ネットのお友達のお稽古の様子をホームページで覗かせてもらっていると、「お稽古で、他のお弟子さんの後ろで踊った」という話をたまに聞きます。
自分のお稽古じゃなくて、他のお弟子さんのお稽古のときに、その人の後ろで一緒に踊って稽古する(自主トレ)、ということだと思うのですが、この話を聞いたとき、わたしはけっこう衝撃を受けました。
自分のお稽古じゃなくて、他のお弟子さんのお稽古のときに、その人の後ろで一緒に踊って稽古する(自主トレ)、ということだと思うのですが、この話を聞いたとき、わたしはけっこう衝撃を受けました。
わたしも、控え室でこっそりちょっと真似をしてみたり、音の係りをしている時に、つい手や首が動いてしまったりすることはあるのですが、それすら、そのお稽古をしている方にとっては邪魔なもの、失礼なものだと思って気をつけていました。
そして実際、わたしのいるお稽古場では、誰かがお稽古されていて、それを後ろで一緒に踊るということは、先生のお許しがないかぎり、絶対にありえないことです。
たまたま同じ曲をお稽古している、とか、今後、踊る予定がある、とか、そういう場合に、先生が「一緒にやんなさいよ」と声をかけておられることはあります。
けれど、もちろんわたしは今までに声をかけてもらったことはありません。
誰かの後ろで一緒にできる人、それは名取さんか、キャリアのあるお弟子さんのようです。(ようです、というのは、改めて質問した事がないからです〜)。
人の後ろで踊っても、その人の邪魔にならない経験と技術があること、という理由なのかもしれません。
つまり、わたしにはまだそういうレベルじゃないってことで・・・・・
で、そのレベルを判断する目安が、きっと「お稽古たくさんしてきた人=名取りさん」なわけで。
だからわたしは「名取りさん」になりたくてなりたくて。
今は、一緒に踊れない分、目を皿のようにして、お稽古中の方の踊り(というか、お手本で踊られる師匠の踊り)を穴が開く程、凝視しています。
そんで後で、控え室とか家に帰ってからとか、
「ああ〜〜〜、あの踊りのあの振り、素敵だったな〜」とか、首の振り方を思い出して真似してみたりとか、そんな状態・・・
だから、普通に色んな踊りが稽古できるという話が、うらやましくもあり・・・・・!
上手になるだろうな〜〜〜イイナァ〜〜〜〜!
それがさせてもらえるなら、わたし、稽古場に入り浸りかも・・・
ちなみに今、わたしの「見つめる稽古」の中での大好きな振りは、「紙売り」の、扇を巻き物?に見立てて開くみたいに「くって」いくところ。綺麗だな〜〜〜
そして実際、わたしのいるお稽古場では、誰かがお稽古されていて、それを後ろで一緒に踊るということは、先生のお許しがないかぎり、絶対にありえないことです。
たまたま同じ曲をお稽古している、とか、今後、踊る予定がある、とか、そういう場合に、先生が「一緒にやんなさいよ」と声をかけておられることはあります。
けれど、もちろんわたしは今までに声をかけてもらったことはありません。
誰かの後ろで一緒にできる人、それは名取さんか、キャリアのあるお弟子さんのようです。(ようです、というのは、改めて質問した事がないからです〜)。
人の後ろで踊っても、その人の邪魔にならない経験と技術があること、という理由なのかもしれません。
つまり、わたしにはまだそういうレベルじゃないってことで・・・・・
で、そのレベルを判断する目安が、きっと「お稽古たくさんしてきた人=名取りさん」なわけで。
だからわたしは「名取りさん」になりたくてなりたくて。
今は、一緒に踊れない分、目を皿のようにして、お稽古中の方の踊り(というか、お手本で踊られる師匠の踊り)を穴が開く程、凝視しています。
そんで後で、控え室とか家に帰ってからとか、
「ああ〜〜〜、あの踊りのあの振り、素敵だったな〜」とか、首の振り方を思い出して真似してみたりとか、そんな状態・・・
だから、普通に色んな踊りが稽古できるという話が、うらやましくもあり・・・・・!
