葉山たけし Official Blog

day after day Takeshi Hayama Official Blog

CEREZO OSAKA '11

第33節 柏レイソル 1−1 セレッソ大阪

覚悟はしていたけど、よく引き分けられた。そして、後半健勇が前を向いた瞬間が何度か。「あれがゲームを通して出来ればなぁ」と。

第34節 セレッソ大阪 7−1 アビスパ福岡

111203_cerezoやはり前試合、何かを掴んだのか、健勇がついに目覚めたようです。ボールの無い所での動きが格段に良くなり、それをゲームを通して出来ていたように思います。天皇杯では相手の戦法もがらっと変わると思いますが、期待したいですね。

クルピ監督は泣いてました。色んな意味で面白い良い監督でした。選手時代はCBだそうですが、監督としては正に攻めだるま。あまりに攻撃偏重で「攻めていれば守る必要は無いとでも考えてるのか?」と呆れる事も多々ありました。しかし、方向が固まり、戦力が整ってからは終始サッカー好きが「面白い!」と思う様な戦い方をしてくれましたし、それでメディアからも注目もされるようになりました。今日はその集大成でしたね。初めて来た方もセレッソ大阪の楽しいサッカーを堪能してもらえたでしょう。今年はサポーターが少し増えた様な気がしますが、来年はもっともっと増える事を期待したいです。

第32節 セレッソ大阪 0−3 ヴィッセル神戸

今日もブーイングしました…。羽が「ブーイングした方が良いですよ」と言ってたので。選手もサポも一緒に成長して行くと言う意味で意思を表示する事は大事です。どんなクラブになって欲しいのか、好みは人それぞれあるでしょうけど、それぞれが意思表示する事でそれが一つに収斂されて行くと思うしそれがカラーになれば素晴らしいと思います。
それにしても同じ相手に同じようにやられるのは頂けないです。そこはやっぱり「納得しないぞ」と言う意思表示をしないと。健勇はあいかわらずで「戸惑ってるのか」。「遠慮してるのか」、「分ってないのか」。と言う感じのプレイでした。前を向いて欲しいなぁ。

目指せ、最後の桜冠!

‎2001年、「2002年を見据えてベテランのロマーリオは招集しない」発言でレヴィー・クルピはほぼ決まりかけていた代表監督の座を逃してしまった。いや、主張を譲らなかったので「逃した」と言うのは適切ではない。その頑固さはセレッソ大阪の監督に再就任以降も何らかわらない。前線の選手には自由を与え、攻めて攻めて攻めまくる。ボールを持ったらリスクを負ってでもゴールに向かうと言うサッカーなら当たり前の、しかし日本サッカーには決定的に欠けていたメンタリティーを若い選手に徹底して叩き込んでくれた。そして彼らの夢を実現するためには数字が如何に大切かも日々口を酸っぱくして説いていたそうだ。
香川真司、乾貴士、清武弘嗣、そして五輪代表の扇原貴宏、山口蛍ら始め、生きのいい選手が目白押しだったセレッソ大阪だが、レヴィーは常に厳しく、かつ愛情を持って選手と接していたのが我々にもよくわかった。移籍が決まりかけた乾貴士選手を「浮ついている、クラブのためにならない」と外し続けたのが記憶に新しい。しかしどんなに厳しくとも後にちゃんと起用し、そこで彼らも結果を出している所が”らしい”し、選手も我々も納得出来るのだ。
リスクを冒しすぎて目も当てられない状態に陥る事が何度もあったが、レヴィーの描く理想が分かるようになったらそれほど気にならなくなった。毎年選手がごっそり入れ替わる事と層の薄さを考えれば、むしろ良くやりくりしていたと思う。
昨年、ブラジルのビッグクラブからの高額オファーを蹴ってセレッソ大阪に残ったレヴィー。愛妻家なのに長期の単身赴任だ。昨年もかなり悩んだようなので今シーズンの結果と来シーズンのセレッソ大阪の陣容(予算自体が今年と大きく変わらない)を考えれば辞任の判断も仕方ないし我々も受け入れるしかない。
育てた選手が欧州で活躍姿を見て何も思わないはずがない。彼もブラジルW杯や五輪での目標があると思うし、さらなるキャリアアップも考えているはずだ。もっと大きな舞台でその手腕を振るう事の出来る監督だと思うし、頑張って欲しいとも思う。
レヴィーには感謝するばかり。だが、やっぱり寂しい。

天皇杯 セレッソ大阪 3=0 ファジアーノ岡山

e24820b2.jpg勝つには勝ったけど。問題はちっとも解決してない。狙える冠はあと一つしかないんだけど、正直厳しいです。

第31節 名古屋グランパス 3-1 セレッソ大阪 

アナウンサーが波が大きいと言ってましたが、今年は中心選手の移籍や故障者が相次ぎなかなかベストメンバーを組めない試合が多かった事が大きな理由だと思います。代わって出た若い選手はそれぞれの世代で日本代表だったりしますが、層が厚いとまでは言えません。ビッグクラブと対戦する度に歴然とした力の差を感じます。
今日はセットプレーでの失点よりも、プレイの確実性、プレスの速さでことごとく負けていた印象です。ビッグクラブを相手にしても選手のタレントを考えれば全く出来ないとは思わないので、とにかく選手個々が普段から高いクオリティを求めて練習して欲しいと思います。特に10代の若い選手にそこを求めたいです。
そしてチームとしては試合の駆け引きに勝つ力、特にブロック突破とその後のフォローですよね…。今日はうまくはめられたような感じでした。

随分間があいたので、天皇杯、岡山戦はぜひスタジアムで観戦したいと思います。

第30節ジュビロ磐田 0-4 セレッソ大阪

昨年、一昨年と現地まで行ったが今年は都合でテレビ観戦。こんな快勝なら行けばよかった…。と言いたい所ですが、これは仕方がない…。
マルチネスは完調にはほど遠い動きなのですが、それでも出ればそれなりの仕事をするあたり流石。そして清武選手の復帰で中盤は前節と見違えるようでした。何よりも先取点が扇原貴宏だったところがよかったですね。2得点は出来過ぎだけど。

ただ、点差の割に全く安心していられたと言うほどでもありませんでした。
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