松島光里さんがこの度結婚して,奈良市内に転居するということで,退職することになりました。
新卒の歯科衛生士さんは,就職倍率が10倍くらいという激戦の中,当院にはその当時,二人の希望者がありました。始めて選択する立場になったわけです。
結果的に真面目にコツコツと働いてもらって,貴重な戦力となって,選択は正しかったということになりました。奈良市内で新しい職場に勤めるということですが,自信をもって推薦できると思います。

そこで,新しい歯科衛生士さんを募集したところ,運よく応募があって,引き継いで働いてもらっています。 経験年数豊富なベテランの歯科衛生士さんです。
マラソンが趣味の,奥本恵巳子さんです。
IMG_2030

スタッフが明るく,仲良く協力してもらえるのは,とてもありがたいことと感謝しています。



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2024年07月29日

インプラントの手術記録を作製しました

手術記録 紙

この前来院された患者さんが,大阪歯科大でインプラントをされていて,その時の手術日やインプラントのメーカー,サイズ,上部構造の種類を記録したカードを持たれていました。

いろいろな理由で転院された時に,インプラントの情報が次の歯医者さんにわかった方が,患者さんのためになる貴重な情報になると考えました。

そこで当院でも,マネしてインプラントの手術記録のカードを作製してみました。
最近届いたばかりで,定期検診に来院された人とか,治療で来られている人に順番に渡しています。

インプラントとMRI検査はどうですかとの問い合わせにも,問題ないことを記載しています。

もっと詳しい情報は,しっかりとカルテや問診票等に残していますが,患者さんと情報を共有した方が,有益だと考えました。

ネットで検索すると,インプラントカードとか,インプラント治療情報カードというらしいです。
渡している歯科医院も増えてきているみたいです。
やっと追いついたのかもです。



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2024年06月03日

歯科医院の継承について

歯科医院を開設して長い年月が経つと、継承の問題が出てきます。
多くの人が理想と考えるのは,自分の子供に継いでもらうことだと思います。
子供が二人いるのですが,上の男の子は医者になって,下の女の子は歯医者になって同級生と結婚して,今は箕面市で口腔外科専門の歯科医院を開業しました。
子供には子供の人生があると思っていたので,二人とも立派に家庭を築いていて安心しています。

継承してもらう人を探すために,4年前から歯科専門のM&A業者に相談していて,銀行さんや,分院展開を考える歯科医院,新規開業者を紹介してもらっていました。
なかなか見つからない中,友人の赤井先生の息子さんが実家に帰ってきたということで,2年前より勤務医として働いてもらいました。

羽山歯科医院では38年前よりインプラント治療を始めていて,ブレードインプラント,京セラバイオセラム,ITIその他。
プラトンインプラントが一番長く,そのあとは約9年前からは,オステムインプラントを採用しています。累計では2880本以上になります。
国内で使用されているインプラントは,20種類以上あってそれぞれ互換性がないことが多く,歯科医院が変わると対応に苦労することがあります。
赤井康祐先生には,インプラントの埋入に関する技術を習得してもらうのはもちろんの事,上部構造の脱離や再製作の方法を経験してもらっています。
信頼して通ってもらっている患者さんも安心して通院してもらえますし,私も顧問として責任を持ちます。
働いてもらっているスタッフも安心することだと思います。

体の続く限り働くという先輩歯科医師もおられますが,歯科医院の継承を考えると,この方法が最善の選択だと思います。



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2024年04月05日

あと9か月 肩の力を抜いて

継承してもらう赤井康祐先生は、約2年前より月曜日と金曜日に勤務医として働いてもらっています。
愛知学院大学歯学部を2014年に卒業後,名古屋の歯科医院3カ所働いた後、実家の歯科医院に帰って来ました。
10年以上の臨床経験があります。
葛城市の赤井歯科医院の院長先生は、私とは同年代で古くからの友人で ゴルフとか旅行とかで家族ぐるみのお付き合いをしています。私が無理を言って、後継者としてスカウトした事になります。
歯科医院の約半数は後継者不在で、歯科医師もどんどん高齢化しています。
10年後には多くの歯科医院が廃業する事になります。

3月末には、富田林駅で開業していた友人も閉院しました。
「むらコらむ2」というブログを毎日更新しています。
よかったらのぞいて見て下さい。


私も勤務医の先生に来てもらって、だいぶ仕事がラクになりました。あと年末まで9ヶ月 もう少し頑張って働きたいと思います。

hayamashika at 16:53|この記事のURLComments(0)

2024年03月04日

誕生日と歯科医院継承の話

3月3日は私の71歳の誕生日です。

生まれたときに産婆さんが,『節句に生まれた男の子は運の強い子ですよ』と

うちの母親に言った言葉を,よく聞かされていました。

振り返って考えると,恵まれた人生であると思います。

1978年(昭和53年)に阪大歯学部を卒業して,東京で保母先生に,大阪で須田先生に教えてもらった後,1983年(昭和58年)に歯科医院を開業しました。

数年前より,自分の身内が歯科医院を継承しないことが確定してから,後をどうするかを考えてきました。

いろいろ検討した結果,友人の息子さんである赤井康祐先生に,継承してもらうことになりました。

2年前より毎週 月,金に勤務医として来てもらっています。

長く通ってもらっている患者さんの事,勤務してもらっているスタッフの事を考えるとベストな選択であると思います。

そこで,今年の年末をもって羽山歯科医院を閉院して,新しく赤井先生が新規開業するという話になりました。

そのために,診療所を改装したり,電気や電話,セコムを分けたりと手続きがあります。

私も元気で働けるうちに,継承してもらって,残りの人生を楽しみたいと思います。72歳で定年を迎える心境です。

51名で大学を卒業して,今まで8名が亡くなっています,同年代の友人の訃報を聞くと,身につまされる思いです。

継承してもらった後も,何らかの形ではかかわると思いますので,よろしくお願いします



hayamashika at 09:53|この記事のURLComments(0)