上手になるだろうな〜〜〜イイナァ〜〜〜〜!
それがさせてもらえるなら、わたし、稽古場に入り浸りかも・・・
ちなみに今、わたしの「見つめる稽古」の中での大好きな振りは、「紙売り」の、扇を巻き物?に見立てて開くみたいに「くって」いくところ。綺麗だな〜〜〜
コメント
コメント一覧
その曲を知っていることも、前提になると思います。
後ろの方のお直しは、原則としてありえませんからね。
前で拝見させていただく方のマナーは
そのお稽古場の雰囲気や約束事が違うので
いちがいには、言えないと思います。
前に座って拝見させていただいていると
思わず一緒に動きたくなることもありますが
鏡の動きになったりするので
動くことは我慢ガマン。
イメージ・トレーニングだけにしたほうが良い
と私は感じています。
某師のお稽古場は、控え室で待ち
襖越しに聞き耳を立てる
という慣習がありましたし。(笑)
お稽古は終り
笑い転げるようなおしゃべりが続いている中
控え室に居るのは忍耐力も必要。(爆)
何事も、先生のご指示に従うこと
これが正しい弟子のありかたとなるでしょうね♪
至極当然のように、希望者は
自由に後ろに立つ事が出来ます。
初心者でもOK.
ただし、広さから鑑みて
まあ3人が限界。
それも早い者勝ち(笑)。
名取とか、初心者とか、一切関係なし。
立ちたい人は無言でぞろぞろ
舞台の上に乗って、
お扇子を置いてご挨拶して、
勝手に(?)後ろに立ちます。
迷惑にならないよう、
大きく動かない、大きく踏まない、などの
配慮はもちろん致します。
視界の前に出ないなども当然のこと。
私は、調子がよければ
7、8曲連続で立たせていただいてます。
後ろで自然に覚えてしまった曲もいくつかあります。
いろんなことを、後ろで、教わりました。
後ろに立てなかったら・・・・なんて
考えられない!!!
恵里ちゃん。
多佳広先生に、御願いしてみたらどうでしょう?
「先生、後ろで立たせていただいてもよろしいですか?」
もしかしたら、いままで言わなかったから、
だけかもよ?
「どうぞ、ご自由に」
って言ってくださるのでは?
なんなら、私のこの書き込みを見ていただきましょう(笑)
>>何事も、先生のご指示に従うこと
>>これが正しい弟子のありかたとなるでしょうね♪
そうなのですよね。
正しい弟子であることが、自分らしい状態かどうかはまだわたしにはわからないのだけど...
師匠を信じてついていくことが今、唯一、わたしにできることだと思ってやっています。
amiちゃん>
>>「どうぞ、ご自由に」
>>って言ってくださるのでは?
これは・・・・・残念ながら、絶対にありえないと思います〜〜
そして、これはわたしの勝手な思い計りですが、
今のお月謝のままで、色んな方の曲を一緒にやってしまう、ということは
わたしには出来ないのです。これはわたしの師匠に対する気持ちです。
内弟子に入れば別かもしれません・・・
>>「先生、後ろで立たせていただいてもよろしいですか?」
これも・・・今のわたしには言えない言葉です〜〜〜
うまく説明できないのだけど・・・・・
今のわたしには、じっと見ていることが勉強です。頭フル回転で。
譜本と曲をお借りする事はできますので、それで勉強です。
で、次に見る事ができたときに、必死に家で見た譜本を頭の中で思い出します。
でも、今、目論んでいる事があって!えへへ。
「橋弁慶」をお稽古しているお弟子さん(19歳の男子&小4の女子)がいるのですが、お稽古で同じ日に2人揃って来られない時があるんです。
ぐふふ・・・・・
その時。わたしが振りを覚えていれば。
振りをあわせる目的だけでも、代わりとしてお稽古できるかもーーー♪♪
もちろん、先生にお話したわけではありません・・・・・
振りを覚えておけば、もし、先生が、「うーーん、やっぱりここは相手がいたほうがやりやすいわねえ」って言われたときに!
