藤野発言について

たとえば食肉加工業者に対し、あえて「牛殺し」「豚殺し」という表現で形容することは失礼です。
そのような発言を政治家が行えば失言になります。

興味深い点は藤野発言に対する反応の相違です。
これは単に藤野発言への反応にとどまらず、安保法制などへの反対のスタンスの差異にも行き着くものがあると考えます。
国民の多くが安保法制に反対しているとナイーブに一括りにはできない分断があります。
究極的には自衛隊を活かすか、一掃させたいかというギャップがあります。

「アベ政治に代わる政治の模索 行動しつつ考える市民の連続講座」では「安保法制廃止後の安全保障を考える 9条・自衛隊・日米安保に向き合う」という挑戦的なテーマを掲げた講座を開きました。

安保法制廃止後の安全保障を考える
http://www.hayariki.net/poli/anpo.html

連続講座では自衛隊を活かす方向で議論しました。
これは一般の人々に通じる議論と思いますが、全ての平和運動をこの線に移動させることが望ましいとは思えません。

「平和が好き」「戦争が嫌い」という思いがあり、軍事的なことは考えることも嫌であり、考えなくていい社会を目指すことが平和であるという思いは一つの考え方と思います。

ただ、自衛隊をなくすということを真剣に考えるならば留意すべき問題があります。
近代国家は究極的には暴力装置を独占することで成り立っていますが、自衛隊がなくなれば、警察が暴力装置を独占することになります。
果たして、それが国民にとって幸せかという問題があります。
軍隊よりも警察の方が権力の犬です。
権力者にとっては軍隊は反乱リスクのある存在であり、警察の方が使い勝手の良い組織です。
建前としては国民を守ることを掲げる組織と、建前も不当な国民を取り締まることを目的とする組織では考え方が異なります。

近代日本において近衛さえ反乱を起こしましたが、皇宮警察の前身組織は反乱を起こしていません。
また、全体主義国家のソ連や東欧諸国では軍隊とは別に内務省配下の内務省軍を用意していました。
もし自衛隊をなくしていくことを本気で考えるとしたら、警察権力の一人勝ちをさせない考慮も必要と考えます。

日本共産党は、一部ネット右翼が妄想的に批判している内容と異なり、自衛隊に対して意外と現状維持と親和性のある意識が見受けられますが、それは幹部が公安警察から盗聴被害を受けるなど警察権力こそ恐ろしいものであるという現実を認識しているからではないかと感じています。

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■ 林田力 Hayashida Riki
■■ 『東急不動産だまし売り裁判』著者
■■◆ http://www.hayariki.net/

希望のまち東京in東部第98回市民カフェ「都知事選候補」

希望のまち東京in東部第98回市民カフェ「都知事選候補」のレポートです。
http://www.hayariki.net/tobu/cafe98.html

希望のまち東京in東部第99回市民カフェ
日時:2016年7月7日(木)午後6時30分〜8時30分
場所:希望のまち東京in東部事務所
参加費:無料。カンパ大歓迎。
市民カフェは誰でも、いつでも、無料で話し合える市民の「場」です。どなたでもご参加できます。時間がある方は参加よろしくお願いします。お気軽にご参加ください。参加者には「空き家活用と投資用マンション問題」などの資料を配布しています。

希望のまち東京in東部第7回読書会「貨幣」
貨幣について勉強します。
日時:2016年7月2日(土)午後2時〜4時
場所:希望のまち東京in東部事務所
参加費:300円
ご都合のよい方はご参加下さい。ご参加よろしくお願いします。希望のまち東京in東部では継続的に勉強会を開催していきます。
http://www.hayariki.net/tobu/

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■ 林田力 Hayashida Riki
■■ 『東急不動産だまし売り裁判』著者
■■◆ http://www.hayariki.net/

