お稽古日誌。

花柳 多智雛と申します。 日本舞踊・長唄三味線・茶道 のお稽古の日々を綴っております。

2007年07月

名寄せ・・・

最近、テレビやネットのニュースで、「年金の名寄せを・・・」という言葉をよく聞くのですが。

「名寄せとは」
 同一人が複数の銀行口座を持っている時、名前や住所や電話番号.....でコンピュータでマッチングして同一人物を認識する手法のことを一般的に名寄せと言う。


しかし。

「名寄せ」って耳にしたら、「名寄の寿」・・・ってつい思うよね?!

音のかかり。

自分で言うのもなんですが、、、
お稽古のときに、わたしに音の係をやってもらえる人はラッキーだと思う。
踊りがつっかえた時に少し戻したりするときに、踊り出しやすいところに戻してあげられるからだ。
それは何でもないことのようで、偶然のようで、小さなことだけど・・・師匠が「ここ」と思ったところに戻せる、というのは、師匠のストレスにもならないし、何よりも稽古中の時間のロスが少なくてすむ。その分、その人は稽古が出来る。

踊りの稽古を始めてから、未だに踊りのほうは冴えない私ですが、音の係だけはちょっぴり自信がある。
というか、いままでお稽古を続けてきて、これだけが唯一、身に付いたことかもしれないとさえ思う。

最初の頃は、メモ用紙を握りしめて、、、曲を良く聴きながら踊りを見て、区切りがいい、と思ったところの歌詞とその時の分数をメモっていた。藤娘の音なら、「松を植よなら、○○分○秒」みたいに、分かりやすいところを片っ端からメモっていたのだ。
それで、師匠が「いつまでも、トッチンチンリンの所から出して」って言われて、ピタッと出せる事が気持ちよかった。もちろん、使わないメモのほうが多いんだけど。

「少し戻して」じゃなくて、「まだ寝が足らぬ、から出して」と指定されることはけっこううれしい。出せると思われているのがうれしいのだ。

今は、知った曲も増えて、メモまで取らなくても感覚で覚えるようになってきた。
人の稽古を見ながら、区切りのいい所に来ると、チラッと分数を確認して覚えておく。次の区切りにくると、それを覚えなおす、という具合に、記憶を上書きしていくのだ。区切りの数を減らせたのと、だいたい定番のお稽古の曲の歌詞を覚えてしまったから、やりやすくなった。
昔は、ちょうどいい区切りが分からないから、片っ端からメモっていたのだ。いままで音の係をさせていただいてきて、たくさんの音に触れて、踊りと音のちょうどいい間(区切りの)をつかむ稽古になっていたんだなあと思う。曲それぞれに、「ここで間違えたら、ここまで戻すだろうな」とか「ここで止めたら、ここを飛ばして次からやな」とか「ここならもう最初からやろ」みたいなものがある。
同じ曲を繰り返し聞いていたからこそ勉強になったんだと思う。
師匠のそのときの雰囲気と稽古の空気も読めて、音を止めたあと、戻すべきか、そのままいくか、または最初からするか、だいたい分かる。思い込みかもしれないけど、あまりハズレない。

お稽古中の人が、間が取れなくて何度もやり直しをしているとき、かえって冷静に音を聞いて稽古を見ているわたしのほうが頭の中で正確に間を取っていたりする。

音の係、これは、ほんとうにものすごい勉強になっている。

というか、これだけしか出来る事ないかも・・・。

これからお稽古を始められる人、また、大人になってからお稽古を始めて、邦楽をあまり耳にした事がなかった人、お稽古場にはなるたけ早めに行ったり少し残ったりして、すすんで音の係をされることをおすすめします!
わたしは子供の頃、邦楽の「ほ」の字も知らずに育ちましたから、とにかく、大人になって聞いても聞いても聞き足りない、と思ってます。
やっぱり、たくさん音に触れるって大切なことやと思います。

って偉そうに。。。

セレクト・・・?

うちの師匠がカタカナが苦手ってことは以前から書いて来たが。
うちのお稽古場の皆はほとんど体験済みだ。
今日。

私「あっ せんせい、アレ持ってくるの忘れましたあ(T^T)」
師匠「もう!水曜日がメリットよ!それ過ぎたら知らんよ!!」
私「・・・ハ、ハイ・・。」

他にも、「クレスト整形外科」のことを「セレクト整形外科」と言われていた。
師匠は、話しをされるときはどんな話も一生懸命語られるので、あまりに真剣でとても突っ込めない(T^T)

そんなせんせい・・・愛してます♡

おおっ?

