2020年04月15日

緊急事態宣言について

7都府県に緊急事態宣言が出されました。
新型コロナウィルスによる感染者が,世界で180万人以上,死者も11万人以上と,終息の気配が感じられません。
戦後最大の国難とも言える状態になっています。
5月のGWまでの,緊急事態宣言ですが、はたしてその時にどうなっているかは誰にもわかりません。
奈良県内での感染者数は,40人台とのことで,感染爆発とはまだ言えないと思われます。

こんなメールが来ました。


>先日、近所の内科の先生が診察に来られましたが、歯科医院のコロナ感染が思ったより少なくて・・それが話題になったとおっしゃっていました。歯科医院では元々 血しぶきや唾液の飛散の中で仕事をしていますので、案外それに対する防御処置が功を奏しているのかもしれません。


歯科での治療は.今までB型肝炎,C型肝炎,HIVとの感染予防のため,手袋,マスク,使い捨てのエプロン,紙コップ等の対策が進んでいました。

歯科治療では,患者さん同士の感染よりも,患者さんからスタッフへの感染が心配です。

今まで以上に気を引き締めて,感染予防に努めていきたいと思いました。



hayamashika at 11:11|この記事のURLComments(0)

2020年01月13日

画期的な新製品か?

1月12日に東京上野のヨシダ本社であったユーザー講演会に参加しました。

林楊春先生のサイナスリフトをしないショートインプラントの講演を聞きたいと思って参加しました。
素晴らしい考えで大いに参考になりました。
ショート

林先生
IDA時代の研究生の記念写真です。

その講演会の中でヨシダが昨年の12月に発売した新製品が画期的でした。
NV
ネクストビジョンという,次世代型デジタルマイクロスコープでした。
従来のマイクロスコープは,視野が狭く被写界深度も浅いので,使いこなすのが難しい機器でした。
それがレンズを覗かないで,8Kのモニターで確認できるようになりました。
拡大
講演会を聞いていた先生も、この機器はメーカーが想定する以上に売れるに違いないと感嘆の声が聞かれました。
今は発売されたばかりで,製品の供給が間に合わないらしいですが,画期的な新製品であろうとの予感がしています。
高いけど導入を検討しています。


hayamashika at 23:06|この記事のURLComments(0)

2019年11月27日

即時荷重研究会に参加しました。

11月23日に,東京浅草橋で開催された即時荷重研究会に参加しました。

この研究会の講演会の開催を知ったのは,偶然フェイスブックに案内があったからでした。
IDA時代の1年後輩でもある林陽春先生の講演もあるということで参加を決めました。
ザイゴマインプラントとか,オールオン4などの高度な話から,管理栄養士さんの話まで
興味深い内容でした。
最近は,今まで加入していた学会の数を減らそうと考えていたのですが,この研究会にはこれから
参加してみたいと考えて入会しました。

従来のようにインプラントを埋入してから,3か月ぐらい待ってから次の補綴処置に移ればよいという
従来の常識が変わってきています。
それだけインプラント治療の信頼度が上がってきたと言えるのでしょう。

即時加重案内書

最近はやりの,デジタルスキャナーを6種類全部揃えましたという豪快な先生もおられました。一体いくらかかったのか想像もできませんでした。

林先生の講演は,サイナスリフトなどの骨造成手術をせずに,ショートインプラントを活用するという興味深い内容でした。
勉強家でいつも驚くような講演をされていて,ついつい自分でも出来そうな錯覚におちいるのですが,彼の技術は卓越していて,油断してはいけないと考えています。

インプラントの常識がどんどん進化しているのを感じられた講演会でした。

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2019年11月22日

PayPayが使えるようになりました。

消費税が10%になってから,政府が積極的にキャシュレス決済を推し進めようとしています。
先日,100円ショップでペイペイが使えますとの案内があったので,試しに使ってみました。
スマホのQRコードを読んでもらうだけで,それで終わり。
すごく簡単で財布を出す必要もないし,お釣りをもらうこともなかったです。

あまりにも簡単に決済ができたので,窓口の保険診療の一部負担金の支払いに使えるようにしました。

paypay

日本でのキャッシュレス決済(クレジットカード,デビットカード,電子マネーによる決済)は,世界から見ると遅れていて,2016年では20%,アメリカでは40%,中国では60%,北欧諸国では70%の普及率です。
北欧では現金お断りのパン屋さんまであるというのを,新聞で読みました。
アフリカなどの新興国でも,紙幣への信頼がないために,スマホ決済が普及中です。

今までは自費診療だけは,クレジットカードが使えていたのですが,これからはペイペイでも支払えるようになりました。
新しくて便利な事にはドンドン進化していこうと考えています。



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2019年10月28日

総義歯セミナーに参加しました

10月20日の日曜日に,東京であった総義歯のセミナーに参加しました。
タイトル












リンゴが丸かじりできるという総義歯の話で,千葉県開業の今井守夫先生の講演でした。
実際の臨床現場を,動画で見せてもらいました。

今井守夫先生
大変驚きました。
今までいろいろ試行錯誤を繰り返してきて,総義歯ではリンゴの丸かじりはできないものと思っていました。
それが出来ていたのです。自分の入れ歯が外せない症例もありました。
不思議な気持ちで聞いていました。
今井先生は自信満々でした。
今井式のスッポンデンチャーというもので,ユーチューブでも公開されています。