わたしがその時いたら!
「先生、わたし、振りを覚えてますので、よろしかったら〜〜〜」ニヤリ。
という作戦で・・・・・
でも、こないだ、橋弁慶の譜本をお借りしたときに、先生がニヤッとされてたので、気付かれてるかも・・・・・(汗)
何が正しいというのは
ないのでしょうね。
それぞれのお稽古場のスタイルというか・・
やり方・・・・。
何をやってるかも知らず、ほとほと出て行って、
後ろに立って曲がかかる直前に、
こっそり、お稽古なさる方に
「あの、これ、なんて踊りですか?」
と聞いちゃったりしてます。(^^;)
それがウチのお稽古場では
笑って許されちゃうところがあります。
ところで、私は性格的に
あまりに厚かましいのかもしれないです(苦笑)。
「欲しいもの」は、おかまいなしに
「欲しいです」、と申し上げて、
そのたびに、師匠は時に、苦笑いしながら、
私の望みをかなえてくださっている・・・。
自分のお稽古のとき、
「はい今日はここまで」と言われて
「もう一回、もう一回だけ、かえしたいです。
御願いします!」と
ねだって、
「十分やったじゃない。
もう、しょうがないなあ。じゃあ、やんなさい」
「わがままな弟子」なんだろうなあ。
実際に師匠は
「わがまま」という言葉をお使いになる際、
「あなたみたいな人」という枕をおつけになります。
とほほのほ。
正しいとか、これが普通、とかはないんだよね。
ただ・・・・・思うに・・・・・
誤解を恐れずに言ってみると・・・
地方より、中央(東京)のほうが、やっぱり進んでるように思います。
(うらやましい意味で)
人数の差もあるからかな・・・
わたしも、自分の稽古に関してはかなり貪欲だと思います(*゜▽゜)ノ
いつも飢えてます(゜-、゜)ジュル
amiちゃん、提案してくれてありがとうね。
そうやって言ってくれる人って、わたしの周りにはいないから(皆、同じ環境だから、出来ないと思ってる)、amiちゃんがいなかったら、疑問にも思わなかったと思う。
ほんとにありがとう。
と、いうことは、amiちゃんのお稽古の時にも、誰かが後ろに立ってるかもしれない、ってことだよね???
それって、amiちゃん的にはどんな感じなんだろーー?
わたしは、試験のお稽古で、同じ踊りをお稽古してる人と一緒に踊ったことはありますが、それは試験の稽古にもなるので大変ためになるのですが、普段のお稽古で後ろに誰かが立っていたら、変な感じがしそうです。慣れだとは思うのですが・・・
わたしはなんだか、先生を一人占めしたい気持ちが強いのかも(笑)
自分の踊りに集中してしまうので♪
後ろの方々が目に入るのは、
回ったり
後を向いたりしたときだけだし。
ただ、ふと、眼に入ったときに
名取りの方が、
すいすい踊っておられるのを見ると
「ああ。この方も
藤娘をなさったんだー。」
「ああ、数年前に田舎巫女を教わったという方は
この方だったんだー」
と「思う」ことはあります。
それから、うちの師匠は
お見事に、「お稽古なさってる方」しか
ご覧になってません(^^)。
後ろに立ってる人のことは
まったく「見てません」。
だから、「一人占め」は大丈夫(笑)。
もちろん眼に「入って」はいますから、
こんな程度のことはあります。
「Iさん(私と同じ身長の師範名取の大先輩)の
お稽古のときさ、あなたが後ろに立つとさ、
二人揃うと、うわ、でっけ〜〜〜〜って感じになるよね。
二人で並んで、足伸ばして座ったりすると、
一気に稽古場が狭く見える。わははははは」