振りが全部入ったせいか、なんとなく形になりだした・・・気がする。
相変わらずボロクソ言われつつも、覚えて体が動くようになった今からが、「楽しい時」だー嬉しいな。

なにより、お相手のT君とも気が合ってきた(と、あたしは思う)。

今日、初めて、「あっ気持ちいい!」って瞬間があった!!なんか瞬間だけど感動した。
トンがきっちり重なったとか、振り向く間がばっちり合ってたとか、そういう単純なことで無い。なんか、「あっ!」ってキラめくような一瞬があったのだ。
次の動作に移る前の、フッと一瞬置いた間。例えば、いつもなら師匠が、「ホッ」とか「ヨーイ」とか間を置いてくれる瞬間の、一瞬。
誰も、何も、言わないけど、二人が、「フッ」てなった、その瞬間が、ピッタリ添っていて!

踊り続けながら、わたしは密かに感動していた・・・(T^T)。
T君、ありがとう。


そして、なかなかスムーズに踊れなかった、
〜♪蟻の気持ちも〜
の部分からも今日は止められなかった。

ちょっとずつ、ちょっとずつ、光が見えてきた〜〜



にっちもさっちも

台詞も駄目。
色気も無し。
感情が出ず。


初めてのことだらけで心も体も悲鳴を上げてます。

わたし「とおいくにから〜」
師匠「とーーいくにから・・・」
わたし「とおいくにから〜」
師匠「とーーいくにから・・・」
わたし「とおい・・・」
師匠「・・・・・(ため息、うつむく)」



わたし「この、お江戸へ?」
師匠「このお江戸エ?」
わたし「この、お江戸・・・・お江戸・・・お江戸へ?」
師匠「・・・・台詞もおかしいけど、顔も変」
わたし「・・・(T^T)。」



田舎っぽいアクセントが駄目だと言われるのだけど、それが掴めない。
常磐津さんのCDの台詞も、踊りの台詞とはまた違うから、それを真似しても駄目だと言われるし。

芸能花舞台で役者さんの「角兵衛」がかかるのを密かに(いや、かなり)期待して待ってます(T^T)。


粋でスッとした感じというと、つい、「膝を折ったらいけない」みたいな思い込みがあって、決まったときでも足を伸ばしてツンと立ってしまう。それが、色気が無い、突っ立ってどうするのヨ、と言われる。
思い込みって怖い。
でも、膝を折ればいいってモンでもなくて(例えば汐汲や浅妻船のように折るのとはワケが違う)。


なにより、わたし、この角兵衛に出て来る「鳥追い」という人物があまり好きじゃないみたい・・・。
なんか、男を引き止めるのも気を引くのも好きじゃない。

とか言ってるうちはいい踊りは踊れないのかな。
役にならないと。

どうしよう・・・。

テルーの唄。

ゲド戦記「テルーの唄」。

この人は、全身で、表現してる。

同じ曲で、日本舞踊で創作したら・・・
どんなふうになるだろう。

誰かやって欲しい!!!

雨、雨、雨、、、

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ひどい雨が続いていますね。
お稽古場の入り口から入ると、向かいに見える玄関側の外の様子が、傘の赤が映えて綺麗だったので思わず撮りました。

日記ずいぶん書いてないな〜

先月は月末、師匠が東京に行かれてお稽古場が閉まっていました。

「角兵衛」は、先月なんとか最後までザッと通していただきました。
花道から本舞台へ、それから一人のところ、と、頭に入ってはきましたが、後半のからみ、団扇太鼓のところがメチャクチャです。

もう7月、あと5ヶ月。。。。。

浅妻船のときより時間があるとはいえ、かなり焦ります。

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「長唄 黒髪」
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「常磐津 廓八景」
花柳 多智雛
(はなやぎ たちひな)

・日本舞踊(花柳流師範)
 花柳 多佳広師に師事
公益社団法人 日本舞踊協会 会員

・長唄三味線
 杵屋 勝禄絵師に師事

山口県下関市在住。
昭和50年生まれ。人情深い卯年&情熱の牡羊座。
お稽古場:下関、北九州
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