野党4党の都政政策に対する市民連合東京連絡会の要望書

野党4党の都政政策に対する市民連合東京連絡会の要望書
市民連合東京連絡会

東京都知事は猪瀬直樹氏、桝添要一氏と二代続けて「政治と金」問題により任期途中で辞任しました。このことがもたらした都政への被害(繰り返される選挙による税金の無駄遣いだけでなく肝心な政策立案、執行の停滞)は都民にとって看過し難い深刻な事態です。
次の東京都知事は、清廉にして誠実な都政の執行者であることが何よりも求められます。人気や知名度に流されず、真に都民のためになる首長であることが必要です。
4野党党首は2016年6月7日、安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合の「野党4党の政策に対する市民連合の要望書」を受け止め、要望書の内容を確認し、署名されました。東京都知事選挙においても、以下の基本政策の下に候補者を一本化し、その実現に努められるよう要望します。

【政策協定】
1、市民監視・市民協同のガラス張り都政で政治とカネ不祥事を撲滅します
2、不正・借金・お荷物・都民生活圧迫のないオリンピック・パラリンピックを開催します
3、開発優先・公共事業偏重の街づくりを改め、住まいの貧困を解消し、全ての人が住み続けられる東京にします
4、ブラック企業をなくし、希望を持って働ける東京にします
5、貧困を減らし、地域経済を活性化させます
6、子どもたちが生き生きと学び育つことのできる教育環境を整備します
7、原発に依存しない東京を早期実現します
8、人権を尊重し、憲法の生きる自由な東京にします


以上

市民連合東京連絡会
森友義、志村徹麿(市民参加への模索連絡会)、鈴木国夫(安倍政権にNO!東京地域ネットワーク)、林田力(希望のまち東京in東部)、中山照章、斎藤優子(市民連合めぐろ・せたがや)

農協の不公正な取引

農協が農家に出荷物を全て農協に納めるように取引制限したことは不公正な取引になる。公正取引委員会が対応する方針と報道された。これは正当である。
この事件に私が関心を持背景には希望のまち東京in東部読書会がある。そこではリバタリアン社会主義が新たなパラダイムとして提示された。福祉国家は国家主義から離れられない。国家主導の福祉政策が人々の本当に必要なものを提供できず、非効率に陥る例はあちこちにある。土建国家の土建が福祉に代わっても税金が官僚や政治家の都合のよい財布になる点は変わらない。誰も通らない道路建設が税金の無駄遣いであるように誰も住みたがらない時代遅れの団地を大量建設することも税金の無駄遣いである。だからリバタリアンかつ社会主義となる。リバタリアン社会主義の担い手としては協同組合が指摘される。しかし、この事件は協同組合が組合員の自由を損ないうる存在であることを示している。新しい経済システムの担い手として協同組合を考えるならば個々人の自由を尊重する協同組合を考えなければならない。
一方で現実的な視点に近づくと、農協がTPPや政権の農協改革に反対していることに対する意趣返しと捉える向きもあるが、これには賛成できない。
第一に政権の意図があるとする主張は独立行政委員会の独立性を無視している。
第二に農協の独占禁止法違反は今回が初めてではない。農協も市場の中では一つの事業者であり、市場ルールに反した行動があれば不公正な取引に問われることは当然である。農協だからという甘えはダブルスタンダードになる。
農協を叩くために、このような事件が作られたのではなく、このような問題があるから、農協改革が必要になる。仮に農協を叩きたいという意図があったとしても支持できる。
第一に本件には取引の自由を損なわれた農家という被害者がいる。被害者は救済される必要がある。
第二にTPPに反対する立場であるとしても、農協の既得権を守るためにTPPに反対している訳ではないだろう。むしろTPP反対派こそ農協の既得権などを批判し、改革の方向性を示すべきである。さもなければTPP反対が広範な市民的支持を得られないだろう。

深川9条の会・七夕の会

深川9条の会・七夕の会
東京都江東区に深川9条の会が誕生しました。呼びかけ人には深川在住の古今亭菊千代さんも。> 沢山の方のご参加をお待ちしています。
最初のイベントは七夕の会。深川の方もそうでない方もお集まりください。
菊千代さんのお話を聞きながら、憲法のことなどおしゃべりしませんか?
日時:2016年7月6日(水)6時半
場所:ルネ門前仲町コミュニティセンター(江東区越中島1-3-1)
交通:東京メトロ東西線・都営地下鉄大江戸線門前仲町駅、JR京葉線越中島駅
会費:500円
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■ 林田力 Hayashida Riki
■■ 『東急不動産だまし売り裁判』著者
■■◆ http://www.hayariki.net/
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