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大変興味深かったので,今井先生が来年1月に神戸で,2月に大阪で講演されるセミナーに申し込みました。いろいろな疑問を直接聞いてみたいと思いました。
開業して以来、下顎の骨吸収の著名な難症例に苦労してきました。
30冊以上の総義歯の本を購入して,著名な講師の先生達の講演会に参加しました。

そこである結論に達したのでした。入れ歯よりも自分の歯で咬む方が美味しいし違和感がありません。

総義歯補綴に苦労するよりも,患者さんが歯を失わないようにした方が,はるかに効率的だという事でした。

一生自分の歯を守る,8020運動(80歳で20本の自分の歯で咬む)です。

Keep Your Teeth All Your Life 私の歯科医院のモットーにしました。

どんな補綴物よりも,入れ歯よりも自分の歯が一番です。
治療を安易に繰り返さない,悪くならないようにメインテナンスを受ける,これが一番大事です。

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2019年08月23日

日本ヘルスケア歯科学会の認証更新

2013年の第11回認証ミーティングで認証を受けてから、3回目の更新を受けました。
奈良県では初めてですが、たぶんもう奈良県からは出ないと思います。全国的には60件ぐらいです。
なぜなら、学会の奈良県の会員数が、15年前には20人近くいたのに、最近では6名ぐらいに激減しているからです。
ヘルスケア学会の先生は、すごく真面目な先生が多くて、妥協を許さないのが会員数の減少につながっていると思います。
更新を受けるには、2年間の臨床データーの提出が義務づけられています。
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2005年に日本ヘルスケア歯科学会に入会したことが、私の歯科医師人生の大きな転機になりました。
その頃、たまたま手に取った歯科衛生士さん向けの、月刊誌に大学での同級生のエッセイが掲載されていました。
広島で開業していた竹下先生ですが、スタッフの集合写真に驚きました。彼の周りに女性陣が13人ぐらい写っていたからです。
すぐに連絡を取って、広島の診療所の見学に行かせてもらいました。
もともと矯正歯科を専門に開業したのですが、治療中の虫歯の発生に悩まされていて、どうしたら虫歯にならないようにするかを考えていたそうです。
同じような考えを持った歯科医師が、1998年に結成したのが日本ヘルスケア歯科研究会です。
酒田の熊谷崇先生、神戸の藤木先生、吹田の岡先生が中心メンバーでした。
修復治療中心の歯科治療から、虫歯と歯周病の発症を予防していくという、定期メインテナンスを基本とした歯科治療です。
初診の時に全顎のデジタルレントゲンと口腔内写真を全員取るのが基本となります。
最初に、今の状態がどうなっているかを患者さんに理解してもらう事が重要だという考えからです。
診療システムを変えるために、わざわざ東京からフリーランスの歯科衛生士さん(井上和さん)に6年前に、最初は月1回来てもらっていました。
認証を受験するのにも大きな力になってもらいました。
診療システムを変えるには、長い時間が必要でした。

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2019年07月22日

こころに響く言葉

相田みつをさんとか、斎藤一人さんの言葉が好きで、診療室のいろんなところにシールを貼っています。
社会的に成功している人の言葉には、重みがあって参考になることが多いです。
最近読んだ本に『致知』という本の過去の名言を特集している雑誌を手に入れました。致知


その中で、三浦綾子さんのこんな言葉が心に響きました。
三浦綾子の言葉
九つまで満ち足りていて、十のうち一つだけしか不満がない時でさえ、
人間はまず その不満を真っ先に口から出し、文句を言いつづけるものなのだ。
自分を顧みてつくづくそう思う。
なぜ私たちは不満を後まわしにし、感謝すべきことを先に言わないのだろう。
三浦綾子

つらいことが多いのは感謝を知らないからだ。
不平、不満、悪口を言う人には、ツキがまわってこない



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2019年07月09日

趣味の将棋の話です

歯の話ではなく、趣味の将棋の話をします。
昨年は、最年少のプロ将棋棋士 藤井聡太さんの話題が、ワイドショーなどで大きく取り上げられ、デビュー以来負けなしの29連勝の偉業を達成しました。
私も、連勝中にはAbemaTVとか将棋連盟Liveの中継をハラハラしながら見ていました。

実は高校生の頃、将棋に凝っていた時期がありました。東大寺学園高校の時には、将棋部に所属していて、お昼とか放課後に、同級生同士で将棋に熱中した記憶があります。
阪大に入ってからも、教養時代に、将棋部の部室に入り浸っていました。
全盛期にはアマチュアの四段ぐらいの棋力はあったと思います。

最近は AIの方が人間より強くなったということで、観戦の時はソフトを起動させて、どちらが有利かとか、次の候補手は何かを見ています。
終盤戦の、時間のない時の緊迫感は、ライブ放送ならではです。