(Iさんと二人で、この話をして、
「ひっど〜〜〜いよね〜〜〜〜」と笑ったのは
言うまでもありません(^^))
今のお稽古場で、他のお弟子さんの後ろで一緒に躍らせてもらえると知ったときは、何て良いシステムなんだろう!と感動したものでした。だって、自分がお稽古を受けるのは一回で30分くらい。それがたった週一回じゃあ、上手くなるのにどれだけかかるんだ!?と愕然としたからです。
私は習う前から、ガンガン踊ってどんどん上達したい!と思っていたから尚更そう思ったんですけれど。
ただ、お稽古場によっては予約制のところもあるし、そういうところでは当然後ろで踊るなんて無理だろうし、早い者順のお稽古場でも、やっぱり師匠の方針や雰囲気によって違うんだろうと思っています。
恵里さんが仰る
「地方より、中央(東京)のほうが、やっぱり進んでるように思います」
というのは、ある意味当たっていると思います。
もともと日本舞踊の世界は、礼節を重んじる、厳しいしきたりのある世界だと私は思っているのですが、そういう雰囲気を保守的に貫こうとするのが地方、革新的に変えていこうとするのが中央に多いんじゃないでしょうか?
中央のほうが、舞踊家同士の交流も多いし、多ジャンルの芸能との交流も多い。そうなると自然と開かれていくし、多くの人が住む中に多くのお稽古場があるとなると、日本舞踊の魅力を発信する役割も果たすようになりますよね。さらに、日本舞踊を教養の1つとしてではなく趣味・娯楽の1つとして観ている人が多くなれば、舞踊家もそれに敏感に対応していくことになるんでしょうね。それはやはり中央のほうがその傾向が強いと思います。
何だか中央ばかりを持ち上げるような意見になってしまって、気分を悪くされたら申し訳ありません。
大変参考になりました。
わたしのお稽古場も後ろに立って踊るという習慣がないです。
つねづね、「後ろで踊れるなんて、amiさんや波華さんの所はいいなぁ〜」と羨んでいました(笑)
でも、元々そういう習慣があるお稽古場ならいいけど、
私のお稽古場でそれを始めるのは難しいかも・・・。
姉弟子の後ろで踊るなんて、気分害されそうだわ・・・(^^;
思いっきり邪魔しそうだからなぁ。
しかし、地方・中央かかわらず、そのお稽古場おのおので
良さがあるのだし!
こうして皆さんの話を聞けるのは嬉しいことです♪
そうか〜〜違和感ないんだね〜〜〜やっぱりいつもそうだから慣れなのかな?
続けて何曲も踊れちゃうってすごい体力だ〜!amiちゃんは綺麗系プラス、体育会系だった・・・・・
波華さん>
気を悪くするなんて、そんなことありませんよ!
人数の差で、やはり感じ方ややり方が変わってくるっていうのはあるかもしれませんよね〜
絶対的な人口が違いますもん!
そうか、波華さんもamiちゃんと同じお稽古場でしたよね。
お二人ともすごく踊りが好きで、努力家だから、きっととっても上手になるだろうなー(゜-、゜)ジュル
波華さんやamiちゃんの踊り、いつか舞台で拝見するのを楽しみにしてます!
さっこさん>
そうなんですよね。
>>こうして皆さんの話を聞けるのは嬉しいことです♪
色んなお稽古場があるんだな〜〜〜って、他のお稽古場の話を聞けるなんて、ネットがなければ無かったことですもんね・・・!
晴れて「名取り」さんになれたわたしは、後ろに立たせていただける時は、立たせていただいてお稽古しています。
お稽古される方や師匠やその場の空気を読みつつ・・・
感謝です。