2020年04月15日

緊急事態宣言について

7都府県に緊急事態宣言が出されました。
新型コロナウィルスによる感染者が,世界で180万人以上,死者も11万人以上と,終息の気配が感じられません。
戦後最大の国難とも言える状態になっています。
5月のGWまでの,緊急事態宣言ですが、はたしてその時にどうなっているかは誰にもわかりません。
奈良県内での感染者数は,40人台とのことで,感染爆発とはまだ言えないと思われます。

こんなメールが来ました。


>先日、近所の内科の先生が診察に来られましたが、歯科医院のコロナ感染が思ったより少なくて・・それが話題になったとおっしゃっていました。歯科医院では元々 血しぶきや唾液の飛散の中で仕事をしていますので、案外それに対する防御処置が功を奏しているのかもしれません。


歯科での治療は.今までB型肝炎,C型肝炎,HIVとの感染予防のため,手袋,マスク,使い捨てのエプロン,紙コップ等の対策が進んでいました。

歯科治療では,患者さん同士の感染よりも,患者さんからスタッフへの感染が心配です。

今まで以上に気を引き締めて,感染予防に努めていきたいと思いました。



hayamashika at 11:11|この記事のURLComments(0)

2020年01月13日

画期的な新製品か?

1月12日に東京上野のヨシダ本社であったユーザー講演会に参加しました。

林楊春先生のサイナスリフトをしないショートインプラントの講演を聞きたいと思って参加しました。
素晴らしい考えで大いに参考になりました。
ショート

林先生
IDA時代の研究生の記念写真です。

その講演会の中でヨシダが昨年の12月に発売した新製品が画期的でした。
NV
ネクストビジョンという,次世代型デジタルマイクロスコープでした。
従来のマイクロスコープは,視野が狭く被写界深度も浅いので,使いこなすのが難しい機器でした。
それがレンズを覗かないで,8Kのモニターで確認できるようになりました。
拡大
講演会を聞いていた先生も、この機器はメーカーが想定する以上に売れるに違いないと感嘆の声が聞かれました。
今は発売されたばかりで,製品の供給が間に合わないらしいですが,画期的な新製品であろうとの予感がしています。
高いけど導入を検討しています。


hayamashika at 23:06|この記事のURLComments(0)

2019年11月27日

即時荷重研究会に参加しました。

11月23日に,東京浅草橋で開催された即時荷重研究会に参加しました。

この研究会の講演会の開催を知ったのは,偶然フェイスブックに案内があったからでした。
IDA時代の1年後輩でもある林陽春先生の講演もあるということで参加を決めました。
ザイゴマインプラントとか,オールオン4などの高度な話から,管理栄養士さんの話まで
興味深い内容でした。
最近は,今まで加入していた学会の数を減らそうと考えていたのですが,この研究会にはこれから
参加してみたいと考えて入会しました。

従来のようにインプラントを埋入してから,3か月ぐらい待ってから次の補綴処置に移ればよいという
従来の常識が変わってきています。
それだけインプラント治療の信頼度が上がってきたと言えるのでしょう。

即時加重案内書

最近はやりの,デジタルスキャナーを6種類全部揃えましたという豪快な先生もおられました。一体いくらかかったのか想像もできませんでした。

林先生の講演は,サイナスリフトなどの骨造成手術をせずに,ショートインプラントを活用するという興味深い内容でした。
勉強家でいつも驚くような講演をされていて,ついつい自分でも出来そうな錯覚におちいるのですが,彼の技術は卓越していて,油断してはいけないと考えています。

インプラントの常識がどんどん進化しているのを感じられた講演会でした。

hayamashika at 09:37|この記事のURLComments(0)

2019年11月22日

PayPayが使えるようになりました。

消費税が10%になってから,政府が積極的にキャシュレス決済を推し進めようとしています。
先日,100円ショップでペイペイが使えますとの案内があったので,試しに使ってみました。
スマホのQRコードを読んでもらうだけで,それで終わり。
すごく簡単で財布を出す必要もないし,お釣りをもらうこともなかったです。

あまりにも簡単に決済ができたので,窓口の保険診療の一部負担金の支払いに使えるようにしました。

paypay

日本でのキャッシュレス決済(クレジットカード,デビットカード,電子マネーによる決済)は,世界から見ると遅れていて,2016年では20%,アメリカでは40%,中国では60%,北欧諸国では70%の普及率です。
北欧では現金お断りのパン屋さんまであるというのを,新聞で読みました。
アフリカなどの新興国でも,紙幣への信頼がないために,スマホ決済が普及中です。

今までは自費診療だけは,クレジットカードが使えていたのですが,これからはペイペイでも支払えるようになりました。
新しくて便利な事にはドンドン進化していこうと考えています。



hayamashika at 13:07|この記事のURLComments(0)