平成の時代は、まさに羽生善治永世七冠の時代でした。それが令和になって、藤井聡太七段の時代になろうとしています。
彼は実力もさることながら、師匠にも環境にも、運にも恵まれています。
デビュー戦が、最年長棋士の加藤一二三九段というマスコミ受けする対局を、相手の得意戦法である矢倉で堂々と戦って勝利しています。
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これから10年以上、われわれ将棋ファンを楽しませてくれます。29連勝した時よりも、明らかに棋力が
向上しています。順位戦での実戦対局が何よりも勉強になります。
高校に通うことで、時間にメリハリがつくことも好結果につながっています。

今や将棋棋士のレーティングでは、トップ3に入って、勝率875ですから安心して観戦しています。

まずは7月23日の豊島将之3冠との対決が楽しみです。

これに勝てば最年少タイトル獲得が期待されます。

私はもっぱら観戦するだけの将棋ファンの 『観る将』です。

hayamashika at 15:51|この記事のURLComments(0)

2019年07月01日

GCセミナーに参加しました。

昨日の日曜日に、東京有楽町の国際フォーラムで開催された,GC友の会学術講演会に参加してきました。例年の6月は同じ場所での日本顎咬合学会に参加していましたが、今回は講演内容に興味があったのでこちらにしました。
GC社から骨の補填材が新たに発売されて、日本で初めて厚生省からインプラントの適応が認可されたとのことでした。著名な演者が同じテーマで講演するまたとない機会でした。
500人以上の参加で盛会でした。
骨補填材についたは長年にわたり、いろいろな材料を使ってきたのですが、どれも同じようにも思えるので、臨床的に確信が持てずにいました。

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自分の骨が一番良いのが当然で、今でもこれが第一選択です。
自家骨に対して、人の骨(他家骨)であったり、牛の骨(他種骨)であったり、化学合成物が使われてきました。
βーTCPのように早めに吸収するのや、ハイドロオキシアパタイトHAのように、ほとんど吸収されないのが良いのか、長い間論争されてきました。
それぞれ1:1にとか2:1に混合するとか、いろんな意見がありました。
この講演会の結論は、自家骨と人工骨を1:1に混合して,人工化合物はなるべく生体に吸収された方が良いとのことでした。
早速、新製品のサイトランスグラニュールを注文してみました。講演会参加者へ当日限りの特別価格の販売でした。
GC社の戦略に、まんまとはまってしまったとも思ったのですが。


帰りの東京駅で、相田みつを記念館の前を通って、こんな看板を見つけました。
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私の仕事は、一生興味を持って勉強していかないといけないのだと思いました。



hayamashika at 12:59|この記事のURLComments(0)

2019年06月26日

オステムインプラントの事

当院の最初のインプラントは、昭和61年(1986年)3月バイオセラムサファイアインプラントでした。それから約33年経過しました。
患者さんからは、手術して良かったとの感想を多くいただいています。
インプラントシステムも進化してきて、以前は不可能と思われていた症例でも、開業医レベルで可能となってきました。骨が不足するケースではGBR、ソケットリフト、サイナスリフト等の骨造成術を行います。しかも自己血の血漿成分を使ったAFG,CGFも使うようになりました。
インプラント表面を光機能化処理も行っています。
そこまでしなくても大丈夫だとの考えもありますが、より良い効果を期待しています。
期間も以前は半年以上はかかっていたのが、8から12週間で完成してしまいます。
驚きの進歩だと言えます。

2015年からはオステムインプラントのSA靴鮑陵僂靴討い泙后
京セラのバイオセラム、ブレードタイプ,POI、カルシテック、ブローネマルクノーベルリプレイス等、最も多く使ったのは1997年からのプラトンインプラントでした。

今 日本でのインプラントメーカーは約30社あり、世界では50社以上。それぞれに数種類のシリーズがあって、長さ、太さ、表面性状などを考えると、ほとんど無限大とも言えます。
メーカーが違うと、専用の器具が必要となってきます。


他院で埋入されたインプラントを目にするようになり、その後始末に苦労することもあります。

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こんな本まで出版されています。

患者さんが自分のインプラントが、どこのメーカーの何というシリーズかということが、解っておられると後の処置が楽になります。
経過観察中に転居されたり、通院できなくなった時のためにも大切なことです。

オステムインプラントは、後発メーカーですが、東アジア地域ではトップシェアで、世界では第6位という話です。

何よりも使いやすいのと、直径3.5个ら7个泙如長さも8.5个ら15个伴鑪爐睨富です。
ワンピースを使うとスクリューのゆるみも皆無です。
2回目の手術直後に最終印象が可能です。価格も先発有名メーカーと比較してリーズナブルです。
歯科インプラントの平均価格が、1本35万円(税別)といわれるのは、有名メーカーの価格が高すぎるのもその原因があります。

ただし,CT診断もなかったり、安価すぎるのも問題ありと考えます。
後々のメインテナンスも重要なのは言うまでもありません。





hayamashika at 19:10|この記事のURLComments(0)